2017/11/10 - 2017/11/10
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Tagucyanさん
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早朝、自宅を出発し、北関東の鉄道その他をぐるっと巡っています。
足尾鉱山の元鉱山街や足尾線の廃線跡などを散策したあとやってきた間藤駅。
ここから、わたらせ渓谷鐵道、通称「わ鐵」に乗ります。
わたらせ渓谷鐵道も元JR線で、第3セクター化された路線です。
渡良瀬川に沿った風光明媚な景色を売りにして、トロッコ列車を走らせたり、普通の列車にも団体さんを誘致したりと、増収に力を入れています。
私が乗った日も普通の平日でしたが、団体さんが多く乗車し賑わっていました。
そんな「わ鐵」を、寄り道しながら桐生方面に向かいました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【その4】からのつづき
足尾鉱山の元鉱山街や足尾線の廃線跡などを散策したあとやってきた、わたらせ渓谷鉄道の終点・間藤駅。間藤駅 駅
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しばらく駅周辺をブラブラしていると、わたらせ渓谷鐵道の列車がやってくる。
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こういうローカル列車の終点にしては、それなりにお客さんが乗っていた。
折返しまでの24分間、駅周辺はその人たちが歩き回っていた。 -
折返し、桐生行きに乗る。
基本的にワンマンのはずだが、乗務員が2人乗っていた。
しかも2両つないでいる。
理由はおいおいわかる。わたらせ渓谷鐵道 乗り物
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わ89-310型。
「89」とは、この系列の原型である300型が導入された1989年から来ている。
先頭車の314号車には「あかがねⅢ」という愛称がついている。 -
車内はセミクロスシート。
団体輸送を考慮した大型車である。 -
間藤駅を出発。
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3分ほどで、足尾駅に到着。
写真だと見にくいが、ホームが団体さんであふれている。 -
列車行き違いのため数分停車。
足尾駅のホームから見た駅舎。 -
足尾駅の駅舎。
そういえば来たことがある。足尾駅 駅
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駅舎の内部。
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まともに逆行で見にくいが、トロッコ列車「わっしー号」とすれ違い。
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足尾駅を出発。
団体さんと一緒に、乗務員がもう1人増える。
この先の神戸駅で降りるような会話をしていた。 -
線路に沿って、現在の旧足尾町の町が続く。
日光市に合併前はこのあたりに町役場があった。 -
通洞駅。
ここでさらに団体さんが乗ってきて、車内は混雑する。 -
団体さん、乗り込むのに時間がかかる。
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通洞駅の駅名標。
たしか前回足尾に来たときは、この駅前の食堂でメシを食った記憶がある。通洞駅 駅
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足尾鉱山の関連施設と思われる。
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通洞-原向間。
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渡良瀬川を渡る。
この先はしばらく川を右側に見ることになる。 -
原向駅。
ここには団体さんはいなかった。やれやれ。原向駅 駅
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原向駅を出発。
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この先で、栃木県から群馬県に入る。
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わたらせ渓谷鐵道全区間の中で、この区間からの車窓が一番きれいだという車内放送がある。
どうりで団体さんが集中するのかな。 -
たしかに車窓はいいのだが、逆光のためまともな写真が撮れず…
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群馬県に入って最初の駅、沢入駅。
沢入駅 駅
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カメラを構えた観光客が若干名。
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沢入駅を出発。
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この先、草木ダムというダムを建設するにあたって線路がつけ変わった区間。
長いトンネルに入る。 -
長いトンネルをくぐった先。
神戸(ごうど)駅。 -
神戸駅の駅名標。
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ここで、今まで乗っていた2組の団体さんが降りる。
そして、新たに1組の団体さんが乗車。
常に団体さんが乗っているこの状況、すごいな。神戸駅 駅
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神戸-小中間。
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小中駅。
