2024/11/25 - 2024/11/25
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j3matuさん
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この旅行記のスケジュール
2024/11/25
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電車での移動
→ 東武線 相老駅 8:07
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電車での移動
わたらせ渓谷鉄道 相老駅 8:21 → 大間々駅 8:28
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徒歩での移動
散策 約1時間
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電車での移動
わたらせ渓谷鉄道 大間々駅 9:24 → 桐生駅 9:42
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バスでの移動
おりひめバス「吹上」行き 桐生駅 10:18 → 宝徳寺入口バス停 10:37
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白瀧神社
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バスでの移動
おりひめバス「桐生駅」行き 白瀧神社入口バス停 12:14 → 桐生駅 12:46
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徒歩での移動
散策 約1時間
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桐生新町重要伝統的建造物群保存地区
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一の湯
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桐生鉾座
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バスでの移動
おりひめバス「さくらもーる」行き 桐生駅 13:50 → 相老駅 14:11
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電車での移動
東武線 相老駅 14:38 →
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この旅行記スケジュールを元に
大学生の頃から長年愛用してきた青春18きっぷですが、この冬から内容がガラッと変わる運びとなりました。3日用、5日用と2種類できたのはいいのですが、厄介なのは連続使用しないといけないこと。連続3日、5日休みをとるのは、仕事をしている人にはかなり厳しい条件です。仮に3日なら休めたとしても、1回3333円分以上の長距離移動を3日連続で行う旅はもう体力的にもキツイです。これはもう18きっぱーを卒業するときが来たのかな…。これからは18きっぷに頼らないお得な旅を考えていかねばならないですね。
とりわけ気になっているのは群馬・桐生方面の日帰り旅。まだ行きたいところがいっぱいあって、18きっぷを利用して行こうといろいろ計画していたのです。なんとかお得に行く方法はないのかと調べているうちに、東武線を利用して行くことを思いつきました。
いつも利用している自宅最寄りのJRの駅からだと桐生まで往復JRで5000円ほどかかります。だから18きっぷ(1回分2410円)を利用できるとだいぶお得感がありました。でも自宅からは少し遠くなるのですが、別路線のJRの駅に出ると、東武線に接続しやすく、桐生に近い相老駅まで往復3000円くらいで行けることに気がつきました。新・18きっぷ3日用の1回分(3333円)よりお得! 遠くの駅に行く分少し余計に時間がかかりますが十分許容範囲で、駅近くの駐車場代もいつもの駅より安いので、コスパはとてもいい。しかもこの方法ならば、18きっぷのように期間限定ではないので、いつでも行けるのです。もっと早く思いつけば良かった!
いつでも使える方法を思いついたので、早速以前から行きたいと思っていた宝徳寺の床もみじを見に行くことにしました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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8:07、東武線を乗り継いで、JR相老駅にやって来ました。
いつも群馬方面に来るときは、18きっぷを使ってJRオンリーで来ていましたが、18きっぷの改悪で今後は使えなくなる想定で、今回は東武線ルートを使ってみました。自宅からはJRだけの利用のときより若干遠回りすることになるけれど、この時間に相老駅に来られるなら上出来じゃないだろうか?運賃も新18きっぷ3日用1回分と比べてお得になります。何より18きっぷと違って、時期を問わないのが好ましい。相老駅 駅
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相老駅からは8:21発のわたらせ渓谷鉄道に乗り換え、大間々駅に8:28に到着しました。今日の主目的は床もみじで有名な宝徳寺ですが、光の関係で写真を撮るならば11時以降が良いとのことで、先に高津戸峡を散策することにしたのです。高津戸峡には今年の春にも訪れていて、気に入ったので再訪です。
大間々駅 駅
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高津戸峡に向かう途中、ながめ余興場が見えました。歴史のある劇場で、今でも現役で使われているそうです。
