2017/07/26 - 2017/07/29
220位(同エリア314件中)
群青さん
この旅行記のスケジュール
2017/07/29
この旅行記スケジュールを元に
4日目の朝。
いよいよ今日で、非日常の東北旅行の最終日なんだな~!
天気が心配で外を見てみると、やや霧雨。
観光する時間帯には止んでほしいと祈りつつ・・・
目覚めの温泉に出発。
昨夜同様、青森ひばの木の香がかぐわしい。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
部屋に戻り、テレビで天気予報をチェックしながら今日の観光予定を検討する。
朝方の霧雨も止んで、4日目は照らず晴れずながらも時折、陽が差す時間帯もあるようで・・・
当初の予定通りの観光をしようと決める。もてなし心と情熱あふれる三沢の湯宿 by 群青さん青森屋 by 星野リゾート 宿・ホテル
-
朝7時。
昨夜のじゃわめぐショーの場所で、津軽弁のラジオ体操が開催されるので参加した。
毎朝7:00 7:30 8:00の3回行われているそう・・・
郷土色豊かなラジオ体操を一緒に楽しみながら、4日目の体調を整えていく。 -
朝食は昨夜と同じのれそれ食堂。
味噌汁の香ばしい香りに食欲をそそられる。 -
和食主体で選んでみた。
やはりシンプルながら食材そのものの美味しさが際立った食事で大満足。
食後は腹ごなしを兼ねて、青森屋の園内を散策してみることに。 -
立派な門をくぐりしばらく行くと、広大な池が見えてきた。
周囲には南部曲屋と呼ばれる、南部地方特有の母屋と馬小屋が一体となった建物も。 -
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また、一角にはこんなものも。
あおもり藍テラス -
藍テラスから見る景色
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鐘撞堂
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ポニーのお家
一心不乱に干し草を食んでいて見向きもしません。
池の周囲をほぼ一周する形で戻ってきたところ、こんなものが・・・ -
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池から逸れて門をくぐって先へと進んでみます。
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渋沢栄一像(左)、と渋沢敬三像(右)が!!
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ここ星野リゾート青森屋の建つ場所は、かつて古牧温泉という温泉リゾートだったとか。
この場所の開発と経営に携わったのは、渋沢栄一の書生として仕え、後に渋沢敬三の秘書として活動した杉本行雄。
彼が後半生に十和田開発株式会社を興し、十和田奥入瀬観光の拠点となるリゾートを作るために温泉を掘削させたところ、湧出量の豊富な良質な温泉を得たことに始まる。
古牧温泉自体はかつて、行ってみたい温泉のトップに選ばれるほど人気を博した温泉リゾートとして成功したものの、バブル期の経営拡大とバブル崩壊後の放漫経営によって立ちいかなくなり、外資系投資ファンドの傘下に入った後、星野リゾートによって経営再建中なのだとか。
確かに僕らのイメージする”星野リゾート”というのは、もっと敷居の高いクラスという印象が拭い去れないものだから・・・
星野リゾート青森屋は異色だなぁ~!と感じつつも、それ故に3日目の宿として泊まってみたかったので決めた次第。
で、渋沢庭園に話を戻す。 -
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旧渋沢邸は東京港区の三田にあった渋沢邸を移築しこの地に留めた建物。
外観しか見ることはできなかったのですが、非常に広大で立派な屋敷。
できれば館内も見てみたいと思うほどの威容で、明治日本の経済の基礎を作り上げた渋沢栄一の居宅として非常にシンボライズの象徴だったのでしょう。
一方で、周囲はとても閑散としていて、というよりかなり薄気味悪い静けさ。
何の気配すら感じ得ない中に渋沢家2体の銅像や旧渋沢家の立派な建物がある割に、何かとても時代から忘れ去られた感がハンパなくて・・・
魑魅魍魎っぽさすら漂う。
たぶんこれはここの広大さゆえに手が回ってない事と、星野リゾート青森屋とのコンセプトの齟齬・ミスマッチのような感がしてなりません。
明らかに渋沢邸はその潜在力、存在感を生かし切れていませんし、手入れこそ綺麗に施されてあるものの今の息吹は吹き込まれてないです。
これをきちんと活用できるようになると、星野リゾート青森屋の奥行きはもっともっと広がるだろうと感じるのですが・・・さて。
40分くらいかけて公園内を散策したので、せっかくなので最後は足湯に浸かることに。 -
雨除けも用意された足湯は背後に乾いたタオルも用意されているので、手ぶらでも入ることが可能。
先客は誰もいなかったので気持ちよく浸かっていると・・・
先程、津軽弁のラジオ体操の際にステージで先導していた方と思しきおじさんがやって来て・・・
使用済みのタオルを回収しながら座席を掃除した後で話しかけてきた。
「お客さんはどちらからいらっしゃったんですか?」
そんな問いかけがきっかけで、しばし足湯に浸かりながらおじさんとの会話が弾む。
僕らがこの園内の散策をした後で足湯に興じていると知ると、古牧温泉リゾートの発端の話や、三沢市の歴史や現在の状況、果ては星野リゾート青森屋となってからお客さんが増えていろんな地域から訪れる観光客が増えて嬉しいなんて感想までも率直に語ってくれる。
おじさんの話を聞きながら感じたこと。
ここの従業員の方たちは、一時は日本経済の荒波や経営母体の失策や、青森という地理的な要因も含めて様々に翻弄されたのかもしれないけれど・・・
それでも希望を失わず、時代に即した形で支援がついた奇遇を逃さずに、自分らのできることを模索しながら”もてなし”に徹することで突破口を開いたであろう姿を痛切に感じた。
これくらい隅から隅までお客さんを楽しませることに徹しながらも、各々の活躍する舞台を与えているように感じさせるホテルや温泉旅館に遭遇したことはなかったなぁ!
それがとても新鮮で、スゴイと感じるのだ。
やらされる感はなく、自分の立場で自発的に仕事する人はとてもカッコイイ!
まさか青森の三沢の、10年前には負け組だったらしい温泉リゾートが今こんな風に隆盛を極めて、お客さんを喜ばせること楽しませることに長けた施設へと変貌しているなんて。
以前のここは知らないけれど、帰宅して改めて青森屋の辿った道のりを調べてみて感じたのは、自分たちの根っこは何か?をトコトン追求しそれを極めた組織が実行した時に到達する強みというものの姿!
最初は3泊目の宿泊地を決めるのに四苦八苦した。
岩手県内で3つ決めることはないんじゃないか?という疑問から、視野を拡げて青森へと突入していく選択肢を辿った果てに浮上してきたのが、ずっと気になっていた星野リゾート青森屋に泊まるという決定打だった。
最初はそれだけの話だったのだが・・・
まさか3日目でここまで様々な意味で濃厚な一夜を過ごせる宿に遭遇するなんてね
あれだけチェックインの際に唖然としていた母が、イチバン喜んでくれたのが最大の誤算。
僕自身も含めて、それはとても嬉しい計算外だ。
朝からゆっくりさせていただいて、10時直前にチェックアウト。
再び送迎の人の大漁旗に見送られながら、今回の旅行の象徴ともいえる宿に出会えたことへの嬉しさと感謝を胸に秘めつつ、後にした。
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