2018年のGWは気ままなヨーロッパ一人旅♪ Vol. 6 - "メーデー"ニモマケズ、観光やグルメを楽しんだ24時間

2018/04/26 - 2018/05/05

今年のGWは、オランダとベルギーを一人旅することに決め、友達に会うオランダ・アムステルダムと、ベルギー・ブリュッセルに行く事は最初から決めていました。　オランダ3泊 & ベルギー3泊に決めた後はどの都市に宿泊しようかな…と色々と調べまくり、ベルギーではブリュッセル以外にどこか他の都市に1泊はしたい…という事で、最後までブルージュと迷いましたが、結局アントワープに1泊することに決め、キャンセル不可のプランでホテルも手配しました。　でも、その直後にアントワープに宿泊する5/1がメーデーだという事に気付きました…!!

GWのヨーロッパ旅行ももう今年で4年目になりますが、GW初日に日本を出発すると飛行機のチケットがめっちゃ高いので、毎年数日ズラして出発していた事もあり、5/1が到着日だったり、移動日だったりすることが多かったのでそれほど心配した事なかったのです…。　

メーデーだと気づく前は、1泊しか滞在しないアントワープを存分に楽しむために、アムステルダムを朝早い列車で出発する予定にしていましたが、メーデーでどこもお店が開いていないかも?!と友達に言われてしまったので、午後の出発に変更しました。　

ちなみに、お隣同士の国ですが、5/1のメーデーはベルギーでは祝日ですが、オランダは祝日ではないそうです…。　最初にコレを知っていれば多分ベルギー→オランダの順で訪れたかもしれないな…。　

エリア アントワープ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: 大韓航空 ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

スキポール駅に、ほぼ時間通りに入線してきたパリ行きのタリス#9358号に乗って、ベルギーのアントワープに向けて出発です!　初めて行く国にドキドキワクワク☆

タリス (パリ方面) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

タリスのチケットは、NSのアプリから予約しました。　当日、予約サイトを確認してみたら、まるで日本の乗換アプリみたいに見やすくて分かりやすいチケット案内!　アムステルダム在住の友達は今までずっとタリスのホームページから予約していたようですが、NSアプリを勧めたらこっちの方が断然使いやすかったみたいで、今後はNSアプリを使う!と言ってました。　

スキポール空港駅のカフェ、La Placeで買ったストロベリーヨーグルトドリンクが列車旅のおともです♪

アプリの予約画面がWi-Fiが繋がらなくて出てこなかったときのことを考えて、予約確認証はプリントアウトして紙でも用意してきました!

車内は、ゆったり2x2列シート。

1時間後、アントワープ中央駅に無事到着しました。

アントワープ中央駅と言ったら、この荘厳な駅内部の装飾ですよね!　歴史を感じます。

アントワープ中央駅 駅

アントワープにはこの日1泊のみの宿泊なので、駅近で便利なホテルをチョイス。　

外観は工事中でしたが、内部は落ち着いた雰囲気です。　

このホテル素敵★と思ったきっかけは、このチェックの壁紙。　こういう壁紙のホテルって珍しいですよね!　部屋が予想以上に広くてビックリしましたが、嬉しい驚きでした。　大きい都市の駅近のホテルって便利だけど部屋が狭いイメージがあったので…^^;

あ、ちなみにベッドのマットレスはスポンジなの、これ?ってくらい柔らかすぎてこれで寝たら腰をやられる!と思い、窓際に設置してあったソファーで寝ました(笑)。　

プレミア スイーツ プラス アントワープ ホテル

バスルームも広くて快適でした。　

さぁ、アントワープの滞在は24時間あるかないかなので、限りある時間を使って早速お出かけしましょう♪　

正面に見える立派な建物がアントワープ中央駅。　そのすぐ近くに、地下鉄の駅につながるエスカレーターがあります。

Diamant（ディアマン)駅からプレメトロに乗ります。　

ディヤマン駅 駅

アントワープ市内のメトロは詳しく調べて来なかったのですが、9番と15番に乗ると、Groenplaats(グルン広場)駅まで行けます。　

オランダ国内は、列車の切符を買うにしても英語モードにすればスイスイと進めたのに、お隣の国、ベルギーに移動したら英語をあまりにも見かけなくて困った困った!　駅構内の案内とかも、オランダ語とフランス語しかナイのです。

