カリ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
日目。(2019.1.17)<br />NRT17:30。 3名が合流しUA航空で出発。同日、LAX9:40着。機体はゲートに着いたが、アナウンスがあり、10時まで機内待機という。どうやらトランプ問題で、職員が勤務に付けないらしい。24時間空港なのに。<br />15分後にやっと降機。各自、自動機に入力・指紋認証、写真をとられ、プリントされた紙を持って、係官の入国審査を受ける。入国。預け荷物を受け取り、途中、UAのカウンターがあり、荷物を預けて国内線に移動。ここで1名合流し4名に。<br />同日、15:20発でIAHに20:30着。再び乗り換え23:59発。<br /><br />2日目。<br />ボゴタ空港6:00着。審査場は混んでいて、150人ほどの列が5か所で曲げられ、遅々として進まない。やっと最前列になり、よく見ると誘導員はいず、カウンターから係員が手を挙げているのに、先頭の客が見ていない。係員も再度立ち上がるなりして合図を送るでもなく。長時間待ちくたびれていたので、「レフト サイド。レフト サイド」と叫んでしまった。周りからジロジロ見られ、恥ずかしかった。やっと先頭が気づき、移動。以後、スムーズに空いているカウンターを見つけ、動き始めた。<br />入国から、両替して出ると、8時になっていた。1円=約28ペソ。先着していた2名、後着の1名が合流して7名全員が揃った。標高2600mで過ごしやすい。タクシー2台に分乗。約20分で宿に到着。コロンビアもエクアドルも街路表示がしっかり出来ていて、住所を教えればタクシーはもちろん、市民もある程度の場所が分かるので便利である。<br />チェックインまで時間があり、居間で待機。主人がコーヒーを入れてくれる。日本人青年が朝食中で、昨日到着という。中米から移動中にリュックを切られ、盗難被害に遭ったそうだ。<br /><br />宿情報<br />TADAIMA HOSTEL<br />旧市街の小さな宿。手入れされている。主人はスペイン語のみだが、若い従業員は日本語がかなりできる。<br />ドミトリー1人約3万ペソ。2段ベッドの8人部屋。トイレ・シャワー付。天井高は十分。お湯十分。<br />朝食付き クロワッサン2 ゆで卵、バナナ、コーヒー<br />3階に屋根付き屋上があり、洗濯物が干せた。1階に炊事場があり、使えた。<br /><br />早目に部屋が空き、チェックイン。7人で街に。道は狭く、一通が殆ど。歩道も狭い。随所にポリスが立哨していて、麻薬犬か火薬犬か連れていることが多い。同行のMさんがネットで、「ボゴタの警察学校が反政府派に襲撃された」と情報をくれた。日本紙にも少し記事にされていた。<br />それによると「17日。警察学校の卒業式に、車で乗り付けたELNメンバーが、検問で火薬犬に探知され、強行突破して自爆。死者9名」。それでポリスが普段より多かったのかも。しかし市民は慣れっこか、平穏で、広場では歌ったり、ギターを弾いたり。屋台も沢山でていた。一部公共施設は閉鎖していたらしい。<br />最古の広場といわれるLa Plaza de Chorro de Quevedoを通り、ボテロ美術館に。立派な施設で館員が各展示室に配置され、きれいな中庭もあったが無料。ぼっちゃりの美を堪能した。次にボリバール広場で一時解散。写真を撮る人、カテドラル、広場などを観光する人、スーパーでの買い物等に分かれ、私はスーパーに。2階にATMがあり、引き出し、少し買い物して再集合。宿が併設している日本食堂ふじに遅い昼食に向かう。宿から100mほど。宿の若者が兼任で働いていた。女性のステファニーさんが料理長。麺類は製麺機で自家製。玉子丼、みそ汁は日本でも十分に通用する味。私が注文した焼きそばは今一、というよりそば粉での焼きうどん風。1万ペソ。不味くはないが、私のイメージの焼きそばではない。製粉が手に入らないのだろう。黒ビールとやらも飲んだが、やや薄い感触。4000ペソ。<br />さすが高地、夜は気温が下がる。長袖で寝る。<br /><br />3日目。<br />朝、6:30。2名で散歩に。露店のチーズ入りの焼き物を試食。2200ペソ。8時過ぎ、宿近くのパン屋を覗くと宿の主人が朝食用のクロワッサンを調達していた。8:30朝食。9時、全員で歩いてモンセラーテの丘に向かう。ケーブル駅まで20分。シニア割引があった。日曜は半額らしい。急こう配の坂を500m、ケーブル電車で上がると頂上に教会。丘というより山。手入れされた庭園。下界は旧市街が一望。夜は夜景が素晴らしそう。<br />座って日記を付けていると、学生と名乗る男女4人から写真を・・・と声をかけられる。シャッター係かと思ったら、一緒にという。頭髪の少ない異邦人と写真に納まる心理は分からない。挨拶代わりに、日本から持参したぷっちょ飴を渡した。英語で色々質問されたが、私の語力では会話が続かない。<br />下山後、歩いて昼食に。ブッフェ12000ペソ。400円くらいで安い。私は一人宿に戻り、昼寝。他の人は、黄金博物館など観光を続ける。夕刻、ふじ食堂に行き、明日の予約タクシーの件を確認する。暇な時間帯で、従業員のアンドレ君と話をする。<br /> ・友人から日本語の本を借り、独学で日本語を学んだ。<br /> ・大学を卒業して、日本語を学びたいため、TADAIMA HOSTEL で働いている。<br /> ・将来、日本で働きたい。<br />と話していた。夜間からホステルで泊まり込み、午前中は、ホステルの掃除など、午後から夜まで食堂で接客や皿洗いとフル労働の勤労青年だった。<br /><br />事件1<br />同行の1名、山の方に散策中、写真を撮っていたら4人組強盗にタブレットと財布等を入れた袋を奪われた。タブレットとお金は奪われたが、パスポートと叫んで追いかけたので、財布、カード、パスポートなどは取り戻した。身体的被害は無かったようだ。警察に被害届を出すため、ステファニーさんが間に入って、通訳等、尽力して頂いた。<br /><br />4日目。<br />メデジンMEDELLINに移動日。<br />バス出発が6:40なため、5:30宿を出発。時間通りタクシー2台が到着。宿の主人が1台22000ペソ集金し、私の目の前でドライバーに22000ペソを渡す。そして私に「ちゃんと渡したから、着いてお金を要求されても、絶対にあげる必要が無いから」と通訳係のアンドレ君を通して伝えてくれた。誠実な主人だ。<br />早朝ゆえ、スムーズに走り、10分ほどでターミナルに到着。追加請求なし。<br />ターミナルは大きい。出発5分前になり、やっと乗車。2階建で2階は4列、1階は3列。我々は1階。優雅な旅になった。450kmで25.4$。いろは坂のような道を、下り2、登り1くらいの割合で、少しずつ高度を下げた。殆ど牧草地か荒れ地。道路は良いが、片側一斜線。大型車、10輪車以上のトラックが多い。だからすぐ渋滞になる。少し直線になると、バスも乗用車並みに追い抜きをかける。しかし屡々対向車が現れて、急ブレーキをかけ避難する。停留所でないのに時々停まり、売り子が乗り込み、色々な物を売り歩き、すぐ降りる。飲み物が多いが、果物、揚げ物など多種。私は小さなドーナツ5ケ2000ペソを、6人だからと1つおまけさせて買う。不味くはない。<br />バナナ畑が増えて、気温も上がった11:15に昼食休憩。のんびり1時間もとる。<br />17:40メデジン着。予定より1時間遅れ。昼食時間が長すぎた。山に囲まれた広い谷のような街。標高1500m、千mほど山を下りた。タクシーは、メーターのため交渉なし。