Mt. Resort 雲仙九州ホテル 「はなれA」 宿泊記 ～長崎と天草地方 旅行記(ブログ) 2～

2018/08/25 - 2018/08/26

「Mt. Resort UNZEN KYUSHU HOTEL」の宿泊記。
https://kyushuhtl.co.jp/
創業101年目の2018年5月25日，全面的なリニューアルを終え，全25室の大人のリゾート・ホテルとして NEW OPEN.
「はなれA」を一休で予約。1泊総額82,944円でした。

『「潜伏キリシタン関連遺産」より大野, 出津, 崎津集落 ～長崎と天草地方 旅行記(ブログ) 1～』は，下記のURLからご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11385218

表紙写真は、雲仙九州ホテルのフロント。

航空便は，
2018年8月25日(土)
JAL2371便　07:25 伊丹発　08:40 長崎着（クラスＪ利用）
2018年8月26日(日
JAL2392便　19:15 熊本発　20:30 伊丹着
運賃は「株主割引」で，ひとり往復31,050円。

エリア 雲仙(長崎)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

【雲仙九州ホテル／エントランス棟】
https://kyushuhtl.co.jp

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である「外海の出津集落」を16:05に出発して，雲仙九州ホテルには18:00に到着しました。

Mt.Resort 雲仙九州ホテル 宿・ホテル

雲仙九州ホテルのロビー

Mt.Resort 雲仙九州ホテル 宿・ホテル

雲仙九州ホテルのフロント
着いてすぐ，おしぼりと冷たいお茶，ドーナツのサービスがありました。
正面の作品は，建替前の貴賓室に飾ってあったものだそう。絵画ではなく染色です。

振り返ると，前の写真のようなロビーになっています。

Mt.Resort 雲仙九州ホテル 宿・ホテル

渡されるインフォメーションも簡潔でわかりやすい。

【宿泊者専用の The Roof Top Lounge 】

宿泊棟の屋上階（6階）にあるラウンジで，屋外席もあります。とても全25室のホテルとは思えない広大な屋上ラウンジです。
ここではセルフサービスでドリンクをいただけます。

Mt.Resort 雲仙九州ホテル 宿・ホテル

The Roof Top Lounge から望む雲仙地獄（地獄谷）。

夕刻の雲仙地獄（雀地獄，お糸地獄，雲仙地獄キリシタン殉教地の碑），撮影時刻は18:31です。見えている建物は雲仙地獄茶屋。
https://www.unzen.org/

雲仙地獄 自然・景勝地

夕陽と国道57号線（雲仙道路），雲仙地獄（清七地獄）。

雲仙地獄 自然・景勝地

夜の雲仙地獄（清七地獄），撮影時刻は21:59です。
https://www.unzen.org/

雲仙地獄 自然・景勝地

夜20時以降は，ワイン，ウィスキー，焼酎など，アルコールのサービスもあります。23時までです。

雲仙九州ホテルの The Roof Top Lounge に架けてある絵画。この絵，好きだなぁ！！
ただ，何が描かれてるんだか，よくわからない…。

後日，雲仙九州ホテルに問い合わせたところ，熊本出身のグラフィックデザイナー，松永 壮（たけし）さんの『地平線』という作品であることがわかりました。

【カフェ・バー The Mellow Ridge 】

外来利用もできる、宿泊棟2階にあるカフェ・バー「 The Mellow Ridge 」。宿泊者は無料。

Mt.Resort 雲仙九州ホテル 宿・ホテル

テラス席もあります。

テラス席から望む水盤とエントランス棟。
空間が贅沢に使われていますね。

夜の宿泊棟（3～5階に全21室）。
宿泊棟から張り出した2階のテラスを，1階部分で水盤と回廊が取り囲む構造。平屋の離れ棟（全4室）は宿泊棟の裏側にあります。

【雲仙九州ホテル／離れ棟】
2室で一棟となってます。奥が利用した「はなれA-2」です。

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夜はこんな雰囲気です。このすぐ向かい側が個室ダイニングなので，部屋から1分もかかりません。

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【雲仙九州ホテル／ はなれA 】

宿泊したのは「はなれA-2」。
以下の15枚の写真には番号を振って，部屋の見取り図上に撮影位置を示しています。

「はなれA」は，ベッドルームとバスルームが分離している間取り。「はなれB」は，ベッドルームが露天風呂に面しているタイプ。
https://kyushuhtl.co.jp/hanare.html
A，Bともにテラス部分が約29平米，室内部分が約61㎡あります。

①玄関を入ると，正面が温泉半露天風呂付のバスルーム。

②手前が内湯（半露天），奥が露天風呂，その奥がテラスです。露天風呂へは，リビングルームから直接出入りすることもできます。内湯・露天ともにかけ流しですが，熱い場合は加水して調節します。

