2018/01/06 - 2018/01/13
4537位(同エリア7860件中)
ST&Gさん
この旅行記では、ホーチミンにある市場を中心に紹介します。
ベトナムの活気を感じたければ、市場へ行きましょう。
そしてベトナムの市場で価格交渉は当たり前。
商品に値札がついていなかったり、お店の人から先に値段を下げてくるようであれば、頑張って価格交渉しましょう。
しかし、場所によってはそれぞれの商品に値札が付いている所もあるので、そのようなお店では基本的には価格交渉には応じないことが多いです。
郊外へ行けば行くほど市場の面白味は増しますが、英語が全く通じずベトナム語オンリーになる可能性も高くなるので、出来れば交渉に必要な数字と単位くらいは覚えておくと役に立ちますよ。
今回は、アンドン市場でのハプニングも交えながら紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
シンチャ~オ!
今日も元気いっぱいのホーチミン。
私もベトナム人のパワーを貰おうと、市場へ行ってみることにしました。 -
古いビルですが、この雰囲気が何とも言えず良いなー。
そしてベトナムと言えば、大量のバイクでございます。
このゴチャゴチャとした感じがたまらない!
見ているだけでワクワクします。 -
こちらが今日の目的地であるアンドン市場(Cho An Dong/安東市場)。
1区から向かうと、中華街がある5区に入った所にありますよ。
位置的には5区の中でも東側。
5区を西に進み6区に入った所にあるのがビンタイ市場(Cho Binh Tay)。
日航サイゴンに滞在されているのであれば、このアンドン市場まで車で5分強。
歩けば約20分で到着します。アンドン市場 (安東市場) 市場
-
天井近くまで山積みになっている商品。
1商品の数は少なくても、種類はかなり多い。
「店主は何処に何があるのか分かっているのかしら」と思うのですが、そこはプロです。 -
この国の消防法は有って無いようなものという気がしますが、ベトナムの市場はこうでなくっちゃ!
面白すぎて、笑いが止まりません。 -
コーヒーコーナー。
画像上中央の赤い袋は、ベトナムのスーパーにも置いてあるチェングエンのG7。
首脳会談のような名前のコーヒーですが、こちらはコーヒー・砂糖・ミルクが入った3in1の商品。
特に画像中央上の赤い袋の中には個包装されたG7が沢山入っているので、ばら撒き用の御土産としてもお勧めです。
最近は通販という便利なものもあり私も何度か購入しましたが、日本で買うとそれなりの値段になります。
お湯を注ぐだけで完成する3in1のインスタントコーヒー。
甘くて濃いコーヒーが好きな人にお勧めの商品です。 -
チェン・グエンという名前が出てきたので、ついでにこちらも紹介しておきましょう。
お家騒動があり、最近のチェン・グエンはこのようなカフェになっています。
名前もチェン・グエン・レジェンド。
新たな出発が目的だと思いますが、レジェンドという言葉を目にした瞬間、私の頭の中でジャコウネコがチョロチョロと走り出しました。
インドネシアなどでも販売されているジャコウネコのコーヒー。
友人は仕事の関係で本物(天然物)のジャコウネコのコーヒーを飲む機会があったそうですが、とても美味しかったと言っていました。
比較的安価で手に入るのであれば、ジャコウネコのコーヒーが少し混ぜてあるか、香りづけだけという商品の可能性が高いでしょう。
友人から聞いた話では、コーヒーカップ1杯に対して豆10g使用と考えると、本物のジャコウネコのコーヒー豆なら約2杯分くらい豆の量で1,000円超え。
その話しから計算すると、ジャコウネコのコーヒー豆100gなら幾らになるのかな…という事になります。
流石に高級と言われるジャコウネコのコーヒーだけあり、安過ぎるものは疑った方が良さそうです。 -
再び市場。
以前6区にあるビンタイ市場を紹介しましたが、そちらの店にはアメリカのバルクフーズ(量り売り)で使われるような樽が幾つも並んでいました。
特にお米と乾燥した小さなエビはその容器の中に入っていましたが、こちらのお店で販売していたお米は袋入り。
スペースの問題もあるのか、ビンタイ市場の方が見応えがあり、量も種類も豊富でした。
ビンタイ市場の様子はこちで紹介しています。
https://4travel.jp/travelogue/11411498 -
この陳列が素晴らしい…というかベトナムらしい。
