
2018/03/02 - 2018/03/10
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Tatsuoさん
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この旅行記のスケジュール
2018/03/04
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ホテル・ヴィラ・アルジェンティーナ(Hotel Villa Argentina)
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リオマッジョーレ
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電車での移動
リオマッジョーレ(11:24発)ーモンテロッソ・アル・マーレ(11:38着)
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電車での移動
モンテロッソ・アル・マーレ(12:20発)ーヴェルナッツァ(12:23着)
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La Bottega del Fritto
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電車での移動
ヴェルナッツァ(13:29発)ーコルニリア
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Gelateria Corniglia
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電車での移動
コルニリア(14:30発)ーマナローラ
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マナローラ
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Nessun Dorma
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電車での移動
マナローラーリオマッジョーレ(17:40着)
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リオマッジョーレ
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ホテル・ヴィラ・アルジェンティーナ(Hotel Villa Argentina)
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北イタリアの対象的な2つの絶景を巡る旅。
最初に訪れたのはリグーリア海に面した5つの村、チンクエ・テッレ。海沿いの崖にへばりつくようにカラフルな家が立ち並びます。シーズンオフで列車が1時間に1本と少なくて遊覧船も運航しておらず、営業している店も少なくて不便でしたが、その分観光客が少なくてゆっくりと街を巡り景色を眺めることができました。
次に訪れたのはアルプスの麓の街、アオスタ。古代ローマがガリアに通じる街道の要衝に築いた街で、街中や街道沿いに遺跡が多く残っています。当時の街の中心の通りが今もそのまま使われていて、往時の人々の息吹を感じられる街です。アオスタ・バレーに残る古代ローマ遺跡を訪れたほか、東にある谷を遡って誰もが知っている名峰の別の姿も楽しみました。
☆?★?☆?★?☆?★?☆?★?☆?★?
【2】チンクエ・テッレを味わい尽くす・その1
2日間有効のチンクエ・テッレ・カードを使って5つの村を堪能します。まず初日は5つの村をひと通り巡り、2日目に深掘りするつもりです。
泊まっているリオマッジョーレから一番遠い西の端のモンテロッソ・アル・マーレから、順に戻りながら見ていくことにします。冬の閑散期のこの時期は列車が1時間に1本。モンテロッソ・アル・マーレ、ヴェルナッツァ、コルニリアは次の列車までの1時間で村を一巡りし、マナローラは時間に余裕があったので、家並みを見下ろす海辺の絶景カフェでカプチーノを飲みながらゆっくりして3時間ほど過ごしました。
5つの村はどれも個性的で、それぞれに良さがあります。明日深掘りするお気に入りの村はどこになるでしょうか?
☆?★?☆?★?☆?★?☆?★?☆?★?
1 天気予報は8日間ずっと雨・・・(2018/3/2~3)
>2 チンクエ・テッレを味わい尽くす・その1(2018/3/4)
3 チンクエ・テッレを味わい尽くす・その2
4 雨のち晴れ
5 リオマッジョーレ最後の散歩と絶景カフェ
6 チンクエ・テッレの絶景ドライブ
7 モンテ・チェルビーノ 誰もが知ってる名峰の別の顔
8 古代ローマ都市アオスタのローマ遺跡巡り
9 イタリアとガリアを結ぶアオスタ・バレーのローマ遺跡三昧
10 雨に煙る古城
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激動の一日を終えた疲れでぐっすり熟睡したのか、すっきりと目が覚めました。
6時半ですがまだ暗く、バルコニーに出てみると月の光が海に反射してとてもきれいです。
イタリアは採用している標準時の関係で朝明るくなるのが遅いのですね。その代わり夜はなかなか暗くなりません。 -
みるみる明るくなり、空が赤く染まってきました。
でも天気予報は残念ながらこのあと曇りです。 -
8時過ぎ、ホテルのレストランで朝食をとります。
ハム、チーズにパン。いわゆるコンチネンタル・ブレックファストというやつです。
入れたてのコーヒーを口にしたら、無事ここに来られた幸せが込み上げてきました。 -
