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今回はバイン(Banh)特集。<br />ベトナム料理にはバインと付くものが沢山ありますが、その中から私が食べた物、看板やメニューに書かれていたものなどをまとめてみました。<br />探せば本当にいろいろ有るバイン。<br />パンもバイン、ケーキもバイン、粽、肉まん、エビ煎、プリンにもバインが付き、もう訳が分からなくなります。<br />この旅行記で紹介するバインの食べ物はほんの一部ですが、皆さんも是非ベトナムへ行かれたらバインと付く物を探してください。

【ベトナムグルメ】バイン/Banhと付くものな~んだ?

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2016/11/06 - 2016/11/21

1495位(同エリア7371件中)

ST&G-旅に恋するウミガメ

ST&G-旅に恋するウミガメさん

今回はバイン(Banh)特集。
ベトナム料理にはバインと付くものが沢山ありますが、その中から私が食べた物、看板やメニューに書かれていたものなどをまとめてみました。
探せば本当にいろいろ有るバイン。
パンもバイン、ケーキもバイン、粽、肉まん、エビ煎、プリンにもバインが付き、もう訳が分からなくなります。
この旅行記で紹介するバインの食べ物はほんの一部ですが、皆さんも是非ベトナムへ行かれたらバインと付く物を探してください。

旅行の満足度
4.0
グルメ
4.0

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  • アンコムチュア(An com chua)?<br />今日はシンチャオの代わりに、こちらの挨拶を使ってみました。<br />アンコムチュアは「ご飯食べた?」という意味ですが、シンチャオと同じ様な感覚で使われる言葉。<br />私は外国人(日本人)ですから何処へ行っても大体シンチャオと言われますが、ホテルやサービスアパートメントではハローやハ~イ!。<br />しかし親しくなるとアンコムチュアになることがありますので、是非覚えてください。<br />「ご飯食べた?」の質問に対して「ヤ―!」(Da/はい)と答えたいところですが、実はお腹ペコペコ。<br />何を食べようかなと思った時に頭に浮かんだのが、バイン(Banh)と付く料理でした。

    アンコムチュア(An com chua)?
    今日はシンチャオの代わりに、こちらの挨拶を使ってみました。
    アンコムチュアは「ご飯食べた?」という意味ですが、シンチャオと同じ様な感覚で使われる言葉。
    私は外国人(日本人)ですから何処へ行っても大体シンチャオと言われますが、ホテルやサービスアパートメントではハローやハ~イ!。
    しかし親しくなるとアンコムチュアになることがありますので、是非覚えてください。
    「ご飯食べた?」の質問に対して「ヤ―!」(Da/はい)と答えたいところですが、実はお腹ペコペコ。
    何を食べようかなと思った時に頭に浮かんだのが、バイン(Banh)と付く料理でした。

  • 朝食にお勧めしたいのはバインミー(Banh Mi)。<br />ベトナムへ行ったら、バインミーを食べようと考えている人も多いのではないでしょうか。<br />個人的にはバインミーは朝か昼のイメージですが、午後開店或いは夜営業のバインミーの店もあり、これが結構流行っているのです。<br />北部の人たちは比較的バインに近い発音をしますが、南部の人は殆どバン。<br />これ以降に出てくるメニューの『Banh』も同じですが、ホーチミンなどではバンミー、バンカン、バンセオ…になりますので、「え~っ、本当?」と思われた人は現地で確かめてください。<br />画像の店のメニューは、ベトナム語の他にも日本語・韓国語・中国語・英語で書かれていますので、外国人観光客の利用が多いのでしょう。<br />値段は高めで20,000ドン(約100円)から25,000ドン(125円)。<br />単に数字だけで考えると、「具材たっぷりのバインミーって結構安いのね!」と思いますが、例えばベトナムのミネラルウォーターと日本のミネラルウォーターを例に比較してみましょう。<br />日本のミネラルウォーター500mlを100円で考えると、ベトナムではおよそ5,000ドン(約25円)なので日本の1/4の価格。<br />先程のバインミーを4倍にすると、100円だと思ったのが日本の感覚では400円。<br />125円の商品なら500円という事になります。<br />そう考えると、そこそこの値段。<br />ミネラルウォーターの例が良いかどうかは分かりませんが、買い物をする時の参考にしていただければ嬉しいです。