何処に何があるのか本当に分かっているのかしらと思いながら店主の動きを見ていましたが、この女性はプロでした。
ベトナム人のお客さんと一言二言会話しただけで、パパッと(お客さんに)商品を探し、お客さんに手渡していたおね~さん(店主)。
ついでに私たちが欲しい物も、見つけてもらいましょう。 -
「それは私の所では扱っていないけれどちょっと待ってね」と言う感じの事をベトナム語で言われ(←多分)、おね~さんは隣の店に移動。
その店の若者と何やらベトナム語で話をしていたなと思ったら、(若者が)すぐ商品を持ってきてくれました。
ところが、お財布の中に少額紙幣がない…。
仕方がないので大きな額のお金を手渡し、お釣りを受け取りました。
「あらっ、このお釣りの金額…合ってる?」 -
私たちのやり取りを、一部始終見ていたおね~さん。
カツカツカツ…いやサンダルだったのでペタンペタンペタンと私たちの方に近づいてきて、手を掴み「見せて」とお釣りをチェック。
すると今度は隣の店に向かいながら、「ちょっとあんたっ、お釣りが違うでしょ!!!」(←これまた私の勝手な解釈)と言いながら、若者にクレーム。
凄い迫力でしたよ。
「XXXXXXドン受け取ったのだから、XXXXXドンのお釣りでしょ!何やってんのよ!!!」
と言っていたかどうかは分かりませんが、半分切れていたような強い口調。
その後若者が申し訳なさそうに差額を持ってきました。
再びおね~さんによるお釣りのチェック。
首を縦に振り、「OK」のサインが出ました。
彼女がいなかったら、誤魔化されたお釣りをそのままお財布にしまっていたかもしれませんね。
ぼったくりなどもいますが、このように親切な人も大勢いるベトナム。
商品を把握しているのは何処の店主も同じですが、接客面でも彼女は本当の意味でプロでした。
感謝×感謝! -
親しみを覚えた市場のマンホール。
ブヒ・ブヒ…。 -
緑色のポロシャツを着ている人たちは、どうやら市場の駐車場係のスタッフのようです。
-
今度は場外へ行ってみましょう。
野生のニワトリ?
脱走したニワトリ?
それとも放し飼いされていたニワトリ?
どのようなニワトリなのかは分かりませんが、犬と同じような感じで普通に道路を歩いています。 -
先程はコンクリートの建物の中にあるお店を紹介しましたが、場外へ行くとトタン屋根の店があったり、シェードの下で営業する店もたくさんあるベトナムの街。
このような雰囲気を『汚い』と言う人もいるかもしれませんが、日本でなかなか見られない/見られなくなったものだけに、私はそういう所に魅力を感じます。
しかしベトナムはバブル。
この雰囲気が消えてしまうのも、時間の問題かもしれません。 -
前回の旅行記でも紹介したコムビンザン。
美味しそうな料理を見つけると食べたくなりますね。
しかし衛生面でまだ不安があるベトナム。
B級グルメを楽しむのは良いのですが、
●長時間食材が置かれていないか
(直射日光があたっていなくても長時間の放置は危険)
●回転が速いか
●油が古くないか
●しっかり火が通っているか
などをチェックしないと病院行きになりそうですから、皆さんも気をつけてください。
特に路上の店を利用するのであれば、どの時間に訪れたら良いのかを事前にチェックしておきましょう。
もし店を構えていない本当の露店なら、朝早い時間帯を狙って行く方が食材も新しいと思います。
ベトナムで並べとは言いませんが、賑わっているお店は賑わうだけの理由があります。 -
ベトナムへ行けば山盛りのパクチーが食べられると期待している人もいるかもしれませんが、意外とパクチーの量は少なめ。
パクチーが入っている(載っている)料理は多くても、食べ放題みたいな量を期待するとガッカリすることでしょう。
その代わり、他の葉っぱはたくさん出てきます。
その中に紛れてスペードの形をしたドクダミも入っていますが、万能薬と分かっていても、この葉っぱを口にすると不幸になるので気を付けましょう。
その後は、ずっとドクダミとの戦い。
本当に不幸だゎ…! -
大きな肉の塊をゴンゴン叩いてカットしていたおばちゃま。
-
肉屋さんかと思ったら、どうやらお弁当屋さんのようです。
ベトナムのお弁当箱って、金属が主流なのかしら。
どのようなお弁当が出来上がるのか見たかった…。 -
ココナッツ。
この状態で購入するのであれば、果汁だけでなく内側の白い果肉も食べましょう。
美味しいですよ。 -
ココナッツの果肉を機械で削っていましたが、オイルを抽出するのか、それとも料理用にするのでしょうか?
