ベネズエラ②　カリブ海から中米の風を感じよう！プエルトコロンビア

2008/05/16 - 2008/05/18

ちょうど10年前に行ったベネズエラの思い出を振り返ろうと思います②
カリブ海の小さな町、プエルトコロンビア編。

2008年
5/13　ボリビアのククタ→サンアントニオデルタキーラ→サンクリストバル→メリダ
5/14　メリダ
5/15　メリダ→マラカイボ（夜行）
5/16　→マラカイボ→プエルトコロンビア
5/17　プエルトコロンビア
5/18　プエルトコロンビア→マラカイ→カラカス→バルセロナに向け出国

エリア その他の観光地(ベネズエラ)

カラカスから飛ぶ、と決めたあと、”カラカスから近いビーチ”とロンプラに書いてあっただけで立ち寄りが決定したプエルトコロンビア。

ここでのんびり南米最後のときを過ごし、ヨーロッパに備えます。

標高の高いメリダから、カリブ海沿岸への夜行バスの旅。
起きるたびに気温が上がって行きました。

ターミナルに着きたら、隣にあるショッピングエリアみたいな場所で朝ごはん。

南米でお世話になったエンパナーダ。
ベネズエラのエンパナーダも主流はとうもろこし粉。これは小麦粉だけど。
朝はとうもろこしのエンパナーダぐらいしか食べるものがない。
ひき肉とたまねぎと卵が入ってボリュームたっぷり。

バスをのりかえて、キンキラボロバスで一度山を登ります。
あたりは熱帯雨林のような森、大音量でラテン音楽！アンデスからの脱却！

山を下ればプエルトコロンビアです。

まるで東南アジアのようなミニバス旅行。
流れる音楽だけラテン系。
地元の旅行者らしき人がたくさん乗っていました。

スペイン調の色合いがすてきなゲストハウスを見つけました。

プエルトコロンビアの宿はどこも中庭付きで、南国風。

荷物を置いたら散歩にでかけます。
プエルトコロンビアの町

浸水したこの道を渡らないと海に出られません

カリブな売店

お昼ご飯を食べた食堂からの眺め

すてきなビール

バーコード？だったかな。
とにかくすてきなベネズエラの缶ビール

これがカリブのランチかー。
ベネズエラで一番おいしかったランチ。チキンのトマト煮とポテトサラダ。
揚げバナナが炭水化物がわり。ベネズエラのご飯には必ず揚げバナナがつく。

魚の切り身にライムをぎゅっと絞っていただきます。
プエルトコロンビアはお魚がおいしかった。

はじめてのカリブ海！カリビアンビーチ！

ちょっと曇っていますがヤシの木が生い茂り、こういう風景は久々。
南米に来てからはリオデジャネイロで少しだけ南国を体験しましたが、考えてみればほぼほぼ山奥でほこりまみれになりながら震えていたような。。。

南米の南端、ウシュアイアから、北端のプエルトコロンビアまで陸路移動を達成しました。
ダウンジャケットから水着になりました。

ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ボリビア、ペルー、エクアドル、コロンビア、ベネズエラと、3か月かけて旅をしてきました。

南米旅行を振り返ると、とにかく大自然に圧倒された旅でした。
とくにアンデスの高山地帯とパタゴニアの壮大な風景は生涯忘れることはないと思います。
アルゼンチンとチリのワイン生活には、10年たった今もずっと呑む旅に思い出に浸ってしまいます。

かけがえのない旅でした。
結婚もしてなくて、親も元気で、唯一心配だったのは無職になることだったけれど、仕事をやめて20代のあの時期に行ってよかった。
このあと帰国し、30歳になったときに今の会社に入社しました。
それから8年勤続しています。
あの選択には何の後悔もない！

ついこの間ふと思い立って立ち寄った町。
ルートになかった町。
言ってみたらここは南米旅行のおまけみたいなもの。
長い旅を振り返りながら、南米最後の時間をゆっくり過ごしました。

プエルトコロンビアは街並みがとてもカラフルできれいです。

他のどこでも見たことない窓辺

肉づきのいいおばちゃんは世界共通ですが、この露出具合がカリブのおばちゃん

成金と美女説

海沿いを散歩してみました。

ここだけ見ると江ノ島

夕方の海辺へ。

アジアにそっくりな光景が広がっていました。

ローカル食堂。
早くも始めてますね。
よく見ると鉄格子で囲まれているのがさすがは南米。
こういうのがないアジアはつくづく平和。

ポーラーベアライトが売ってました。
暑い海辺の町にぴったり。

ローカルな食堂の晩御飯。
おさかな定食。
今思いましたが、米！ベネズエラではずいぶんよく米を食べました。
だからこうやって写真を見ると、アジアの料理と勘違いしてしまいそう。
右は米のパン。揚げた状態で乗ってました。

カリブの海賊に会いました。

南米最後の日には、アンデスの山奥でほこりにまみれたバックパックから靴まで、何もかもを洗濯して、ゲストハウスの庭を自分の洗濯物だらけにしました。

タンザニアあたりで買った4代目の黒いビーサンも捨てて、ヨーロッパ用にキラキラのついたかわいいピンクのサンダルを買いました。


ベネズエラ③カラカス編に続く