【2018年　ハノイ】　5日目-1　色鮮やかなバックハーのサンデーマーケットへ行く

2018/07/05 - 2018/07/10

ジェットスターでセールが出たので思わずポチッたハノイ行きのチケット。
本当は、ハノイに行きたかったんじゃないんです。

この日は、バックハーへ少数民族があつまるサンデーマーケットへ行く。
サパへ行こうと決めたときに色鮮やかな民族衣装をきた少数民族の写真が目に留まった。
行ってみたい。
観光客相手の民族衣装の人は減らないだろうが、サンデーマーケットのために民族衣装を着る人は年々減っているという。
今回のチャンスを逃したらもともと行く機会もあまりない場所だし、行ったところで民族衣装の人たちに会えなくなるかもしれない。
日曜日に開かれるこのマーケット合わせて今回のスケジュールを組んだ。
おかげで夜行移動が増えてしまったけど。
バックハーはどうやって行こう？
本数が少ないけど路線バスでも行けるみたいだ。本数が少ないくせに時間が決まっていないというのがベトナムらしいけど。

ホテルに相談したら、ツアーバスがあるらしい。
15ドルでサパとバックハー往復、希望ならラオカイ駅でツアー離脱も可能らしい。
ツアーのバスなら途中で荷物を預かってもらえる。
と言うことで、ツアーバスでバックハーのサンデーマーケットに向かいます。

エリア サパ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0

ライステラストレッキングで軽い熱中症になるしいろいろな思いもあり疲れた。
でも、そこから見える眺めは素晴らしかった。

美味しい朝食で、特に自家製のパンがおいしく普段朝食をほとんど食べない娘もお代わりしていた。
同レベルのこじんまりしたホテルの中では場所的に便利なこともあり他よりちょっと高めだったが、スタッフはとても親切で私たちを信用して列車代も立て替えてくれていた。
本当ならもう少しゆっくりして昼のバスでハノイに戻るスケジュールだったが、バックハーのサンデーマーケットのことを知りスケジュールを変えたのだった。

サパ センター ホテル ホテル

今回のバックハーツアーはサパとの往復だったが列車の出るラオカイはその途中にあるので、
荷物をもってツアーバスに乗りラオカイでツアーを離脱することにした。
サパ センター ホテル、良いホテルだったな。またサパに行くことがあったら泊まりたいな。

バス乗り場へ向かう。
今日も子供たちは民族衣装に身を包みお土産物を売っている。

サパからバックハーまでは2時間半。
バスはマイクロバスであまり乗り心地は良くない。

途中でライステラスも見えたけど、小雨が降ってきてあら残念。
でも、トレッキングではなくマーケットの日だからよかった。

バックハーに着いて約2時間半の自由行動。

バックハー 散歩・街歩き

この辺りは観光客と地元の人が沢山いる感じ。

ここは観光客用の場所かな？
派手なお皿が売っていた。

バックハー市場へ行くとみんなここの写真撮っている気がする。
ちょっと微妙な感じの人形。
でも、民族衣装来ているからバックハーへ行った気になるね。

バックハー市場 市場

袋物がいろいろ売っていて昨日黒モン族から買わなければここで買っていただろうなあ。

色鮮やかな花モン族も服も売っているけど、この辺りは観光客向けの感じなのでこれはお土産用なのだろうか？

こちらは売り物ではありません。

野菜も色とりどり

ある意味こちらも鮮やかなんですが、見たくない方もいらっしゃると思うのでモノクロにしてみました。

こんな色鮮やかな民族衣装を射ている人たちは、サパのように観光客を相手にしているわけではない。

着ているのは多分自分たちの伝統を大切にしている年配の方か

おばあちゃんに連れられてきた女の子。

もちろん若い女の子で着ている子もいるけど、それは少数派。
周りから見たら素敵な民族衣装も行動的ではないから、だんだん着る人は減っているんでしょうね。
4トラで見た数年前の写真より民族衣装を着ている人の数は減っていると思う。

バイクに沢山鶏をつんでいるところ

鶏はこうやって売っています

この子達は愛玩用であることを祈ります。

豚さんはこのなか。

こちらは水牛売り場。

お買い上げ。
抵抗している様子だけど、連れていかれるのは嫌だよね。
残酷にも見えるけど、私たちも生き物の犠牲で生きている。
そして、この地では冷蔵庫が家庭にない家も多いから、ここでこうして購入するのが一番新鮮なんだろう。

