2018/01/06 - 2018/01/13
3679位(同エリア7965件中)
ST&Gさん
今回の舞台もホーチミン。
貝料理から、ちょっとディープな孵化しかけたアヒルの卵まで、現地の食文化をリアルにお届けできたら…と考えたのですが、ここで一つ問題が発生。
「いや、やめて!」という声もあれば、「是非見たい!」という後押しもあり、結果「ここまでなら、きっと大丈夫!」という絶妙なラインを見極めて掲載することにいたしました。
更に、現地のお店で役立つベトナム語のミニ知識も紹介します。
発音は北部(ハノイ)と南部(ホーチミン)で異なりますが、この旅行記で紹介するのは南部の発音。
皆さんのベトナム旅行をより楽しくする、参考書代わりにしていただければ幸いです!。
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- タクシー 徒歩
-
シンチャ~ォ!
いつ訪れても、凄まじい活気に満ち溢れているホーチミンの街。
道路を埋め尽くす大量のバイクや、日本では考えられない珍光景を目にすると、「またベトナムに帰ってきた」という実感が湧いてきます。
今回も、この熱気あふれるホーチミンの街で、美味しいベトナムB級グルメを存分に堪能することにしましょう。 -
1区にあるヴィンコムセンターの近くで、ホーチミン在住の友人と合流。
早速お目当ての貝屋さんに向けて出発です。 -
写真が少しピンボケになってしまいましたが、目的の貝屋さんは、日航サイゴンから車で10分ほど走った所にある路地(ヘム)の中にあります。
-
訪れたのは、Quan Oc TINOというお店。
「oc」が貝で、「quan」は個人経営などの小さな店を指す言葉。
時折、広いお店であってもquanが付いていることがありますが、一般的に大きなレストランはnha hangになっています。
この看板を見ると、Quan Ocなので貝料理店、そして大きく書かれたTINOが店名…というわけです。
一歩足を踏み入れると、店内はたくさんの地元民で賑わっていました。
【店舗情報】
391/7 Tran Hung Dao, Cau Ong Lanh, Ho Chi Minh -
殻の中から、貝の身を吸い出すようにして食べるオックレン(レン貝)。
甘みとコクのあるココナッツミルクの味付けが、病みつきになります。 -
レン貝のような巻き貝は、ベトナム語でoc(オック)。
看板にも使われていた言葉ですが、こちらの写真のような二枚貝のことは、オックではなくSo(ソー)と言います。
…ととても偉そうに解説していますが、実は写真の料理名を全く思い出せないというオチ付き。
通訳担当の頼もしい友人が一緒だと、オーダーもつい人任せになってしまい、メニューを撮影しなかったことが悔やまれます。 -
続いては、火が通っていても口が開かない貝。
お皿の上の全ての貝がこのように口を閉ざしたままなので、これは1つ1つ手でこじ開けていただきます。
ベトナムの貝料理店では味付けを自由に選べますが、貝の種類によって相性があるため、こればかりはいろいろ探っていくしかありません。
この貝には、タマリンドソースを選択。
剥く度に手がベタベタになるのが玉に瑕ですが、美味しいものを食べる時は、そんな事は言っていられません。
先程のオックレンとこちらは、私たちが必ず注文するお気に入りの貝料理です。 -
こちらはマテ貝。
日本でも有明浜の辺りでマテ貝掘りを楽しめますが、ベトナムを訪れる日本人の間でも非常に人気が高いのがこちらの貝です。
勿論私たちにとっても、シーフードの店を訪れた時は必ず注文する「絶対に外せない一品」です。 -
ここからは、貝料理店を訪れる際に知っておくと重宝するベトナム語のミニ情報をまとめてみました。
ネットやガイドブックには様々な日本語表記がありますが、地域によって発音の違いもあり、実際に耳にする音は非常に曖昧で聞き取りにくいことが殆ど。
やはり現地でリアルな音を聴きながら習得していくのが、一番の近道だと痛感します。
調理方法
xao(サォ):炒める
nuong(ヌン):焼く
鼻から抜けるような「ヌ」の音。
BBQと書いてあることも多いので、貝屋さんなら「バーベキュー」で
十分通じると思います!
hap(ハップ):蒸す
ハマグリ蒸しを頼む人は是非覚えておきましょう。
定番のレモングラス蒸しは(ン)ゲウハップサー。
chien(チェン / チン):揚げる・炒める
炒飯のことは「コムチェン」と言いますが、
現地でこの音を聞くと、私には「コムチン」と言っているように聞こえます。
ご飯を意味するコムも、何となくカムに聞こえたり…。
発音だけは、「現地で体当たりで習得するのが一番!」と痛感すること
請け合いです(笑)。
調味料
toi(トォーィ) :ニンニク
nuoc mam(ヌックマム) :ベトナムの魚醤
muoi(ムォイ) :塩
tieu(チゥ) :胡椒
sa(サー) :レモングラス
me(メ―) :タマリンド
なお、ベトナムの食卓に欠かせない定番のchanh(以下:ライム)と塩は、着席するとすぐにテーブルの上へ用意されます。
これはどこの店にもある定番中の定番の調味料(塩+コショウ+ライム)ですし、余程ローカルな店へ行かない限りはライムは英語で通じるため、ベトナム語を覚える必要は全くありません。 -
続いては、友人のリクエストでホッビロン。
以前にもこの旅行記で紹介していますが、再びアヒルの卵の登場となります。
一見すると普通の茹で卵と変わりないように見えますが、実物はニワトリの卵に比べてほんの少し青味を帯びているのが特徴です。 -
これが、孵化しかけたアヒルの卵。
葉脈のように見えるのは血管。
孵化しかけたアヒルの卵の呼び方は、さてどれでしょう…?!