    朝食にお勧めしたいのはバインミー(Banh Mi)。
    ベトナムへ行ったら、バインミーを食べようと考えている人も多いのではないでしょうか。
    個人的にはバインミーは朝か昼のイメージですが、午後開店或いは夜営業のバインミーの店もあり、これが結構流行っているのです。
    北部の人たちは比較的バインに近い発音をしますが、南部の人は殆どバン。
    これ以降に出てくるメニューの『Banh』も同じですが、ホーチミンなどではバンミー、バンカン、バンセオ…になりますので、「え~っ、本当?」と思われた人は現地で確かめてください。
    画像の店のメニューは、ベトナム語の他にも日本語・韓国語・中国語・英語で書かれていますので、外国人観光客の利用が多いのでしょう。
    値段は高めで20,000ドン(約100円)から25,000ドン(125円)。
    単に数字だけで考えると、「具材たっぷりのバインミーって結構安いのね!」と思いますが、例えばベトナムのミネラルウォーターと日本のミネラルウォーターを例に比較してみましょう。
    日本のミネラルウォーター500mlを100円で考えると、ベトナムではおよそ5,000ドン(約25円)なので日本の1/4の価格。
    先程のバインミーを4倍にすると、100円だと思ったのが日本の感覚では400円。
    125円の商品なら500円という事になります。
    そう考えると、そこそこの値段。
    ミネラルウォーターの例が良いかどうかは分かりませんが、買い物をする時の参考にしていただければ嬉しいです。

  • 日本のガイドブックでもお馴染みの店は、バインミーの種類がとても豊富。<br />美味しそうな肉のコーナーにもメニューがあり、そこに並んでいる肉をパンに挟んでもらえますよ。<br /><br />Heo … 豚<br />Ca … 魚<br />Chien … 油で揚げたり、多めの油で炒めるという調理法<br />Xuc Xich … ソーセージ<br />Heo Quay … ローストした豚バラ肉<br />Ca Vien Chien … 魚のすり身を揚げたもの<br />Xa Xiu … チャーシュー<br />Nem Nuong … 串焼き状の豚肉のつくね?ソーセージ?みたいなもの<br /><br />それにしても、美味しそうな肉だこと!<br />熱々の美味しい白米と一緒に食べたくなります。

    日本のガイドブックでもお馴染みの店は、バインミーの種類がとても豊富。
    美味しそうな肉のコーナーにもメニューがあり、そこに並んでいる肉をパンに挟んでもらえますよ。

    Heo … 豚
    Ca … 魚
    Chien … 油で揚げたり、多めの油で炒めるという調理法
    Xuc Xich … ソーセージ
    Heo Quay … ローストした豚バラ肉
    Ca Vien Chien … 魚のすり身を揚げたもの
    Xa Xiu … チャーシュー
    Nem Nuong … 串焼き状の豚肉のつくね?ソーセージ?みたいなもの

    それにしても、美味しそうな肉だこと!
    熱々の美味しい白米と一緒に食べたくなります。

  • グリルの後ろに書かれているのは、<br />バインミーBBQ(BBQ)<br />バインミーガ-(Ga/鶏肉)<br />バインミートムチョイ(Tom Tuoi/英語にするとフレッシュシュリンプですが日本語にすると…???)<br />バインミーティットヌン(Thit Nuong/そのまま訳すと焼いた肉 → BBQの肉)<br />Thitは肉のことですが、ハムを指すこともあります。<br />発音は『ティット』ではなく、殆ど『ティッ』。<br />バインミーファーラウ(Banh Mi Pha Lau)は、シンプルなバゲット(これもバインミーと言う)に、おやつ感覚で食べるスパイシーなもつ煮とのセットメニュー。<br />このファーラウ(Pha Lau)にはココナッツミルクが使われているため、味は甘くて濃厚です。<br />汁につけて食べるのも良し、パンに挟んで食べるのも良し。<br />先程のティッ(ト)ヌンも1phan(皿)とありましたので、これらのメニューはパンとローストした肉またはファーラウが別皿で運ばれてきます。

    グリルの後ろに書かれているのは、
    バインミーBBQ(BBQ)
    バインミーガ-(Ga/鶏肉)
    バインミートムチョイ(Tom Tuoi/英語にするとフレッシュシュリンプですが日本語にすると…???)
    バインミーティットヌン(Thit Nuong/そのまま訳すと焼いた肉 → BBQの肉)
    Thitは肉のことですが、ハムを指すこともあります。
    発音は『ティット』ではなく、殆ど『ティッ』。
    バインミーファーラウ(Banh Mi Pha Lau)は、シンプルなバゲット(これもバインミーと言う)に、おやつ感覚で食べるスパイシーなもつ煮とのセットメニュー。
    このファーラウ(Pha Lau)にはココナッツミルクが使われているため、味は甘くて濃厚です。
    汁につけて食べるのも良し、パンに挟んで食べるのも良し。
    先程のティッ(ト)ヌンも1phan(皿)とありましたので、これらのメニューはパンとローストした肉またはファーラウが別皿で運ばれてきます。

