久しぶりの中国旅行。４泊５日で上海へ。<br />８年前に大連、旅順に行ったが、年数も経ってるし、都市の規模の違うので一概には比較できないが、まあビックリすることも多かった。<br />初めての上海なので街歩き中心で、上海雑技団を見たり、ちょっと足を延ばして、朱家角や蘇州まで行ってみた。<br />初日が雨だったり、交通網は発達しているけど意外に歩きが多く疲れて予定の日程を消化できなかったが、まあそれなりに街の雰囲気は味わえたと思う。<br />

活気、喧騒の上海　No.01　出発編

4いいね！

2018/09/07 - 2018/09/11

7533位(同エリア11702件中)

エリア

上海(中国)

旅行の満足度: 3.0

観光: 3.0

ホテル: 3.0

グルメ: 5.0

ショッピング: 3.0

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: 鉄道高速・路線バスタクシー徒歩

航空会社: 中国東方航空

旅行の手配内容: 個別手配

利用旅行会社: エクスペディア

出発ちょうど２時間前の６：４０に京急で羽田到着。
中国東方航空のチェックインは一番端のLカウンター。
行ってみてびっくり。長蛇の列。２００～３００人はいるんじゃないか。
これに並んでいたら絶対飛行機に乗り遅れてしまう。
どうせパスポートチェックや預け荷物があるので、無駄だと思ったが２日前にオンラインチェックインしておいた。
列を整理している係員にオンラインチェック済みであることを伝えると、誰も並んでいないこのカウンターを案内してくれてすぐに手続き完了。事前チェックインもメリットがあるんだね。
空港で両替するつもりはないのだが、一応レートチェック。
18.1円／元か。
妻は免税店でシャネルを。
搭乗口が遠い！！
延々と歩かされた。
一番端っこの１４１番ゲート。
事前にアマゾンで購入しておいた中国聯通香港のプリペイドSIM。８日間２GBで1200円ほど。搭乗待ちの間にスマホに差し込んでおく。
ほぼ満席の様子。機内は冷房ガンガンでかなり寒い。
各席モニターが付いているがイアホンは別途配布。
離陸後、前方から配ってきたが、前の席で品切れ。妻、憤懣。
3時間程度のフライトだから我慢するしかない。
機材はボーイングの大型機７７７－３００ER
エコノミーは基本３－４－３列の座席配置だが、後方は２－４－２列となっており、窓際２席を事前確保できた。
なんか出発直前まで荷物の積み込み作業を行っていた。
ギリギリまでチェックインをしていたのだろう。
８：４０出発予定だが、実際に離陸できたのは９時頃。
機内でもらった読売新聞。
前日未明の北海道大地震がトップ記事。
こんなときに遊んでてゴメン。
機内誌に乗っていた地図。
さすが中国の航空会社。台湾が大陸と同じ色で塗られ、台湾の東側に九段線のようなものが引かれている。
配られた入出国カードを記入。
現地空港にあるのは入国、出国がそれぞれ別カードのようだがこれは繋がっていた。入国審査時に出国用が切り離されて返される。
離陸して１時間後、機内食。
白身魚のフリッター甘酢和え。イマイチの味。
妻はビーフのデミグラスソース掛け。
干し肉を使っていたようでまずい。一口食べて終了。
上海浦東に近づいてきた。
空港手前の海上で長大な橋が見えた。
あとで調べてみたら、沖合いの埋め立て埠頭と浦東を結ぶ東海大橋。長さはなんと３２Km。中国のやることは日本とはスケールが違うなー。