①ホビロン ②ホヴィロン ③ホッビロン
日本人の間では一般的にホビロンと呼ばれていますが、ベトナム語表記を考えると「B」ではなく「V」なので、②が正解?!
しかし、実際のベトナム人の発音を聴くと、③のホッビロンに近いのです。
細かい事はどうでも良いと諦めモードに入りたくなるのですが、通じない事には料理も出てこない(苦笑)。
発音は、現地で修業を重ねてください。
「バキバキバキッ!」
写真の掲載は自粛してここまでにしておきますが、この店のホビロンは他店で食べたものに比べて成長が進んでいました。
友人の部下はホッビロンの殻を全部剥いて食べたそうですが、さらに別の部下(初海外)の男性にいたっては、ホーチミン到着後、最初に口にしたのがなんとホッビロン。
幾ら他のメンバーが食べたかった物だとしても、初海外のファーストミールがホッビロンとは、お気の毒としか言いようがありません。
ベトナム嫌いにならないか心配になりましたが、意外にも「美味しい」と言って完食したとか。
友人の仲間たち…恐るべし!
ちなみにこのホッビロンは、熱々のうちに食べるのが一番です。 -
デザートに出てきたのは、不思議な食感のこちらの一品。
フルーツかと思いきや、どちらかと言えば寒天菓子に近い感覚です。
しかし、日本の寒天菓子のような美味しさは感じられず…。
食後の口直しのような感じで出てくるのですが、見た目が可愛いだけで、味は中途半端。
Goo●le先生に質問すると、「ココナッツゼリー」と出てきましたが、私が知っているココナッツゼリーの味ではありませんでした。 -
こちらは、Ly Tu Trong(リチューチョン)通りにあるBBQのお店でBO TUNG XEO。
-
このような天井になっているため、陽が沈むと夜空を見ながら食事を楽しむことが出来ます。
しかし実際には、そんなお洒落な意図の造りではなく、単に煙対策でこうなっているだけ。 -
ドリンクは、サイゴンスペシャル。
ビールは常温保存が当たり前の国ですから、グラスに氷を入れて飲むのがベトナムスタイルです。
日本は「かんぱ~い」、アメリカは「チア~ズ」、そしてベトナムは「モッ・ハイ・バー・ヨ~~~」。 -
私たちが飲んでいたのはサイゴンスペシャルですが、この日のキャンペーンガールは、サイゴンビールではなくハイネケンのおね~さん。
最後は一緒に写真撮影もさせてもらいましたが、とてもフレンドリーな女性で、楽しい旅の思い出になりました。 -
最初に運ばれてくる野菜は、サラダ用なのか、それとも焼き用なのか良く分からず…。
ドレッシングでもかかっていればサラダとしていただくのですが、これだけでは少々謎です。
折角なのでトマトだけでも食べようかと思うものの、相変わらず味がないので、いつも残してしまいます。 -
焼き肉の1品目は、de(山羊)のおっぱい肉。
これがとても柔らかくて美味しいのです。 -
2品目はbo(牛)。
日本の焼肉店であれば、肉が厚ければ厚いほど喜びも増すものですが、ベトナムの牛肉はかなり硬いため、日本で食べるような感動は正直少ないと思います。 -
3品目はga(鶏)。
これはベトナムで絶対に食べるべき食材。
日本で食べる鶏肉よりも味が濃くて美味。
ガーター(地鶏)なら、なおのことお勧めです。
肉のベトナム語
牛(bo/ボー)
豚(heo/へゥ)
山羊(de/ゼー)
鶏(ga/ガー)
地鶏(ga ta/ガーター)
※上記の単語にthitが付くこともありますが、これは「肉」のこと。 -
ベトナムの人々は、網の向き(表・裏)など全く気にしないようで、ただ七輪の上にポンと置くだけ。
表裏が気になる友人は網の面を確認し、グニュグニュと曲げて直していました。
食べている途中で網の汚れが気になったら、遠慮なく交換してもらいましょう。
これは日本の焼肉店と同じです。
ちなみにベトナムの一般的な焼肉屋さんは、オープンエアーになっている所が多く、日本のような優れた換気システムがある店は殆どありません。
日系・韓国系の店(ベトナムでは高級店)なら別ですが、一般的にはこのお店のようにオープンエアーで、屋根は開閉式になっているか、あるいはトタン屋根。 -
今回紹介したこちらのお店は、オペラハウスやサイゴン大聖堂といった主要スポットからも近いため、観光を楽しんだ帰りに立ち寄るのも良いのではないでしょうか。
モクモクの煙に包まれながら、氷を入れたビールを片手に「モッ・ハイ・バー・ヨ~~~!」
そんなベトナムならではの美味しい夜を、是非体験してみてください。
旅の参考になれば幸いです。
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