例えばコレ。　メトロの切符の券売機ですが、Englishモードはちゃんとあるのですが・・・

英語じゃないじゃーん(爆)。　もう、当てずっぽうで買うしかありませんよね。

何となくですが、上のBiljetが1回乗車券で、Tien Personen Groeps, Bulkはグループチケット?かな??なぁんて…知らんけど(笑)

取りあえず欲しいのは1回乗車券だったので、値段的にもコレだろう?!と思い、購入出来ました!　車両はピカピカの最新式。　

こんな最新式の車両を取り入れるなら、その前に券売機をどうにかしようよ(笑)。

プレ メトロ 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

数分でGroenplaats駅に到着しました!

グルン広場に立つと、すぐ近くのノートルダム大聖堂がそびえ立っていました。　今日はもう大聖堂の内部の見学は時間的にも無理なので、外観だけでも見に行こうかな。

グルン広場 広場・公園

大聖堂の前はお土産屋さんやレストラン、カフェで賑わっていて、観光客もたくさん!　メーデーとは思えないです。　お店がどこも空いてなくて路頭に迷う…という心配していた事にはならなそうでとりあえず良かったわ。

アントワープを訪れたら全員がここで食事をするのか?!ってくらい賑わっていた、大聖堂の目の前にあったシーフードのお店。　同じお店にブリュッセルで行く予定にしているので、アントワープでは前を通り過ぎただけ。　

大聖堂の前では、ネロとパトラッシュの像が置かれており、子どもたちの遊び場と化していました。　うーん、日本がきっかけで作られた像ですが、ちょっとイメージと違うよね…。

ネロとパトラッシュの像 モニュメント・記念碑

こんな感じの狭い路地を歩いて行くと・・・

マルクト広場に出ました。　野外イベント(ライブとか?)が行われた後だったのか、機材の撤去作業中でした。　ガイドブックには、ここがアントワープの街歩きの起点と書かれていますが、特に立ち寄りたい場所もなかったので、写真を1枚撮っただけで後にしました。

マルクト広場 (アントワープ) 広場・公園

1日のみの滞在なので、トラムを乗りこなすこともなく、これも写真撮っただけ。

メーデーでも賑わっていたのは、マルクト広場や大聖堂の周辺だけだったようです。　行きたいカフェがあり、地図を見ながら歩いてきてみたのですが…。　この通り、人通りはゼロです!　もちろんお目当てのカフェは2軒ともお休みだったので、夕食はどうしようかなと思い・・・

グルン広場の角にあった、辛うじて営業していたハンバーガー屋さんで食べることに。　ベルギーとは縁もゆかりもなさそうな、マンハッタン's バーガーなんて名前のお店(笑)。　

Manhattn's
Groenplaats 1
2000 Antwerpen
https://www.manhattns.com/

マンハッタンというだけあり、店内はTHE アメリカ!って感じ。　私にとっては懐かしくも感じる^^/

私が注文したのは、ギャッツビーバーガー。　ソテーしたマッシュルームが入ってて、とってもジューシーで美味しかったです!　このお店のハンバーガーは全てにニューヨークにちなんだ名前がつけられていて、’エンパイア', 'ロックフェラー', 'ゴッサム', 'トライベッカ', 'ブルックリン'バーガーなどが他にありました。　

ちなみに、お店はNYスタイルですが、ポテトだけはベルギースタイルのフリッツという事で、初めて本場のフリッツを食べられるので期待してたんだけど…、アレ?あんまり美味しくない…。　オランダのアムステルダムで食べた、特に有名じゃなさそうだったあのお店のフリッツの美味しさが特別過ぎたのかな?

夕食を食べた後は、徒歩でホテルに帰ることにしました。　Meir通りをひたすらまーっすぐ歩けば、アントワープ中央駅前に辿り着くみたいなので…。

このStreet、ショッピングモールやレストランなどで普段は賑わっているようなのですが、メーデーで全てお休みらしく、まるでゴーストタウンでした。　初めて訪れたベルギーでこんなガランとした街並みを見れるのもかなり貴重な体験ですよね!

