全国47都道府県を制覇する旅～滋賀 ②【大津編】

2016/10/19 - 2016/10/20

50歳迄に何かひとつ目標を立てようと思い、旅行で全国47都道府県を
巡ってみることにしました。
今回は彦根城、琵琶湖クルーズ、比叡山に観光を絞り、その分ホテルで
のんびり寛いできました。

１日目。
名古屋→彦根→大津（琵琶湖ホテル泊）

２日目。
→比叡山観光→三ノ宮で夕食→神戸空港→羽田空港

エリア 滋賀

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス スカイマーク JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

（１１：３０）
彦根城観光を終え、大津駅に到着。

お昼は駅にある「ちゃんぽん亭」で。

近江ちゃんぽん。
黄金スープとたっぷり野菜がウリ。
あっさりとした味です。

食後はホテルの送迎バスで「琵琶湖ホテル」へ。

全室レイクビューと温泉大浴場で選びました。

チェックインは１５時からなので・・・

琵琶湖ホテルから歩いてすぐ、大津港にやってきました。

後で説明しますが「大津満喫2daysチケット」を利用し、
１３時30分出航の琵琶湖クルーズに乗船するため。
平日の昼時とあって人もまばらです。

船上ウェディングが可能なビアンカ。

メグミ？？ ミシガンじゃありませんでした。(>_<)

この船で琵琶湖の南側を反時計回りで周遊する８０分コースです。

出航しました。（噴水上がってるの見えますか？）
途中、大津プリンスホテル前の「におの浜観光港」と
びわ湖大津館前の「柳が崎湖畔公園港」に寄港し、大津港に戻ってきます。バックに見えるのは比叡山。

今夜泊まる琵琶湖ホテル。
４階部分が「瑠璃温泉 るりの湯」
男湯･女湯ともに琵琶湖を一望出来ます。

乗船客は私を含め５名、皆さん思い思いに過ごされていました。

比叡山。
このクルーズで琵琶湖の広さを実感しました。

びわ湖大津館。（旧琵琶湖ホテル）
「湖国の迎賓館」として昭和天皇を始め多くの皇族の方々、ヘレン・ケラー、ジョン・ウエイン、川端康成など多分野の著名人を迎え、現在はレストラン、ホール、琵琶湖ホテル博物館などを備えた大津市の文化施設。

もうすぐ、大津港です。

お昼の近江ちゃんぽんだけでは物足りなかったので、
クルーズ後は浜大津駅周辺の中華屋さんで定食を食べてからホテルへ。

琵琶湖ホテル（エントランス）

１０階にアサインされました。

実際はスタッフのアテンドで案内されました。

室内。

ダブルを予約。

二面に窓のある角部屋でした。ラッキー(^O^)

ベランダに出ることも出来ます。

ウェットエリア。
入浴は広～～い温泉大浴場「瑠璃温泉 るりの湯」を利用しました。
小さいですが露天風呂もあります。

（夕暮れ時）
ベランダ左側・・比叡山方向。

ベランダ右側・・中央の高い建物が大津プリンスホテル。

比叡山・琵琶湖ビュー。

昼間から定期的に噴水が上がっていたのですが、
夜はライトアップされました。

２日目。
ベランダから比叡山を望む。

朝食バイキング後、「るりの湯」に入ってからチェックアウト。

比叡山延暦寺に向かうため、京阪電車で浜大津から坂本に移動します。

前日、大津駅の観光案内所で購入した「大津満喫2daysチケット」
京阪電車大津線、琵琶湖クルーズ、路線バスの指定期間、ケーブルカーの料金がセットになったもの。（3,700円）

坂本駅に到着。

乗ってきた京阪電車。
折り返し、石山寺行きになります。

ちょうど路線バスが行ってしまった後でしたので、
石積みのある門前町・坂本を歩いて移動。

１５分程歩いてケーブル坂本駅へ。
駅舎は国登録有形文化財。

比叡山は「東塔」「西塔」「横川」の三つのエリアに大別されます。
ケーブルカーで比叡山に上り、東塔→横川→西塔の順に回っていきます。

石積みの町・坂本から聖峰・比叡山へ、日本最長の2,025mを11分で結びます。

坂本ケーブルには４つの駅があり、３０分間隔で運転してますので途中下車も楽しめます。

ケーブル延暦寺駅に到着。ちなみに比叡山には延暦寺という建物はなく、比叡山そのものが延暦寺を表しています。

比叡山延暦寺。
1994年にユネスコにより京都市および宇治市の寺院、神社等とともに『古都京都の文化財』に登録されました。
延暦寺は天台宗の総本山で、大津市、京都市にまたがる比叡山山麓のほぼ20km四方に境内が展開します。