<br /><br />宿情報<br />Ayenda 1219 Park 6<br />3ベッドの部屋を2つ予約したが、ダブルとシングルと言われた。男性陣は認めず、6ベッドの部屋を同料金に。<br />1部屋10万ペソ。朝食付き。<br />立地は、ショッピングセンターや大学が近く、レストラン多数あり。<br /><br />5日目。<br />6:30。Nさんと散歩に。散歩をしているシニアが多い。犬を連れてノンビリ歩いている人もいるが、多くは速足。また通勤らしい人は、皆、リュック姿。<br />8:00朝食と言っていたが、早めに始まっていた。私とGさん以外はツアーに。2人は、徒歩でヌティバラの丘に。頂上に博物館もあったが、ただ景色をみて下山。途中、雨が降り出し、東屋で待機。<br />下山後、メトロの駅を目指す。途中、英語が出来る親切なシニアに道案内され、到着。高架鉄道だった。どこで乗り換えても、出ない限りは2450ペソ一律。乗り心地は良い。ただエレベータはあるようだが、高架で階段が大変。一度乗り換え、宿近くで降りる。<br />露店の生オレンジジュース3000ペソを試飲しているうちに、Gさんと逸れる。地図無しになったが、宿の住所を示すと、多くの市民は大概の場所が分かり、教えてくれた。<br />ショッピングセンターで昼食。大きな店舗で警備員が沢山。万引きが多いのかも。生花市場が有名とのことで、探したが分からなかった。<br /><br />6日目。<br />南バスターミナル9:00発のバスでカリcali市に。440km22.5$。<br />今回のバスは、2階建ではない。エンジンは優秀で、登坂でも大型車をどんどん追い抜く。運転手も優秀で、今回は急ブレーキはなし。<br />山の稜線をしばらく走り、登り降りを繰り返すパターン。谷に向かって山腹を蛇行し、橋を渡り、今度は山腹を蛇行しながら登る。この繰り返し。稜線上にレストランがあり、ここで昼食休憩。この後は高原が続く。バナナ畑やサトウキビ畑が現れる。広大な畑が続き、カリに19:00到着。<br />タクシーに分乗し宿に向かうが、見つからない。下車して歩いて探したら、閉鎖していた。Booking comで予約し、評価も8以上だったのに。<br />慌てて、近くの宿をあたる。スイートルームが空いていて、男性は1部屋19万ペソ。2部屋に4ベッド。キッチン、冷蔵庫等完備。安宿大好き人間に反するが、仕方ない。2泊予約する。<br />実は、翌日、日本人移住者のお宅を訪問する計画になっていたが、メールアドレスを持っていないというので、直接連絡が取れていない。仲介者とメールでやりとりしていた。8時過ぎ、やっと仲介者にホテルの電話を借りて、電話。宿が変更になったことを告げ、移住者の携帯を教えてもらい、やっと本人と連絡がついた。しかし宿が変更になり、場所が分からない、車の手配が出来ていないなど、不明なまま電話を切ることになった。<br /><br />宿情報<br />GRAN HOTEL CALI<br />飛び込みゆえ、詳細不明。朝食は、向かいのレストランで7:00から。内容は今一<br /><br />7日目。<br />カリは標高1000mで、夜も暖かい。そのためエアコンを付け放しにしたため喉をやられた。<br />6:30から散歩。他の二人は出かけない様子だったので一人で。昨晩、皆でメキシコ料理の店に行ったが、味は良いが量が少なく、腹が減っていた。露店でもろこし粉のパン様にチーズを挟んだ物、1000ペソを試食。喉にひっかかる感じ。コンビニのような店が、開いていてイスもあり、クロワッサンとコーヒーセット、4000ペソ。こちらは上々。宿に戻ると他の二人も外出中だった。<br />7:50に朝食に向かおうとすると、ホテルスタッフから伝言でロビー待機に。他の6人は食事に。8時丁度、何と移住者さんと仲介者がワゴン車と共にきた。慌てて食事し、8:40全員ワゴン車に乗り込み出発。<br />新地さん。戦後の第二次移民。日系二世の女性と結婚。80歳。<br />新地さんのお話<br /> 〇(広大なサトウキビ畑の中に住居が現れ)ここに住んでいる人は、労務者。この道路は、本来30m幅ある。しかし両側に不法に住居が建てられ、住み着いてしまった。<br /> 〇泥棒は多い。私は6回入られた。一度は両手を縛られ、家財道具を全部持っていかれた。<br /> 〇作物は、サトウキビとベントコーン<br /> 〇サトウキビは、茎を埋めておくと、節から芽が出る。<br /> 〇日本の方が危険でないのか(殺人事件が多いと言いたかったのかも)<br />畑の広さは何万平米とか言っていた。<br />30分ほどで、義理の妹さん宅に到着。<br />初めて味わう柿味のサポーテ、スターフルーツ、みかん、マンゴージュース、サトウキビジュース等、果物<br />で歓迎された。大型農機具・機械、ネギや紫蘇・大豆などの日本野菜畑、アボカドや試食した果樹畑が住<br />居周りに。花の庭園も。大苦労があったのだろうが、大成功者でもあった。苦労話を聞かないうちに、借り<br />たワゴン車の時間になり、市内に戻る。<br />途中、公園脇を通ると、黒いビニールのテントがずらり。ベネゼエラからの難民テントだという。この国ま<br />でベネゼエラ問題が波及していた。<br />新地さんお奨め、かつ安い場所ということで、スーパー内のレストランへ。皆で会食。お奨めの牛肉は柔ら<br />かく、野菜炒めなどが付いて800円。<br />ここで一旦、解散し、タブレットを購入したい(盗まれたので)Nさんが新地さんを通訳兼案内係としてお<br />願いする。1名はここで離団。別行動に。<br /><br />8日目。<br />9時発のバスでイピアレスに。530km、23.4$。標高2800m。<br />サトウキビ畑が1時間ほどで消え、竹林などに代わる。2時間後、山を登りだす。40km/hくらいにスピードダウン。13:50昼食。山の中にレストランがあった。チキン、豆、芋、ライス。ノンビリ食べて会計をしていたら、運転手にクラクションを鳴らされた。急いで乗り込む。「日本人はノロマ」の印象を与えたかも。<br />サボテンの荒れ地が続く。突如、狭い道から大きく左に折れ、バイパスらしい広くきれいな道に出た。すぐ立派なトンネルに入る。長いトンネルを抜けたらパストの街らしい家並みが眼下に広がる。19:00パストのターミナルに停車。数人下車。イピアレスに21:25着。タクシー2台に分乗。私の車は4000ペソ。もう1台は6000ペソという。ボルつもりだったようだが、2台同時に着いたので、目論見は外せた。1kmちょっとなので、4000くらいだろう。<br />宿でまたゴタゴタ。<br />3ベッドの部屋2つ予約したのに、ツインを3部屋という。6人いるから数の上で負けない。ツイン2、シングル2にさせ、同額にさせた。<br /><br />宿情報<br />HOTEL ANGAS MAYO<br />1泊4部屋で240000ペソ<br />立地。ターミナルから離れているが繁華街。9階建で目立つ。<br />2階からエレベータあり。<br />朝食。ヨーグルト2種、温かい牛乳など飲み物多種、パン類、フルーツ多種。<br /><br />9日目。<br />実は、7日目朝、新地さんが予想以上に早く来られたので、トイレに行きそびれた。昨日も行きそびれ、便秘が心配。昨晩、持参した薬を飲んだが、効果の予兆が無い。朝、ドラックストアが開いていたので、調べた単語estrenimientoを示した。主人が出て来て、頷く。そして薬を手に持ち、<br /> ・指2本を口に入れる動作→2錠飲め<br /> ・コップを持って来て、指でコップ口を指でなぞり、蛇口を開ける動作→ここまで一杯水を入れろ<br /> ・飲む動作。