長崎。今日も雨。それなら美術館がいいかも。

2016/10/01 - 2016/10/31

長崎にやっては来たものの、あいにくの雨。
観光はしたい。でも雨の中を歩き回るのはちょっと憂鬱。
どうしよ。うーうーうー (´；ω；`)

そだ！こんな時には、雨でも快適に過ごせるスポットを狙えばいいや。
逆転の発想。そう思って、出島の長崎県美術館に出かけました。

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5

雨脚は強く、結構本降り。かと言って、ホテルに篭ってるのも悲しい。

半ば強引に出島にある美術館にやってきました。
半分ヤケのヤンパチ(≧▽≦)

長崎県美術館です。

前身は長崎県立美術博物館で、美術館と博物館が一体だったものをセパレートにして、こちらは美術品オンリーのギャラリーとなりました。

スタイリッシュですねー。採光部が多いのも、いい。

ただし、外は雨なので、若干暗めなのは残念・・・

1Fにはミュージアムショップ。

デザインに優れたステーショナリーが充実です。
もちろん色もキレイ目です(#^.^#)

紙クラフトなんかもありました。

これがなかなか面白くて。

自転車のロードレースのクラフト。
切り抜いて、組み立てるとこんな風になっちゃう！

これは楽しい(*´ω｀*)

さて、上にあがりましょうか。

ショップは1Fで、常設ギャラリーは2F。
カフェなんかも2Fです。

この奥が常設展のギャラリー。

建物は二棟に分かれていて、運河を空中回廊で渡って、奥のスペースへ。

キレイに整備された運河沿いの散歩道。

雨でなければ、私ものんびりとお散歩したのにな(つω・`)

常設展会場に入ります。

お花のタペストリー。東洋ってカンジがしますね。

このミュージアムの所蔵品は主に2つのラインナップがあって。

一つは長崎ゆかりのアーテイストや風景画。

こちらも長崎の風景ですね。

もぅ一つの柱がスペインの美術です。

海外からの文化の受け入れ窓口として機能してきた長崎の街ゆえ、というカンジでしょうか(*´ω｀*)

こちらも確かスペインのアーティスト・・・のはず。

名前忘れた（笑

展示室の外では関連書籍なんかも販売。

長崎生まれの菊畑茂久馬さんの画集です。
ギャラリーにも実際の絵が展示されていました☆

青の配色が事のほか美しく・・・

これは癒やされる(〃▽〃)

ポストカードなんかも売ってました。

商魂逞しい？(≧ｍ≦)

カフェもあったけど、なんとなく『オリに入れられてるぞ』感があったので、私は今回はスルー(￣▽￣;)

1Fの県民ギャラリーのコーナーでは三菱重工さんの有志たちによる絵画展。

入場無料ということでかなり賑わってました。

『写真撮ってもいいですか』の問いかけに『どうぞどうぞ』のお返事。

むしろ歓迎されちゃうなんて。恐縮です(￣▽￣)ゞ

もともと風景画がスキなので、こういった作風のものを観ると、自然に吸い寄せられてしまいます。

長野県の穂高岳がモチーフです。
上高地の辺りね(*´ω｀*)

こちらも同じ方の作品。『窯里の秋』というタイトル。

いい絵ですね。こーゆーのお部屋に飾りたいな♪

静物画の中では、1番印象的だった絵。　

ほおずきの質感。よく出てる( ?▽? )

日本の山道と思いきや、実は舞台はネパール。

『ジョムソン街道』です。

こちらはまた実に長崎らしい絵。

重工さんのドックの風景ですね♪

島原半島の雲仙にある白雲の池。

思わず私も歩いてみたくなっちゃう。

引き潮がすっごいよく出てるのです。
ちょっと雑然とした街並も雰囲気出てる。

こーゆー絵、大好きです(*´ω｀*)

こちらは版画の作品。鬼瓦ならぬ鬼塀。

どこのお家のものでしょうか。この目で見てみたい。。

このモチーフは私にもわかるっっ！ウチワエビ！

長崎名産の平べったいエビ。
これ、すっごく美味しいんですよね(*´ω｀*)

こちらは真珠貝でしょうか。
あえて縦に持ってくるところが、技アリです。

と、こんなカンジであいにくの雨の中、たっぷり楽しませてもらいました。雨の日ならではの楽しみ方。災い転じて福となす、です(*´ω｀*)

この旅行記へのコメント （2）

• BTSさん 2018/04/01 10:13:27

  ♪ああ～長崎は～今日も雨だった

  わかなさまへ
  
  おはようございます。
  
  オジサンの場合は乗り鉄なのでそれほど気にならないのですが、散策を楽しみにしている人にとっては旅行先で雨ってガッカリしますよね。でも、そこは旅慣れているわかなさん、美術館を選択するなんて素晴らしい判断です。オジサンだったら温泉か昼間から飲みに行っていますね。（笑）
  
  県民ギャラリーで開催されていた「洋画部作品展」、どれもがレベルの高い絵ですね。
  オジサンが気に入ったのは、上高地（長野県）から描いた「穂高岳」と引き潮の水路です。特に引き潮の水路は撮影したようなリアル感が良いですね。
  
  【ご参考】
  コメントのタイトルは、1969年（昭和44年）に発売された内山田洋とクール・ファイブ「長崎は今日も雨だった」の錆びの部分です。古くてスイマセン（汗）
  
  BTS
  
  

  ほわほわわかな。さん からの返信 2018/04/02 19:26:53

  Re: ♪ああ～長崎は～今日も雨だった

  こんにちは、BTSさま。
  いつもご訪問、ありがとうございます(*´ω｀*)
  
  そうなのです。散策メインで雨に降られてしまった時は、テンションも下がりまくりで、旅のモチベーションを維持するのはなかなか厳しいものがあります（苦笑）
  
  禅寺や枯山水の庭園などは、雨降りのほうがしっとりした風情があって、あえて雨の日を狙って訪問したりもするのですが、予期せぬ雨の場合は途方にくれたりすることも多く・・・イレギュラーがこそが旅の醍醐味でもあるのですが。なかなか難しいところです。
  
  私も温泉やお酒は大好きです。たぶん日程に余裕があれば、私もそっち方面に走っちゃったかもしれません（笑）
  
  三菱重工洋画部さんの作品展はすごく良かったです。常設展ではないので、4日間のみの開催でしたが、私のような遠征組がこちらの作品に出遭えたのもまさに一期一会。ありがたいことです。
  
  『穂高』と聞いて、『上高地』と即座におわかりになられるBTSさん、さすがです。リゾート的なイメージがありますが、山屋にも人気なんですよね。私も一回ぐらいは、絶景求めて登攀してみてみたいなと思っています(*´ω｀*)
  
  『長崎は今日も雨だった』、や、実ははじめタイトルをそれにしようかと思ったくらいでして（笑）
  ベタすぎるかなぁと思って、ちょっぴりひねりました。わかる方にはわかっていただけるかなぁと(*´ω｀*)