-
露店の食器を洗っているところ。
何となく昭和の屋台を思い出しました。
ベトナムでは良く路上の店で食事を楽しんでいますが、路上の店と言っても完全な屋台という店の利用は意外と少ないかも…。
ちゃんと店を構えていて、席が店内と店外にあるという感じの店を利用することが多いのですが、ある程度衛生面を考えながら食事をしないと後が怖い。
直射日光がまともに当たっている店では食材の腐敗も気になりますし、人間も暑さに耐えられずダウンしそうです。 -
こんな目をされたら、思わず胸キュン。
ナデナデしたいところですが、噛まれたら大変。
ベトナムで見掛ける犬は飼い犬でも狂犬病の注射を打っているとは思えないので、指ハートでも贈っておきますか。
しかし「おばちゃんのハートなんて要らない」という事で、逆に吠えられそうです。 -
店番をしていた犬。
この態勢を保っていられるというのが凄いなぁ。
おばちゃんの胸がキュンとなりました。 -
こちらは市場近くにあったお店。
皆さんもベトナム旅行の記念にアオザイを作ってみませんか?
「私の体型でアオザイなんて無理よ」という方でも大丈夫!
スリムなアオザイだけでなく、雑誌の切り抜きを持っていけばいろいろなデザインで作ってくれますよ。
ワンピースを作る人も結構多いですし、私は夏用のチュニックを作ってもらいました。
生地の色や柄を選び、その場で採寸。
化繊の生地で厚めですが、着るとめちゃくちゃ涼しい。
即日仕上げの所もあれば翌日になるお店もありますので、その辺りは事前にしっかり確認しておきましょう。
また受け取りがベトナム時間(時間にルーズ)になることもあれば、「お直し」も考えて、余裕を持って日時を指定しましょう。
ドンコイ通りやパスター(ベトナム人はパッターという)通りにもアオザイの店があり、時々「日本語OK」と書かれた貼り紙を見ます。
またガイドブックに掲載されているお店もあれば、ガイドさんに連れて行ってもらうお店もありますが、日本人観光客を相手にしているお店は値段設定も高め。
しかし日本人が良く利用しているだけあり、スタッフもそれなりに経験を積んでいますから、仕上がりもお洒落です。
郊外へ行けば値段は安くなりますが、ベトナム語オンリーという店が多くなるので、もしかしたら言葉の壁にぶつかりハードルが高いかもしれません。
英語でさえ通じたり通じなかったり。
現地在住邦人やベトナムリピーターの女性たちは、市場などで気に入った生地を安く手に入れ言葉が通じるテーラーへ持ち込んだりしていますが、初めての方は日本人観光客に人気のお店で作る方が無難だと思います。 -
ベトナムのマダム達は、普段はアオザイではなくアォババを着用。
上下セパレートタイプのものですが、柄を揃えたオーダー品を着ている人が非常に多いですよ。
若い人たちの下は、マネキンが来ているようなスパッツタイプ。
年配のマダムたちは、もう少しゆったりとしたロング丈のパンツ。
マネキンが着ているこちらのタイプは細身ですが、生地自体はかなり伸縮性があるので、LLの人でも頑張れば着られるかもしれません。
しかし、着るとコンプレッション。
着た後はボンレスハムになっている可能性大。 -
おばちゃま達は、上下お揃いでなくても大体このようなスタイル。
ホーチミンの街中でノンラーを被っている人は少ないだろうと思うかもしれませんが、いないようでいますよ。
またノンラーは女性が被るものですから、男性は普通の帽子を着用。
日中は、女性も男性も長袖の服を着ている人が多いベトナムです。 -
露店の揚げ菓子屋さんも、その近くにいるおばちゃま達も似たような服装。
足元を見ると裸足にサンダルではなく、靴下にサンダルを履いています。 -
勿論普通のTシャツ(長袖シャツ)にジーンズ姿というおね~さまも多いのですが、ベトナムの女性達は基本的に日中屋外に出る時は、肌を露出を最低限にしています。
-
こちらは1区にあるベンタン市場。
ガイドブックはベンタイン市場ですが、現地に住んでいる日本人なら大体ベンタンと言うと思いますよ。ベンタイン市場 市場
-
場所的にも、観光客が非常に多い市場。
タクシードライバーの話では、ここ数年観光客離れが加速しているようです。
「ぼったくる」とか「お腹を壊す」などいろいろな噂を耳にしますが、観光客にとっては行き易い場所にある市場。
他と比べると値段設定は高めですが、中には安心して買えるお店(良く利用している店)もあるので、私たちも良く買い物に行きます。 -
ローカル市場も非常に面白いのですが、言葉の問題があるので、初めてベトナムを訪れる人には、ベンタンのような所で市場の雰囲気を味わうのが良いと思います。価格交渉を試みた友人は、お店の人から日本語で「安物買いの銭失い」と言われたそうです。
これには大笑い!
「貴方の店で買う方が、安物買いの銭失いだ」と反論したくなったそうですが、ぐっと堪えたそうです。
良い意味でも悪い意味でも、まずは市場の雰囲気を味わいに行ってみましょう。
きっと面白いものが見つかると思いますよ。
ホーチミンの旅を楽しんでください。
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