③内湯
浴室内に椅子が用意されています。

④内湯のシャワー。アメニティは「THANN」。

⑤露天風呂と，ゆりかご？みたいな椅子。
この椅子ねぇ，見た目は悪くないんだけど，座り心地が良いとは言い難い（座ると背中が丸まってしまいます）。それに，座る時や立ち上がる際に椅子自体が揺れるために，特に年寄りはバランスを崩しやすく，転倒する危険性もあるのではないかと思います。代わりにデイベッドなんかがある方が実用的かも…

⑥洗面台はシングル。

⑦洗面台のアメニティ。

⑧ウォークイン・クロゼット，金庫もあります。バスローブ、ガウン，館内着が用意されています。

⑨ベッドルーム
米国Sealy（シーリー）社製のベッド。

⑩冷蔵庫内はフリー，悠佑と，夕食前にスプマンテをいただきました。シャンパン・グラスがあるといいんだけどな…。2リットルの「アルカリイオンの水」もあります。

⑪リビングルームと琉球畳の和室。

⑫頼んでおいた布団（3,000円+）は予め敷いてありました。敷布団マットレスの寝心地がとてもよい。おれがここで寝て，悠佑がベッドルームを独り占めw

⑬和室からテラスを望む

⑭早朝のテラス
雲仙温泉は標高700m程のところにあります。日中は暑くても，早朝はとても涼しく過ごせます。

⑮山の端から昇る朝日を浴びつつ，テーブルに映る雲の動きを感じながら，ゆるりと味わう一杯のコーヒー。午前7時5分，悠佑は寝てるw

（ちょっとした動画です）
https://youtu.be/ILQP2FhNa2Y

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【プライベートダイニング「grille（グリエ）」】

はなれに宿泊した場合，食事は，離れのすぐ前にあるプライベートダイニング「grille（グリエ）」でいただきます。

部屋着で行っても構いません。個室内に専用のお手洗いまで付いています。

【雲仙九州ホテル・夕食】

ドリンクは，5グラスワインセットにしました。2,900円+と，リーズナブルな値段です。

テーブル・セッティング

紅葉豚の燻製ロワイヤル　柚子

ダシの効いてる茶碗蒸し？やな。紅葉豚は，雲仙山麓で育てられているそう。

島原半島の野菜で作る前菜４種
じゃがいもの冷製スープ　オクラ　ゴーヤ　とうもろこし

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橘湾の生魚料理

魚はアラカブ（カサゴ），それに馬刺しです。
橘湾と言うのは，島原半島の西岸から天草灘に接続する海です。

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地元名物　手延べそうめんと多比良蟹のカッペリーニ仕立て

多比良蟹（たいらがに，たいらガネ）というのはワタリガニの一種で，島原半島北部，島原市国見の多比良港の沖合（有明海）で獲れるそうです。

島原産　茄子の和風ガーリックバターソース

思わず笑ってしまいそうなシンプルな料理ですが，コース料理の中の野菜料理としても十分おいしゅうございました。

長崎県産　鮑の炙り　肝のソース　レモン風味

長崎県は，五島や壱岐・対馬を中心としたアワビの産地として知られています。夏が旬ですね。

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長崎牛フィレ肉の炭火焼き　赤ワインソース

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小浜じゃこ俵めし　ダシ茶漬け

小浜（おばま）は橘湾に面する漁港で，小浜温泉は海辺の温泉地としても知られています。

ぶどうのシャーベットとゼリー

和の要素も存分に，しかも違和感なく取り入れられた西洋料理。素材のほとんどは，島原産，長崎産。
ダシにこだわりがあるからなのか，すべての料理が，コース料理としての脈絡を保っていることにも感銘を受けました。

【雲仙九州ホテル・朝食】
到着時にメニューを見てから，洋食か和食か選べます。悠佑は「卵かけご飯」を見て和食，おれは洋食。

和朝食・洋朝食(1)
生野菜サラダ

サラダ（和洋のドレッシング）と飲み物（オレンジ・りんご・紫の野菜・牛乳から選択）は，和朝食にも洋朝食にも付きます。

和朝食(2)
小鉢もの３種・だし巻卵・豆乳豆腐
さばの焼き物　白ワイン仕立て
サザエと鯛を添えた特製ダシの卵かけご飯
（生卵に，かつおだしと醤油を合わせた特製ダシで）

贅沢な卵かけご飯やなぁ！！

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和朝食(3)
トマトの甘味デザート

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洋朝食(2)
本日のスープと温かい卵をかけたトマトソースのお野菜

洋朝食(3)
ローストビーフ

しっとりと柔らかいローストビーフを，朝からいただけるとは！！

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洋朝食(4)
フレンチトースト

ごちそうさまでした。ありきたりでない，意外性のある朝食を，存分に楽しませていただきました。

9時にホテルを出発して，雲仙・島原から熊本県・天草に向かいます。

『「潜伏キリシタン関連遺産」より大野, 出津, 崎津集落 ～長崎と天草地方 旅行記(ブログ) 1～』は，下記のURLからご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/11385218

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