渡月橋を渡りながら冬枯れの嵐山を

2018/01/13 - 2018/01/13

今年の大阪は寒く、今日の京都は晴れのち雪。
冷え冷えとした嵐山を歩いてきました。
冷たい風が頬をなでる中、渡月橋を渡り天龍寺（後醍醐天皇の鎮魂を目的に足利尊氏が建造）の境内を歩きながら、歴史のかけらを自分なりに見付けてきました。
「渡月橋」は亀山上皇（後醍醐天皇の祖父）が名付けたと言われています。

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 私鉄

阪急線で嵐山へ。
嵐山駅は渡月橋のふもと近くにあります。
嵐山駅までは、梅田駅から特急に乗り、桂駅で乗り換え約1時間。

嵐山駅 (阪急) 駅

静かな駅構内。
日は差しているものの頬にあたる風が冷たいのです。

今日は快晴でした。

改札口も静か。

阪急線嵐山駅前広場

嵐山駅から歩くこと3分くらいにある温泉です。

嵐山温泉 温泉

渡月橋の向こうには冬枯れの風景が。

渡月橋 名所・史跡

桂川に掛かる橋、それが渡月橋です。

渡月橋の上には青空が広がる一日でした。

嵐電の嵐山駅へ行ってみました。
嵐山へのアクセスは阪急、嵐電（京福電鉄）及びJRがあります。

嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅

嵐電の嵐山駅舎の鉄骨にも歴史が感じられます。

嵐山駅 (京福電気鉄道) 駅

嵐電の嵐山駅前の道路を渡り天龍寺へ向かいます。

天龍寺の近くにあるお寺の境内にて。
草木の陰も絵になります。

天龍寺を歩きました。
足利尊氏が後醍醐天皇（南朝）を弔う為に建造したと立て札に書かれていました。
室町時代の創始者である足利尊氏は後醍醐天皇を吉野（奈良）へ追い出して政権を握りましたが、後醍醐天皇死後にその鎮魂の為にこの寺を造ったのです。

天龍寺 寺・神社・教会

京都の建物はどれも味があります。

天龍寺は何度も火災にあったようです。この建物は明治時代に焼き払われた後に再建されています。
天龍寺には長州藩が寝泊まりしていたために江戸幕府により焼き払われています。

この右の柱は昭和3年（1928年）12月と書いてあり、その裏に後嵯峨天皇、亀山天皇と名称が刻まれていました。
南朝（後醍醐天皇）と北朝の関係がこの1本に刻まれているのですね。

天龍寺の周囲を歩きました。

どうしても覗きたくなる窓。

宝厳院 寺・神社・教会

のぞいてみると、整ったお庭がありました。

天龍寺から出て渡月橋へ向かう途中。のどかな風景が広がっていました。

桂川に向かって下ります。

桂川はゆったり流れていました。

嵐山公園は亀山「亀の形をした山」にあり、川沿いに入り口があります。

嵐山公園 公園・植物園

吉兆の嵐山本店

京都 吉兆 嵐山本店 グルメ・レストラン

冬の太陽は弱々しく、早い時間に山に落ちていきました。日が陰るや否や寒さが肌に突き刺さり始めたので、足早に大阪に戻りました。