2020/10/01 - 2020/10/31
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ほわほわわかな。さん
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東京は世田谷区にある珠玉の美術館。
東急の総帥・五島慶太氏が集めた美術品が盛りだくさん。
ココは展示内容もよくて、附属の庭園もなかなかの味わい!
とゆーわけで、今回はお庭の堪能編です(≧▽≦)ノ
▽使用機材:SONY α55(初号機)
TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
-
お庭に出るには、ミュージアムの建物内を横切ります。
入口裏手辺りの掃き出し窓をガラガラ開けて。
すると、お庭に出れますす。
常時開放されてるわけではなく。
外に出たい人だけが出るようなカンジ。 -
これは・・・ちび太のおでん?
秋が深まってくると、温かいものが恋しくなり。
ついつい発想がそっち方面に(≧m≦) -
こちらはスタンダードな石灯篭。
私の行く先々の神社仏閣では、崩壊寸前のものを見かけることが多いせいか。
フツーに壊れていないものが新鮮に目に映る・・・
多少汚れはあるけどね(*ゝ∀・*)b -
わ!なんか雰囲気よさげ!
いかにも『ココからお庭だよ~』的。
癒される・・・(*´ー`) -
天佑庵門とゆーゲート。
この先にはお茶室があります。
といっても、天佑庵って名じゃなく。
お茶室の名前は古経楼・・・
なんでや(笑 -
右手にお茶室が見えてまいりました。
これが古経楼。
もともとは田 健治郎とゆー方が建てたお茶室で。
後に五島慶太翁がこの地を買い取ったときに、改修したと伝わります。
ちなみに、田 健治郎氏は旧丹波国出身の政治家。
大臣の経験もあり、関西鉄道社長も務めました。 -
あら、かわいい(*´ω`*)
これも当時からあったものかしらん? -
こちらのお茶室。
もともとは東宮行啓のために作ったみたい。
山縣有朋系の議員ではあったけれど、出身は文官。
それで饗応役にはピッタリだとの抜擢? -
基本的にお茶室は非公開なので。
中が覗けないのは、ちと悲しい・・・
五島氏の所有となってから、建物も若干の手心が加えられたようで。
増築部分は、高台寺の旧小方丈茶室を模した様子になっているとのこと。
見たかった・・・(´;ω;`)ブワッ -
昔の『ゲゲゲの鬼太郎』。
あれに出てくる猫娘。
こんな頭してなかった?(*´艸`) -
名残おしいよ。
だってめちゃめちゃ雰囲気いいんだもん。
こ雨上がりかなんかで。
これ石畳が濡れてたらもっと風情が出てた・・・ -
面白いのはね。
ココ、庭園の中に古墳があるのです!
や、歴史の流れでいえば。
古墳の跡にお庭が建ってるってほうが正しいけど(笑 -
とりま、これがその古墳。
大阪城には、真田丸って出城があったけど。
ココもお城か何かと関係あるのかな? -
直径は20mの円墳。
高さは2mぐらい。
実際は頂上部は削られて平坦になってるので。
体感はもっとちっちゃめ (〃'▽'〃) -
古墳の頂上部。
ココにはかつて祠が祀られていたそう。
そう聞くと、聖域なのかなと思って。
背筋もしゃんとしちゃいます(*`・ω・)ゞ -
石碑の裏側に刻まれていた碑文。
『この地は隣接する遺跡(稲荷丸北遺跡)の発掘調査により、竪穴内点在貝塚を含むなど縄文時代の前期後半の竪穴式住居も見つかり都内では珍しい諸磯期の集落址が確認されている』
どうやらココは遺跡群の一部みたい。 -
調べてみると、二子玉川から田園調布辺りの崖っぷち沿いには、古墳やら遺跡やらがやたらめったら多く。
それはもぅ数えるのが面倒なぐらい(笑
今度、遺跡探索ツアーでもやっちゃう?
ネタとしては地味だけど(≧m≦) -
なにやら看板発見。
4つの石を使って。
それが井桁になるように組んだ井戸。
それが組井筒です(*^-^*) -
なんかおもしろ!(*´▽`*)
子どものおもちゃみたいだよ!
や、そんなに軽くはないけど(笑
これは化粧井戸の一つなので。
実用とゆーよりか、デザインを楽しむもの。
日本庭園にマッチするスタイルです♪ -
立派な幹のおっきな木。
葉っぱもしゃもしゃ。 -
これだって、世田谷区から指定を受けているのです!
(`・ω・´)b どや -
松琴亭置燈籠。
京都・桂離宮の松琴亭で用いられたスタイルの燈篭。
日本庭園ではスタンダードなタイプ。
本家はもっとシンプル。
ココのはかなり気合入れた作り(*ゝ∀・*)b -
あそこにあるのも燈篭?
