2017/09/28 - 2017/10/17
3311位(同エリア9830件中)
skyeさん
ふと、「ロンドンとパリ行こ。」
最後の海外旅行は3年前の同じくロンドンとパリ。
今回は行動範囲狭めたゆるっと旅に決めました。
イギリス滞在の内訳は、グラストンベリー(1泊)~バース(2泊)~ロンドン(7泊)
ロンドン前半の宿泊地リッチモンドからロンドン中心地のホテルへ。
博物館・美術館、観劇、そして美味しいものも満喫しました。
円換算はクレジットカード請求時(クレジット会社の事務手数料等込)£1=約¥154でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この日は美術館、博物館巡りしました。
ナショナルギャラリーからトラファルガースクエア越しにビッグベンが見えます。 -
ナショナルギャラリーの後、隣の肖像画専門ナショナルポートレートギャラリーへ。
ヘンリー8世、エリザベス1世、ダイアナ妃...と見覚えのある肖像画や写真が。
そんな中、偶然にもこの肖像画を発見!
「第2代メルバーン子爵ウィリアム・ラム」。
誰?ですよね...ヴィクトリア女王即位時の首相で、結婚前の若き女王が亡き父の面影を見出し、慕っていたと言われています。
9月放送終了したNHKの海外ドラマ「女王ヴィクトリア」の登場人物で、劇中では、シーズン1全8話の内、女王とアルバート公の縁談以前の前半にしか登場しない脇役なのですが...
女王の熱烈なアプローチに対し、ストイックに振る舞う俳優ルーファス・シーウエルの憂いのある演技がステキで...
(史実の卿は放蕩者だったようですがそれはさておき^^;)
ヴィクトリア女王やアルバート公の肖像並ぶ部屋の入口真っ先に展示されていたということは、イギリスでもドラマの影響で人気者になったのかも?と。
因みに、イギリス民放ITVで日曜夜にシーズン2放映中だった為、日曜は大急ぎで観光切り上げ、ホテルに帰ってました^^
2話分しか見られませんでしたが(フランスではITV視聴不可ホテルで;;)、じゃがいも飢饉にまつわるアイルランドの悲しいエピソードやスコットランドでの微笑ましいエピソード...そして、一話毎にいつの間にか子供が増えていて(さすが9子の母)。
毎回引き込まれる内容で、日本放映が待ち遠しいです。
ところで、残念ながら見逃しましたが、 ロンドンの映画館では、大女優ジュディ・デンチ主演のヴィクトリア女王とインド人使用人アブドゥル・カリムとの友情が描かれた新作「Victoria and Abdul」が上映されてました。
旅行中には、いろいろなところでヴィクトリアという地名や施設を目にし、女王の偉大さを実感しました。 -
ということで、ヴィクトリア&アルバートミュージアムへ。
エントランスのこのガラスのシャンデリア、素敵です! -
展示はエンターテイメントとしても楽しめる工夫が。
ここは「ヨーロッパ1600-1800前半」の展示室。
展示室の壁に扉が投影されていて、時々そこからひょっこり道化師が顔を出して手招きをします。
そこで、その扉の前に立つと、センサー感知により画像の扉が開き、18世紀のヴェネチアン・カーニバルの仮面舞踏会へと導かれるというもの。
そして見学者はただ映像を見るだけでなく、道化師から彼のコミカルな動きをまねるよう促され、それを映像の前ですることで場面が進むように設定されており、見学者の動作認識をするデジタル技術も楽しめます。
展示室の中でも、ちょっと奥まった暗がりに目立たず設置されていて、さしてアピールもしてない為、気付かずに素通りしてしまうかもしれません。
「見つけた人だけのお楽しみ」です^^
こちらV&Aミュージアム公式HPでメイキング映像見られます↓
http://www.vam.ac.uk/blog/creating-new-europe-1600-1800-galleries/the-making-of-the-masquerade -
「中世」の展示室にはこんな面白いものも。
にやけた二人のおじさんの(と思いきや右はおばさん)「この像は何だと思いますか?」というクイズに答えをめくると......おじさん達の下に棒を渡した「タオル掛け」...だそうです。
1520年頃のドイツのもので...よく見るとおじさんの左手はおばさんの胸に、おばさんの右手はおじさんの顎に...
何とも言えないスケベ顔が笑えますが、なぜタオル掛けにこのデザイン?
