2005/11/14 - 2005/11/15
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ZISAMAさん
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20億年前の台地といわれるギアナ高地をこの目で見たくて、はるばる地球の裏側の国ベネズエラまで行ってきた。
高地へ行く前にピラニアを釣って食べて体力をつけるべく(?)、先ずはオリノコ川のクルーズということになった。
オリノコとは原住民(クラオ族)の言葉で「父なる大地」を意味するそうであるが、この一帯は1991年にオリノコ州としてベネズエラ22番目の州となったそうだ。
そこに位置するオリノコ川は、全長が利根川の6倍に当たる約2500kmで,アマゾン、ラプラタ川に次いで南アメリカ大陸では第三の大河。
ベネズエラ南部のブラジル国境に近いパリマ山に源を発し、、、ま、そんなことはどうでも良く、要は大きな川であるということだ。
それと、これからベネズエラへ行かれる人へ参考までに貨幣のことを記します。
貨幣は(ボリビアの国名自体がそうであるが)南米解放の父といわれるシモン・ボリバールからきたもので、そのものズバリのボリバール(Volivar)。
現時点での貨幣価値は、US$1(120円)は2千ボリバール。
US$の T/Cは使えないものの Cashはほとんどの場所で使えるが、インディオの人たちから土産物を買う時などはボリバールに替えておいた方が良いと思う。
ところで、話はまたもや横道にそれてしまうが、私の好きな曲にエンヤがある。彼女のレパートリーに「オリノコフロー」という曲があるが、この大河と何か関係があるのだろうか。どなたかご存知の方はご教授ください。
(この件は、その後に判明しました。ご教授頂いた方に感謝します)
因に、最近は個人旅行は面倒になったので、今回も総勢10名のパックツアーに参加した。
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カラカスからカリブ海を眼下にしてマトゥリンに着き、そこからやっとクルーズの出発点であるウラコア港に到着。
港といっても幹線道路に近いというだけで特別な設備はなく、地元の人たちの市場があり釣った魚を売っている人もいた。
子供が二人、カメラを向けるとポーズをとってくれた。ガムを上げると「グラシアス」と小さな声で言った。
子供は可愛いものである。 -
キュートなインディオの少女が、市場の商品であろう小麦粉の袋の上で遊んでいた。
互いに「オラ!」と挨拶した。 -
ボートに荷物を積んで、サー出発である。
ヤマハの75馬力船外エンジンをツインで装着したボートは、時速50キロ近いスピードで浮き草をかき分けて疾走する。 -
オリノコ川は、インディオの人たちのハイウエイ。
まさに産業道路なみである。 -
約40分ほどかかって宿泊地へ到着。だいぶ上流に来た。
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ボートから降りて振り返ると、カレンダーになりそうな風景が広がっていた。
写真の腕がイマイチなので、雰囲気だけでも味わってもらえれば、、、。 -
ここには、電話もテレビもなく自然があるのみ。
浮き草の波紋が、昼夜逆転の時差による疲れた体に眠気を誘った。 -
浮き草に、清楚という感じの花が咲いていた。
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これが、今夜から2連泊するオリノコデルタロッジ(ORINOCO DELTA LODGE)。
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さて我々の部屋、と言うよりも我々の小屋へ向かう。
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ここでした。はて、内部はどうなっているのか。
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内部はコレ!。
小屋の周囲は網だけで、人間が中に入る大きな虫カゴだ。
この後に突然スコールがきて網から雨が吹き込み、慌ててベッドを中央に移動した。 -
写真ではハッキリしないが、網の外からコウモリ3匹が地球上で最も凶暴な”人間”を観察していた。
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さて、適当に着替えてサンセットクルーズとやらに出発ということであったが、またもや激しいスコール。
ま、ノンビリ行きましょう。 -
雨が上がって二重の虹も出た。ボチボチ出かけますか?。
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くちばしの長い鳥が、夕食の獲物を探していた。
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日が沈む。カラカスからのナガーイ1日が終わろうとしている。