  • イメージはこちら。<br />某レストランでカレーを頼んだ時の画像ですが、先程のファーラウはこのようにそれぞれが別皿で提供されると考えてください。

    イメージはこちら。
    某レストランでカレーを頼んだ時の画像ですが、先程のファーラウはこのようにそれぞれが別皿で提供されると考えてください。

  • 次に紹介する店は値段が安くて15,000ドン(約75円)から20,000ドン(約100円)。<br />ホーチミン中心部の店なので、英語表記もありました。<br />ベトナム語も英語も分からないと言う人は、指差しでオーダーしましょう。<br />一番下に書かれているのは、<br />バインミーボートイ(Banh Mi Bo Toi)… ガーリックトースト<br />バインスーケム(Banh Su Kem)… シュークリーム<br />このメニューには全てバインが付いていましたよ。

    次に紹介する店は値段が安くて15,000ドン(約75円)から20,000ドン(約100円)。
    ホーチミン中心部の店なので、英語表記もありました。
    ベトナム語も英語も分からないと言う人は、指差しでオーダーしましょう。
    一番下に書かれているのは、
    バインミーボートイ(Banh Mi Bo Toi)… ガーリックトースト
    バインスーケム(Banh Su Kem)… シュークリーム
    このメニューには全てバインが付いていましたよ。

  • タンソンニャット空港の近くで利用した店。<br />中心部から離れるほど、バインミーの値段も安くなります。<br />種類は1種類のみでしたが、値段は12,000ドンでおよそ60円。<br />4倍にするとおよそ240円。<br />ホーチミン中心部の値段がいかに高いのかが分かりますが、露店は選択肢が殆どないという事もあり、「まぁそんなものかな…。」という気もします。

    タンソンニャット空港の近くで利用した店。
    中心部から離れるほど、バインミーの値段も安くなります。
    種類は1種類のみでしたが、値段は12,000ドンでおよそ60円。
    4倍にするとおよそ240円。
    ホーチミン中心部の値段がいかに高いのかが分かりますが、露店は選択肢が殆どないという事もあり、「まぁそんなものかな…。」という気もします。

  • バインミーと言えば、有名店のようにちゃんとした店を構えている所もあれば、露店も数多くあります。

    バインミーと言えば、有名店のようにちゃんとした店を構えている所もあれば、露店も数多くあります。

  • こちらはパン工場でしたが、店の前に屋台を出してバインミーを販売していました。<br />露店だけで営業している所のバインミーは、遅い時間帯になればなるほど食材が怪しくなります。<br />冷蔵庫もなければベトナムは暑い国!!!<br />食材がどうなるか想像してください。<br />もし露店を利用するのであれば、早い時間帯がお勧めです。

    こちらはパン工場でしたが、店の前に屋台を出してバインミーを販売していました。
    露店だけで営業している所のバインミーは、遅い時間帯になればなるほど食材が怪しくなります。
    冷蔵庫もなければベトナムは暑い国!!!
    食材がどうなるか想像してください。
    もし露店を利用するのであれば、早い時間帯がお勧めです。

  • こちらはまるでバインミーのドライブスルー。

    こちらはまるでバインミーのドライブスルー。

  • 友人の案内で訪れた店のバインミー。<br />塗り絵或いはパズルのような本を切り取ったのか、それともコピーだったのかは分かりませんが、著作権の問題はさておき日本人なら思わずニッコリしそうなバインミーでしたよ。

    友人の案内で訪れた店のバインミー。
    塗り絵或いはパズルのような本を切り取ったのか、それともコピーだったのかは分かりませんが、著作権の問題はさておき日本人なら思わずニッコリしそうなバインミーでしたよ。

  • バインミーの紹介には熱が入ってしまいますが、ここからは自宅でもバインミーを作ってみたいと言う人のために私が食べたものを紹介しますので、具材など参考にしてください。<br />バインミーその①<br />パンにパテを塗り、なます、肉(ハムやチャーシュー)、野菜、卵などを入れれば結構豪華なバインミーの出来上がり。<br />この時のバインミーは、卵(オムレツ)なしでした。<br />緑の葉っぱはパクチー。<br />嫌いなら抜いてもらいましょう。

    バインミーの紹介には熱が入ってしまいますが、ここからは自宅でもバインミーを作ってみたいと言う人のために私が食べたものを紹介しますので、具材など参考にしてください。
    バインミーその①
    パンにパテを塗り、なます、肉(ハムやチャーシュー)、野菜、卵などを入れれば結構豪華なバインミーの出来上がり。
    この時のバインミーは、卵(オムレツ)なしでした。
    緑の葉っぱはパクチー。
    嫌いなら抜いてもらいましょう。