両手を開いて腰に当て、下に下げる動作→飲めば便秘は治る<br />分かり易いパントマイム。<br />6人2台のタクシーでラスラハス教会へ。ビューポイントで一旦停車、10分ほどで着く。1万ペソ。割増しを請求して来たが拒否。坂を下って教会へ。私は昨晩の薬か今日の薬か効いてきて、トイレに。無事役目を果たす。皆から遅れ教会を観光。派手でなく、谷底から生まれてきたような姿だ。<br />帰路は、コレクティーボが停まっていたので利用。一人200ペソ。我々だけだったので、ホテルまで走ってくれた。<br /><br />10日目<br />今日は国境越え。出入国に時間がかかる情報ゆえ、早めに行動。<br />7:00朝食。メニューは、パパイヤ、パイナップル、ヨーグルト2種、パン、ビスケット、炒り卵、コーヒー、牛乳、ココア<br />8:00タクシー。10分ほどで到着。ホテルのスタッフは、1台5000ペソと言っていたが、運転手は8000と譲らない。周りに集まった野次馬の人たちの表情を見ても、日本人に味方する雰囲気はない。8000支払う。<br />小さな管理事務所。同じ部屋で出国と入国事務を行っている。表示を見ていたら、SALIDA側に並ぶようなので、並び変えて正解だった。問題なくスタンプが押された。徒歩で橋を渡り、エクアドル側に。ここも出入国が一緒。簡単だった。多分、麻薬の心配や反政府組織の活動が低調になってきたのだろう。荷物チェックも皆無。通り抜け出来ず、元に戻る。<br />コレクティーボが停まっていたので利用。0.75$。すぐ出発。隣席にコロンビアの大学に通っている学生がいた。土曜日で自宅に戻った感じ。エクアドルに入って、道路が良くなった。コロンビアより経済状況は悪いのだろうが、道路が重要なのだろう。15分ほどでTURCAN のターミナルに到着。すると凄まじい剣幕で客引きが大声で囲んできた。女性が自分の事務所を指さし、誘導しようとすると、他社の男が女性の手を押さえ、自分の事務所を指さす。すると女性が、・・・の繰り返しをやっている。仕方ないから、二人の手首をつかみ、握手させた。苦笑い。すぐ出発のバスに乗る。6ドル。<br />山道だが片側2車線ある。10分後、検問がありパスポートを簡単に調べられた。荒れ地か牧場。そして一気に山を下りだした。千m近く下り小さな町があり、数人降りた。気温も上昇。その後はゆっくり上り。時々売り子が乗り込んで来た。13:40給油のため停車したので、併設のトイレに。20分ほど一車線があったが、その後はキトまで2車線以上で整備されていた。14:40キト着。標高2800m。<br />タクシーで旧市街まで40分。距離もあったが、市内は渋滞し時間がかかる。<br /><br />宿情報<br />HOTEL JUANA DE ACRO<br />3ベッド2部屋 64.5$<br />手入れはされ、由緒ある宿の趣。トイレ・シャワー室狭い。<br />立地 サントドミンゴ教会前。バス停至近で観光には便利<br /><br />11日目。<br />まず3人でタクシーを利用し、らせん状の道をグルグル登って、パネシージョの丘の頂上へ。街を一望するには良い。写真を撮ろうとスマホを覗いていたら、段々暗くなり、動かなくなった。スマホが使えないと、同行者の連絡にLINEを使っていたし、メールもチェックしていないと、航空会社からスケジュール変更が届くこともある。課題が増えた。<br />一回り歩いていると、ポリスがバイクで巡回らしくやってきた。突然、今まで寝そべっていた大きな犬が、吠えながらバイクに駆け寄って行った。激しく吠えたてていたが噛みつきはしなかった。慌てて場所を離れた。<br />帰路は路線バス。一律0.25$と安い。本数も多い。乗って少し下ると、路肩に停まった。車掌が降り、運転手も降りた。ミラーで見ているとバス横でスイカを食べている。車掌が買いに行ったようだ。きれいに食べて、何食わぬ顔で戻ってきた。長閑な国だ。<br />再び動き出し、丘を離れた瞬間、のんびり座っていた車掌が集金に動き出した。サントドミンゴ教会と告げると、「ここで」と次の停留所で降ろされた。坂を下って行けば近づくだろうと降りて行くと、サンフランシスコ修道院に出た。壁画が一見に価すると紹介されていたが、礼拝中で少し覗いて、すぐ外に出る。<br />宿に向かって歩いていると、スマホ店があった。同行者を宿に送り、すぐ店に戻る。検分していたが原因が分からない。SDカードを交換しようか、とこちらから相談。8ドルで入れ替えたがダメ。分かりません、のポーズ。<br />諦めて、独立広場に観光に向かう。大勢の人。ベンチに座っている人、一輪車や棍棒を使った大道芸、それを見る人。大統領府は、警備が厳重そうに見えない。大きいが豪勢ではない。時計が停まったままが愛嬌。人形劇を一人、ボックスに入って演じていた。前には幼児か小学低学年くらいの子が、殆ど正座をして観ている。遠巻きに母親らしい人。人形劇は頑張っていた。左右の手を使い、次々と登場人物が出てくる。大忙しだったと想像できる。終わると子供が母親にお金を貰い、演者の帽子にお金を入れていた。<br />遠くにバシリカ教会の塔が見えたが、疲れたので宿に戻ることに。途中、話題のHuaweiの文字が店の壁に書かれていたのを発見。スマホを見せると、10分で直るという。料金は15$。高いが仕方ない。7分ほどで直った。原因を訊ねると、「ウイルスが侵入」と翻訳機で教えてくれた。<br /><br />12日目。<br />午前中がフリー。天気が良いので、カロリーナ公園に行き、動物園や植物園、昨年完成した日本庭園などを観光する予定を立てた。連結バスがサントドミンゴ広場から出ていた。バス停入口で25セント払い、9時前、バスに乗る。降車場所は、乗客が親切に教えてくれた。OLIMPICO下車。広大な公園で、芝生が手入れされ、運動が出来る施設もある。植物園に着き、シニア料金を訊ねたが、無いと言われ3.5$払い中へ。トイレに入ろうとして右ズボンが切られていることに気づく。<br /><br />事件2<br />①犯人は、中年、小太り、赤ら顔の女性<br />②バスは混んでいた。2つ目のバス停でやや降りる人が多く、少し余裕が出来た。<br />③私は出入口で、進行方向を向き、支柱に背を寄りかかり、ショルダーバッグを前に。ズボンの左ポケットに、財布とスマホ。右にお金を入れた布製小袋とパスポート。<br />④目の前に犯人、犯人を挟んで、もう一人が、進行方向に背を向け、私同様支柱に寄りかかっていた。<br />⑤変だな、と思ったのは、この犯人はドアなり、吊り手に手をかけない。だから揺れる度に私に正面から、強くはないが当たってきた。つまり両手が自由だった。<br />⑥多分、ぶつかる機会を利用して、切り跡の様子から<br /> 右利きで、左手でズボンを掴み、脚から浮かせ、右手の2本の指で薄刃を挟み、ポケット近くのズボンを切る。15cmくらい。次に内ポケットの底布を5cmほど切る。次に小袋の底を5cmほど切る。中から2本の指でドル札のみ抜き取る。5本使えば、多分気づく。<br /><br />全く気付かず。林家正楽さんの紙切り芸のよう。揺れる中で、左右の手や指が自在に動いたのだろう。ズボンを切られ、盗金に遭い、怒りが込み上げて良いはずが、アッパレとは言わないが、それに近い。余りに見事。被害額200$ちょっと。<br />この女、一度だけ私に視線を這わせた。多分、仕事が完了して、気が付いた素振りが見えれば人ごみに逃げ、気づいてなければ知らんぷりしようと判断したようだ。私が気づいてないので、堂々と次の停留所で降りた。<br />植物園の職員に事情を話し、針と糸を頼んだが無く、幅広のセロテープと大きなホチキスを持って来てくれた。