前回来たときにはなかった花の五重塔みたいなのが見えます。何か催し物をやっているのかな?ながめ余興場 名所・史跡
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幟には「関東菊花大会」と書かれていますね。時間的にまだ開場していないので、近くで見られなくて残念です。
関東菊花大会 祭り・イベント
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赤い高津戸橋を渡ります。
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橋の上からの眺め。紅葉は色づき始めといった風情です。
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高津戸峡遊歩道入口のイチョウはほぼ見頃です。
高津戸峡 自然・景勝地
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色鮮やかなもみじもありますが、まだ青葉が多いようです。立派なカメラを構えた男性が「どこが『見頃』なんだよ!全然『見頃』じゃないじゃん!」と怒っていました。私も先日の西沢渓谷で学んだばかりなのですが、紅葉情報サイトの「見頃」はあまり信じてはいけないようです。私は今回「X]に投稿されていたリアルタイムの写真で確認してきました。色づき始めレベルだと承知した上で訪れたので、がっかりせずに済みました。
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むしろ、想定していたよりも綺麗なもみじが見られて満足。今年は遠目では綺麗に見えても、近くで見ると黒点があるもみじが多かったので、こんなに美しい葉が見られて幸せ。
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橋を渡ります。
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振り返って…。先ほどの高津戸橋と滝と紅葉。色づきは薄いけど良き眺め。
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反対側には、はねつき橋。
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高津戸峡は駅近で、遊歩道もゆるめ。お手軽にこんな渓谷美を見られるのが魅力です。
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川の色はエメラルドグリーン。
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ポットホールが見られるポイントへの降り口。
ポットホールは春に来たときに見たので、川岸に下りるだけに留めました。 -
水面がキラキラして綺麗だな。
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はねつき橋を見上げて。
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はねつき橋までやって来ました。
橋のたもとにあるもみじはもう終盤。 -
橋の上からの眺め。
紅葉の時期に来るのは初めてなので例年の高津戸峡がどんなものかは知らないけれど、紅葉の名所と称えられるほどは色づいていませんでした。色づき始めで、これから美しくなるのだと思いたい。
それでもついでの朝散歩としてはお手軽で、人もほとんどいない中、素敵な渓谷美が見られて大満足です。 -
はねつき橋を渡った先にあるはねつき不動尊。前回も行ったので今回はスルー。でも、なかなか面白い天狗像があるのでオススメです。
良かったら、春の高津戸峡の旅行記をご参照ください。(→https://4travel.jp/travelogue/11897032) -
約1時間の散策を終えて、大間々駅9:24発のわたらせ渓谷鉄道に乗り、9:42に桐生駅で下車しました。
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宝徳寺に向かうバスは桐生市のコミュニティバス「おりひめバス」の「吹上」行きになります。おりひめバスのバス停は桐生駅の北口ロータリーにあるのですが、表示が小さくてどのバス停か分かりづらかったです。屋根と椅子がある待合所が目印です。そしてこれほど有名なのにかかわらず、バス停のどこにも「宝徳寺」と一言も書かれていません。宝徳寺に行きたいけど、何行きのバスに乗ったらいいのか分からないという人も何人かいました。また、本数もびっくりするほど少ないです。行き・帰りのバスの時間をしっかりと調べてからお出かけください。
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桐生駅10:18発のバスに乗り、宝徳寺入口バス停で10:37に下車しました。バスの乗客はさほど多くはなかったのですが、小さいバスなので、それでも座れない客はいました。確実に座りたいならば、少し早めにバス待ちするといいかもしれませんね。
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おお~、入口からもう綺麗です。
拝観料は1200円。床もみじ期間の特別料金になります。宝徳寺 寺・神社・教会
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素敵!
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どこを見ても絵になります。
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紅葉越しに山が見えるけど、なんて山かな?