  • その②<br />クリーム色の具材は卵。<br />ベトナム語はチュン(Trung)ですが、バインミーならオムレツ(具なし玉子焼き)を指します。<br />店によってはチュンオプラ(Trung Op La/チュンよりもトゥンに聞こえるのですが…)と表示している所もありますが、卵入りにして欲しければこの言葉を使いましょう。

    その②
    クリーム色の具材は卵。
    ベトナム語はチュン(Trung)ですが、バインミーならオムレツ(具なし玉子焼き)を指します。
    店によってはチュンオプラ(Trung Op La/チュンよりもトゥンに聞こえるのですが…)と表示している所もありますが、卵入りにして欲しければこの言葉を使いましょう。

  • その③<br />ハムが入っていましたが、結構シンプルなバインミーでした。

    その③
    ハムが入っていましたが、結構シンプルなバインミーでした。

  • その④。<br />チャーシュー入り。<br />ベトナム人のチャーシューの発音は、サイシウーみたいな感じ。

    その④。
    チャーシュー入り。
    ベトナム人のチャーシューの発音は、サイシウーみたいな感じ。

  • その⑤<br />BBQポーク入り。

    その⑤
    BBQポーク入り。

  • 私が持っているのは、中に何も入っていないただのフランスパン。<br />こちらもバインミー。<br />具材が入っていてもいなくても、パンの総称で使われるようです。<br />ちなみに日本に住んでいるベトナム人に、どういう物に『バイン』が付くのか聞いてみたところ、考えに考えた末出てきたのが「米とか麦で…油を使って…丸いもの。」という答えでした。<br />米や麦の部分は米粉や小麦粉など粉系のものを指すのだろうと想像しましたが、油と丸いものという部分はかなり怪しい…。<br />結論的には、ベトナム人が分からないのであれば私はもっと分からない。<br />しかしバインが付くものを見ていけば徐々に頭の中も整理出来ると思いますので、皆さんもそのような感じで旅行記を読み進めてもらえると嬉しいです。

    私が持っているのは、中に何も入っていないただのフランスパン。
    こちらもバインミー。
    具材が入っていてもいなくても、パンの総称で使われるようです。
    ちなみに日本に住んでいるベトナム人に、どういう物に『バイン』が付くのか聞いてみたところ、考えに考えた末出てきたのが「米とか麦で…油を使って…丸いもの。」という答えでした。
    米や麦の部分は米粉や小麦粉など粉系のものを指すのだろうと想像しましたが、油と丸いものという部分はかなり怪しい…。
    結論的には、ベトナム人が分からないのであれば私はもっと分からない。
    しかしバインが付くものを見ていけば徐々に頭の中も整理出来ると思いますので、皆さんもそのような感じで旅行記を読み進めてもらえると嬉しいです。

  • パン工場で購入した焼きたてバインミーは、5個入りで10,000ドン(約50円)。<br />滅茶苦茶安かったので、朝食用に購入しました。

    パン工場で購入した焼きたてバインミーは、5個入りで10,000ドン(約50円)。
    滅茶苦茶安かったので、朝食用に購入しました。

  • 外国人観光客の来店も多いデパ地下の店。<br />バインミーではなくバゲットフランセーズ(Baguette Francaise)と表記されていましたが、参考までにバゲットと呼べるのは長さが70センチから80センチで、重さが300gから400gの物だそうです。

    外国人観光客の来店も多いデパ地下の店。
    バインミーではなくバゲットフランセーズ(Baguette Francaise)と表記されていましたが、参考までにバゲットと呼べるのは長さが70センチから80センチで、重さが300gから400gの物だそうです。

  • フランス人が焼くフランスパンと、ベトナムのバインミーを比較してみようと訪れたのがこちらの店。

    フランス人が焼くフランスパンと、ベトナムのバインミーを比較してみようと訪れたのがこちらの店。

  • パテを塗りなますなどを入れるバインミーなら、ベトナムのスカスカフランスパン。<br />普通のサンドイッチにするのであれば、私たちが知っているフランスパン。<br />しかしこのようなバゲットは、シンプルにバターを塗って食べたくなります。<br />袋で隠れていますが、右はクロワッサンでバインスンボー(Banh sung bo)。<br />ボーは限りなくモーに近い発音なので、実際にはバンスンモーと聞こえます。

    パテを塗りなますなどを入れるバインミーなら、ベトナムのスカスカフランスパン。
    普通のサンドイッチにするのであれば、私たちが知っているフランスパン。
    しかしこのようなバゲットは、シンプルにバターを塗って食べたくなります。
    袋で隠れていますが、右はクロワッサンでバインスンボー(Banh sung bo)。
    ボーは限りなくモーに近い発音なので、実際にはバンスンモーと聞こえます。

