2007?2009年世界一周の思い出日記、コロンビア編①です。<br />まずは国境の町イピアレス。<br />世界のコカインの80％を生産しているという噂の危険な国、コロンビア。<br />びびって何もできないのか！？<br /><br />2008/5/10　エクアドル→コロンビアのイピアレス<br />5/11　イピアレス→カリ→ボゴタ<br />5/12　ボゴタ<br />5/13　ボゴタ→ベネズエラへ

コロンビア①コロンビアコーヒーを飲みに行こう・イピアレス編（世界一周の思い出日記）

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2008/05/11 - 2008/05/13

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エリア

カリ(コロンビア)

バックを切り裂かれた我らは、無事エクアドルから国境を越えてイピアレスという辺境の町へ。
ここからカリという中間の町までの夜行移動は、ゲリラが出る心配があるということで、この日はここでストップ。

町のおじさんにゲリラの件を聞くと、最近はまったく心配ないらしいが、一説によると週末は副業ゲリラが出やすいので移動は避けたほうがいいとのこと。
宿は結構きれいだし、普通に安全で落ち着けた。
ふざけた名前ですが真剣に銀行。
ドキドキのコロンビア、ATMも普通に使えました。
田舎町だからか、南米の大きな街の教会とは異なり、シンプルな教会です。
イピアレスの中心街です
若い子向けのお洋服屋さんが多くてごくごく普通の町。広場は夜遅くまで賑わっていて、コカインのコの字も感じないわ。

お店では、店員さんが買い物客にぴったりへばりつく接客スタイル。

でも、路地の様子はやっぱり怖い。
売春婦的な人も立っていた、、、のですが、メキクがひどかったです。
例えて言うならボンボン坂高校演劇部。
こういうの、チベットの辺境でも見たんだけど、何？？山の流行り？？
映画コロンビアーナのような美女はいなかった。
コロンビアのケーキ屋さんにて。
マルボロかと思いきやさすがコロンビア。
おばちゃんが普通にコーヒー飲んでいるコロンビアの日常風景。
ケーキ屋さんですよ。
マリファナケーキ店のコーヒー。
念願のコロンビアコーヒー。う、うすい。
なんでもないこういう食堂があとでうらやましいほどの思い出になるのですよ。
これはコロンビアのセルベッサ。おいしくなさそうなラベルです。
コロンビアのスープ。
エクアドルのバナナスープとまったく変わらない味。
具がたくさん入ったスープはうれしいです。
ちなみに、エクアドルからはじまったマトケ（アフリカの食べるバナナ）文化、コロンビアも引き続き、甘くないバナナを芋のように煮込んで食べます。
アフリカのマトケと違って、南米のマトケはもっとバサバサしていて、おいしくない芋みたいな感じでした。
マトケはやっぱりブルンジに限ります。
コロンビアのごはん。ごはんですね。
テロリンという麺のセットで、すごいボリュームです。
パタゴニアのトレッキングでお世話になったガスバーナーセットともお別れ。
これでお茶を飲むと落ち着くんだな。
売店。鉄格子がどこかのアフリカ風。
イピアレスは食べ物屋さんが少なかったです。
イピアレスの朝。よく晴れて移動日和
イピアレスの町。
イピアレスのバスターミナルです。
この日は昼間のうちにカリを通過しそのままボゴタに行く夜行バスに乗ります。
２０時間ぐらいの移動。
ボリバリアノのバスに乗るつもり。
これが今日のバス。
引き続き南米クオリティ。
さあ、悪名高きコロンビアの山奥へと向かいます。
バスはカリ経由でボゴダへ。
ボゴタまでの道のりは山岳地帯。果てしなくカーブが続き読書どころじゃありません。
でも景色はものすごく雄大！これだけ山が深いと、そりゃぁコカイン畑も隠せるってもんだと勝手に納得。
エクアドルの緩やかな高原地帯とは異なり、険しい山道が続きます。
家の風景はインドとか東南アジアな雰囲気。
幹線道路沿いの家は花や植木を飾っている家がありました。
それもそのはず、バスは次第に標高を下げ、気温もぐっと上がってきていました。
そんなわけで、街道の風景はどこか東南アジア風。
タンクトップを着た人びとが、花で飾られた庭先にテーブルといすを並べてみんな昼間からのんびり。
危ないイメージのコロンビアで、ちょっとほっとできる瞬間。
窓に手を当ててみると暖かい。今までずっと寒かった気候が、どうやら熱帯地帯へとかわりつつあるらしい。
村人はみんな薄着だし、アジア的な雰囲気なのもうなずける。
もしかしたらこういうのが中米的なラテン風景なのかな。
アンデスの厳しい自然に囲まれた高山地帯から、だんだんとカリブ海が近づいていることを実感。
果てしなく続く山の国。コロンビアにようこそ。

途中寄った街のドライブインは、もはや暑すぎて食欲もわかないほど。スープをちょっとだけすすって、すぐ出発。

なんとか明るいうちにゲリラ地帯と言われていた地域を通過できました。

そのまま夜行バスに乗り換えて、首都ボゴタを目指します。