小中駅 駅
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小中-中野間。
渓谷という感じではないが、渡良瀬川の眺め。 -
中野駅。
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中野駅。
中野駅 駅
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花輪駅。
大人数ではないが、また団体さんが… -
団体さんは後ろの車両へ。
と言っても、前の車両だって団体さんで結構混んでいる。花輪駅 駅
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ここで、車掌さんがやってきた。
間藤駅は無人駅で、乗車券を持っていなかったので購入。
昔なつかしいパンチ式の補充券だった。まだあるんだなあ。 -
花輪-水沼間。
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水沼駅。
ぎょえー、また団体さん。
でも、自分はここで降りる。
水沼駅は、桐生までの乗車券を持っていても途中下車ができる駅。 -
自分はここで降りたが、車内はもっとすごい状態になった模様。
ご苦労さん。 -
団体さんを満載して、出発していった。
さっき乗車券を買った車掌さんが、私の前を通過するときに「ありがとうございましたぁぁ」と挨拶してくれた。 -
水沼駅の上りホームからの景色。
駅舎そのものは反対側の下りホームに接している。水沼駅 駅
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そして、上りホームにあるのが、「水沼駅温泉センター」。
水沼駅で途中下車した理由がこれ。水沼駅温泉センター 温泉
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ホームからの入口。
この温泉のマスコット的存在のカッパの置物。
反対側の道路側からも入口があり、そちらには駐車場もある。 -
入ったところにあるフロント。
結構広々としている。 -
お風呂の入口。
この時間は団体さんもおらず、のんびり。 -
お風呂上がり、お土産物屋などをのぞく。
奥には休憩所兼食堂があったようだ。 -
水沼駅から、さらに桐生方面に向かう。
今度の列車はさっき足尾駅ですれ違ったトロッコ列車「わっしー6号」
正式にはトロッコ「型」列車で、その実態は2両編成のディーゼルカーである。 -
後ろ(足尾寄り)の車両。こちらがいわゆるトロッコ車両になっている。
ただし寒くなってきたので、今週の初めからガラス窓が取り付けられたようだ。
ちなみに、前の車両は普通の車両。
一応、予約制。前日に電話しておいた。でも、内部は自由席である。
団体さんで満席になる列車もあるが、夕方の上り列車はグループ客、カップル、あとは個人客のみで空席もあった。 -
自分が座った座席。
座席番号が「さる?」 -
一番後ろには、子供向け模擬運転台がある。
今日は子供さんがいないのでずっと空席。
週末なんかはすごいんだろうな。 -
このあたりも渡良瀬川に沿っている。
-
乗車して、すぐに車掌さんがやってきた。
トロッコ整理券は前売りで買うこともできるが、電話予約の場合は車内でも購入できる。
さっきの列車車内で買った乗車券との2ショット。
トロッコ整理券の方は降車時に回収されるので、手元には残らない。 -
このトロッコ列車は通過する駅も多い。
上神梅駅通過。 -
上神梅駅通過中。
上神梅駅 駅
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水沼駅の次の停車駅が大間々駅。
わたらせ渓谷鐵道の中心駅であり、ここから桐生までの区間運転の列車も多い。 -
改めて、トロッコわっしー号。
わたらせ渓谷鐵道にはもうひとつ「トロッコわたらせ渓谷号」というのがあり、そちらはフツウに機関車牽引のトロッコ列車。 -
トロッコわっしー号と大間々駅の駅舎。
大間々駅 駅
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大間々駅の駅名標。
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大間々を出発。
次の停車駅は相老駅。
隣に東武桐生線が並行する。 -
相老駅に停車。
東武桐生線との乗換駅。
この駅で降りていく客も多かった。相老駅 駅
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下り列車とすれ違い。
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相老駅の次、下新田駅を通過中。
となりにはJR両毛線が並行している。
このあと、一旦両毛線と合流し、桐生駅に向かう。下新田駅 駅
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終点、桐生駅に到着した。
だいぶ暗くなっちゃったなあ…
まだまだ【その6】につづく。桐生駅 駅
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この旅行記へのコメント (4)
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- Akrさん 2017/12/29 12:20:57
- 大盛況な「わ鐵」
- Tagucyanさま
こんにちは。Akrでございます。
わ鐵、大盛況ですね。
自分も何回かツアー客を乗せて行きましたね。大間々で降ろして、神戸で拾うみたいなパターンでお客がわ鐵乗車中は、ひたすら回送で先回りというもので、これがなかなか列車に追いつかなくて鉄道の速さを痛感しました。
それにしても団体さん多いですね。これは予約されてあらかじめわ鐵側でも把握されているのでしょうかね。
苦戦している三セク会社もある中、わ鐵は観光客需要があってなかなかの繁盛ぶりですね。
でも、型式の「わ」を見るとレンタカーを想像してしまいます(笑)
神戸でしたか、東武のDRCのレストランがあるのは。これって健在でしょうか?