  • ケーキはバインケム(Banh kem)。<br />ケーキ屋さんはバインだらけですよ。<br />アップルパイ … バインタオ(Banh Tao)<br />ティラミス … バインティラミス(Banh tiramisu)<br /> ※ティラミッスーみたいに、スーにアクセントがあります。<br />マカロン … バインマカロン(Banh macaron)。<br /> ※殆どマカロンですが、軽くマッカロンと小さな「ッ」を入れる感じ。<br />この様な感じで、次から次へとバインが続きます。

    ケーキはバインケム(Banh kem)。
    ケーキ屋さんはバインだらけですよ。
    アップルパイ … バインタオ(Banh Tao)
    ティラミス … バインティラミス(Banh tiramisu)
     ※ティラミッスーみたいに、スーにアクセントがあります。
    マカロン … バインマカロン(Banh macaron)。
     ※殆どマカロンですが、軽くマッカロンと小さな「ッ」を入れる感じ。
    この様な感じで、次から次へとバインが続きます。

  • 右側のショーケースに書かれているバインシンニャット(Banh Sinh Nhat)は、バースデーケーキ。<br />バインクオイ(Banh Cuoi)は、ウェディングケーキ。

    右側のショーケースに書かれているバインシンニャット(Banh Sinh Nhat)は、バースデーケーキ。
    バインクオイ(Banh Cuoi)は、ウェディングケーキ。

  • 知り合いの誕生日のために用意されていたベトナムのバースデーケーキ。<br />かなりお洒落でした。

    知り合いの誕生日のために用意されていたベトナムのバースデーケーキ。
    かなりお洒落でした。

  • ピザはバインピザ(Banh Pizza)ですが、私の耳にはバンピッサ。<br />

    ピザはバインピザ(Banh Pizza)ですが、私の耳にはバンピッサ。

  • 中秋節の時期になると、あちらこちらで販売される月餅はバインチュントゥ(Banh Trung Thu)。<br />お店によっては、卵1個入り/2個入り/3個入り…が選べます。

    中秋節の時期になると、あちらこちらで販売される月餅はバインチュントゥ(Banh Trung Thu)。
    お店によっては、卵1個入り/2個入り/3個入り…が選べます。

  • ベトナムの肉まんは、バインバオ(Banh bao)。<br />日本人が想像するあの肉まんの味でしたよ。

    ベトナムの肉まんは、バインバオ(Banh bao)。
    日本人が想像するあの肉まんの味でしたよ。

  • 赤いコンテナの中に入っているのは、テト(Tet/旧正月)を祝うための粽。<br />南部と北部では言い方も変われば、形も異なります。<br />北部は四角形でバインチュン(Banh Chung)。<br />南部は丸い筒の形でバインテト(Banh Tet)。<br />赤いコンテナの横(ショーケース右)にある三角形の粽はバインヨーですが、北部ではバインゾーと発音します。<br />米粉&タピオカ粉の生地の中にはひき肉、キクラゲ、万能ネギなどが入っていて、それをバナナの葉で包んであるのですが、具材は店や家庭によりいろいろ。

    赤いコンテナの中に入っているのは、テト(Tet/旧正月)を祝うための粽。
    南部と北部では言い方も変われば、形も異なります。
    北部は四角形でバインチュン(Banh Chung)。
    南部は丸い筒の形でバインテト(Banh Tet)。
    赤いコンテナの横(ショーケース右)にある三角形の粽はバインヨーですが、北部ではバインゾーと発音します。
    米粉&タピオカ粉の生地の中にはひき肉、キクラゲ、万能ネギなどが入っていて、それをバナナの葉で包んであるのですが、具材は店や家庭によりいろいろ。

  • こちらが北部のバインチュン。<br />ある程度保存が出来る食べ物なので、もの凄く美味しいかといえばハテナですが、日本のお餅やおせち料理のように祝いの料理として食べるもの。<br />縛ってあった紐を使って、ショートケーキのように三角形にカットしていきます。

    こちらが北部のバインチュン。
    ある程度保存が出来る食べ物なので、もの凄く美味しいかといえばハテナですが、日本のお餅やおせち料理のように祝いの料理として食べるもの。
    縛ってあった紐を使って、ショートケーキのように三角形にカットしていきます。

  • もち米の中には、緑豆や豚肉(一般的には豚バラ肉)などが入っていますが、それをゾン(植物)の葉で包んであるのがバインチュン。<br />画像はカットしたものを、フライパンで焼いているところ。<br />保存食なので、食べる前にレンチンしたりこのように焼くと良いです。

