2017/07/26 - 2017/07/29
335位(同エリア929件中)
群青さん
この旅行記スケジュールを元に
この仕事に就いて初めてだと思う。
7月最終週に早々と夏休みを取るという経験は!
今年の夏は4年ぶりに岩手を旅することにした。
前回2013年は2泊3日で岩手と宮城を回るという、無知ゆえの強行日程を組み・・・
楽しかったけれどスケジュール的に無謀過ぎて、しかも行きたい場所に行けず仕舞いで後悔の残る日程だったこともあり、いつかリベンジしたい!と願っていた。
そういうわけで今回は3泊4日。
北海道の次に広い面積を誇る岩手県を縦断する形で旅をしよう
春先からあれこれ調べ計画を練り、早々と宿を押さえ、1ヶ月前には新幹線とレンタカーの予約を済ませ・・・
いつもの月より3日前倒しで仕事を着々とこなし、7/26(水)から僕は3泊4日の旅人になった。
ここ数年、恒例の年に一度の行事の如く、今回の旅のお供は母。
事前に行きたい場所を尋ねると、
①4年前に曇天だった浄土ヶ浜でざっぱ船に乗りたい!
②宮古の特産の”うに染め”の商品を買える場所に行きたい
③平泉の中尊寺の金色堂を見てみたい
という3つの希望を伝えてきたのでそれを考慮しつつ、後は僕が行きたいと思っていた場所を組み込みながら日程を作成。
7月最終週の関東は、梅雨明け後なのに天候が逆戻りしたが如く雨がちの陽気。
出発日の朝なんぞザーザー降りの雨。
それでも天気予報は「東北地方の好天」を伝えているのを信じ、傘も持たず高崎駅から新幹線に乗った。
大宮駅で乗り換えて初めて乗る東北新幹線。
ノンストップで仙台まで!
新白河駅通過の際には徐々に空の青さが眩しくて、仙台駅を降り立った時はまさに関東では久しく見ることのなかった真っ青な空が広がっている。
駅レンタカーでホンダのフィットを借り、荷物を積み込みいざ出発
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- レンタカー 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
最初の目的地は仙台市の東北福光みらい館。
6年前の東日本大震災で被災した東北の人たちがあの日以降どのように歩み再び立ち上がって来たのか!
日本中そして世界の人々がどのような励ましの声を形にして東北の人たちに贈ったのか!
を展示した会館で、以前から見に行きたいと思っていた場所。
会館の近くの花壇には「ど根性ひまわり」が咲き誇っていた。
4年前に訪れた宮城県石巻の「がんばろう!石巻」の看板近くに漂流してきたひまわりの種が、その夏花を咲かせ・・・
その種から7代目となるこの夏も、こうして何事もなかったように堂々と勝ち飾るように咲くひまわり。
どういう原理か知らないが、このひまわり、太陽の方向に向かって咲くのではなく石巻の方向に向かって咲いているらしい。 -
北関東の蒸し暑い夏とは打って変わり、気温31℃でも空気は乾いていて、時折吹く風が心地よい。
東北福光みらい館の展示も大変に素晴らしく、また6年の歳月にふと風化しそうになるあの日の実相をきちんと留めていて、言葉にし尽せない過酷な状況の日々に心を馳せると胸が締め付けられる思いが残る。
様々な品々に囲まれて暮らしていた日常が、あの地震や津波・そして原発の事故による被災によって一瞬にして奪われた東北の広範囲な地域。
けれども身一つは助かっても絶望に暮れる人々にとって、「心の財産」こそが残された唯一にして大切なもの。
人は皆、自分の幸福、家族の幸せ、身の回りの人たちの安穏、そして我が地域の平和を願って生きている。
本当に大切なものが何かが明確になるのは、絶望的と思えるほど過酷な状況に陥った時に見えてくるのかもしれない。
そんな時に、何もかも失ったけれど、心こそ大切と気づき、困難な場所から再び立ち上がった東北の被災者の方たちの姿から、逆に教えられることを多く学ばせてもらった。
さあこれから3泊4日、震災後6年5カ月経った東北の今を我が眼で確かめつつ、まっさらな心にその風景を焼きつけて来よう! -
泉インターチェンジから東北道へ。
昼食時をやや過ぎたので、長者原サービスエリアに立ち寄り腹ごしらえ。
仙台名物牛たん定食。
そのまま北上し、順調に岩手県入り。
一関インターで降りて国道4号線をひた走る。
7月最終週の水曜日の平泉は、まだハイシーズンではないのか?比較的閑散としている。
最寄りの駐車場にもスムースに入れられて・・・
蝉時雨の中、35年ぶりの中尊寺へ!長者原サービスエリア レストラン グルメ・レストラン
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中学の修学旅行以来なのだが、あの時は半端なく土砂降りで
何でこんな泥はねするような中を学生服の集団が傘さしてわざわざ出向いていかねばならんの?