1階のフロントの裏側にあるレストランは意外に広く50人は座れそう。明るく清潔感があります。
レストランの入り口でミルクを飲んでいた猫が、レストランの中に入ってきて通路の真ん中で悠然としていました。
レストランには2人組の先客がいました。昨日上の階で音がしていたので他にも宿泊客がいることはわかっていましたが、他に人を見かけなかったので宿泊客は2組だけだったのかもしれません。
夏は混むのでしょうね。 -
【①リオマッジョーレ】
今日は5つの村をざっと巡って、気に入ったところを明日じっくり見るつもりです。
10時頃ホテルを出て、今日もシーズンオフで人気のほとんどない通りをぶらぶら海の方まで降りていきがてら、街を眺めていきます。
通りに黒っぽい建物が張り出しているのが昨日夕食をとったレストランです。おいしかった。 -
【①リオマッジョーレ】
窓の外には洗濯物。
曇っていますがあちこち干してあります。
コインランドリーも見かけました。旅行者用だと思いますが、住人も使うのでしょうか。 -
【①リオマッジョーレ】
意外に感じるかもしれませんが、ヨーロッパは集合住宅が非常に多いのです。
ここチンクエ・テッレも例外ではなく、石造りの高層の建物はほとんどが集合住宅です。入り口には各部屋の呼び鈴が付けられています。
同じ建物でも上の階への入り口は崖の上に登る階段の途中にあったり、裏側の崖の上の道にあったりと、臨機応変に工夫して建てられているという感じ。 -
【①リオマッジョーレ】
見ての通りCOOPです。秘境と思っていたチンクエ・テッレにCOOPはなんともミスマッチ。
日よけに書いてある「5 TERRE」は「Cinque Terre」=チンクエ・テッレのこと。「チンクエ」はイタリア語で数字の「5」なのでこうも書くのです。
看板に「②」とありますが、2軒あるのです。①は少し道を下ったところです。
小さい店ですがジュース、ワイン、チーズ、ハムなどの食料品に、石鹸などの日用品も置いてあります。
この村、意外と便利です。 -
【①リオマッジョーレ】
通りを降りていくと壁に突き当たります。
おそらく壁の向こうは鉄道のトンネルで、通りを鉄道が分断してしまったのだと思われます。
上は広場になっています。 -
【①リオマッジョーレ】
左手の下り階段は海に、右手のトンネルは駅に通じています。
列車は10:20に行ってしまったばかりなので、海を見ていくことにします。 -
【①リオマッジョーレ】
階段を降りて地下道を抜けて海に出ます。
朝起きたときは晴れていたのですが曇ってしまいました。曇りだとカラフルな家並みもちょっと冴えませんが、海風に吹かれて街を眺めているのは気持ちがいいです。 -
【①リオマッジョーレ】
先ほどの通りの突き当りの壁のところまで戻り、今度は右側にまっすぐ伸びるトンネルで駅に向かいます。線路に沿って作られたトンネルでしょう。
昨日はこのトンネルの存在に気付かず、駅から街の中心まで崖っぷちを登ったり降りたりして行きました。 -
【①リオマッジョーレ】
トンネルを出たところにあるインフォメーションでチンクエ・テッレカードを買います。
5つの村を結ぶ鉄道やバスが乗り放題のカードです。今日明日で5つの村を味わい尽くすつもりなので、2日間用を買いました。リオマッジョーレ駅 駅
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【①リオマッジョーレ】
チケットはサインをして、駅にある刻印機で日付を印字すると有効になります。
普通のチケットも刻印が必要。忘れないようにしましょう。リオマッジョーレ駅 駅
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【①リオマッジョーレ】
橋を渡って海側のモンテロッソ・アル・マーレ方面のホームで列車を待っていると、反対側を列車が通過していきました。冬はチンクエ・テッレの5つの村に停車する列車は1時間に1本ですが(3月下旬からは3本)、実はこの路線はピサからジェノバを結ぶ幹線で、頻繁に列車が通過します。リオマッジョーレ駅 駅
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【①リオマッジョーレ】
ホームのごみ箱はちゃんと分別用に色分けされています。
ホテルの客室のごみ箱も4分別になっていました。イタリアでこういうところがきちっとしているというのは意外な気がしてしました。
でもどの色がなんだかわからないのが困ったところ。リオマッジョーレ駅 駅
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【①リオマッジョーレ】
11:24発モンテロッソ・アル・マーレ方面行きの列車がやってきました。
イタリアのローカル列車なので落書きだらけの汚い車両を想像していたら、予想に反して小ぎれいな2階建ての車両です。リオマッジョーレ駅 駅
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【①リオマッジョーレ】
リオマッジョーレ駅のホームの西側半分は既にトンネルの中で、トンネルを出ると隣村のマナローラ。モンテロッソ・アル・マーレまで、駅の間はほとんどトンネルです。
幹線鉄道をこんな崖っぷちにトンネルを掘って通し、しかも小さな村に一つずつ駅を作ったというのは不思議です。幹線道路はこんな険しい崖っぷちを通っておらず、だからこそチンクエ・テッレは船でなければ行けない秘境だったわけです。ポルトヴェーネレ、チンクエ テッレ及び小島群(パルマリア、ティーノ及びティネット島) 文化・芸術・歴史
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
リオマッジョーレの反対の端、モンテロッソ・アル・マーレから一つずつ戻りながら見ていくことにします。
モンテロッソ・アル・マーレには14分で着きました。意外と近いんですね。