    もち米の中には、緑豆や豚肉(一般的には豚バラ肉)などが入っていますが、それをゾン(植物)の葉で包んであるのがバインチュン。
    画像はカットしたものを、フライパンで焼いているところ。
    保存食なので、食べる前にレンチンしたりこのように焼くと良いです。

  • 丸い筒のような形は、南部のバインテト(Banh Tet)。<br />こちらも縛ってある紐やタコ糸などを使って、ロールケーキを切るようにカットします。<br />バインテトに使われる材料はバインチュンと同じで、塩で味付けしたもち米、緑豆、豚肉(豚バラ肉)など。<br />包んである葉っぱは、バナナを使用しています。<br />ベトナム人はバインチュンやバインテトを食べる時に、漬物系のラッキョウ(エシャロット)などを載せて食べていますので、機会があれば是非お試しください。

    丸い筒のような形は、南部のバインテト(Banh Tet)。
    こちらも縛ってある紐やタコ糸などを使って、ロールケーキを切るようにカットします。
    バインテトに使われる材料はバインチュンと同じで、塩で味付けしたもち米、緑豆、豚肉(豚バラ肉)など。
    包んである葉っぱは、バナナを使用しています。
    ベトナム人はバインチュンやバインテトを食べる時に、漬物系のラッキョウ(エシャロット)などを載せて食べていますので、機会があれば是非お試しください。

  • 続いてはバインセオ(Banh Xeo)。<br />ベトナム風お好み焼き或いはベトナム風クレープと言われていますが、ベトナム人にも日本人にも欧米人にも人気の料理です。<br />結構ボリューム有り。

    続いてはバインセオ(Banh Xeo)。
    ベトナム風お好み焼き或いはベトナム風クレープと言われていますが、ベトナム人にも日本人にも欧米人にも人気の料理です。
    結構ボリューム有り。

  • 薄い生地の中にはいろいろな具材が入っていますが、バインセオの店に行くと中に入れる具材は自分で選ぶことができます。

    薄い生地の中にはいろいろな具材が入っていますが、バインセオの店に行くと中に入れる具材は自分で選ぶことができます。

  • こちらはかなり薄い生地だったバインセオ。

    こちらはかなり薄い生地だったバインセオ。

  • ベトナム風お好み焼きの次は、ベトナム風たこ焼きのバインコット(Banh khot)。<br />ホーチミンから車で2時間強のリゾート地『ブンタオ』の名物ですので、バインコットの有名店に行きたいのであれば、ブンタオがお勧めです。<br />時間を持て余した日本人出張族も、シーフードやバインコットを食べにこのリゾート地に足を運んでいるそうですよ。

    ベトナム風お好み焼きの次は、ベトナム風たこ焼きのバインコット(Banh khot)。
    ホーチミンから車で2時間強のリゾート地『ブンタオ』の名物ですので、バインコットの有名店に行きたいのであれば、ブンタオがお勧めです。
    時間を持て余した日本人出張族も、シーフードやバインコットを食べにこのリゾート地に足を運んでいるそうですよ。

  • バインコットに使われているのは、米粉、タピオカ粉、ココナッツミルクなど。<br />またターメリックパウダーが使われているため、後述のバインカンより黄色く見えます。<br />結構多めの油を使いますので、焼くというよりは揚げる感じ。<br />サイズ的に、これは食事というよりもおやつですね。

    バインコットに使われているのは、米粉、タピオカ粉、ココナッツミルクなど。
    またターメリックパウダーが使われているため、後述のバインカンより黄色く見えます。
    結構多めの油を使いますので、焼くというよりは揚げる感じ。
    サイズ的に、これは食事というよりもおやつですね。

  • 今度はバインコットに形が良く似たバインカン(Banh Can)。<br />チャム族(メコンデルタ地方やカンボジアに住む少数民族)のミニパンケーキと言われているこの食べ物の発音はバンカン。

    今度はバインコットに形が良く似たバインカン(Banh Can)。
    チャム族(メコンデルタ地方やカンボジアに住む少数民族)のミニパンケーキと言われているこの食べ物の発音はバンカン。

  • こちらがバインカン用の焼き器。<br />昔ながらの土で出来た物もあれば金属製の物もありますが、丸い型はどちらも土で出来た蓋付きトレイ。<br />米から作る自家製ライスミルクに溶き卵を入れ、蓋をしたらじっくり焼いていきます。

    こちらがバインカン用の焼き器。
    昔ながらの土で出来た物もあれば金属製の物もありますが、丸い型はどちらも土で出来た蓋付きトレイ。
    米から作る自家製ライスミルクに溶き卵を入れ、蓋をしたらじっくり焼いていきます。

