シニアの短期留学　トリノ　その３滞在1週間目

2025/09/25 - 2025/10/15

50歳から学び始めたイタリア語　：　「話せるようになりたい！」と今までにボローニャ、ジェノバ、ソレント、レッジョエミリア、トリエステ、タオルミーナと各地の語学学校に2週間づつ通いました。さて7回目は何処にしようか？と一度訪れて良い印象を受けたトリノに決めました。航空券は全てマイルで調達しているので、ANAのミラノ便を一年前から予約しました。学校に通うのは2週間で、前後の観光に1週間とトータル3週間です。

その３　トリノ滞在の1週間目

エリア トリノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

学校のベランダから
授業は基本9：30～12：30までの3時間です。
その後に1時間プラスしたり、別途プライベートのレッスンを受ける人もいました。
そんなに集中できないし((+_+))　私など3時間がmaxです。

午後からイベントが週に3回ほど実施されます。
市内観光や博物館や美術館の見学、”アペリティーボ”と言ってみんなで一杯やったり、ワインの試飲会チョコレート工場見学など。
無料のイベントも多くあります。
勉強になるので可能な限り参加してました。
退屈する暇はありませんし、逆にかなり忙しかった…( ;∀;)

この学校の凄いところは、自前でテキストを作成しており事例が全てトリノ関係。
一冊終われば、「あなたもトリノの達人」になれます！
裏を返せば、それだけ事例があげられる奥深い街だという事ですね(^_-)-☆

アペリティーボの様子
参加者の人種・国籍・年齢は様々
顔が出せないのが残念ですが、左手の金髪の女の子はお父さんがコロンビア人でお母さんがロシア人
なんと瞳がエメラルドグリーンなんです。驚愕のかわいらしさ！　
Che carina！　((^^♪

この学校には、数か月在籍する人もいますが1週間だけの人もいます。

私のクラスは全部で8名（この学校では1クラス8名が最大）
オランダ人、ドイツ人、アメリカ人、デンマーク人、キューバ人、イスラエル人、ブラジル人と様々
全員が母国語ではないイタリア語を一緒に学び、頑張ってコミュニケーションとってました。こんな経験は本当に得難い( ^^) _U~~
極東の島国育ちの私もともかく発言しようと頑張りました！

市内観光
トリノの市庁舎　サボイヤ王カルト・アルベルトの像

聖ドミニコ教会
13世紀に建てられたゴシック様式の教会です。
オープンしている時間外だったので内部が観られず残念でした。

ガレリアの街灯ですが、ほっこりしますね！(*'▽')

ローマ時代の遺跡も残されています。
大聖堂の鐘楼も望めます。

パラッティーナ門の跡

ご学友の皆さんもパシャパシャ撮影に余念がありません。

カリニャーノ広場
Piazzaと呼ばれる広場があちらこちらにあって、市民の憩いの場になっています。

カリニャーノ広場ある「イタリア統一国立博物館」
この宮殿は17世紀にサボイヤ家の居城だったそうです。

サンカルロ広場
街の中心にある広場で、駅から大宮まで突っ切るローマ通りの中央にあたります。

カステッロ広場
王宮前の広場で優雅な気分に浸れました。
お幸せに(^_-)-☆

スカリア・デイ・ヴェッルア宮殿
16世紀後半にルネサンス様式で建てられました。
はがれてしまっていますが、見事なフレスコ画が残っていました。

トリノはあまりにも見どころが多すぎて、頭がパンクしそうになります。
そろそろ休憩となり、有名なヴィチェリンの本店にやってきました。
1763年からある老舗です。

今となっては日本でも支店が数店舗あり、珍しくもありませんがこれが元祖ヴィチェリンです。8ユーロだったかな？1500円近い！日本でいくらだったかな？同じ位？

ここまで来たなら、目の前にあるコンソラータ教会は外せませんね！
5世紀に建立され、その後改築を重ね19世紀に完成。

内部は豪華賢覧ですよね～

この教会は、イタリア人の「駆け込み寺」？のような存在で、年中無休24時間オープンだと先生が言ってましたけど本当かしら？（あくまで私の語学力での解釈）
願いが叶った信者さんからの御礼の品々がそこかしこに飾られていました。

金曜日はジェノサイトに反対するデモがあり、イタリア国内は大混乱。
電車もストップしてました。
パレスチナを身近に感じた貴重な体験となりました。