唐辛子を売っているお店。
ペットボトルに入っているのは昨日サパの朝食のお店にも置いてあったから、ベトナムではよく使われているのかな？

マーケットは12時ごろまで。
そろそろ目的のものを売ったり買ったりが終わって帰宅するのかな？

バックハーのサンデーマーケットは売り買いだけでなく、週に1回友人に会うのを楽しみにしている人も多いという。
彼女たちも楽しそうにおしゃべりしている。

食事をしながらのおしゃべりの人もたくさん。

バスの車掌さん（ガイドさん）が「胃腸に自信がある人はマーケットの食事にチャレンジしてね。でも、無理しないでレストランに行った方がトイレもあるしいいよ」って言っていた。
私たち母娘は胃腸は丈夫な方だと思うけど、さすがにこの暑さとこの雰囲気ではここで食事をする気にはならなかった。

ガソリンでも売っているのかと思っちゃうけど、これはHappy warter.
トウモロコシから作られたお酒を売っているのです。

ベトナムのビールはアルコールが低いようですが、こちらはアルコールかなり高いという話。
下戸なのでよくわかってないけど。

青空床屋

水パイプを吸っているおじさん

私たち母娘は食事より喉が渇いたね、ってことでレストランがあるあたりへ。

連れていかれる子たち

こちらの店で休憩しようと思たら、同じバスのドイツ人親子もいた。

私たちが日本人だと言ったら驚いていて、スマホの翻訳アプリでちょっと会話。

美味しいジュースなんだけどあんまり冷たくないの。
「暑いから、もっと氷入れてくれたらうれしいんだけど。」
って言ったら、たっぷりの氷に室温は大丈夫？といろいろ心配してくれたお店のお兄ちゃん、優しかったなあ。

マイクロバスはバックハーから3人追加。
ラブラブカップル＋女性1人なんだけどこの3人は一緒に行動しているみたい。
不思議な関係の3人組なんだけど、ちょっと自己チューで3人一緒に座りたい（特に１人の女性がカップルから離れたがらない）からって、ガイドさんの席に座っちゃったの。
おかげでガイドさん立ちっぱなし。
心配した後ろの席の人が1つ空いているよ～おいでよってガイドさんに声をかける。
ガイドさんが昨日「ワールドカップ見ていて寝不足だからそこに座ったら寝ちゃうから立っているよ」って言ったら
皆が「いいじゃん寝ちゃいなよ。」「サッカーはどこのチーム応援しているの？」
みたいになって、急にサッカーの話で今まで会話していなかったバスの乗客同士が話し始めてのが面白かった。

サパ センター ホテルにこのバスをお願いした時は、バックハーへ行くだけのバスだと思っていたけど、
一応お宅訪問みたいなイベントもあった。
ここは、昔ながらの生活をしている泥壁の家らしい。

台所

調理の最中

来た人にhappy waterをふるまう家の人。
気に入ったら買って～みたいなことを言っていたから
これが観光客を受け入れる目的なのかな？
でも、他に物を売ったりという雰囲気ではなかったけど。

素敵な民族衣装を大雑把に干していたり

乾くことを期待していないような洗濯物の干し方

最高の笑顔の子供
君たちに明るい未来がありますように。

さて、バスに乗りましょう。
自己チュー3人組はなかなか来ないからバスが出発できないけど。

色とりどりのバックハーのサンデーマーケット。
あと数年たったらどんな風に変わるのだろうか。

この旅行記へのコメント （4）

• こうっちさん 2018/08/20 18:30:48

  Curious people！

  って言葉がぴったりなお二人の道中ですね（＾ω＾）
  
  探究心というか好奇心旺盛で、物怖じされないお二人って、スゴイです。
  
  民族衣装って、本来は部族の独自性を誇示するためのモノって思うんですが、最近は変質していますよね。
  
  でも、対価を得るための手段として成立するのであればそれはそれでありかと。
  
  今しか出会えない光景だからこそ、自身の記憶にも残しておきたいですね。
  
  それにしても素晴らしい行動力です、改めて感心しました。
  
  先ず見ることのない現地の様子が伺えました、ありがとうございます。
  
  続きも楽しみにしています。
  
  ・・・私事を少し。11月に訪台します(￣▽￣)