セロテープで内側から貼り、その上からホチキス止め。これが意外に丈夫。帰国まで維持出来た。エクアドルでは、普段から服がほつれたりした際、セロテープとホチキスが活躍しているのかもしれない。<br /><br />やっと植物を見て廻る。職人が大勢入って作業していた。ランの温室もあった。エクアドルは盆栽が盛んだそうで、日本庭園は見事な盆栽が展示されていた。竹を使った壁や屋根は、多分、日本の職人作だろう。<br />少し遅れて偶然、植物園に来た3人と一緒にタクシーで宿に戻る。<br />14:00.赤道博物館ツアーを予約していた。少し高いが、南バスターミナルまで送って欲しかったから。1人約71$。<br />定刻にガイド兼ドライバーのパトリシオさんが迎えに。8人乗りワゴン車。英語で説明してくれた。40分ほどで到着。ほんとうの赤道上らしい。水の渦巻き実験、釘に卵を立てる実験、これはガイドはできたが、私はダメ、赤道上を真っすぐ歩く実験。裸族の住居など見学。<br />次に赤道記念碑は、立ち寄ったが私は入場しなかった。スーパーで夜食を買い込み、1時間かかって南バスターミナルへ18:00着。施設利用料の支払いをどこでするかが分からず、ウロウロ。何とか18:45発ロハ行きに乗車。<br />このバスは夜行バスだが、座席はフラットにならない。トイレが付いているが、何故かドアに鍵が。そのため毎回、車掌に開けるよう声をかけなければならない。また用足し中、車掌はドアが閉まらないよう手で掴まえている。ギリギリ覗けない程度に開いている。落ち着いて用足し出来ない。理由は分からないが、完全にドアを閉めると照明が消えてしまうのかも。水とビスケットは配られた。<br /><br />13日目。<br />殆ど停車せず、乗客の乗り降りも無く、走り続け、運転手も交代しない。6:30給油で停車。6:35ロハLOJAターミナルに到着。6:45発のバスに乗り換える。<br />小型バスで、すぐ人家が少ない山間に入ったが、意外に乗り降りが多い。通勤らしい人が利用している。バスも頻繁にすれ違う。なだらかに坂を下る。8:05ビルカバンバvilcabamba着。標高1500m。長寿村。<br />レストランで朝食。生ジュース、パン2、卵焼き、飲み物(私は牛乳)、3$。<br />宿までタクシー。後ろが荷台のピックアップ式。4人は室内、2人が荷台。坂道をグングン上り続け宿に到着。1.8$。<br /><br />宿情報<br />HOSTERIA IZHCALUMA イシュカルーマと発音するらしい<br />立地 街から3km、山ひとつが敷地。バンガロー式に宿泊棟が沢山。ドイツ人の経営。<br />  手入れされた芝、樹木は自然のまま、レストラン、ヨガ道場、卓球が出来る棟あり。<br />6ベッド棟57$、 天井高く、トイレ。シャワー室広い。<br />スタッフは英語OK<br /><br />部屋が空くまで待機。入室後、睡眠不足なためゆっくり昼寝。その後、3人で歩いて街に。オオタニ・クリニックに向かう。名前がビルカバンバ・ホスピタルになっていた。記念碑があるかと尋ねたら、院長室らしい部屋に案内され、歓迎された。大谷医師の写真が飾られていた。スペイン語で色々話されたが理解不可。申し訳なかった。その後、かわいい教会を見て、他の仲間と合流して夕食。宿は昼から電気工事をしていて停電。ろうそくの灯りが、また静けさを呼ぶ。<br /><br />14日目。<br />6:30。朝食は、昨日、購入していたパンや果物をベランダで。7:30、ヨガを見学に。少し坂を下り、小さな太鼓橋を渡り、少し坂を上った所に立派な道場があった。京都の清水寺の舞台様。上級者と思われる人が8人、約1時間取り組んでいた。宿に戻ると、他の仲間は、ハイキングなどに出かけた。体調の芳しくないGさんと昼前、歩いて街に行く。ビルカバンバコーヒーが売られていたので、コーヒー農園を目指し、タクシーと交渉。すぐ近くだ、というのでタクシーに乗ると、コーヒー工場だった。詳しく説明したら2時間かかる遠い場所とのことで諦めた。<br />夜は、宿のレストランで。美味しかったが、半端なく量が多い。<br /><br />15日目。<br />野鳥の声で目覚めるのは久しぶり。<br />7:00。Nさんとレストランで朝食。3.9$。果物が多くて良い。<br />8:00。宿の14人乗り専用車で250km移動しクエンカへ。15$。ずっと街を下界に見る稜線を進む。牧場だけの世界。10:00トイレ休憩。12:25旧市街で降車。標高2500m。古い街並みを見ながら、歩いて宿へ。<br /><br />宿情報<br />BAUHOUSE BACKPACKER HOSTEL<br />立地 旧市街カテドラル近く <br />8ベッドドミトリー54$。朝食別料金。<br />天井高十分、部屋広い。トイレ、シャワー共同<br />談話室等、共同で利用できる施設が沢山あったが、知らないでいた。<br /><br />Nさんの案内で、町散策。静かで、落ち着いた街。花店の一角もあった。市場は2階建で床がきれい。大きいバナナ1房19本が1$だった。<br /><br />16日目。<br />7:00メータータクシーでターミナルに。8:00発、グアヤキル行きバス、8ドルに乗る。200km移動。坂をドンドン上り、エル・カハス国立公園の中を通過。湖が沢山あり綺麗な所らしいが、車中からは見えない。その後は延々と下り。いつか車内は冷房が入った。そして広大な平野。田んぼ、バナナ畑、サトウキビ畑が続く。人口が多いのが分かる。11:50ターミナル着。国内最大。空港も隣接。<br />タクシーで宿に。<br /><br />宿情報<br />EXE GALERIA MAN-GING<br />3ベッド82$。ダブル2、シングル1。朝食別。<br />ホテル仕様<br /><br />最終の宿は、疲れを癒して帰国したいのでいつもちょっと良い宿に泊。海抜0mに近く、暑い。イグアナ公園からグアヤス川沿いを歩く。イグアナは自由行動だった。柵の下から道路に出そうなので、餌(キャベツ)をやっている方に聞いたら、5時に戻すとのこと。朝、飼育小屋から連れて来るようだ。<br />夜、6人の旅も最終日なので、会食に。最終的にカニ料理に。マングローブカニ。カングレホというらしい。小さいまな板の上に載せて、木づちで叩いて身をだす。私は楽をして、カニサラダに。野菜サラダの上にほぐしたカニの身が乗っていた。こちらも叩いて身を取り出したらしく、小さいカニの殻の破片が入っていた。味は上等。10ドル。<br /><br />17日目。<br />朝食は、Nさんとホテルブッフェ。3.9$。ここも果物が沢山あって嬉しい。<br />MさんとNさんは、11:30離団していった。これから別々に南下して旅を続ける。私は床屋に。3$。ここの床屋だけの刈り方か、最初、耳の上を結ぶ線を土星の環のように水平に刈る。どんな頭にされるのか心配だったが、その後、下部を刈ったので安心。剃刀も刃を換えて丁寧にやってくれた。宿に帰りシャワーを浴びて、髪屑を流し、チェックアウト。コインを使い切り4名で空港へ。グアヤキル発のLANTAM航空は、機内の収納棚が狭いのか、2名のバッグが大きいと指摘され、預け荷物代20ドルを別に徴収された。その他予定通り飛行機が飛び、翌日、成田に帰国できた。<br /><br />グアヤキル以外の宿代は、殆ど1泊1人1000円の負担。食べ物は安く、1食3$で食べられる。人々は、基本親切で温和。しかし授業料を払って教訓も得た。<br /> 教訓1 人通りの少ない場所は、強盗に注意<br /> 教訓2 人ごみは、スリに注意<br /> 近寄って来る者には、まず注意<br />

