みどりの日庭園散策①2018年

2018/05/04 - 2018/05/04

みどりの日は旧古河庭園や六義園などの庭園が無料開放されます。2018年はバラの開花も早く既に見頃を迎えています。
そこで東京メトロ２４時間券を活用して都内の都立庭園やバラ園、神社仏閣などを巡りました。
＜行程＞
南北線西ヶ原駅→滝野川公園・平塚神社・無量寺など→旧古河庭園→六義園→吉祥寺・南谷寺など→南北線本駒込駅→丸ノ内線本郷三丁目→本郷給水所公苑→小石川後楽園→南北線飯田橋駅→丸ノ内線新宿御苑駅→新宿御苑→副都心線新宿三丁目駅→千代田線代々木上原駅→東京ジャーミイ→千代田線代々木上原駅→千代田線代々木公園駅→代々木公園→副都心線明治神宮前駅
みどりの日庭園散策①は西ヶ原駅から本駒込駅まで
表紙は旧古河庭園

エリア 王子・十条(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 私鉄 徒歩

旧古河庭園のHPを確認したらバラが見頃

そこでバラ園のある旧古河庭園、本郷給水所公苑、新宿御苑、代々木公園を巡ることにしました。

旧古河庭園の開園は９時。それまで南北線西ヶ原駅から周辺を散策。
先ず駅そばの滝野川公園へ。

滝野川公園 公園・植物園

新緑が綺麗な公園です。大きな滝のある池や川があります。

滝野川公園 公園・植物園

滝野川公園内には御殿前遺跡のモニュメントもあります。
御殿前遺跡は、先土器時代から近世にわたる複合する遺跡です。奈良・平安時代に造られた建物の跡は、武蔵国豊島郡の郡衙（地方役所）と推定されています。

滝野川公園 公園・植物園

滝野川公園の隣の平塚神社へ。
源義家が滞在したおりに鎧と十一面観音像を譲ったと言われています。

平塚神社 寺・神社・教会

平塚神社下から蝉坂を下ります。
かつて“攻坂(せめざか)”と呼ばれたものが 訛って“蝉坂”となったそうです。
平塚神社は平塚城の二の丸跡で、城に因んだ「攻坂」の転訛のようです。

蝉坂 名所・史跡

京浜東北線が車坂跨線橋の下を、新幹線が車坂跨線橋の上を走っています。
車坂跨線橋からはフェンスで列車は撮りにくいですがスカイツリーが見られました。

車坂跨線橋 名所・史跡

車坂跨線橋から蝉坂を上り、徳川家光の病を治して信頼を得た山川城官貞久が、平塚神社ともども再興したと言われている城官寺へ。

城官寺 寺・神社・教会

本郷通りを渡り、坂を下って無量寺へ。
立派な山門をくぐり境内へ。

本堂前のサツキはまだ咲き始めたところ。

境内には猫も沢山いて、なかには人に馴れていて近付いても逃げない猫も

08：50頃に旧古河庭園へ。
数年前のみどりの日には開門前には数名しか待っていませんでしたが、今回はバラが見頃とあって長蛇の列。

旧古河庭園 公園・植物園

春のバラフェスティバル（5/5～31）開催前にバラは見頃となっています。

バラと洋館・日本庭園のライトアップ（5/11～20）の頃には見頃を過ぎていないか心配です。

みどりの日で入園無料とあって朝から凄い人出でした。

バラが見頃なのでバラのアップを中心に

人が映り込まない範囲で撮影。

空気の澄んだ早朝（日の出から３時間後）がバラの香りを楽しむベストな時間帯の様です。

ベストな時間帯を少し過ぎていますが、バラの良い香りがします

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園バラ園

旧古河庭園の低地には　日本庭園

ジョサイア・コンドルが手がけた石造りの洋館。
旧古河庭園から六義園へ向かいます。

旧古河庭園 公園・植物園

旧古河庭園から六義園へ向かう途中の日光御成道（本郷通り）の妙義坂の途中に駒込妙義坂子育地蔵尊が祀られています。
お堂の中には、お地蔵さんとおかっぱ頭のセーラー服姿の童女が片手に宝珠を持ち、もう一人は錫杖を持って手をつないでいる供養碑があります。この近くで交通事故にあって亡くなった11歳の仲良しの少女を供養するために建てられたもののようです。

駒込妙義坂子育地蔵尊 寺・神社・教会

駒込公園は、都電駒込車庫跡地に出来た公園です。 園内は中央が一段低い広場になっています。アスレチック風の遊具や大きな滑り台があります。

駒込公園 公園・植物園

染井吉野桜記念公園は、駒込駅北口駅前広場に出来た公園です。
染井吉野桜の原種「エドヒガンザクラ」「オオシマザクラ」２種類の桜が植えられています。近くの小学生が作成した藍染の鯉のぼりが沢山泳いでいました。

ＪＲ駒込駅前にある大國神社に参拝。
一般的には大黒様と言われている大己貴命（大國主命）を祀っています。それで「だいこく」神社と言われている訳です。
江戸時代には、第１１代将軍徳川家斉公が参拝したそうです。