では、虫カゴに入って眠るとしようか。
ヴェナス・ノーチェス(おやすみなさい)。 -
翌日の早朝、インディオの人たちが手作りの土産物を売っていた。
小さな子供に「オラ!」と挨拶すると、笑顔で「オラ!」と言ってくれた。
思わずその笑顔につられ、私にはとても似合わないネックレスを8千ボリバール(500円)で買ってしまった。
確か、ケンタッキーフライドチキン創始者のオジサンも言っていた。「笑顔は顧客獲得の最大の武器である」。 -
さて、今日はインディオの子供たちの学校訪問と、インディオの家庭訪問、それにジャングル探検(?)である。
先ずは小学校訪問。校門の前でブタ君が我々を迎えてくれた。
だが、彼は食料探しに忙しいらしく「オラ!」とは言ってくれなかった。 -
どこへ行ってもそうだが、子供は本当に可愛い。
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スペイン語が出来たら、子供たちと少しは話が出来るのだが、、。
帰る時に知っている言葉を一つ使えた。アディオス(さよなら)。 -
次は、インディオの家庭訪問。
川岸に作った小屋で昼食の準備が進んでいた。スコールの上がった周囲に、美味しそうな匂いが漂っていた。 -
目の前のオリノコ川で穫ったばかりの、ナマズのような魚。
横にある熟れていないバナナは煮て食べるのだ。これはロッジで食べたが、なかなかイケル味だった。 -
全体に子沢山らしいが、約2割は病気などで亡くなってしまうという。
キラキラと光る目と無邪気な笑顔が、少し疲れ気味の私を癒してくれた。 -
なかなかイケメンの少年。
ベネズエラのサッカー選手になってほしいと思った。 -
デジカメ画面に映し出された、撮ったばかりの写真を覗き込む子供たち。
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この子は一人離れていた。
帰り際に妻殿が「チャオ」(またね)と言いながらキャンデーをあげると、それまでの無表情な顔に笑顔が広がった。
その可愛い笑顔に、私は思わずこの子のホッペを軽くつねってしまった。 -
来年は戌年。
縁起をかついで、オリノコの犬君を1枚。 -
ジャングルツアーに向かう途中、子供が釣りをしていた。
そういえば、昨夜遅くに疾走するボートのエンジン音が聞こえた。
暗闇の川を走るとはと驚いて目が覚めてしまったが、考えてみると彼らはこうして子供の頃から慣れ親しんで勝手知ったる場所なのだ。 -
途中で猛烈なスコールに遭う。
屋根無しボートのため、大きなビニールシートを被って皆で端を押さえる。
スピードを落とさないのでシートがバタバタと頭を打つ。
カメラが濡れるのを覚悟で、その光景を撮ってみた。 -
オリノコの支流に入り、エンジンをフル回転して上流を目指す。
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ジャングル探検の開始。
ロッジで借りた長靴を履き、持参の虫除け網を被ったにわか探検家。
一応はカムチャッ蚊へのリベンジ対策はしたが、ここには蚊よりも小さいプリプリという虫がいて手足を刺される。
コイツがなかなか強敵だった。 -
ジャングルで喉が渇いたら、この木を切って幹から流れ出る水で喉を潤す。
これぞ、ホントの天然水。
スコッチウイスキーでも出てきたら、私はここに永住したかもしれない。 -
さて、次はピラニア釣り。
正面にいる人は現地のガイドではなく、ベトナムから来たダイソーさん。
日本語が上手で明るい人。絶えず駄洒落を言っていたが、傑作がなく座布団一枚どころかピラニア1匹も釣れなかった。
これでオリノコデルタは終わり。
さて、明日はグアヤナからチャーター機で空路、グランサバンナにテプイ群(卓状台地・テーブルマウンテン)が広がるルエパに向かう。
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この旅行記へのコメント (12)
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- ニッコリマッコリさん 2015/03/11 22:25:56
- ZISAMAさん?こんばんは(^^)
- オリノコ川の風景が写真できれいに写っていて、行きたいと思ってる僕の妄想を駆り立てました(笑)
また、文も簡潔で分かりやすく、ユーモアもあって上手だと思いました
僕も子供大好きなので羨ましかったです
そして前述した通り僕もベネズエラへ
行きたいと思っているので、今ツアーでなく個人での旅の計画をたてています
なのでZISAMAさんに3つほど質問をしたいのですがよろしいでしょうか
1つは、僕もオリノコデルタロッジへ行きたいと思っているので、一泊で食事付きの
代金はいくらになるか教えてください
2つ目は、マトゥリンからウラコア港までは
車で行ったと思うのですが、いくらかかったか教えてください
最後は、ウラコア港からオリノコデルタへ
船で行くときにいくらかかるか教えてください