多くの人が列車から降ります。昨日のリオマッジョーレの閑散とした様子から観光客はほとんどいないのかと思っていたので意外です。中間の3駅でも多くの人が降りていきました。
閑散期でこれですから夏の混む時期はどんな感じなのでしょうか。モンテロッソ駅 駅
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
駅を出ると目の前に広々とした砂浜が広がっています。
夏は海水浴場になるようです。他の4つの村とはだいぶ様子が違います。
よく見るとチンクエ・テッレの他の3つの村が見えます。こんなに近いと思ってませんでした。リオマッジョーレだけは海から奥まったところにあるので見えませんが、一番遠くの海に突き出した崖の上に昨日通ったリオマッジョーレに下っていく道が見えています。モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
モンテロッソ・アル・マーレは駅のある谷筋と、東側にトンネルを抜けたところの谷筋の2つに分かれています。
みんな東に歩いていくのでついていきます。モンテロッソ アル マーレビーチ ビーチ
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
トンネルを抜けて隣の谷筋までやってきました。わりと開けたところに建物がぎっしり建っています。
広場にはなぜか地元の方らしき年配の男性が大勢いて賑やかです。今日は日曜日ですが、いったい何をしているんでしょうか。
Tripadvisorで高得点のレストランがあるのでそこで昼食をとってみようかと思ったのですが、行ってみたら営業していません。やはりシーズンオフなので開いている店はわずかです。モンテロッソアルマーレ 散歩・街歩き
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
時刻は12時で、次の列車は12:20発。
トンネルの上に砦があって気になるのですが、この列車を逃すと次は1時間後になってしまいます。ここには他に見たいものもなく、これからあと3つの村を見なければならずないので諦め、トンネルを通って駅に戻ります。モンテロッソアルマーレ 散歩・街歩き
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
トンネルの中には小さな祠がありました。
他にも発掘された建物の飾りのようなものがありました。モンテロッソアルマーレ 散歩・街歩き
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
駅まで戻ってきました。モンテロッソ駅 駅
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
チンクエ・テッレは世界遺産。看板に世界遺産のマークが描かれています。モンテロッソ駅 駅
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
リオマッジョーレ方面行きのホーム。思ったより観光客がいます。モンテロッソ駅 駅
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
12:20発の列車が来ました。ここもホームの一部はトンネルの中。モンテロッソ駅 駅
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【②モンテロッソ・アル・マーレ】
今度はちょっと汚れた車両です。モンテロッソ駅 駅
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【③ヴェルナッツァ】
3分で西から2番目の村ヴェルナッツァに着きました。ここはホームの大部分がトンネルの中。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
ヴェルナッツァ駅のホームがメインストリートをまたいでいます。
駅から階段を降りて「ローマ通り」という名の緩やかな傾斜のメインストリートを海に向かって歩きます。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
途中、左手の岩の下に穴がありていて、覗いてみたら向こう側に海が見えています。
海岸に平行に細長い岩山があって、それがメインストリートと海の間を隔てるような地形です。
岩の上には建物なぎっしり。大丈夫なんでしょうか。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
海辺に出ました。
右手に大きな教会があります。カラフルな家の中で控えめなクリーム色の教会の塔はかえって目立ちます。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
ぶどう畑の下のトンネルに挟まれた僅かな区間を列車が通り過ぎて行きます。
背後の急な斜面は一面ぶどう畑です。チンクエ・テッレは漁村と勘違いされることが多いのですが、主要産業はブドウとワインで、「シャケトラ」というワインが名産なのです。でも私は残念ながら酒が飲めません。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
漁村でないことは、どの村も水揚げできるような船着き場はなく、通りや広場に置かれている船も釣り船か観光用のボートといったものなであることからもわかります。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
海岸沿いの広場に立つと、向こうにさっきいたモンテロッソ・アル・マーレの街並みが見えます。
