留学１年目修了旅行その１～オシュまでの道～

2014/06/17 - 2014/06/22

6月上旬に学校のテストを無事合格し、晴れて留学１年目を終えました。当初は１年で帰る予定でしたが、ロシア語も中途半端だしもう少しやりたいなと思い残留を決意。というわけで、9月までは夏休みです。

ところで、この留学１年目に私は数ヵ月、ビシュケクにオープンする日本のエステの立ち上げ(現在は存在せず)を少し手伝っていました。そのために日本から派遣されてきた方が同世代で仲良くさせていただいていたのですが、その方が任期を終え日本に帰ることになりました。仕事納めから帰国まで10日ほどの猶予があったのでどこか行きたいね～と話していて、まだ行ったことのないソンクル湖へ行こうということに。

時を同じくしてそのエステの常連さんであるオシュ在住のご婦人が、彼女が帰国する前に是非とオシュに招待してくれることになりました。結局贅沢に２本立ての旅をすることに。

今回の旅程
2014年6月17日　陸路でオシュへ　★いまここ
2014年6月18日　オシュ→アルスタンバプ→ジャララバード→オシュ
2014年6月19日　オシュ→遊牧地→オシュ
2014年6月20日　オシュ→ビシュケク　一旦帰宅
2014年6月21日　ビシュケク→コチコル→ソンクル
2014年6月22日　ソンクル→コチコル→ビシュケク

エリア オシュ(キルギス)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

オシュへ行くのは私は２回目、同行のＫさんは初めてです。ビシュケクのオシュバザール裏のタクシー乗り場で交渉して、１人1250ソム(だったかな)で若い男子２人組とシェアして行くことに。

２回目なので前回載せたのと同じ景色ですが、私がキルギスで一番好きな景色なのでしつこくまた載せます(笑)

この高原に広がる草原が好き。

コンテナハウス、実際住んだら絶対大変だとわかっているけど憧れる。

このルートは物資のルートにもなっているため、食堂などもあります。

馬に乗ってる人もいますね。

キルギスの人はみな乗馬が上手いのかと思いきや、ビシュケクっ子は乗ったことない人もいるとか。

仔馬かわいい。

タクシーシェアした兄ちゃん。けっこうイケメン。

この高原のユルタは本物の遊牧民のもの。夏の間はこの街道周りに居を構えて、クムィスを売ったりして生計を立てています。

川もきれい。

馬と草原と山。

この日はちょっと天気がよくなかったので鮮やかな写真が撮れなかった。

洗濯物はこうやって干すんですね。

前回通った時にもあった２階建てのユルタ。これは通年あるのかな。

馬がドサッと横になって脚投げ出して寝てるの、かわいい。

羊の群れも。

草原を超えると巨大な人口湖トクトグルが見えてきますが、この日は曇っていたので湖面の色がいまいちでした。

前回も休憩したダムのところで昼食＆トイレ休憩。

ダム全容。

メロン、スイカは６月下旬から出回ります。一説によると6月のスイカメロンはウズベキスタンで薬使ってはやく熟れさせたものを輸入してるからあまり食べない方が良いと言われているが…

売り子さんが切り出して試食させてくれました。私日本のメロンはあまり好きではないんだけど、中央アジアのメロンはシャキシャキしてて好きだなあ(なおスイカはタネが面倒なので好きではないw)

トクトグルを超えるとキルギス南部～ウズベキスタン東武のフェルガナ盆地に入り一気に暑くなります。この柵はウズベキスタンとの国境。

走行距離がヤバイことになっている…この数字が物語るとおりかなりのオンボロ車たったので疲れました。

ご招待してくれたご婦人、ジルディスさんが運転手さんに電話で待ち合わせ場所を指示してくれたのですが、運転手さん場所がわからず合流できなかったので一度運転手さんの家に行くことに。そこで待たせて貰い、その後ジルディスさんが迎えに来てくれました。さすがお金持ち、トヨタのワゴン車に運転手付きです。

キルギス人からのご招待なので当然自宅に大量の料理が用意されているのかと思いきや、いかにも高そうな上品なレストランに連れて行ってくれました。

まさかオシュ来て最初の食事がサーモンのムニエルになるとは。しかし、めちゃめちゃ美味しかったです。

もちろんお家でのおもてなしも欠かしません。家に着くとケーキとフルーツを用意してくれました。

海外経験も豊富なキルギスのセレブはやはり私が普段接しているキルギス人とは一味違い、なんでも手放しにキルギス万歳ではなく外のものを取り入れています。お茶に砂糖を入れないキルギス人に初めて会った…。

家の全容が明らかになるのはこの次の日ですが、私たちが泊まったのはこんなオシャレなお部屋(バッグの置き方で台無しにしてすみません)。お客様がいつでも泊まれるように用意しているそうです。

しかし、どんなに大豪邸でもキルギスはキルギス、この日は水が止まっていました。どんな因果かわからないけどオシュでは雨が降った次の日は水が出なくなるらしい(ビシュケクでは雨に左右されている気はしないけど理由もなく突然止まることは多々ある)。そこはさすがお金持ち、洗面所やシャワールームにはスーパーで買ったペットボトルの水(未開封)が大量に置いていあって「シャワーはこれを自由に使ってね」って言われたけどね…。