と、第二次反抗期真っ只中の中学生の僕らは陰鬱な気分のまま、ただただ歩かされた記憶しかない。
大人になって、あの時ちゃんと修学旅行で訪れた場所を見ておくべきだった!という気持ちが募るにしたがって、若さゆえの後悔が大きくなっていき・・・
ここ数年、僕が東北を訪れる動機の一つになっているのは間違いないところ。
そうして唯一残されたこの場所に、35年ぶりの来訪。
感慨深い。中尊寺 寺・神社・教会
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14歳~15歳の若造にとっては、あんな土砂降りだったとしても月見坂の急坂を恐れる気持ちは微塵もなかったはず。
35年経って、あの頃より余分なぜい肉を20kg以上纏って歩くこの坂は、結構なもんだなぁ~!
それでもまだ息も切れず登り切ったけれど、後期高齢者に突入した母にとっては初日から結構なしんどい観光だったようで・・・中尊寺 寺・神社・教会
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ゆっくりと徐行しながら歩きつつ写真を撮る。
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東物見台でしばし休憩。
眼下には東北本線の線路が見える。
かつてはこの鉄路を数多くの列車が通過していったが、今は上り下りとも1時間に1本程度だとか。
息が整うのを待ってから再び金色堂方面を目指す。
途中、坊さんがガイドしている30人程度の集団がいて、特に気にも留めず人混みを縫うように先を急いだのだが・・・
同日の晩の宿で見たローカルニュースで、その集団が実は、翌日から盛岡で開催される「全国知事会」の参加知事の有志が前乗りで平泉に視察に来ていたことを知った。
実際そこにいた知事は、岩手・静岡・滋賀・岡山の4知事と、その随行の人たちだったらしいのだが。
翌日の岩手日報で写真を見ても、正直誰だかようわからんわ・・・
東京都知事とか千葉県知事がもしその場にいたら気づくだろうけどネ -
本堂
例のお偉いさんの集団が金色堂へそのまま向かうらしき様相だったので、人混みを回避する意味で拝観券を購入し讃衡堂を見物。
三千点を超える国宝・重要文化財を収蔵しているこの展示室。
仏像・仏具・経典・書画・そして奥州藤原氏の副葬品などを見学することができる。
それこそ900年もの遥か昔の栄耀栄華がひしひしと感じられて驚かされる。
金を産出した奥州の豊かさと繁栄の財力によって、日本国内では手に入れることのできない材料を用いて贅を凝らした品々がこれでもかとばかりに並ぶ光景には圧巻!
そして、戦乱の世を嘆き、東北のこの地に平和と安穏を求めた藤原氏3代の造営による平泉の繁栄の姿を目の当たりにし、時代は変われども、為政者も庶民も同じように日々の幸せと政情の安定を願ったことを改めて感じる。
宗教宗派、教えの浅深は置いておくとして、素朴なまでに人間はどの時代にあっても等しく、平和と安寧を願う生き物であることを・・・
金色堂の調査映像の紹介VTRも見学し、時間もだいぶ経ったので外に出ていざ、金色堂へ! -
午後3時半近いとあって、知事と取り巻きたちも去り、他の観光客も殆どいなくなり・・・
静寂さを取り戻した金色堂へと足を進める。
よくぞまあ、これだけの贅沢の粋を集めてこうした建造物を作ったものだ!
権力者だから自分の力を誇示したいという要素は当然あるだろうが、それにしても内部のきんきらきん加減はハンパないッスね~!
西の国の人たちの上から目線からすれば、白河の関の奥なんぞ一派ひとからげで”未開の地”と捉えていたが、実際は100年の安定を極めた平泉。
14や15じゃそんな含みの部分なんぞわかるわけないよね~!
改めてこの年齢になって気づくこと・見えてくるものの大切さをひしひしと感じる次第。中尊寺 寺・神社・教会
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最後は中尊寺ハスを見物した。
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こういうのを見るなら、やはり朝早い方が良さげ。
駐車場に戻ってから、車を移動させ平泉レストハウスへ。
お土産物として佐々木製菓の「三色せんべい」を購入。
夏場だから、初日だから、車に積んで持って歩いても差し障りのないものしか買えないよなぁ~!
ホントは斎藤製菓の「かもめの玉子」も買いたいんだけど、コーティングされているホワイトチョコが溶けてぐちゃぐちゃになったら困るのでとりあえず断念
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