岩山の突端はレストランで屋上からの景色が良さそうなのですが、営業していませんでした。残念。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
海沿いの岩山の上は家がぎっしり建っていて、その中を路地が通っています。面白そうなので路地に入ってみました。登ったり降りたり、結構勾配があります。ここに住むのは大変ですね。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
こうして中に入ってみると普通の家並みですが、ここは岩山の崖の上です。
中にはホテルと書いてある入り口もありました。知らずにこういうホテルを予約してしまうと大変なことになります。
右手にかつての要塞跡、ドリア城(Castello Doria)への階段があったので登っていきましたが、閉まっていました。 -
【③ヴェルナッツァ】
しばらく進んで左手、街の方に分岐する階段があったので降ります。道は岩山の斜面に張り巡らされているような感じで、迷路のようです。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
駅に戻る途中、先ほど見た海が見える穴の脇にフリットを売る店 La Bottega del Fritto が営業しているのが目に入りました。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【③ヴェルナッツァ】
魚介の揚げ物はこの辺りの名物です。 -
【③ヴェルナッツァ】
魚やイカと野菜の盛り合わせ。
天ぷらより軽くサクサクした感じでとても美味しい。あっさりしたマヨネーズがよく合います。 -
【④コルニリア】
13:29発の列車で4個目の村コルニリアにやってきました。
今度はきれいな車両でした。
ドアを開けるのは手動なので注意。この車両はボタンを押すと開きます。
コルニリア駅は海っぷちです。ヴェルナッツァ 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
そして村はあの崖の上です。
他の4つの村は海岸っぷちにあリますが、コルニリアだけは村全体が崖の上にあります。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
駅を出ると目の前に村まで行くバスが止まっていたので、これに乗りました。チンクエ・テッレ・カードで乗れます。
ぶどう畑の中につけられた急斜面を登っていきます。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
村の中心に到着。一番こじんまりした村です。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
メインストリートは路地と言っていい狭い道。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
路地に入ってすぐの左手においしいジュースとジェラートの店 Gelateria Corniglia があります。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
路地の先は広場になっていて教会が建っていました。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
教会の脇を登ると海が見えます。
東隣のマナローラの町並みが見えます。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
再びバスで駅まで戻ってきました。コルニリア 散歩・街歩き
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【④コルニリア】
14:30の列車でマナローラに向かいます。
今度は落書きのある機関車が牽く客車です。コルニリア 散歩・街歩き
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【⑤マナローラ】
チンクエ・テッレ=「5つの土地」の本日5個目、最後の村マナローラに着きました。
ところでこの古い車両のドアの内側は、赤いレバーが付いているのですが引いてもひねってもドアが開きませんでした。結局外の人が開けてくれたので降りられましたが、開け方はわからずじまいです。マナローラ駅 駅
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【⑤マナローラ】
村はあの崖の向こう側の谷にあります。マナローラ駅 駅
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【⑤マナローラ】
村の中心まではトンネルが通じています。
東西逆ですがリオマッジョーレと同じような立地です。マナローラ駅 駅
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【⑤マナローラ】
トンネルを出ると左手、海側が一段高くなった広場になっています。
ここもリオマッジョーレと同じく通りを鉄道が遮ってしまったのだと思われます。
街の作りはリオマッジョーレとよく似ています。 -
【⑤マナローラ】
道の真ん中に猫が座っていました。
チンクエ・テッレにはネコがたくさんいると多くの旅行記に書かれていますが、これまであまり見かけていません。シーズンオフで店がしまっていて餌がないせいでしょうか。でもそうだとしたら今どこにいるんでしょう? -
【⑤マナローラ】
海岸まで降りてきました。
家並みは左側の崖だけにあります。右側は崖が大きく海に突き出し、先端まで道がついています。
上にはテーブルが見えるのですが人の姿は見えません。やはり今はやっていないのでしょうか。 -
【⑤マナローラ】
右側の崖の道を行ってみます。
道はゆるい傾斜で登っています。