お店は閉まっていますが、歩いてる人はちらほらいて、後ろからかなり大きな声で熱唱しながら歩いてくる地元の女子グループがいたので、そんな雰囲気も楽しみながら歩けました。　

他のトラベラーさんの旅行記を拝見してて、このモニュメント、何か凄いな!と思っていたら、Meir通りのめっちゃ目立つところにフツーにありました。　辺りは誰もいないのでひっそりと…。

アンティゴンの手 モニュメント・記念碑

Meir通りを歩いて行くと、途中で大々的な工事現場に遭遇。　ちょうど、プリントアウトした地図に、オペラ駅は現在工事中と書いてあった辺りの場所でした。　

日本だと、周辺の工事をするときも、電車の駅はそのまま営業してたり、もしくはここまでの大規模な工事(地下の場合)は真夜中にやったりしそうなものだけど、外国は凄いねぇ～。

アントワープ中央駅の近くまで歩いて戻ってきました。　駅周辺はレストランやカフェなども賑わっていて、観光客もたくさん!　ベルギーチョコレートのお店、レオニダスも営業していました。　

今回、初めてベルギーを訪れたので色々なお店のチョコレートをちょっとずつ試してみたいなぁと思っていたので立ち寄りました。　レオニダスのチョコは日本でも買えるけど、本場で買う事に意義があるのです(笑)。　

日本で買うと、それこそ一粒いくら…って感じですが、ベルギーではグラム売りなんですね!　250g入りの箱詰めで6.95ユーロでした!　

普段、こういうトリュフ系の高級チョコって食べ慣れないので、どういうのが美味しいのか全然分からない私。　ミルク系よりもダークチョコが好きなので、お店の方に、「ダークチョコでオススメを詰めて欲しい」とお願いして1番小さなBox(250g入り)のチョコを自分用に買ってみました。　

レオニダス 専門店

ホテルに戻って来てから、箱の中に入ってたチョコを全て出して並べてみたあといくつか食べてみました～。　う～ん、私はやっぱり中にプラリネとかガナッシュが入ってるこういうトリュフチョコよりもシンプルな板チョコが好きなんだなーと感じた瞬間でした^^;

ちなみに後日レオニダスで買った板チョコ。　こっちの方が私の好みに合ってました!　お土産に色々な味を何枚か買って帰りましたー!

おはようございます。　広くて快適なホテルの部屋で宿泊し(寝たのはベッドじゃなくてソファーの上だけど…)、チェックアウトした後荷物を預けて、早速お出かけです♪　

せっかくなので昨日、メーデーで行けなかったお店に色々と行ってから、ブリュッセルに移動しますよ!　まずやってきたのは、グルン広場からも近いこちらのカフェです。

朝食を食べに来たので、ちゃんとしたお食事メニューを頼むべきなのかもしれませんが、旅行中(しかも一人旅!)はやっぱり好きな時に食べたいものを食べたい!と思ってしまうのよね…ウフフ。

朝食から、ドーン!　

フルーツが山盛りのワッフル・ソレイユ。　他のワッフルメニューと比べてもこれだけ10.50ユーロと高かったけど絶対に食べたかったので…。　ブリュッセル風のワッフルなので生地自体に甘味はなく、上にのっているものもそこまで甘くないクリームとアイスクリーム、フルーツなので、ペロリと食べられちゃいました!　ごちそうさまでした。

