円覚寺　雨にふられて　いつも寄らないお茶処　如意庵さへ立ち寄り　お茶を愉しむのも良きかな♬

2018/06/23 - 2018/06/23

神奈川県鎌倉市山ノ内409
2018.6.23　

明月院・浄智寺・東慶寺さんと歩き　円覚寺さんへ着いた途端に
天気予報通り　午後より強い雨・・・に　ふられてしまいました。

執権を握っていた北条時宗によって建立。

何故　円覚寺が建てられたのか?と　言う最初の必要性

鎌倉幕府はモンゴルの来襲に戦いの日々だったそうです。

敵味方ともに多くの死者が出てしまい・・・
こうした多数の死者を悼むために作られたものだそうです。

犠牲になった日本の武士
モンゴル人も分け隔てなく葬られているんですって!

知らなかったです。
私は　北条氏が時の勢力誇示の為に　
寺を創建したのだとばかり
思っていました。

そんな　言われがあったのですね・・・・

何度もの火災で　消失してしまった　建物もありますが
入母屋造りの舎利殿と梵鐘は国宝に指定されています。

山門

夏目漱石作の『門』にも描かれたもの
十一面観音・十二神将・十六羅漢像が安置されています。

ご存知かと思いますが
山門は三門とも書かれ三解脱門の略

大方丈　

ご住職の住まいにあたります。今は解放されて
拝観させて頂く事が出来ます。

後ろには
見事な　眺めが広がります!

妙香池　みょうこうち　国史跡名勝

創建当初からある
2000年に方丈裏庭園と合わせて自然な姿に復元

僧侶であった夢窓疎石が手がけた庭を手がけました。

沢山の社殿が建っている円覚寺さんですが
ぜひ　見て頂きたいのは

佛日庵　ぶつにちあん　です!

こちらが
八代執権・北条時宗の廊所

九代執権の貞時
十四代執権の高時も合葬されています

開基廊には
十一面観音像と僧の姿をした
時宗・貞時・高時の木造坐像が祀られているそう!

多才だった北条時宗にちなみ
学問の神・開運の神として嵩められてきました。

詳しくは　公式サイトで　ご確認ください!
ご紹介しきれません。
↓

http://www.engakuji.or.jp

傘も役に立たないほど　大雨になってきたので
奥に進もうと思いましたが　

雨宿りのつもりで　立ち寄ったのが
如意庵さん。

こちらで　久しぶりに頂いたのが　お抹茶でした。
雨に濡れる　緑を見ながらの　一服も良いものですね!

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

最寄り駅はJR横須賀線、北鎌倉駅下車

バスも出ています。

歩いて行くと　木々が見えてきます。

総門をくぐります

平日でしたが　人が並んで　階段を登って行く様子です。

桂昌庵

ここには何があるのか・・・・
と立ち寄ってみました。

気合いの入った声が聞こえて来ましたので気になって。

堂の中には　閻魔さまが!

と堂内で　弓道の稽古をしていらっしゃいました。
沢山の人です。
閻魔さまの目の前で　弓が放たれています。

この上に　
十一面観音・十二神将・十六羅漢像があるんですね!

皆さんが　入って行かれるので
覗いてみました。

天井絵
白龍です。

金澤さん　筆の　傑作ですね!

佛心
と書かれた　屏風が　飾られていました。

鎌倉時代末期作と言われる像

立ち入り禁止となっています。

益々　雨が　強くなってきました。

何の案内版も無かったのですが
櫓の中に　像が・・・

唐門　
勅使門です。
さすがに立派です

百観音霊場

方丈　前の　ビャクシンの樹
迫力がありました!

方丈の中が　拝観出来ます。

方丈内は　撮影禁止ですが

裏にある庭園を眺める事が出来ます。
座って　静かに拝見!

妙香池

虎頭石　と札

この下の石が虎頭かな?

佛日庵　入口です。

大雨(;´･ω･)

林家喜久三師匠　今は昇進されて名前が
変っていますが　当時　創られたお庭のようですね。

こちらが廟所です。

南無十一面観世園　さま

延命地蔵尊　さま

如意庵　さんで　一休みです。

雨が激しくなってきました。

玄関が　素敵ですねえ

紫陽花の形をした　和菓子

紫陽花の生花が　添えられています。

すだれ越しに　庭が　青々として見える景観

この鳥居の先に　洪鐘　国宝　
があるのですが　激しい雨の為　

次回　訪れる事にします。

奥の堂にも　寄らずに引き返してしまいました。

ざんざん降りの雨・・・・

紫陽花はイキイキとしていました。

この日は　混雑していた為か　いつも頂く
御朱印は頂けませんでした。

一つ　頂きました。

御朱印帳
佛心　

水戸黄門　テレビドラマ　題字を書かれた
元　円覚寺　住職を務められた

朝比奈宗源氏の　文字です。