  ちちぼーさん からの返信 2018/08/20 22:41:47

  RE: Curious people！

  こうっちさん、こんにちは。
  
  今回のべトナムは、最初の予定以上に私の好奇心を満足させてくれました。
  当初の計画ではハノイの街をダラダラ過ごすことだったのですから。
  
  バックハーは、写真を撮らせてもらっても対価を求められることもありませんでした。
  週1回のイベントのために自分達の伝統の服を着るという感じでした。
  お金にならなければ、見た目は良いけど着心地の悪い服は若い人たちは今後だんだん着なくなってしまうかもしれませんね。
  私たちが民族衣装を期待するのは、海外の人が日本の女性に着物を着るのを期待するようなものですね。
  だから、相手に着ることを求めるのは失礼かとも思いますが、こうして貴重な体験をできてよかったと思っています。
  
  
  ちちぼー
  

• aoitomoさん 2018/08/20 12:30:45

  ちちぼーさんのリサーチ力・行動力にあっぱれ！

  ちちぼーさん こんにちは～
  
  『バックハーのサンデーマーケット』
  私もハノイの旅計画をしましたが、
  『バックハーのサンデーマーケット』は全然気がつきませんでした。
  確かに４トラの旅行記では以前にも拝見した事がありましたが、
  いざ自分で計画を立てると頭から飛んでいるんですね。
  一般的なオプショナルツアーにも出てきませんでしたから。
  
  現地で相談してツアーバス利用というのも、
  なんでもアクティブに動けてさすがです。
  恐らくサパからのツアーバスが一番現実的なんでしょうね。
  
  旅行記を拝見して、カラフルでフォトジェニックそして現地の生活も感じられたり。
  行きたくなりましたよ。
  長距離トレッキングの方は相方もいるので手が出ないですが。（笑）
  
  私も民族衣装はもはや観光客相手が多いように思ってますが、
  普通に買い物をする少数民族の方々と民族衣装を着た人々のこの混沌とした雰囲気が魅力的です。
  一方で観光客相手で無く色鮮やかな民族衣装を着こなしてマーケットを歩く人々も絵になりますね。
  ファッションの一部なのかな～
  
  民族衣装を着ている人も観光客相手の方ならば、彼らの要求を飲めば写真も撮りやすいというものです。
  でも日本語も話せる通訳がいないとハードルが高いな～なんて思ってもみたりして。
  
  犬食文化があるベトナムですが最近では都市部ではペットとしても飼われているそうです。
  しかしこんなところで小犬を見てしまうと辛いです。
  私もペット用であることを祈ります。
  
  とにかくもちちぼーさんの旅計画のリサーチ力と行動力にあっぱれです。
  
  aoitomo

  ちちぼーさん からの返信 2018/08/20 22:16:37

  RE: ちちぼーさんのリサーチ力・行動力にあっぱれ！

  aoitomoさん、こんにちは。
  
  バックハーは方向的にサパとセットで行く人が多いようです。
  サパが視野にないと気がつかない場所かもしれませんね。
  
  ホテルがとても親身になってくれるところだったので
  出発前からいろいろ相談にのってくれました。
  おかげで、スケジュールは希望通りのコースが組めました。
  私にしては娘がいたこともあり、いつもより計画を立てての
  行動でしたので
  順調に行ってよかったです。
  
  
  サパでは、ちょっと体力的に疲れていたこともあり
  気持ちも凹みましたが、
  バックハーは自分たちの生活としてあの鮮やかな衣装を着ているので
  失礼にならない範囲でも撮影もさせてもらえました。
  私も目でなんとなく合図して何も買わずに撮ってしまいました。
  
  ただ、北ベトナムには歌垣という男女が配偶者や恋人を求めて歌の掛け合いをしていたそうですが
  観光客の増加により行われなくなってしまったそうです。
  これは、旅行者として注意しなければならないと言うことなのでしょう。
  中国で犬を見て可愛いと言ったら横の中国人がおいしそうと言っていた
  という話を聞いたことがあります。
  あの可愛い子犬たちは食用にされなければいいなあと思うのですが
  クジラを食べる日本人は世界中から残酷だと非難されてしまうのですから
  国によって価値は変わるのでしょうね。
  
  いつも応援ありがとうございます。
  
  ちちぼー