大國神社 寺・神社・教会

駒込橋を渡り、

駒込橋 名所・史跡

六義園へ。

普段は閉門されている染井門から入園。

六義園 公園・植物園

２枚の大岩で組まれた渡月橋

六義園 公園・植物園

ツツジの花は散ってしまっていましたが新緑が綺麗な藤代峠

六義園 公園・植物園

六義園紀川

六義園 公園・植物園

滝見茶屋で一休み

六義園 公園・植物園

ツツジが終わりサツキは咲き始めたばかりでちょっと寂しい庭園内で見つけた海南更紗満天星（カイナンサラサドウダン ）

洞窟石組（アーチ形）の蓬莱島

六義園 公園・植物園

臥龍石

六義園 公園・植物園

中の島にある妹山・背山
サツキはまだ咲き始めたところ。

六義園 公園・植物園

石灯籠

六義園 公園・植物園

右端が中の島に架かる田鶴橋

六義園 公園・植物園

石灯籠とアヤメ

六義園 公園・植物園

紫陽花には流石にまだ早かったが、

小紫陽花（コアジサイ）が咲いていました。

出汐湊

六義園 公園・植物園

内庭大門をくぐり、正門から六義園を出て隣の

六義園 公園・植物園

六義公園へ。
ここも元々は大名庭園の一部だったようで大木があります。
アスレチック遊具などもあり子供たちに人気でした。

六義公園 公園・植物園

本郷教会

カトリック本郷教会 寺・神社・教会

加賀前田家が現在の東京大学の地に上屋敷を賜るにあたり、浅間社を現在地に移したものです。　拝殿は富士山に見立てた山の上にあります。結構勾配がきつい石段なので降りるときは注意が必要です。

駒込富士神社 寺・神社・教会

本郷通り沿いにはお寺が並んでいます。
江岸寺は、関ヶ原の戦いの前哨戦の舞台となった伏見城の戦いで自刃しその忠節は「三河武士の鑑」と称された鳥居元忠の次男忠政によって開基されました。鳥居氏の子孫で「箱根八里」を作祠したことでも知られる鳥居忱のお墓もあります。

江岸寺 寺・神社・教会

隣には天然寺

天然寺 寺・神社・教会

大運寺

大運寺 寺・神社・教会

本郷通の東側に渡り、立派な山門をくぐり吉祥寺へ。
関東における曹洞宗の宗門随一の旃檀林（修行所）がおかれていました。

吉祥寺 寺・神社・教会

吉祥寺の参道は枝垂桜の並木になっています。この時期は葉桜ですが、参道には大仏。

東京大空襲による焼失を免れた経蔵

センダンの薄紫色の花

再建された吉祥寺本堂

樋口一葉の師として、また一葉の思慕の人として知られている 明治・大正時代の大衆小説家・半井桃水の墓がある養昌寺

養昌寺 寺・神社・教会

江戸五色不動の一つ目赤不動尊がある南谷寺

南谷寺(目赤不動) 寺・神社・教会

本堂の蓮の花のステンドグラスが珍しい定泉寺

定泉寺 寺・神社・教会

定泉寺境内に咲くカルミアの花。
蕾は金平糖のようで愛らしい。

定泉寺 寺・神社・教会

本郷通から路地を入ったところにある境内にツツジが多い龍光寺

龍光寺 寺・神社・教会

本郷道りに戻り天栄寺山門の前に駒込土物店跡の碑。
駒込は江戸時代、神田、千住と並び3大青果市場といわれたそうです。
当初は近隣の農民が野菜を担いで江戸に出る途中、栄寺境内の「さいかちの木」の下で毎朝休むことから、付近の人々が新鮮な野菜を求めたのが始まりの様です。大根、にんじん、ごぼうなどの土のついたままの野菜（土物）が取り引きされたようです。

駒込土物店跡 名所・史跡

南北線本駒込駅まで歩いて来ましたがもう少し周辺の寺院を参詣します。
太平洋戦争の空襲に際しても灰燼の下から奇跡的に無傷で発見された因縁のあるお地蔵さまである「縁引地蔵尊」がある潮泉寺

潮泉寺 寺・神社・教会

山門の上に象の石像が乗っかっている瑞泰寺

初代松本幸四郎のお墓がある栄松院

栄松院 寺・神社・教会

三重塔を建立中の清林寺

東梅山清林寺 寺・神社・教会

駒込大観音が安置されている光源寺

光源寺(駒込大観音) 寺・神社・教会

東京大空襲で焼失、1993年に再建された高さ６メートルの十一面観音像

光源寺(駒込大観音) 寺・神社・教会

朱色の柱が目立つ山門がある蓮光寺

蓮光寺 (文京区) 寺・神社・教会

春日の局の息子の稲葉正勝が開基の養源寺

養源寺 寺・神社・教会

身代わり地蔵尊が安置されている常徳寺

常徳寺 寺・神社・教会

緒方洪庵のお墓がある高林寺を参詣してから南北線本駒込駅から本郷三丁目駅に向かいました。

高林寺 寺・神社・教会