少し危険なコロンビア・エクアドル、シニア安宿旅

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2019/01/17 - 2019/02/04

3位(同エリア4件中)

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大月さん

日目。(2019.1.17)
NRT17:30。 3名が合流しUA航空で出発。同日、LAX9:40着。機体はゲートに着いたが、アナウンスがあり、10時まで機内待機という。どうやらトランプ問題で、職員が勤務に付けないらしい。24時間空港なのに。
15分後にやっと降機。各自、自動機に入力・指紋認証、写真をとられ、プリントされた紙を持って、係官の入国審査を受ける。入国。預け荷物を受け取り、途中、UAのカウンターがあり、荷物を預けて国内線に移動。ここで1名合流し4名に。
同日、15:20発でIAHに20:30着。再び乗り換え23:59発。

2日目。
ボゴタ空港6:00着。審査場は混んでいて、150人ほどの列が5か所で曲げられ、遅々として進まない。やっと最前列になり、よく見ると誘導員はいず、カウンターから係員が手を挙げているのに、先頭の客が見ていない。係員も再度立ち上がるなりして合図を送るでもなく。長時間待ちくたびれていたので、「レフト サイド。レフト サイド」と叫んでしまった。周りからジロジロ見られ、恥ずかしかった。やっと先頭が気づき、移動。以後、スムーズに空いているカウンターを見つけ、動き始めた。
入国から、両替して出ると、8時になっていた。1円=約28ペソ。先着していた2名、後着の1名が合流して7名全員が揃った。標高2600mで過ごしやすい。タクシー2台に分乗。約20分で宿に到着。コロンビアもエクアドルも街路表示がしっかり出来ていて、住所を教えればタクシーはもちろん、市民もある程度の場所が分かるので便利である。
チェックインまで時間があり、居間で待機。主人がコーヒーを入れてくれる。日本人青年が朝食中で、昨日到着という。中米から移動中にリュックを切られ、盗難被害に遭ったそうだ。

宿情報
TADAIMA HOSTEL
旧市街の小さな宿。手入れされている。主人はスペイン語のみだが、若い従業員は日本語がかなりできる。
ドミトリー1人約3万ペソ。2段ベッドの8人部屋。トイレ・シャワー付。天井高は十分。お湯十分。
朝食付き クロワッサン2 ゆで卵、バナナ、コーヒー
3階に屋根付き屋上があり、洗濯物が干せた。1階に炊事場があり、使えた。

早目に部屋が空き、チェックイン。7人で街に。道は狭く、一通が殆ど。歩道も狭い。随所にポリスが立哨していて、麻薬犬か火薬犬か連れていることが多い。同行のMさんがネットで、「ボゴタの警察学校が反政府派に襲撃された」と情報をくれた。日本紙にも少し記事にされていた。
それによると「17日。警察学校の卒業式に、車で乗り付けたELNメンバーが、検問で火薬犬に探知され、強行突破して自爆。死者9名」。それでポリスが普段より多かったのかも。しかし市民は慣れっこか、平穏で、広場では歌ったり、ギターを弾いたり。屋台も沢山でていた。一部公共施設は閉鎖していたらしい。
最古の広場といわれるLa Plaza de Chorro de Quevedoを通り、ボテロ美術館に。立派な施設で館員が各展示室に配置され、きれいな中庭もあったが無料。ぼっちゃりの美を堪能した。次にボリバール広場で一時解散。写真を撮る人、カテドラル、広場などを観光する人、スーパーでの買い物等に分かれ、私はスーパーに。2階にATMがあり、引き出し、少し買い物して再集合。宿が併設している日本食堂ふじに遅い昼食に向かう。宿から100mほど。宿の若者が兼任で働いていた。女性のステファニーさんが料理長。麺類は製麺機で自家製。玉子丼、みそ汁は日本でも十分に通用する味。私が注文した焼きそばは今一、というよりそば粉での焼きうどん風。1万ペソ。不味くはないが、私のイメージの焼きそばではない。製粉が手に入らないのだろう。黒ビールとやらも飲んだが、やや薄い感触。4000ペソ。
さすが高地、夜は気温が下がる。長袖で寝る。

3日目。
朝、6:30。2名で散歩に。露店のチーズ入りの焼き物を試食。2200ペソ。8時過ぎ、宿近くのパン屋を覗くと宿の主人が朝食用のクロワッサンを調達していた。8:30朝食。9時、全員で歩いてモンセラーテの丘に向かう。ケーブル駅まで20分。シニア割引があった。日曜は半額らしい。急こう配の坂を500m、ケーブル電車で上がると頂上に教会。丘というより山。手入れされた庭園。下界は旧市街が一望。夜は夜景が素晴らしそう。
座って日記を付けていると、学生と名乗る男女4人から写真を・・・と声をかけられる。シャッター係かと思ったら、一緒にという。頭髪の少ない異邦人と写真に納まる心理は分からない。挨拶代わりに、日本から持参したぷっちょ飴を渡した。英語で色々質問されたが、私の語力では会話が続かない。
下山後、歩いて昼食に。ブッフェ12000ペソ。400円くらいで安い。私は一人宿に戻り、昼寝。他の人は、黄金博物館など観光を続ける。夕刻、ふじ食堂に行き、明日の予約タクシーの件を確認する。暇な時間帯で、従業員のアンドレ君と話をする。
 ・友人から日本語の本を借り、独学で日本語を学んだ。
 ・大学を卒業して、日本語を学びたいため、TADAIMA HOSTEL で働いている。
 ・将来、日本で働きたい。
と話していた。夜間からホステルで泊まり込み、午前中は、ホステルの掃除など、午後から夜まで食堂で接客や皿洗いとフル労働の勤労青年だった。

事件1
同行の1名、山の方に散策中、写真を撮っていたら4人組強盗にタブレットと財布等を入れた袋を奪われた。タブレットとお金は奪われたが、パスポートと叫んで追いかけたので、財布、カード、パスポートなどは取り戻した。身体的被害は無かったようだ。警察に被害届を出すため、ステファニーさんが間に入って、通訳等、尽力して頂いた。

4日目。
メデジンMEDELLINに移動日。
バス出発が6:40なため、5:30宿を出発。時間通りタクシー2台が到着。宿の主人が1台22000ペソ集金し、私の目の前でドライバーに22000ペソを渡す。そして私に「ちゃんと渡したから、着いてお金を要求されても、絶対にあげる必要が無いから」と通訳係のアンドレ君を通して伝えてくれた。誠実な主人だ。
早朝ゆえ、スムーズに走り、10分ほどでターミナルに到着。追加請求なし。
ターミナルは大きい。出発5分前になり、やっと乗車。2階建で2階は4列、1階は3列。我々は1階。優雅な旅になった。450kmで25.4$。いろは坂のような道を、下り2、登り1くらいの割合で、少しずつ高度を下げた。殆ど牧草地か荒れ地。道路は良いが、片側一斜線。大型車、10輪車以上のトラックが多い。だからすぐ渋滞になる。少し直線になると、バスも乗用車並みに追い抜きをかける。しかし屡々対向車が現れて、急ブレーキをかけ避難する。停留所でないのに時々停まり、売り子が乗り込み、色々な物を売り歩き、すぐ降りる。飲み物が多いが、果物、揚げ物など多種。私は小さなドーナツ5ケ2000ペソを、6人だからと1つおまけさせて買う。不味くはない。
バナナ畑が増えて、気温も上がった11:15に昼食休憩。のんびり1時間もとる。
17:40メデジン着。予定より1時間遅れ。昼食時間が長すぎた。山に囲まれた広い谷のような街。標高1500m、千mほど山を下りた。タクシーは、メーターのため交渉なし。

