
2018/08/06 - 2018/08/06
18位(同エリア466件中)
ベリーニさん
この旅行記スケジュールを元に
フィレンツェ から日帰りで行ける街は色々‥
斜塔の街として有名なボローニャもその1つ。
『ポルティコ』と呼ばれるアーケードが続く『街並みが世界遺産。』
斜塔に登るとその中世の街並みを一望できる。
でも、斜塔観光ちょっとわかりづらい…折角近くまで行っても登らず帰ってしまう事もあるらしい。
理由はチケット売り場が別の場所にあるから。
入れ替え制なのも、好きな時に見れなくて使いにくい。
でも斜塔を登る『古い木製の螺旋階段』が続く様は素敵!
ボローニャに行ったら是非、自分の脚で登ってみて!
チケット売り場を詳しく紹介するね。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
フィレンツェから列車でボローニャへと向かいます。
イタリアの電車は二種類。どちらの電車もボローニャへ行きます。
駅には数人のジプシーがウロウロ。
ジプシー達がサッと居なくなると警官が見回りに来ます。そして警官がいなくなると、またジプシー達がどこからともなく現れます。
見張りがいて連絡を入れているのかなぁ。
ジプシーに気を配りながら、券売機の前へ‥
フィレンツェ の『サンタ・マリア・ノベッラ駅』から『ボローニャセントラル駅』までの切符を購入。 -
(ノベッラ駅のヴェンチのショップ)
発車まで少し時間があったので、ヴェンチのチョコレートを買って電車の中でのお楽しみ。 -
キラキラの店内・・・選ぶのも楽しい。
-
ラッピングも素敵なチョコレートたち。
-
気に入った物を数個選んで袋詰め…
-
電車内に乗ったら、お水と焼き菓子のサービス。
快適に移動して約30分で到着。
到着したボローニャ駅は凄く大きな近代化された駅。
地下からエスカレーターで地上階へ向かいます。 -
ボローニャは、斜塔の街として有名だそうで昔はこんな斜塔が無数にあったらしい。
現在では、当時の面影を伝える斜塔はこの2本。アシネッリの塔・ガリセンダの塔
今日はこの斜塔に登る。
斜塔観光で注意してほしいのが、
『斜塔の入場チケットはこの塔で売られてはいない』ということ。
イタリアでこういう事、時々あるけど、面倒だなぁー
入場券は塔より歩いて5.6分離れた所にあるマッジョーレ広場の『ツーリストインフォメーション』で買う。
後、注意して欲しいのは、入場は時間指定の入れ替え制。
以前に行った時は、私は2時45分の回で入った。次の回は3時30分からだった。(2018年8月)
なので、観光の時は時間に余裕を持って行った下さいね。 -
マッジョーレ広場は、この建物と建物の間、この曲がり角を曲がると広場に出る。
-
ネプチューンの泉の像、マッジョーレ広場のシンボル。
-
『ツーリストインフォメーション』目印はこの看板。
-
この中がインフォメーションです。
中に入るととても近代的、係の方は親切でしたよ。
入場券を買う時、何時の回に入るか悩やみます‥
次の回の塔の入場時間まで、後10分ほどしかありません。
時間厳守だそう‥
この回の入場券を購入するか迷っていたら、係りの人に
「急げば間に合う、走っていって!」と言われて購入を決め、塔へ猛ダッシュ。
「もし、間に合わなかったら戻ってきて、そのチケットで次の回に入れるようにしてあげる。」ッて。
優しい係の人。 -
インフォメーションから塔を目指してこの道を激走。
ボローニャ訪問は2回目なんだけど、
初めてボローニャを訪問したときは、駅からバスを使って塔の有るこの辺りまで来たのですが、駅から徒歩でも充分、歩いてこられる。(バス待ちの時間がもったいない)
道幅は広く、お店も立ち並んでいてウィンドショッピングが楽しい道。 -
塔の周りは人通りも有ってこんなに賑やかな場所です。
-
間に合ったみたい。良かったー。
塔の下へ行くと何人か集まっています。
時間ピッタリに不愛想なお兄さんが、「どうぞ」と。中へ入れてくれました。
イタリア人って時間にルーズなイメージがあるけど、こう言う他者への時間にはマジで厳しいんだよね・・ぶちぶち。
さぁ、塔の中へ入ります。
ここから登り始め。写真のこの木製の狭い階段を登っていきます。 -
物語に出てきそうな木製の螺旋階段と古~い石の壁。
中世の塔の感じで、私的には大好き! -
だいぶ登って来ました。どう? なかなか迫力がありッでしょう!
-
あっ、上から、光が差しこんで来てる。
頂上が見えそう‥もう少しだ。
外の景色は・・・ -
さぁ、頂上です!