デジレ ド リール カフェ

やっぱり、ヨーロッパに来てこの店を見かけると、どうしても気になってしまうー(笑)。　欲しいとは1ミリも思わないけどね(笑)。

昨日内部の見学が出来なかったノートルダム大聖堂にやってきました。　今日も良いお天気です。　オランダでのあの悪天候の3日間がウソのようですね(笑)。　

聖母大聖堂 寺院・教会

この日は晴れて明るい日だったので、ステンドグラスから入る光で大聖堂内部も明るくキレイでした。

アントワープのノートルダム大聖堂と言えばルーベンスの絵画とフランダースの犬ですよね、特に日本人にとっては…。　もちろんこのアニメは子供の頃から知っていましたけど、ちゃんと最初から最後まで見たのはつい数年前なんです、私。　TOKYO MXでアニメの再放送を毎日やってて、全部録画して一気に観ました!　子供の頃に観ても、ここまで心に残っただろうか?!っていうようなストーリーで、大人になってから見たからこそ、アントワープを訪れてみたいと強く感じたのかも。　それがたった数年で実現出来てちょっと嬉しいです。　

最期の瞬間に、ネロが見ることが出来たルーベンスのこの絵…。　大人の私が見ても大きくて立派で心に刺さる絵でした。　

この絵をちょうど眺められる場所に譜面台くらいの高さの数か国語に訳された解説ガイドが置かれていて、1980年台から、日本から来る観光客であまりにもネロの家を訪ねる人やこのルーベンスの絵画に関して聞いてくる人が多く、アントワープの人々が調べたところ、当時のベルギー人は誰も知らない、「フランダースの犬」という物語が見つかったと書いてありました。　

ステンドグラスの素晴らしさにも感動しました。

またまたカフェに立ち寄ります。　ここも、昨日はお休みで来れなかったのでリベンジで今日来てみました。　4トラのクチコミを見て是非来たいと思ったお店です。　

こじんまりとした、落ち着いた店内です。

ダークチョコの粒に温かいミルクを注いでホットチョコレートを作ります。　

濃厚でとっても美味しかったです。　クチコミを見て、お店を探してきて良かった!

ギュンターワッテ カフェ

メーデーの昨日は人っ子一人歩いていなくてガラーンとしてたMeir通りが、今日はこの通りの賑わいです!　やっぱりこのくらいは賑わってないとね!

朝から何かずっと何かしら食べたり飲んだりしてる気がするけど、アントワープで1番来たかったレストランでランチタイムです。　ベルギーチョコレート専門店として有名なDelRey(ベルギー国内でも、ここアントワープだけにしかナイ)。　

もちろんこのお店も昨日はメーデーでお休みだったので、2日目のランチに来ようと思って、朝出かける前にお店に立ち寄ってお昼の予約をしておきました(宿泊していたホテルの3軒お隣がDelReyでした!)。

日本では銀座に店舗があるようなのですが、あり得ないくらい高いんですよね、一粒一粒が…。　このダイヤモンドのチョコなんて、日本で買うと1つ500円ですよ(4つ入りで2000円!!)　アントワープで買っても、レオニダスとかと比べると全然高いですが、それでも日本の半額以下です。

見た目からして繊細な味が期待できそうなケーキ。　食べる機会がなかったのが残念…。

予約していた奥のレストランは、ちゃんと「Reserved」となっていました。

うーん、周りは観光客なのか、地元のマダムなのか?　とりあえずみんなお金持ちそうな感じ(笑)。　ジーンズで来ちゃって場違いなアジア人が約1名…みたいな。

リコッタチーズのカネロニを注文しました。　チョコレートミルクシェイクも頼んでみたけど、これはDelReyだから特別美味しい!とかはなかったな…(苦笑)。

デル レイ スイーツ

昨日、レオニダスでお試しでトリュフチョコを買っていくつか食べてみたけど、やっぱり私は板チョコが好き!と分かったので、DelReyでは、この2種類のタブレットチョコを購入しました。　2枚で13ユーロでした。　これ、日本で買ったら一体いくらくらいするんだろう?!

食事を終えた後、ホテルに戻り、預けていたスーツケースをピックアップしてそのままアントワープ中央駅へ…。　時間を調べておいたIntercity列車に乗り込みます。　Zoneチケットをネットで事前に買っておいたので、券売機で買う手間が省けました!　アムステルダムから乗ったタリスと比べると随分年季の入った古い車両やね～って感じ。

アントワープ中央駅 駅

ガラガラだったので、4人席のボックスシートを独占して、ブリュッセルに向かいます♪　40分後には到着予定です。　続きは次の旅行記へ。