宿情報
Ayenda 1219 Park 6
3ベッドの部屋を2つ予約したが、ダブルとシングルと言われた。男性陣は認めず、6ベッドの部屋を同料金に。
1部屋10万ペソ。朝食付き。
立地は、ショッピングセンターや大学が近く、レストラン多数あり。

5日目。
6:30。Nさんと散歩に。散歩をしているシニアが多い。犬を連れてノンビリ歩いている人もいるが、多くは速足。また通勤らしい人は、皆、リュック姿。
8:00朝食と言っていたが、早めに始まっていた。私とGさん以外はツアーに。2人は、徒歩でヌティバラの丘に。頂上に博物館もあったが、ただ景色をみて下山。途中、雨が降り出し、東屋で待機。
下山後、メトロの駅を目指す。途中、英語が出来る親切なシニアに道案内され、到着。高架鉄道だった。どこで乗り換えても、出ない限りは2450ペソ一律。乗り心地は良い。ただエレベータはあるようだが、高架で階段が大変。一度乗り換え、宿近くで降りる。
露店の生オレンジジュース3000ペソを試飲しているうちに、Gさんと逸れる。地図無しになったが、宿の住所を示すと、多くの市民は大概の場所が分かり、教えてくれた。
ショッピングセンターで昼食。大きな店舗で警備員が沢山。万引きが多いのかも。生花市場が有名とのことで、探したが分からなかった。

6日目。
南バスターミナル9:00発のバスでカリcali市に。440km22.5$。
今回のバスは、2階建ではない。エンジンは優秀で、登坂でも大型車をどんどん追い抜く。運転手も優秀で、今回は急ブレーキはなし。
山の稜線をしばらく走り、登り降りを繰り返すパターン。谷に向かって山腹を蛇行し、橋を渡り、今度は山腹を蛇行しながら登る。この繰り返し。稜線上にレストランがあり、ここで昼食休憩。この後は高原が続く。バナナ畑やサトウキビ畑が現れる。広大な畑が続き、カリに19:00到着。
タクシーに分乗し宿に向かうが、見つからない。下車して歩いて探したら、閉鎖していた。Booking comで予約し、評価も8以上だったのに。
慌てて、近くの宿をあたる。スイートルームが空いていて、男性は1部屋19万ペソ。2部屋に4ベッド。キッチン、冷蔵庫等完備。安宿大好き人間に反するが、仕方ない。2泊予約する。
実は、翌日、日本人移住者のお宅を訪問する計画になっていたが、メールアドレスを持っていないというので、直接連絡が取れていない。仲介者とメールでやりとりしていた。8時過ぎ、やっと仲介者にホテルの電話を借りて、電話。宿が変更になったことを告げ、移住者の携帯を教えてもらい、やっと本人と連絡がついた。しかし宿が変更になり、場所が分からない、車の手配が出来ていないなど、不明なまま電話を切ることになった。

宿情報
GRAN HOTEL CALI
飛び込みゆえ、詳細不明。朝食は、向かいのレストランで7:00から。内容は今一

7日目。
カリは標高1000mで、夜も暖かい。そのためエアコンを付け放しにしたため喉をやられた。
6:30から散歩。他の二人は出かけない様子だったので一人で。昨晩、皆でメキシコ料理の店に行ったが、味は良いが量が少なく、腹が減っていた。露店でもろこし粉のパン様にチーズを挟んだ物、1000ペソを試食。喉にひっかかる感じ。コンビニのような店が、開いていてイスもあり、クロワッサンとコーヒーセット、4000ペソ。こちらは上々。宿に戻ると他の二人も外出中だった。
7:50に朝食に向かおうとすると、ホテルスタッフから伝言でロビー待機に。他の6人は食事に。8時丁度、何と移住者さんと仲介者がワゴン車と共にきた。慌てて食事し、8:40全員ワゴン車に乗り込み出発。
新地さん。戦後の第二次移民。日系二世の女性と結婚。80歳。
新地さんのお話
 〇(広大なサトウキビ畑の中に住居が現れ)ここに住んでいる人は、労務者。この道路は、本来30m幅ある。しかし両側に不法に住居が建てられ、住み着いてしまった。
 〇泥棒は多い。私は6回入られた。一度は両手を縛られ、家財道具を全部持っていかれた。
 〇作物は、サトウキビとベントコーン
 〇サトウキビは、茎を埋めておくと、節から芽が出る。
 〇日本の方が危険でないのか(殺人事件が多いと言いたかったのかも)
畑の広さは何万平米とか言っていた。
30分ほどで、義理の妹さん宅に到着。
初めて味わう柿味のサポーテ、スターフルーツ、みかん、マンゴージュース、サトウキビジュース等、果物
で歓迎された。大型農機具・機械、ネギや紫蘇・大豆などの日本野菜畑、アボカドや試食した果樹畑が住
居周りに。花の庭園も。大苦労があったのだろうが、大成功者でもあった。苦労話を聞かないうちに、借り
たワゴン車の時間になり、市内に戻る。
途中、公園脇を通ると、黒いビニールのテントがずらり。ベネゼエラからの難民テントだという。この国ま
でベネゼエラ問題が波及していた。
新地さんお奨め、かつ安い場所ということで、スーパー内のレストランへ。皆で会食。お奨めの牛肉は柔ら
かく、野菜炒めなどが付いて800円。
ここで一旦、解散し、タブレットを購入したい(盗まれたので)Nさんが新地さんを通訳兼案内係としてお
願いする。1名はここで離団。別行動に。

8日目。
9時発のバスでイピアレスに。530km、23.4$。標高2800m。
サトウキビ畑が1時間ほどで消え、竹林などに代わる。2時間後、山を登りだす。40km/hくらいにスピードダウン。13:50昼食。山の中にレストランがあった。チキン、豆、芋、ライス。ノンビリ食べて会計をしていたら、運転手にクラクションを鳴らされた。急いで乗り込む。「日本人はノロマ」の印象を与えたかも。
サボテンの荒れ地が続く。突如、狭い道から大きく左に折れ、バイパスらしい広くきれいな道に出た。すぐ立派なトンネルに入る。長いトンネルを抜けたらパストの街らしい家並みが眼下に広がる。19:00パストのターミナルに停車。数人下車。イピアレスに21:25着。タクシー2台に分乗。私の車は4000ペソ。もう1台は6000ペソという。ボルつもりだったようだが、2台同時に着いたので、目論見は外せた。1kmちょっとなので、4000くらいだろう。
宿でまたゴタゴタ。
3ベッドの部屋2つ予約したのに、ツインを3部屋という。6人いるから数の上で負けない。ツイン2、シングル2にさせ、同額にさせた。

宿情報
HOTEL ANGAS MAYO
1泊4部屋で240000ペソ
立地。ターミナルから離れているが繁華街。9階建で目立つ。
2階からエレベータあり。
朝食。ヨーグルト2種、温かい牛乳など飲み物多種、パン類、フルーツ多種。

9日目。
実は、7日目朝、新地さんが予想以上に早く来られたので、トイレに行きそびれた。昨日も行きそびれ、便秘が心配。昨晩、持参した薬を飲んだが、効果の予兆が無い。朝、ドラックストアが開いていたので、調べた単語estrenimientoを示した。主人が出て来て、頷く。そして薬を手に持ち、
 ・指2本を口に入れる動作→2錠飲め
 ・コップを持って来て、指でコップ口を指でなぞり、蛇口を開ける動作→ここまで一杯水を入れろ
 ・飲む動作。両手を開いて腰に当て、下に下げる動作→飲めば便秘は治る
分かり易いパントマイム。
6人2台のタクシーでラスラハス教会へ。ビューポイントで一旦停車、10分ほどで着く。1万ペソ。割増しを請求して来たが拒否。坂を下って教会へ。私は昨晩の薬か今日の薬か効いてきて、トイレに。無事役目を果たす。皆から遅れ教会を観光。派手でなく、谷底から生まれてきたような姿だ。
帰路は、コレクティーボが停まっていたので利用。一人200ペソ。我々だけだったので、ホテルまで走ってくれた。