なんか祠っぽく見える・・・
こんな風にちょっと風変わりなものも、ぼちぼち。
山野ちっく。 -
道しるべ。
当時からあるモノなのか。
それともお庭のただの飾りかー。
五島翁は長野や伊豆の鉄道事業の際に、開発で引き取った石仏をこの庭園に配置したという・・・
これもその一つだったり? -
ココ、景観はダイナミックです。
ちょうど大地が川に向かって落ち込む崖の部分。
いわゆる河岸段丘。
そこが丸々お庭になってるので。
風景にメリハリが付いてます (*・ω・*) -
キレイに刈り込みされてるのは、散策路。
それ以外の樹木は自然のままに。
『作られた景色』と『ありのまま』が混在する、不思議な雰囲気のお庭です(*´▽`*) -
ちょっと開けた部分。
ココはまだ丘の上。
見晴台庭園とゆー名前が付いてます。
ピクニックにもよさげだけど。
ココでおべんと広げたらやっぱりブッ飛ばされる?(笑 -
銀閣寺手水鉢。
銀閣寺にあったものじゃなくて。
こーゆー意匠の手水鉢のコトを言うんだと思います。
一般的には袈裟型手水鉢というみたい。
言われてみればー。
お坊さまが着られる袈裟の模様。
確かにこんな市松模様です(*´ω`*) -
向こうにあるのは見晴荘。
マップだと第二講堂になります。
イベント専用スペースになってるみたい。
普段は基本、鍵がかかってます。 -
見晴台庭園とゆー名前に期待して。
ビュースポットかなぁっと思って、ワクワクして来たんだけどっ。 -
このザマです(≧m≦)
景観破壊ビルめ。
にゃろぅ(´;ω;`)ブワッ -
東京で景観は期待しちゃいけない。
(*´・д・)(・д・`*)ネー
おとなしくお庭だけを堪能しよ・・・ -
キレイにまん丸に刈り込みされてるけど。
あの穴はいったいなんだっ!
あそこから鉄砲の筒先でも出てくるのか!
それともタヌキのネグラかっ!(≧m≦) -
なんて意味不明なノーガキを垂れつつ。
日本庭園を楽しみながら崖を下る。 -
いちおう石段は整備されてるけど。
すさまじい崖っぷちのお庭なので。
油断すると、すってんころりん。
出先でケガだけはしたくないもん。
タマにコケたりはするけど(笑 -
崖下にもいいカンジの建物。
なんだろーなって思ったけど。
フツーに東屋でした♪ -
竹のアミアミ。
あえてシンメトリーにしないのはー。
侘び寂びの一形態なのかしらん? -
紅葉にはまだ早い。
だって平野部だもん。
12月ぐらいにならないと、色づかないかなぁ。
10月はまだ早いかぁ(>д<) -
どんどん崖下へ。
お庭とゆーよりも。
お寺さんの裏山を探索してるような? -
ってホントになんか石仏が立ってるし!
子どもを抱いてるようにも見えるから。
慈母観音かな? -
緑の多い敷地の中で。
一際目立つ朱色に塗られた門。
屋敷門とゆーよりは。
一種の結界みたいなカンジ? -
こっちの世界に来れば、楽になれるよ。
おいでおいで~♪
なんか『あっちの世界』の入口みたい。
夜にはキョンシーとか出たりして(笑 -
ココも秋が深まれば。
きっといい絵になるコトうけあい。 -
なんかガチで渓谷感。
聞いたところによると、湧水があるらしく。
その流れかしらん? -
六地蔵。
一体でもありがたいお地蔵さま。
団体ならさらにご利益もパワーアップ!
よぅ知らんけど(≧m≦) -
ココもまるでお寺さんちっく。
お寺にこーゆーの、よくあるよね!
石仏コーナーみたいの (*^ヮ^*) -
彼岸花は縁起が悪いだの、不吉だの言われますがー。
お釈迦さまが法華経を説かれたとき。
これを祝って天から降ってきたのが、このお花。
ホントは縁起良しのお花なのです(≧ω≦)ノ -
それにしても。
ちょっと異質な空間のように思えます。
これがホントにお庭?って。
廃寺とか廃神社の跡地のような。
探検好きにはワクワクがとまらないけど♪ -
ね?ほとけさま。
なんか妙ちくりんな空間だよね? -
なんていいながら歩いてたら。
お城跡の碑!
ココってお城の跡だったの?
そんなの聞いたことないぞ!
守山城は確か伊豆にあったはず・・・ -
あ!そういえば!
ココのお庭を作るとき、伊豆のほうから石仏をいろいろ引き取ってきたっていってたっけ・・・
じゃこれももしかしてそのときの? -
-
ココにも六地蔵。
ありがたい、ありがたい。
(≧人≦)なむなむ -
ココにも屋敷門があった!
春山荘門です。 -
出口専用の門なのでー。
ココを通っちゃうと再入場は不可。
だから、外に出ないで中のほうに進みます。 -
面白いのは、春山荘門をくぐった後。
すぐに次の門が待ち構えているのです。
連続W門。
次から次に面白いコトをしてくれる!
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪ -
ココはお寺さんではないんだけど。
大日如来を祀っておりまして。 -
そのまま参道へとつながります。
-
参道の奥には、さっきの大日如来が鎮座。
せっかくだから、ココでもお参り~♪
(≧人≦●)のうまくさんまんだー -
雰囲気は廃寺ちっくだけど。
屋外アートっぽくもある・・・ -
五島慶太氏は美術品コレクターとし名高かったけど。
実は石仏コレクターだったのかも。
美術品は価値が付けられるけど、石仏は価値の付けようがない。
資産家ゆえの悟りを開いた? -
なんかもぅね。
お庭なんだかそうでないのか。
よくわからない状態です。
そーゆー混沌さがココの魅力でもあります。
はっきり言ってカオス(*´艸`*) -
さて、そろそろ日常界に戻りましょ。
行きはよいよい、帰りはこわい。
コケないように、えっちらおっちら。 -
かなりエグい角度の急斜面。
ココを庭園にするとゆー発想がすごい。
ちなみに、この崖は何10kmに渡っていて。
武蔵野台地が多摩川に向かって落ち込む崖。
地元では『国分寺崖線』と呼ばれていて。
河岸段丘の形状を示す、有名な崖の景観です。 -
ただいまー♪(*≧∇≦)ノ
謎風味満点の崖っぷち庭園。
一味違ったお庭を楽しみたい人におススメです。
紅葉もキレイなトコらしいですよ(*´▽`*)
おしまい。
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