温泉入って桐生へ。
これはもう両毛線一択でしょうね。
すぐに次回作も拝見しようと思います。
-Akr-
- Tagucyanさん からの返信 2017/12/29 16:41:46
- ここまで盛況だとは思いませんでした
Akrさま
こんにちは。
私が乗った11月中旬は、ちょうどいい時期だったのか特に団体さんが多かったですね。
何回か乗っていますが、ここまで盛況だったのは初めてです。
実は、折返し間藤から乗車した列車が、間藤駅に微妙に遅れて来たんですよ。今思うと、桐生からの下りでも団体さんがたくさん乗って、その乗り降りに時間がかかったのではと推測します(というかその通りでしょうけど)。
大型バスが横付けできる駅でお客を降ろして、バスだけ先回りしているんですね。
いくらローカル線といえども、専用路線を走っているわけですから、信号もある、他の車もいる一般道を走るよりは速いでしょうね。
神戸駅構内にある元東武特急の車両、写真取り忘れましたけど健在でした。現在もレストランとして使用しているみたいですね。
桐生では、両毛線以外の選択肢もありましたが、なにぶん日が暮れてしまったので、ここからは「食」に走ったのでした。
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Tagucyan
-
- BTSさん 2017/12/28 18:06:50
- 列車を降りると、そこは温泉だった♪
- Tagucyanさまへ
こんばんは~
今年もあと3日で2017年が終わろうとしています。
月日の経つのが早いですね。
平日にも関わらず、わたらせ渓谷鉄道は団体客の乗降が多いですね。
紅葉の見ごろを迎えているからでしょうか。
私はシーズンオフに乗るので、いつも1両です。(笑)
水沼駅温泉センターに寄られたんですね。
普通乗車券で途中下車できるサービスは良いですね。
私も温泉に入ったことがあります。露天風呂は気持ちいが良いですよね。
サッパリしたあとは、「トロッコわっしー号」で桐生まで乗られたんですね。
子供用の模擬運転台があるんなんて…私だったら座って本職の運転士に負けないくらいの指差歓呼をします。(笑)
トロッコ整理券は回収されてしまうんですね。残念です。
桐生駅から「一ひねり」あることでしょう。
続きを楽しみにしています。
BTS
- Tagucyanさん からの返信 2017/12/28 22:56:23
- ホームに直結の温泉、よかったです。
BTSさま
こんばんは。
私も本日が仕事納めでした。
それにしてもここ数年、「もういくつ寝ると」というワクワク感が全然ないですねえ。
それよりも、久しぶりに連休だあ、というワクワク感(笑)
わたらせ渓谷鐵道に乗ったのが11月中旬、たしかに紅葉のシーズンで団体さんばっかりでした。
私も何度か乗っていますが、これだけ団体さんが乗ってくるのは初めてです。いい意味で言えば、鉄道会社の営業活動が実っているとも言えますが。
水沼駅の温泉センター、存在は知っていましたが行く機会がなかったので、今回は行こうと思っておりました。
間藤駅でもう30分くらい待てば、始発からトロッコ列車に乗れたのですが、今回は温泉に行ってみようと。
温泉とトロッコ列車(実際にはディーゼルカーですが)両方体験できてよかったです。
模擬運転台、他に誰もいなかったので、今思えば座ればよかったですね。でも、子供用にできているので、少し狭かったかも知れません。
トロッコ整理券は、降車するときに乗務員が回収していました。「記念にください」と言えばくれたかも知れませんが、なぜか素直に渡してしまいました。
桐生駅に着く頃には真っ暗になってしまいました。このあたりからだんだん当初の目的から外れてきます…
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Tagucyan
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