10日目
今日は国境越え。出入国に時間がかかる情報ゆえ、早めに行動。
7:00朝食。メニューは、パパイヤ、パイナップル、ヨーグルト2種、パン、ビスケット、炒り卵、コーヒー、牛乳、ココア
8:00タクシー。10分ほどで到着。ホテルのスタッフは、1台5000ペソと言っていたが、運転手は8000と譲らない。周りに集まった野次馬の人たちの表情を見ても、日本人に味方する雰囲気はない。8000支払う。
小さな管理事務所。同じ部屋で出国と入国事務を行っている。表示を見ていたら、SALIDA側に並ぶようなので、並び変えて正解だった。問題なくスタンプが押された。徒歩で橋を渡り、エクアドル側に。ここも出入国が一緒。簡単だった。多分、麻薬の心配や反政府組織の活動が低調になってきたのだろう。荷物チェックも皆無。通り抜け出来ず、元に戻る。
コレクティーボが停まっていたので利用。0.75$。すぐ出発。隣席にコロンビアの大学に通っている学生がいた。土曜日で自宅に戻った感じ。エクアドルに入って、道路が良くなった。コロンビアより経済状況は悪いのだろうが、道路が重要なのだろう。15分ほどでTURCAN のターミナルに到着。すると凄まじい剣幕で客引きが大声で囲んできた。女性が自分の事務所を指さし、誘導しようとすると、他社の男が女性の手を押さえ、自分の事務所を指さす。すると女性が、・・・の繰り返しをやっている。仕方ないから、二人の手首をつかみ、握手させた。苦笑い。すぐ出発のバスに乗る。6ドル。
山道だが片側2車線ある。10分後、検問がありパスポートを簡単に調べられた。荒れ地か牧場。そして一気に山を下りだした。千m近く下り小さな町があり、数人降りた。気温も上昇。その後はゆっくり上り。時々売り子が乗り込んで来た。13:40給油のため停車したので、併設のトイレに。20分ほど一車線があったが、その後はキトまで2車線以上で整備されていた。14:40キト着。標高2800m。
タクシーで旧市街まで40分。距離もあったが、市内は渋滞し時間がかかる。

宿情報
HOTEL JUANA DE ACRO
3ベッド2部屋 64.5$
手入れはされ、由緒ある宿の趣。トイレ・シャワー室狭い。
立地 サントドミンゴ教会前。バス停至近で観光には便利

11日目。
まず3人でタクシーを利用し、らせん状の道をグルグル登って、パネシージョの丘の頂上へ。街を一望するには良い。写真を撮ろうとスマホを覗いていたら、段々暗くなり、動かなくなった。スマホが使えないと、同行者の連絡にLINEを使っていたし、メールもチェックしていないと、航空会社からスケジュール変更が届くこともある。課題が増えた。
一回り歩いていると、ポリスがバイクで巡回らしくやってきた。突然、今まで寝そべっていた大きな犬が、吠えながらバイクに駆け寄って行った。激しく吠えたてていたが噛みつきはしなかった。慌てて場所を離れた。
帰路は路線バス。一律0.25$と安い。本数も多い。乗って少し下ると、路肩に停まった。車掌が降り、運転手も降りた。ミラーで見ているとバス横でスイカを食べている。車掌が買いに行ったようだ。きれいに食べて、何食わぬ顔で戻ってきた。長閑な国だ。
再び動き出し、丘を離れた瞬間、のんびり座っていた車掌が集金に動き出した。サントドミンゴ教会と告げると、「ここで」と次の停留所で降ろされた。坂を下って行けば近づくだろうと降りて行くと、サンフランシスコ修道院に出た。壁画が一見に価すると紹介されていたが、礼拝中で少し覗いて、すぐ外に出る。
宿に向かって歩いていると、スマホ店があった。同行者を宿に送り、すぐ店に戻る。検分していたが原因が分からない。SDカードを交換しようか、とこちらから相談。8ドルで入れ替えたがダメ。分かりません、のポーズ。
諦めて、独立広場に観光に向かう。大勢の人。ベンチに座っている人、一輪車や棍棒を使った大道芸、それを見る人。大統領府は、警備が厳重そうに見えない。大きいが豪勢ではない。時計が停まったままが愛嬌。人形劇を一人、ボックスに入って演じていた。前には幼児か小学低学年くらいの子が、殆ど正座をして観ている。遠巻きに母親らしい人。人形劇は頑張っていた。左右の手を使い、次々と登場人物が出てくる。大忙しだったと想像できる。終わると子供が母親にお金を貰い、演者の帽子にお金を入れていた。
遠くにバシリカ教会の塔が見えたが、疲れたので宿に戻ることに。途中、話題のHuaweiの文字が店の壁に書かれていたのを発見。スマホを見せると、10分で直るという。料金は15$。高いが仕方ない。7分ほどで直った。原因を訊ねると、「ウイルスが侵入」と翻訳機で教えてくれた。

12日目。
午前中がフリー。天気が良いので、カロリーナ公園に行き、動物園や植物園、昨年完成した日本庭園などを観光する予定を立てた。連結バスがサントドミンゴ広場から出ていた。バス停入口で25セント払い、9時前、バスに乗る。降車場所は、乗客が親切に教えてくれた。OLIMPICO下車。広大な公園で、芝生が手入れされ、運動が出来る施設もある。植物園に着き、シニア料金を訊ねたが、無いと言われ3.5$払い中へ。トイレに入ろうとして右ズボンが切られていることに気づく。

事件2
①犯人は、中年、小太り、赤ら顔の女性
②バスは混んでいた。2つ目のバス停でやや降りる人が多く、少し余裕が出来た。
③私は出入口で、進行方向を向き、支柱に背を寄りかかり、ショルダーバッグを前に。ズボンの左ポケットに、財布とスマホ。右にお金を入れた布製小袋とパスポート。
④目の前に犯人、犯人を挟んで、もう一人が、進行方向に背を向け、私同様支柱に寄りかかっていた。
⑤変だな、と思ったのは、この犯人はドアなり、吊り手に手をかけない。だから揺れる度に私に正面から、強くはないが当たってきた。つまり両手が自由だった。
⑥多分、ぶつかる機会を利用して、切り跡の様子から
 右利きで、左手でズボンを掴み、脚から浮かせ、右手の2本の指で薄刃を挟み、ポケット近くのズボンを切る。15cmくらい。次に内ポケットの底布を5cmほど切る。次に小袋の底を5cmほど切る。中から2本の指でドル札のみ抜き取る。5本使えば、多分気づく。

全く気付かず。林家正楽さんの紙切り芸のよう。揺れる中で、左右の手や指が自在に動いたのだろう。ズボンを切られ、盗金に遭い、怒りが込み上げて良いはずが、アッパレとは言わないが、それに近い。余りに見事。被害額200$ちょっと。
この女、一度だけ私に視線を這わせた。多分、仕事が完了して、気が付いた素振りが見えれば人ごみに逃げ、気づいてなければ知らんぷりしようと判断したようだ。私が気づいてないので、堂々と次の停留所で降りた。
植物園の職員に事情を話し、針と糸を頼んだが無く、幅広のセロテープと大きなホチキスを持って来てくれた。セロテープで内側から貼り、その上からホチキス止め。これが意外に丈夫。帰国まで維持出来た。エクアドルでは、普段から服がほつれたりした際、セロテープとホチキスが活躍しているのかもしれない。