ちなみに中国での東海とは、日本でいう東シナ海のことで、韓国がいう東海（日本でいう日本海）とは違う。
出発は遅れたけどほぼ定刻通り到着。
今年２０１８年５月から外国人入国者は指紋を採取されることになったらしい。
入国審査前にセルフの機械で１０本の指を指紋採取する。
機械は１５台くらい。
採取時間は早い人も遅い人もいて、私の場合は２～３分。
妻は何度やり直してもダメ。結局、採取失敗のお札を渡されて入国審査に並ばざるをえなくなった。
この後の入国審査でも結局また指紋と顔写真を撮られるので二度手間。
この入国審査待ちの列がまた長い。延々と待たされた。
入国審査待ちの間、立ったままだがスマホのセット。
羽田でSIMをセットしておいたので、電源を入れたら何もしなくてもすぐにアクティベイト完了。APNも自動セットされている。ショートメールでこんなメッセージが届いていた。
ローミングONで４G通信可能となった。妻のスマホにBluetoothテザリングして設定完了。
中国国内でもネット規制なしでGoogleサービスが使えるという。実際Google検索、マップ、Gmailなど何の問題もなく快適に使えた。
ちなみにホテルのWiFiに試しでつないでみたら、やはりGoogleは全部アウト。Yahooはコンテンツを見たりYahooメールは問題ないが検索はダメ。Googleの検索エンジンを使っているから。
前の列にいたオバサンが入国カードを書き直しさせられたりして手間取ったり、入国審査を通過するのに結局１時間半もかかってしまった。
バゲージクレームに行ったらベルトコンベアはすでに停止していて、我々の荷物だけコンベアの外に置かれていた。
やっと到着ロビーに出れたので、近くにあった浦東発展銀行のATMでクレジットカードキャッシングをしようとしたが何度試しても出来なかった。
まわりに他のATMが見当たらなかったので、しかたなく出発ロビーに上がり、中国銀行のATMでやってみたら、こちらは成功。
帰国後すぐ一括返済したので、利息、ATM利用料を含めた実質レートは16.8円／元ということになった。羽田空港でのレート18.1円／元より7%ほど安い。
やっと空港から市内に向かえる。
うまくいけば午前中にホテルにつけると思っていたのに、入国審査や両替で手間取り、すでに13時近い。
リニアモーターカーで市内に向かう。
まず交通カードを調達する。改札横の窓口で買えるが現金のみ。
リニア改札の向かい側にある地鉄の券売機ではクレジットで購入可能。
三井住友銀聯カードで購入できた。
上海公共交通カード。
デポジット２０元＋充値８０元＝１００元
を２枚購入。
自動改札前でセキュリティチェック。
１５～20分間隔で運行されているようだ。
時間にならないとホームに降りられない。
それまでこの待合ロビーで待つことになる。
ロビーにはリニアモーターカーの模型。
時間がきてホームに降りられた。
これは模型ではなく本物。
空いている。乗車率3割くらいか。
地鉄なら数元で行けるところが40元もかかるから地元民はやはり避けるのかな。
でも、ゆったり座っていけるので楽。
何の合図もなく出発した。
ものの数分で最高速度に達する。
朝夕なら最高速４３０Kmだが、この時間帯は３００Kmまで。
１０分ほどでリニア終点の龍陽路駅に到着。
リニアの駅舎を一旦出てすぐ隣の地鉄の駅から２号線に乗り換え。
地鉄は混んでる。
上海の地下鉄車両は混雑している割につり革が少なく、水平、垂直の金属ポールにつかまるしかない。ポールのつかむ位置の取り合いになりがち。
しかもドアのすぐ近くにもポールが立っているので、ドア付近に人が集まりやすく、停車駅でのスムースな乗降を妨げている。配慮がないなー。
１０分少々で人民広場に到着。
１９番出口。巨大な駅なのでホームから出口まで結構歩く。
雨が降っていた。
上海でのお泊りは、マジェスティプラザ上海 (上海南新雅大酒店)
駅出口から徒歩３～４分。
正面玄関は九江路沿いにあるが、裏口は南京東路歩行街に面している。
２５階まで客室がある結構大きなホテル。
午前中に着けるかと思っていたが、入国審査や両替に手間取り、結局１４時になってしまった。
玄関を入ると、中国特有の金ピカ系。
フロントロビー。
広々としているけど、座るところがほとんどないので不便だった。
何、この牛。
掲げられていた看板。
あるべき国家、社会、公民の理想。うーん。

今回の中国旅行で、中国人もマナーが少し向上していると感じた。８年前に大連に行った時は街を歩いている人は何でもやりたい放題の感じだった。
特に若い人がいいね。教育の成果だろうか。でもオジサン、オバサンは相変わらずダメ。大声、割り込み、路上タバコ、など周りを気にしない。あと３０年もすればいい社会になるかも。
１５階の客室だった。建物の真ん中は吹き抜けになっており、各階その周りに客室が配置。
部屋はまあまあ広い。清潔感もある。
スリッパは使い捨てのものだが、結構丈夫なちゃんとしたもの。無くなれば補充されるが、４泊使っても全く問題なかった。
テレビ、机椅子、ミニバーなど。コーヒー、お茶なども普通にある。
毎日、無料の水が２本補充されるが、全然足りないので、毎日近くのコンビニで買っていた。
初日、誤ってミニバーの小さいミネラルウオーターエビアン2本を飲んでしまった。チェックアウト時の精算で66元も取られてしまった。
洗面の広さは普通。
歯ブラシ、シャンプー、カミソリ、ドライヤーなど通常のものは揃っている。
ウォシュレットなしトイレが残念。しかもトイレの流れが弱い。
バスタブ。
シャワーのお湯は、排水が追いつかないくらいに豊富に出る。

２時過ぎにやっと落ち着けた。昼飯抜きなので出かけることにする。