  • 値段は50,000ドンでおよそ250円。<br />結構良い値段でした。

    値段は50,000ドンでおよそ250円。
    結構良い値段でした。

  • テイクアウトしたのがこちら。<br />トマト+チリ+万能ねぎで作った出汁(左の容器に入っているスープのようなもの)に付けて食べるので、イメージは明石焼き。<br />この状態だとまるでバインコットですが、ひっくり返すとかなり白っぽく見えます。

    テイクアウトしたのがこちら。
    トマト+チリ+万能ねぎで作った出汁(左の容器に入っているスープのようなもの)に付けて食べるので、イメージは明石焼き。
    この状態だとまるでバインコットですが、ひっくり返すとかなり白っぽく見えます。

  • バインカンと言えば、麺料理で紹介したタピオカ麺もバインカン。<br />先程紹介したのはBanh CanでこちらはBanh Canh。<br />文字の違いはあるものの、ベトナム人(南部の人たち)の発音は両方共バンカン。<br />『h』の違いが全く分かりません。

    バインカンと言えば、麺料理で紹介したタピオカ麺もバインカン。
    先程紹介したのはBanh CanでこちらはBanh Canh。
    文字の違いはあるものの、ベトナム人(南部の人たち)の発音は両方共バンカン。
    『h』の違いが全く分かりません。

  • バインコットにバインカン。<br />『ベトナム風○○』というのが続きましたので、今度は日本のタコ焼きを紹介しましょう。

    バインコットにバインカン。
    『ベトナム風○○』というのが続きましたので、今度は日本のタコ焼きを紹介しましょう。

  • バインカータコヤキ(Banh Ca Takoyaki)。<br />これを撮影したのはホーチミンの日本人街でしたが、味は勿論私たちが知っているあの味です。<br />今このたこ焼きがベトナム人に人気だと聞きましたが、日本の味が恋しくなったらおやつに如何でしょうか?<br />たこ焼きが出てきたので、たい焼きも紹介しておきましょう。<br />皆さんが想像した通り、こちらはバインカータイヤキ(Banh Ca Taiyaki)になります。

    バインカータコヤキ(Banh Ca Takoyaki)。
    これを撮影したのはホーチミンの日本人街でしたが、味は勿論私たちが知っているあの味です。
    今このたこ焼きがベトナム人に人気だと聞きましたが、日本の味が恋しくなったらおやつに如何でしょうか?
    たこ焼きが出てきたので、たい焼きも紹介しておきましょう。
    皆さんが想像した通り、こちらはバインカータイヤキ(Banh Ca Taiyaki)になります。

  • 続いては、蒸し春巻きのバインクオン(Bahn Cuon/南部ではバンクーンと発音)。<br />米粉+タピオカ粉の生地をこの様に薄くのばし、蓋をしながらクレープのように薄く蒸し焼きにしていきます。

    続いては、蒸し春巻きのバインクオン(Bahn Cuon/南部ではバンクーンと発音)。
    米粉+タピオカ粉の生地をこの様に薄くのばし、蓋をしながらクレープのように薄く蒸し焼きにしていきます。

  • 中に入れる具材は、ひき肉と万能ネギの組み合わせだったり、ひき肉とキクラゲ、エビ入りなどいろいろ有ります。<br />適当な大きさにカットしたらハムや香草などと一緒にお皿に盛りつけていきますが、それが次の画像。

    中に入れる具材は、ひき肉と万能ネギの組み合わせだったり、ひき肉とキクラゲ、エビ入りなどいろいろ有ります。
    適当な大きさにカットしたらハムや香草などと一緒にお皿に盛りつけていきますが、それが次の画像。

  • バインクオンその①

    バインクオンその①

  • バインクオンその②

    バインクオンその②

  • 今度はフエ料理から3品を紹介します。<br />ローストした豚の皮とエビでんぶが載ったバインべオ(Banh Beo)。<br />生地に使われているのは米粉とタピオカ粉です。

    今度はフエ料理から3品を紹介します。
    ローストした豚の皮とエビでんぶが載ったバインべオ(Banh Beo)。
    生地に使われているのは米粉とタピオカ粉です。

  • この様にスプーンで掬ったら、添えられているタレを付けて食べましょう。

    この様にスプーンで掬ったら、添えられているタレを付けて食べましょう。

  • 2品目はバインナム(Banh Nam)。<br />米粉とタピオカ粉のペースト生地にエビでんぶを載せ、バナナの葉で包んだら蒸していきますが、完成したのがこちら。<br />ベトナムの魚醤『ヌックマム』を付けて食べます。