やっと植物を見て廻る。職人が大勢入って作業していた。ランの温室もあった。エクアドルは盆栽が盛んだそうで、日本庭園は見事な盆栽が展示されていた。竹を使った壁や屋根は、多分、日本の職人作だろう。
少し遅れて偶然、植物園に来た3人と一緒にタクシーで宿に戻る。
14:00.赤道博物館ツアーを予約していた。少し高いが、南バスターミナルまで送って欲しかったから。1人約71$。
定刻にガイド兼ドライバーのパトリシオさんが迎えに。8人乗りワゴン車。英語で説明してくれた。40分ほどで到着。ほんとうの赤道上らしい。水の渦巻き実験、釘に卵を立てる実験、これはガイドはできたが、私はダメ、赤道上を真っすぐ歩く実験。裸族の住居など見学。
次に赤道記念碑は、立ち寄ったが私は入場しなかった。スーパーで夜食を買い込み、1時間かかって南バスターミナルへ18:00着。施設利用料の支払いをどこでするかが分からず、ウロウロ。何とか18:45発ロハ行きに乗車。
このバスは夜行バスだが、座席はフラットにならない。トイレが付いているが、何故かドアに鍵が。そのため毎回、車掌に開けるよう声をかけなければならない。また用足し中、車掌はドアが閉まらないよう手で掴まえている。ギリギリ覗けない程度に開いている。落ち着いて用足し出来ない。理由は分からないが、完全にドアを閉めると照明が消えてしまうのかも。水とビスケットは配られた。

13日目。
殆ど停車せず、乗客の乗り降りも無く、走り続け、運転手も交代しない。6:30給油で停車。6:35ロハLOJAターミナルに到着。6:45発のバスに乗り換える。
小型バスで、すぐ人家が少ない山間に入ったが、意外に乗り降りが多い。通勤らしい人が利用している。バスも頻繁にすれ違う。なだらかに坂を下る。8:05ビルカバンバvilcabamba着。標高1500m。長寿村。
レストランで朝食。生ジュース、パン2、卵焼き、飲み物(私は牛乳)、3$。
宿までタクシー。後ろが荷台のピックアップ式。4人は室内、2人が荷台。坂道をグングン上り続け宿に到着。1.8$。

宿情報
HOSTERIA IZHCALUMA イシュカルーマと発音するらしい
立地 街から3km、山ひとつが敷地。バンガロー式に宿泊棟が沢山。ドイツ人の経営。
  手入れされた芝、樹木は自然のまま、レストラン、ヨガ道場、卓球が出来る棟あり。
6ベッド棟57$、 天井高く、トイレ。シャワー室広い。
スタッフは英語OK

部屋が空くまで待機。入室後、睡眠不足なためゆっくり昼寝。その後、3人で歩いて街に。オオタニ・クリニックに向かう。名前がビルカバンバ・ホスピタルになっていた。記念碑があるかと尋ねたら、院長室らしい部屋に案内され、歓迎された。大谷医師の写真が飾られていた。スペイン語で色々話されたが理解不可。申し訳なかった。その後、かわいい教会を見て、他の仲間と合流して夕食。宿は昼から電気工事をしていて停電。ろうそくの灯りが、また静けさを呼ぶ。

14日目。
6:30。朝食は、昨日、購入していたパンや果物をベランダで。7:30、ヨガを見学に。少し坂を下り、小さな太鼓橋を渡り、少し坂を上った所に立派な道場があった。京都の清水寺の舞台様。上級者と思われる人が8人、約1時間取り組んでいた。宿に戻ると、他の仲間は、ハイキングなどに出かけた。体調の芳しくないGさんと昼前、歩いて街に行く。ビルカバンバコーヒーが売られていたので、コーヒー農園を目指し、タクシーと交渉。すぐ近くだ、というのでタクシーに乗ると、コーヒー工場だった。詳しく説明したら2時間かかる遠い場所とのことで諦めた。
夜は、宿のレストランで。美味しかったが、半端なく量が多い。

15日目。
野鳥の声で目覚めるのは久しぶり。
7:00。Nさんとレストランで朝食。3.9$。果物が多くて良い。
8:00。宿の14人乗り専用車で250km移動しクエンカへ。15$。ずっと街を下界に見る稜線を進む。牧場だけの世界。10:00トイレ休憩。12:25旧市街で降車。標高2500m。古い街並みを見ながら、歩いて宿へ。

宿情報
BAUHOUSE BACKPACKER HOSTEL
立地 旧市街カテドラル近く 
8ベッドドミトリー54$。朝食別料金。
天井高十分、部屋広い。トイレ、シャワー共同
談話室等、共同で利用できる施設が沢山あったが、知らないでいた。

Nさんの案内で、町散策。静かで、落ち着いた街。花店の一角もあった。市場は2階建で床がきれい。大きいバナナ1房19本が1$だった。

16日目。
7:00メータータクシーでターミナルに。8:00発、グアヤキル行きバス、8ドルに乗る。200km移動。坂をドンドン上り、エル・カハス国立公園の中を通過。湖が沢山あり綺麗な所らしいが、車中からは見えない。その後は延々と下り。いつか車内は冷房が入った。そして広大な平野。田んぼ、バナナ畑、サトウキビ畑が続く。人口が多いのが分かる。11:50ターミナル着。国内最大。空港も隣接。
タクシーで宿に。

宿情報
EXE GALERIA MAN-GING
3ベッド82$。ダブル2、シングル1。朝食別。
ホテル仕様

最終の宿は、疲れを癒して帰国したいのでいつもちょっと良い宿に泊。海抜0mに近く、暑い。イグアナ公園からグアヤス川沿いを歩く。イグアナは自由行動だった。柵の下から道路に出そうなので、餌(キャベツ)をやっている方に聞いたら、5時に戻すとのこと。朝、飼育小屋から連れて来るようだ。
夜、6人の旅も最終日なので、会食に。最終的にカニ料理に。マングローブカニ。カングレホというらしい。小さいまな板の上に載せて、木づちで叩いて身をだす。私は楽をして、カニサラダに。野菜サラダの上にほぐしたカニの身が乗っていた。こちらも叩いて身を取り出したらしく、小さいカニの殻の破片が入っていた。味は上等。10ドル。

17日目。
朝食は、Nさんとホテルブッフェ。3.9$。ここも果物が沢山あって嬉しい。
MさんとNさんは、11:30離団していった。これから別々に南下して旅を続ける。私は床屋に。3$。ここの床屋だけの刈り方か、最初、耳の上を結ぶ線を土星の環のように水平に刈る。どんな頭にされるのか心配だったが、その後、下部を刈ったので安心。剃刀も刃を換えて丁寧にやってくれた。宿に帰りシャワーを浴びて、髪屑を流し、チェックアウト。コインを使い切り4名で空港へ。グアヤキル発のLANTAM航空は、機内の収納棚が狭いのか、2名のバッグが大きいと指摘され、預け荷物代20ドルを別に徴収された。その他予定通り飛行機が飛び、翌日、成田に帰国できた。

グアヤキル以外の宿代は、殆ど1泊1人1000円の負担。食べ物は安く、1食3$で食べられる。人々は、基本親切で温和。しかし授業料を払って教訓も得た。
 教訓1 人通りの少ない場所は、強盗に注意
 教訓2 人ごみは、スリに注意
 近寄って来る者には、まず注意

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
交通
4.5
同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
高速・路線バス タクシー 飛行機
航空会社
ユナイテッド航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • ボテロ美術館 ぼっちゃりの美

    ボテロ美術館 ぼっちゃりの美

  • モンセラーテの丘上の教会

    モンセラーテの丘上の教会

  • メデジン移動中の昼食レストラン

    メデジン移動中の昼食レストラン

  • 4mほどのサトウキビ畑の新地さん

    4mほどのサトウキビ畑の新地さん

  • ご馳走になったサポーテ、みかん、スターフルーツ

    ご馳走になったサポーテ、みかん、スターフルーツ

  • ラスラハス教会

    ラスラハス教会

  • バス車中で、歌って飴を売る青年

    バス車中で、歌って飴を売る青年

  • HOTEL JUANA DE ACRO<br />3階からフロントを見る

    HOTEL JUANA DE ACRO
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