大変図々しいとは思いますが、1つでも答えていただけたら幸いです
- ZISAMAさん からの返信 2015/03/15 18:57:44
- RE: ZISAMAさん?こんばんは(^^)
ニッコリマッコリさん
出掛けていましたので、返信が遅くなりましたことご容赦。
ご質問の件ですが、誠に残念ながら3つどころか1つもお答えできません。
と申すのは、旅行記の冒頭にも書きましたがパックツアーであり、ロッジのアルコールとオプションのヘリツアー以外は旅行代金に組み込まれていましたので。
ただ、仮に分かっていても現在のベネズエラはインフレが激しく、参考にはならなかったと思いますね。
余談ですが、ベネズエラは石油で経済が成り立っている国ですが、昨今の原油安で経済は麻痺状態のようです。
本当か嘘かわかりませんが、ベネズエラで売られている中国製の箒が日本円に換算するとナント5万円と聞きました。
費用確認の手立ては、ベネズエラ大使館かギアナ高地ツアーに強いユーラシア旅行社に問い合わせてみるか、、、ですが、、、果たして、、、。
お答えできず残念です。
ニッコリマッコリさんが、エンジョイできる旅が出来ますよう祈念します。
- ニッコリマッコリさん からの返信 2015/03/15 22:35:05
- Re:Re: ZISAMAさん?こんばんは(^^)
- 返信ありがとうございます(^-^)
ツアーでも、どこにいくら使ったのか
という明細があるものだと思い質問
しましたがないんですね、
すみませんでした
そして他の質問先のことからベネズエラ
の現状まで書いて頂いてありがとうございます
- ニッコリマッコリさん からの返信 2015/03/15 22:38:28
- Re:Re: ZISAMAさん?こんばんは(^^)
- 返信ありがとうございます(^-^)
ツアーでも、どこにいくら使ったのか
という明細があるものだと思い質問
しましたがないんですね、
すみませんでした
そして他の質問先のことからベネズエラ
の現状まで書いて頂いてありがとうございます
やはり僕はベネズエラに行きたいので
インフレだとしてもなんとかして
計画を立てたいと思います
ありがとうございました
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- kazu0204さん 2006/02/04 20:34:49
- 不思議な感じ
- ZISAMAさん、こんばんは。
掲示板に書き込みありがとうございました。
気を遣っていただいたようですが、
むしろ長くなるのは大歓迎ですよ。
これからもよろしくお願いします!!
さて、ラテンアメリカでもスペイン語やポルトガル語が
使われているのは、なんだか不思議な気がします。
それは植民地時代のことなのでしょうが、
日本人の僕からすると遠く離れた土地で、
とっても不思議です。
スペインでもオラ!だけでいっぱい人とつながれました。
ラテンアメリカもいつか行けたらいいなと思います。
また遊びにきますね^^
- ZISAMAさん からの返信 2006/02/05 17:26:26
- RE:Kazu0204さん、オラ!( 不思議な感じ)
そうですね。確かに植民地の名残だと思います。
「有り難う」をスペイン語で(ご存知のように)「グラシアス」と言いますが、イタリア語でも「グラッチェ」と言いますから、ヨーロッパの色々な言語がミックスされている部分もあるような気もします。
言語と言えば、数カ国後を話せる人がいるそうですが、こんなジョークがあります。
あるパーティーで数人の男性が話し込んでいた。
「おい、あそこにいる女性は8カ国語を話せるらしいぜ」
「驚いたね」
それを近くで聞いていた別の女性が言ったそうです。
「でもね、彼女は8カ国語すべてNO!という言葉を知らないのよ」
ちょっと、意味深な小咄で失礼しました。
再度の書き込みを、ムチャス・グラシアス!。
-
- Morikonさん 2005/12/15 01:08:37
- ZISAMAさん、こんばんわ。
- 南米編の序章、読ませて頂きました。
すごく魅力的な場所ですね。
大自然や宿などのロケーション以上に、
現地の方々との交流が、そう感じさせるのでしょうね。
オリノコ川の水面に、曇天の空が写っている写真が好きです。
では、続きを読まなくては・・・。
- ZISAMAさん からの返信 2005/12/15 16:59:09
- RE: Morikonさん、こんばんわ。(ZISAMAさん、こんばんわ)。
- Morikonさん
つたない写真を、プロ級のMorikonさんからお褒めの言葉を頂き誠に恐縮です。
そう感じて頂けたのなら、被写体が良かったのかもしれません。
オリノコもギアナ高地も被写体には事欠きませんので、Morikonさんならばもっと素晴らしい写真を撮ったと思います。
その意味では、Morikonさんよりも先に行って良かったと思っていますよ(笑)。
それと、(多分)投票を感謝します。
-
- 魔女ランダさん 2005/12/07 10:25:51
- ZISAMAさーん、素敵でしたー。
- ギアナシリーズ全4巻、拝見しました!!