    2品目はバインナム(Banh Nam)。
    米粉とタピオカ粉のペースト生地にエビでんぶを載せ、バナナの葉で包んだら蒸していきますが、完成したのがこちら。
    ベトナムの魚醤『ヌックマム』を付けて食べます。

  • 3品目はバインボッロック(Banh Bot Loc)。<br />タピオカ粉のみを使用しているため、具材に使われているエビと豚肉が透けて見えています。<br />こちらの料理に使われているのも、バナナの葉。

    3品目はバインボッロック(Banh Bot Loc)。
    タピオカ粉のみを使用しているため、具材に使われているエビと豚肉が透けて見えています。
    こちらの料理に使われているのも、バナナの葉。

  • バイントム(Banh Tom)は、エビとサツマイモのかき揚げ。<br />ハノイ名物ですが、南部でも食べられますよ。

    バイントム(Banh Tom)は、エビとサツマイモのかき揚げ。
    ハノイ名物ですが、南部でも食べられますよ。

  • バインダーメー(Banh Da Me)は黒ゴマせんべい。<br />周囲に有る物を見れば、かなり大きなサイズだというのが分かるのではないでしょうか。

    バインダーメー(Banh Da Me)は黒ゴマせんべい。
    周囲に有る物を見れば、かなり大きなサイズだというのが分かるのではないでしょうか。

  • 油で揚げると膨らむエビせんべいは、バインフォントム(Banh Phong Tom)。<br />日本でも販売していますし、中華料理店やエスニックレストランなどでも出てくるので、食べたことがある人も多いと思います。<br />私にとっては、おやつ感覚で食べたくなるエビせんべい。<br />おやつと言えば、バナナの天ぷらバインチュオイチエン(Banh Chuoi Chien)もお勧め。<br />米粉の衣をつけたバナナを油で揚げたものですが、屋台のデザートとして親しまれています。<br />タイにもバナナのフリッターがありますが、溶けてしまいそうな甘いバナナの天ぷらは東南アジアへ行かれたら是非食べてください。<br />美味しいですよー。

    油で揚げると膨らむエビせんべいは、バインフォントム(Banh Phong Tom)。
    日本でも販売していますし、中華料理店やエスニックレストランなどでも出てくるので、食べたことがある人も多いと思います。
    私にとっては、おやつ感覚で食べたくなるエビせんべい。
    おやつと言えば、バナナの天ぷらバインチュオイチエン(Banh Chuoi Chien)もお勧め。
    米粉の衣をつけたバナナを油で揚げたものですが、屋台のデザートとして親しまれています。
    タイにもバナナのフリッターがありますが、溶けてしまいそうな甘いバナナの天ぷらは東南アジアへ行かれたら是非食べてください。
    美味しいですよー。

  • 次に紹介するのは、プリンのバインフラン(Banh Flan)。<br />バインは米粉や小麦粉のような粉系のものに使うと理解し始めた矢先に出てきたのが、このプリンでした。<br />基本は牛乳+卵+砂糖で作るスイーツですが、ベトナムのプリンに入れるのは牛乳+卵そしてコンデンスミルク。

    次に紹介するのは、プリンのバインフラン(Banh Flan)。
    バインは米粉や小麦粉のような粉系のものに使うと理解し始めた矢先に出てきたのが、このプリンでした。
    基本は牛乳+卵+砂糖で作るスイーツですが、ベトナムのプリンに入れるのは牛乳+卵そしてコンデンスミルク。

  • 粉系のものは使用しませんが、ケーキにBanhが付くのでこのプリンもスイーツということでBanhになるのかなと思いました。<br />タンソンニャット空港のラウンジで食べたバインフランは、日本のケーキ屋さんのオーソドックスなプリンという感じでとっても美味。<br />あっという間に料理が並んでいるテーブルから消えてしまいましたが、それくらい美味しいプリンでしたよ。

    粉系のものは使用しませんが、ケーキにBanhが付くのでこのプリンもスイーツということでBanhになるのかなと思いました。
    タンソンニャット空港のラウンジで食べたバインフランは、日本のケーキ屋さんのオーソドックスなプリンという感じでとっても美味。
    あっという間に料理が並んでいるテーブルから消えてしまいましたが、それくらい美味しいプリンでしたよ。

  • こちらはとある食事処のメニュー。<br />ベトナムにはBanhと付くものが本当に沢山ありますから、皆さんもいろいろなBanhに挑戦してくださいね。

    こちらはとある食事処のメニュー。
    ベトナムにはBanhと付くものが本当に沢山ありますから、皆さんもいろいろなBanhに挑戦してくださいね。

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