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本堂に入ります。入口にあった屏風絵。
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モダンな和室。
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アップで。
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中庭もお洒落。
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別角度から。この木の見せ方も素晴らしい。
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御本尊さま。そして、御本尊様の前には…
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有名な床もみじが…。ご本尊様のおられる辺りが一番写真に使われている正面からの撮影スポットになります。美しい床もみじの写真を撮るためには、なるべく床に近いところで撮影せねばならず、皆で床に這いつくばって、御本尊様にお尻を向けて撮影していたのでした。ご本尊様、大変失礼いたしました。
本当はもう少し真っ赤になるまで待ちたかった(「x」でチェックしていました)のですが、この時点では床もみじ公開日は今週末までとなっていたので、少し早いかと思いながらも訪れることにしたのでした。(その後、紅葉が遅れているということで、期間延長されました)
まぁでも、十分綺麗で感動しました! -
正面ではなく端の方から撮影すると、このように外が見える範囲が広くなります。
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こちらは横から。
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アップで。
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床もみじの間の前にあるお庭と紅葉。こちらも美しいですね。
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窓枠越しに見るのも風情があります。
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本堂を出て、境内の中を見てまわります。
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かわいいお地蔵様があちこちに置かれていました。
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趣があります。
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夜のライトアップ用の演出かな? 青い空に映えて、日中でもとても素敵です。
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紅葉と。
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無地の傘なのですが、木陰が映って模様のように見えますね。
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真っ赤!
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もみじばかりかと思っていたら、ドウダンツツジも。
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鐘楼と紅葉。
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最後は菊花の道。
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色とりどりの菊が並んでいます。
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菊にも色んな種類があるのですね。
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振り返って。
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これにて宝徳寺は終了。それほど大きいお寺ではないけれど、どこもかしこも撮影したくなるスポットだらけで、人気があるのも頷けます。とてもセンスの良い人がプロデュースなさっているのでしょうね。
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帰りのバスの時間まで1時間以上あるので、お昼を食べに行くことにしました。徒歩5分ほどのところにある「田村豆腐うどん店」です。
ちょっと入りづらい店がまえ…中も、ややあやしげ…メニュー…安っ!田村豆腐うどん店 グルメ・レストラン
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温かいうどん(600円)と揚げ焼き(100円)をオーダーしました。
うどん(上の写真)は手打ちで、ゆで加減はやわらかめ。つゆは濃いめ。天ぷらは野菜かき揚げで、その場で揚げていました。これだけでも600円は十分安いと思うのですが、付け合わせが2品も! 一つはトマトオニオンサラダ、もう一つはこんにゃく煮でした。うどんも付け合わせも美味しかったです。特にこんにゃく煮は絶品でした。
揚げ焼きも普通のお揚げよりも大きくて、これでもか!というほど山椒の実がかかlっていて、お得感ハンパなしです。 -
昼食を終えてもまだ時間が余っていたので、徒歩7分ほどのところにある白瀧神社に行ってみることにしました。
途中にあった宝徳寺の第二駐車場もいっぱいですね。やはり車で訪れる人が多いようです。 -
白瀧神社が見えてきました。こちらも紅葉が綺麗です。
白瀧神社は白瀧姫の伝説にゆかりの神社になります。
~白瀧姫の伝説~
昔、桐生の若者が慣例により一年間朝廷に勤めることになりました。そして、宮廷の庭の手入れをしていたところ、白瀧姫と出会い、互いに恋に落ちました。若者は天皇の許しを得て、白瀧姫を桐生に連れて帰りました。その後、白瀧姫によって製糸や織物の技術が広く伝えられ、桐生は織物の町として発展していきました。 -
その白瀧姫を祀っている神社として、白瀧神社は織物に関するご利益があるとされているそうです。また、身分ちがいの恋が成就したという話から、縁結びのパワースポットでもあるようです。