海を挟んでマナローラの家並みを見渡せます。写真でよく見るマナローラの風景はここから撮っているのですね。 -
【⑤マナローラ】
突端まで行くと西側が見渡せます。
先程訪れた西隣のコルニリアの街並みが岩の上に見えます。
手前の海沿いの駅を列車が通り過ぎていきました。 -
【⑤マナローラ】
突端を回り込んだところに階段があります。
登ってみるとマナローラの街並みを上から見下ろす爽快な長めです。 -
【⑤マナローラ】
ブドウの実や蔦を纏った像があります。ブドウの妖精でしょうか。 -
【⑤マナローラ】
崖の上に見えたテーブルのあったところにきました。
Nessun Dormaというレストランです。
人気がないのでやっていないのかと思いましたが、入り口にある建物を覗いたら店の人がいました。営業中です。
レストランですがお茶だけでも大丈夫です。
マナローラの街並みを見下ろしながらカプチーノを飲みます。贅沢な気分。 -
【⑤マナローラ】
ずっと隣のテーブル横の柵にカモメがとまっていたのですが、席を離れた途端に私のいたテーブルの上に乗り、カップをくわえようとし始めました。持ち去ろうとしているようです。カモメって意外と大きく、乱暴にガチャガチャやっている姿はかなり怖い。 -
【⑤マナローラ】
カフェの上の道から見下ろすとこんな感じ。
私がいるのを見たからか、後からお客さんが何組か入ってきました。
晴れている日の夕方は家々が赤く染まる光景が見られそうです。 -
【⑤マナローラ】
海に続くスロープに船が置かれています。ここから海に上げ下げするのですね。 -
【⑤マナローラ】
パスタを持ち帰りできる店がありました。
ホテルに帰ってから食べることにして持ち帰りします。 -
【⑤マナローラ】
メインストリートにも船が置かれています。海まで曳いていって先程見たスロープから海に下ろすのでしょう。 -
【⑤マナローラ】
この村もメインストリートの両側は急な崖です。
ここに住む人はこの階段を上り下りして家に行くのですね。暮らすのは大変です。
実はこの階段、翌日2度も上り下りすることになります。 -
【⑤マナローラ】
線路の上と思われる広場のところまで戻ってきました。
崖っぷちにカラフルな家が並びます。 -
【⑤マナローラ】
家並みの上のぶどう畑一面に人や動物などの形をした飾りが付いています。これはこの村に住む老人が始めたもので、キリストの生涯を表したプレセピオです。
プレセピオというのはイタリアのクリスマスには欠かせないもので、普通はキリストの生誕を人形で表します。以前ナポリで大きくて立体的なものを見て圧倒されたことがあります。
ここマナローラの山の斜面に飾られたプレセピオは、クリスマスにはイルミネーションが灯されるそうです。壮大で幻想的な眺めでしょうね。見てみたものです。 -
【⑤マナローラ】
列車の出発にはまだ時間があります。ホテルに帰るまでには冷えてしまいそうなので、パスタを食べてしまうことにしました。
買ったのはこの辺りの名物ジェノベーゼ。名前はジェノバから来ています。
短い穴のないマカロニみたいなパスタに、バジル、松の実、チーズ、オリーブオイルのソースが絡めてあるシンプルなものです。
バジル大好きなのでこれはお気に入りの味。シンプルで美味しいです。ただタンパク質が入っていないので、食事がこれだけだとちょっと物足りないかも。 -
【⑤マナローラ】
トンネルを通って駅に戻りましたが、列車の出発まで30分近くあります。
トンネルと反対方向に向かって坂が付けられているので登ってみると、線路を渡って海側の道に出られます。 -
【⑤マナローラ】
海沿いの道に、営業していませんでしたがレストランがあります。
その先は海沿いにリオマッジョーレとの間を結ぶ「愛の小道」という散策路なのですが、この通り通行止めです。 -
【⑤マナローラ】
2012年に崖崩れがあって閉鎖になってしまいました。
未だに復旧費用をどこが出すか揉めていて通れません。今や観光で生計を立てている村なんだから、早いとこ復旧させたほうがいいのに。 -
17:40、5つの村を巡り終え、リオマッジョーレに戻ってきました。
かなりの数の人が降り、観光を終えて帰るらしき人たちがそれ以上にたくさん列車に乗り込みます。ちょうど帰宅の時間ということもあるでしょう。乗り降りには5分くらいかかっていました。
やはり昨日は荒天で特別に人が少なかったのですね。マナローラ駅 駅
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昨日と違ってメインストリートを人々が行き来しています。
昨日の死んだ村みたいな様子とは大違いです。 -
ホテルはずっと上の方。坂が急で、太ももがジンジンします。
メインストリートをこのまま行くとホテルの下を通り越してしまうので、左手の階段を登ります。教会の方から来る崖の中腹の道との合流点近くにつけられた階段で、昨日登ったところより手前にある別の道です。
この階段がまた急で、足がもう限界です。 -
街灯がある狭い階段はなんとなく風情があります。
でも疲れ切っていてじっくり味わう余裕はなかったんですけどね。 -
上っていくと辺りが開け、振り返ると小さなレモン畑越しに街並みと海を見下ろせます。
なんかホッとする光景です。
ホテルまでもう一息。 -
間もなく上の道に出ると、ホテルはもうすぐそこ。
18:15、ホテルに着きました。
iPhoneのヘルスケアアプリを見てみたら、この日に上った階数はなんと62階。街歩きで62階上るって、きっとこれまでの人生で最高記録ですね。どうりで疲れるはずです。
今日5つの村を巡って明日は気に入ったところをじっくり見る、という目論見でしたが、あす見るところが全然絞れていません。5つの村はどれも個性的でそれぞれに魅力がありました。これからよく考えます。
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