東塔は延暦寺発祥の地であり、本堂にあたる根本中堂を中心とする区域です。

延暦寺では三塔即ち東塔・西塔・横川にそれぞれ中心となる仏堂があり、これを「中堂」と呼んでいますが、東塔の根本中堂はその最大の仏堂であり、延暦寺の総本堂となります。本尊は薬師如来。

延暦寺を開いた伝教大師最澄が延暦７年（788）に創建した一乗止観院（いちじょうしかんいん）が元であり、その後何回も災害に遭いましたが、復興の度に規模も大きくなりました。

堂内は撮影禁止。
建物は国宝、廻廊は国重要文化財に指定されています。

現在の建物は徳川家光の命で寛永19年（1642）に竣工したものです。ご本尊の前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。

根本中堂の前の石段を登って文殊楼へ・・・

石段を登って振り返ると、木々の合間から根本中堂が見えます。

文殊楼（もんじゅろう）
延暦寺の山門にあたり、徒歩で本坂を登ってくるとまずこの門を潜ることになります。慈覚大師円仁が中国五台山の文殊菩薩堂に倣って創建したものですが、寛文８年（1668）に焼け、その後建てられました。

鐘楼。

大講堂。（国重要文化財）
昭和39年(1964)に山麓坂本の讃仏堂を移築したもの。本尊は大日如来で、その左右には比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られています。

戒壇院。（国重要文化財）
僧侶になるための大乗戒(戒律)を受ける堂。比叡山中でも最も重要な堂とされ、年に一度授戒会が行われます。
内陣には釈迦如来と文殊菩薩、弥勒菩薩が祀られている。
伝教大師の入寂後7日の後に嵯峨天皇より勅許がおりて創建されました。
現在の建物は、延宝6年(1678年)に再建されたもの。

法華総持院東塔(左)、阿弥陀堂(右)

シャトルバスで１５分、横川エリアにやってきました。

（徒歩だと１００分以上とのこと）

案内板。

横川は第３世天台座主慈覚大師円仁によって開かれました。

横川の本堂にあたるのが、この横川中堂です。
現在の建物は昭和４６年に再興されたもの。
お堂の中央部が２メートル程下がっていて、そこに本尊として慈覚大師作と伝えられる聖観音菩薩が祀られています。

四季講堂（元三大師堂）。
慈恵大師良源（元三大師）の住居跡と伝えられ、康保4年（967年）、村上天皇の勅命によって四季に法華経が論議されたことから四季講堂とも呼ばれています。
現代のおみくじの形は、元三慈恵大師良源が考え出したと言われており、この元三大師堂はおみくじ発祥の地となります。

慈覚大師について

シャトルバスで１０分、西塔に移動しました。

釈迦堂（国重要文化財）
西塔の本堂にあたり、延暦寺に現存する最古のお堂。
信長の比叡山焼討ち後、秀吉が文禄四年(1595年)に大津の園城寺(三井寺)の金堂を移築したもの。

にない堂（国重要文化財）
同じ形をしたお堂が廊下によって繋がっています。
（左）四種三昧のうち常行三昧を修す阿弥陀如来を本尊とする常行堂。
（右）法華三昧を修す普賢菩薩を本尊とする法華堂。

常行堂。

法華堂。

写真撮影を目的にシャトルバスで比叡山山頂エリアへ。
（大津港方向）

琵琶湖大橋と竹生島。若干、霞んでますね。。

約３時間半の比叡山観光を終え、同じルートでJRの比叡山坂本駅へ。
山科経由で三ノ宮へ移動します。

１５時過ぎに三ノ宮駅に到着。

サンパルにある海鮮丼の専門店「海鮮丼の駅前」へ。
７～８名位で満席になるカウンターのみのお店です。

看板メニューの「海鮮丼」を注文。
魚介７種がのって５９０円＋税。

ポートライナーで神戸空港へ。最前列ゲット！(^^)

夜行バスを利用し、早朝の名古屋からスタートした今回の旅。
最後は神戸空港からスカイマークで帰京しました。