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境内にある「降臨石」と呼ばれる大岩。写真で想像するよりずっと大きいです。
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石燈篭と紅葉。
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宝徳寺と違って誰もいないので、ゆっくりと眺められる…。
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本堂裏にあった樹齢300年の大ケヤキ。私がよく行く青梅の御岳山にある樹齢1000年の神代ケヤキ(国指定天然記念物)に負けていない気がします。ひっそりと、厳かに存在しています。
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こちらは神楽殿。市指定重要無形民俗文化財「白瀧神社太々神楽」がここで行われるそうです。
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神社脇に咲いていたコスモス。
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小さいけれど見応えのある神社を後にして、白瀧神社入口バス停で帰りのバスを待ちます。桐生駅行きバスの場合、こちらのバス停は宝徳寺入口バス停の手前になるので、確実に座れるかと思います。
12:14発のおりひめバスに乗って、桐生駅に向かいました。 -
12:50頃、桐生駅に戻って来ました。次のバスまで1時間ほどあるので、桐生の街を散策することにしました。
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昭和の香りがする商店街を歩いて行きます。
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なんかお洒落な建物…桐生信用金庫だって。
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素敵な蔵がありました。何だろう?…と近づいてみると、表からはよく見えないのですが、この蔵と蔵の間の奥に屋敷があって、「近江屋喜兵衛」という料亭になっているようです。料亭は桐生市の有力者、前原氏の旧邸宅を改築して使用しているようです。
近江屋喜兵衛 グルメ・レストラン
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こちらは矢野園というお店屋さん。色んなものを売っているようですが、喫茶店もしているようです。
矢野園 喫茶有鄰 グルメ・レストラン
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矢野園のお隣には赤いレンガ造の倉庫がありました。有鄰館という建物で、時折イベントなどが開かれるようです。
有鄰館 名所・史跡
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道路を挟んだ向かいにもレトロな建物。当日は何のお店か分からなかったのですが、後で調べたら、焙煎コーヒーのお店だったようです。この辺は月曜日が定休日のお店が多いのかな? 開いていないお店が多かったです。
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この辺は桐生新町重要伝統的建造物群保存地区として、古い建物が残された地区になっているようです。
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路地もすっごく素敵!
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古い建物を利用したお花屋さん。
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こちらのお店は「天然染色研究所」と看板が出ています。色とりどりの布が下がっていて、いかにも桐生という感じのお店ですね。
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この佇まいで、現役の銭湯である「一の湯」さん。うわ~、ヤバイ! 入ってみたいわ~。絶対に再訪したいです!
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正面には桐生天満宮の鳥居が見えて来ましたが、時間切れのためここで引き返します。
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来るときには見落としていたけど、このウナギ屋さんも歴史を感じる佇まい。それもそのはず、創業が天保元年って書いてあります。
泉新 グルメ・レストラン
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こちらも見落としていました。「桐生鉾座」って何だろう?
→後で調べたら、明治初期に作られた桐生祇園祭の屋台等を常設展示している施設だったみたいです。こちらも次回再訪案件。 -
12:35頃、桐生駅に戻って来ました。バスの時間まで10分ほどしかありませんが、駅構内にある観光物産館をのぞいてみます。
あっ、「花ぱん」があるっ! 桐生名物の「花ぱん」、ちょっと気になっていたんです。時間がない中、急いで購入しました。桐生観光物産館わたらせ お土産屋・直売所・特産品
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お花の形がかわいい「花ぱん」
味は素朴な味わい。甘すぎず、ちょうどいい感じ。食感がちょっと変わっていて、ふ菓子をちょっと硬くした感じ? -
13:50桐生駅発のおりひめバス「さくらもーる」行きに乗って、14:09に朝来た相老駅に戻りました。
相老駅 駅
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レトロな待合所。
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また東武線を乗り継いで帰ります。
東武線の乗り換えはスムーズにいくので、多少遠回りしてもJRオンリーで帰るのとそんなに変わらない気がしました。JR利用だと私の最寄駅の路線で乗り継ぎがめちゃ悪いときがあるのです。今度から桐生方面を旅するときは東武線利用で決定です。
こうして少しずつ18きっぷを使わない旅を模索していくつもりです。
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