いやあ、ZISAMAワールドにどっぷりつかって、早く出かけなくちゃいけないのも忘れて、書き込みです♥
滝滝滝のギアナフォールズも素敵でしたが、私は、このデルタが気に入りました。ZISAMAさんのお人柄が旅行記全体からにじみ出ていて・・・。
自然の風景、動物の観察などももちろんそうですが、
子供たちや、現地の人とのふれあいを楽しまれているZISAMAさんをあらためて、尊敬しました。
とってもハードな旅のようですが、どこの国でも出来ない、
ユニークな体験をなさっていらしたんですね。
魔女ランダも普段想像すらしない、インディオの皆さんの生活を垣間見られて、とても嬉しかったです。
ZISAMAさん、旅行記アップお疲れ様でした。
そして、楽しい旅を共有させていただいてありがとうございました。
魔女ランダ(*'ー'*)ノ~~
- ZISAMAさん からの返信 2005/12/07 18:02:08
- RE: 有り難うございます(ZISAMAさーん、素敵でしたー)
- 魔女ランダさん
ご感想、そして(多分)投票を有り難うございました。
そうですね、私は別に幼稚園の先生ではありませんが(笑)子供は好きですね。
どこの国へ行っても、何故かその国の子供たちを見てしまいます。
都会の子供たちは否応なく精神的な成長をしてしまいますが、チュニジアもそうでしたがインディオの子供たちには純粋な笑顔がありました。
私の旅の疲れを癒す最大の良薬は、少しの酒と沢山の子供たちの笑顔です。
私のそんな面を、つたない旅行記の中から見抜いた(?)魔女ランダさんを逆に尊敬します。
可愛いマルナちゃんに、宜しくお伝えください。
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- naniwa ladyさん 2005/12/04 08:03:39
- おはようございます。\(^o^)/
- オリノコデルタの旅行記、見せていただいていまーす。すごい奥地って感じがします。地球の裏側か?到着するのに丸一日はかかるのでしょうねぇーーでも一度は行ってみたいところだなぁーーピラニアを釣ったところの写真が見たかったです。(^-^)ところで天然水、おいしかったですか?
- ZISAMAさん からの返信 2005/12/04 21:13:32
- RE:今晩は、何は無くともレディーさん。( おはようございます。\(^o^)/)
- ご無沙汰致しております。
今回の旅は、ギアナ高地がメインでオリノコデルタは予行演習といった場所でしたが、それなりに面白いところでしたね。
また、インディオの子供たちの笑顔が爽やかだったという印象があります。
ピラニアですが、実は私だけが3匹釣り上げて夕食に唐揚げにしてもらって、皆で少〜しづつ食べました。
もっとも、翌日からは「ピラニアさん」と皆さんに呼ばれ、私の(あるかもしれない)ピラニア的な性格面を突かれているようで苦笑してしまいました。
それと切った木から出る天然水ですが、あそからスコッチウイスキーが出てきたら、きっと私はオリノコに永住したかもしれませんね。
書き込みを有り難うございました。
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