塔の上から下を見る。
こんな風。hyo-(≧▽≦)
隣りの塔の天辺も、こんなに下に見えます。
寄り添うような塔の影が『二本』伸びていますね。 -
眼下に広がるボローニャの街並み…
赤茶色の屋根と細い路‥ヨーロッパの旅情を感じる。世界遺産にもなっているこの街並みを堪能できる。
是非、上からこの街並みを満喫してくださいね。 -
帰りは、同じ木製の階段を降りて塔の外へ…
塔の周りは賑やかな場所だったはずが・・
前年の9月に訪問した時はこの辺りにはお店が一杯立ち並んでいました。
今回は、賑わってはいましたが、あれ程たくさんあったお店はありません。
8月のバカンスシーズンだったようで、あちこちでお休みのレストランもありました。 -
この辺りは、かわいいカフェが有ったのになぁ。
バカンスの時期だと殺風景だね。 -
周りを歩いてみます。
『ポルティコ』と呼ばれるボローニャならではのアーケード。 -
趣ある『ポルティコ』
夏の日差しや雨を遮ってくれて歩道も歩きやすい。 -
ポルティコを颯爽と歩く学生さん。
-
ボローニャは、フィレンツェ・ローマなど名だたる観光地と比べて地味目。観光客も少ない。その分イタリア人の生活感がある街、日常を感じられて好きなんです。
ショップも靴下や・下着・パジャマとかが安く売っていて、そういうのを見て歩くのも楽しいんだ。 -
わぉ、肉!
通りからブラブラと塊がぶら下がってるのが見えるよ。
さすが美食の街。
なんか見ていたらお腹が空いてきちゃった(*´?`*) -
具だくさんのスパゲッティボンゴレ
-
スパゲッティボロネーゼ。変わったパスタ。
-
ここは、前回の訪問時に行かせて頂いた、リストランテ。
リストランテ・ドナテーロ(Ristorante Donatello)
美食の街なので、食事の写真を多めに載せたいと思います。 -
星型のパン・細長いパン・もちもちパンなど、いろいろなパンが来ました。
-
スープです。
コンソメ味のスープの中には、小さな餃子みたいなものが。
これは、とても今も思い出すほど美味しかったです。 -
ここに来たらやはりこれ。
スパゲッティボロネーゼ。周りの人もこれを食べていました。 -
次の目的地、アルキジンナジオ。(旧ボローニャ大学)
ヨーロッパ最古の大学だそう、ここの卒業生が凄い。
ガリレオ・ガリレイ
コペルニクス
ダンテ・・
世紀の偉人たちの通った大学の入口。
ヨーロッパ中から学問を志す学生達が集まっていた中世のボローニャ。
その最先端の授業のひとつが解剖学だったそう。後で紹介します。 -
-
中庭
-
入り口から階段を上がります。
立派な階段・・重々しい雰囲気 -
回廊が続く。
-
見事な装飾…
偉人たちもここを歩いて、友人と熱く議論を交わしたりしたんだろうか。 -
ここは、スターバト・マーテルの間
法学部の講堂で図書館。 -
紋章が壁にずらりと並んでる。
-
この部屋には『のぞき穴』が有って、のぞき穴の前には数人が列をつくってる。
穴から、公開されていない部屋をのぞけるようになってるんだって… -
(のぞき穴から見た景色)
覗いてみると・・
奥までずっ~と本の棚が続いてる。圧倒される・・終わりが見えません。 -
(のぞき穴から見た景色)
肖像画も有る‥ -
(解剖学室)
アルキジンナジオで有名なのが
この解剖学室。
当時のヨーロッパ最先端の授業が行なわれていた・・これ解剖学。
正面に見える2人の立像は、有名な『皮をはがれた人』
リアル過ぎて‥ -
(解剖学室)
白い台の上で実際に死体の解剖が行われていたそう。
この台を囲むように椅子席がある。 -
真ん中の男性は、手書きの部屋のパンフレットを読んでる。
数カ国の言葉で書かれたパンフレットが置かれていた。日本語のものもあってなんだか嬉しくなった。 -
座れるので皆さんここでちょこっと休憩…
-
再び、街を歩きます。
目的地なく、ぶらぶら。細い道が幾つも有る。
なんでもないけど、気に入ってしまった風景。赤茶色の街並み…アカデミックな雰囲気。
ボローニャは中世から大学が発展して学生の街でもあるんだそう。 -
夕方になってカフェが賑やかになってきた。
集まっておしゃべりする人たち。
落ち着いた渋めの路。 -
白いテーブルクロスが印象的な小さなカフェ。
絵になるおじさん。 -
さりげないテーブルなのに、なんてお洒落。
こんな路地がたくさん有る。 -
花屋さんもディスプレイが素敵すぎ。
-
マッジョーレ広場のカフェで休憩です。
-
サン・ペトローニオ聖堂(Basilica di San Petronio )
マジョーレ広場に面している美しい教会に入ります。大部分が未完成だそうですがボローニャで最大、イタリアで4番目に大きい教会だそう。
日帰り旅行もそろそろ終わり。駅へ向かいます。 -
(写真はウィキペディアから・爆破されたボローニャ駅の待合室)
最後に見ておきたいのは駅の待合室。
ボローニャ駅には有名な『負の遺産』がある。
戦後のイタリア史上最悪のテロは‥このボローニャ駅の待合室で起こった。
テロ
1980年8月2日この待合室に1人の男が入ってきた。男はスーツケースを置いて出ていった。残されたスーツケースは観光客でいっぱいの待合室で爆破。85名が亡くなった。 -
待合室に保存されている爆発で砕けた壁‥そこには亡くなった人の名前が たくさん書かれています。
日本人の名前も有る。当時、早稲田大学の若者…初めて来たボローニャで悲劇に有った。
時計はテロの有った10時25分で止められたまま…
自分と同じように、ここで座って電車を待っていた人達が・・
その時と同じ8月。
胸が苦しくなりました。
待合室を出て、電車に乗り込みフィレンツェへ戻りました。
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