...と見る者に思わせられれば、きっと作者(不詳)も学芸員もしめしめと思っているのでは...なんて勝手な想像もしながら見て回るので一日あっても足りません^^; -
重厚な「扉」の展示に圧倒されます。
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あえて聖堂そのものを再現するのでなく、十字架を空間に吊るしてあたかも聖堂内にいるよう空想させる展示がおもしろいです。
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陽の光が燦燦と差し込む広々とした彫像展示室。
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ランチは、V&A内のカフェテリアで。
豆や野菜のたっぷりフィリングがのったオレンジ色のベイクドポテト、ズッキーニソテー、スパイシーコールスロー。ミネラルウォーター付けて£11.50
ボリューム満点で美味しかったです。
トレーは、ウイリアム・モリス柄? -
人気のモリス柄壁紙のモリスルームはうす暗く混んでいたので、明るく開放感あるこちらで食べました。
セルフサービスです。 -
ウォレスコレクションへ。
展示品だけでなく、豪華絢爛なお部屋を見るのも楽しい美術館。 -
有名なフラゴナールのThe Swing。
至近距離で、画中の人物の滑稽な表情をじっくり見られました。 -
大英博物館。
20:30迄開館の正に「ナイトミュージアム」の金曜日でしたので、夕方から入館しました。
ロゼッタストーンや有名なエジプト、ギリシャの展示は勿論見られましたが、夜間は観覧不可のエリアもあるようです。 -
持ち出し時に開けたという右胸の穴が痛々しい...
-
ミュージアム巡りとは別の日の夜、「ジェーン・エア」の舞台を観にナショナルシアターへ。
前日ツーリストインフォメーションで空席調べて貰った時点では、この先一週間満席とのこと。
ミュージカル等のチケット販売で有名なレスタースクエアでもこの劇のはなく...
そこで、開演1時間半位前にダメモトで劇場ボックスオフィスへ行ったところ、リターンチケット(キャンセルされて戻ってきた席)で、前から7列目まん真ん中という最高の席が入手できました。
£50.00(日本でHP見た際には確か£70.00以上したような) -
「嵐が丘」のエミリー・ブロンテと姉妹のシャーロット・ブロンテの有名な小説「ジェーン・エア」の舞台化。
英語不得手には歌でどうにか楽しめるミュージカルに比べ、演劇はハードルが高いのですが、小説熟読して内容よく知っていた為、心配ありませんでした。
舞台には、数本の梯子設置された工事現場の足場のようなものが組まれ、ドラムやピアノが中央に据えられだけ。この舞台設営は最初から最後まで変わりません。
現代劇のような舞台設営でしたが、現代に置き換えた内容という訳でなく、設定や衣装は原作の時代のまま。
ミュージカルではないので、俳優は歌わないのですが、黒人女性歌手が劇中、舞台上に登場し見事な歌を披露します。
舞台音楽も舞台中央に据えられたバンドの生演奏。
登場する俳優は10人位で、主役級以外は一人何役もこなします。
中でもロチェスターの愛犬パイロを演じる男優は、四つん這いで舞台を走り周り、手にした丸めたタオルのようなものを尻尾に見立てて振り、感情表現をして観客を笑わせます。
ミュージシャンによる生演奏に合わせ、俳優達が「足場」を駆け巡る演出は躍動感にあふれ、最後まで飽きさせませんでした。
それにしてもなぜか場内極寒で、幼少のジェーンが入れられた冬が地獄の寄宿学校を観客に体感させる演出なのかと思う程だったのですが、結局最後迄寒いままで。
夜の観劇ということもあり、ノースリーブでおしゃれした観客もいましたが、インターバルでは「フリージング!(凍える~)」と女子トイレには長蛇の列が... -
リッチモンド3泊後は、アールズコートの隣ウエストブロンプトンにある、Ibis London Earl's Court Hotelに2泊しました。
HISネット予約で2泊シングルユースのツインルーム、コンチネンタルブレックファースト付合計約¥27000
以前にも宿泊したのですが、HISのパックツアーの定宿なのか、朝食付きならどこのサイトよりもHISが最安でした。
所謂普通のビジネスホテルですが、チェーン系ホテルのいいところは、客室もバスルームも一定のマニュアルに沿って整備されているのか清潔面で安心なこと。
個人経営のB&Bは、部屋の雰囲気等がイギリスらしくて良い反面、掃除が行き届いてないこともあり、当たりはずれが大きいように感じます。
例えば、埃だらけのアンティーク調度品や備え付け電気ポットの中が水垢や石灰成分の浮遊物だらけだったり、黒カビ付シャワーヘッドだったりと...
画像は宿泊料金に込みのコンチネンタルブレックファースト。
この旅行で朝食のカットフルーツが缶詰シロップ漬なのは、ここと次のプレジデントホテルだけでしたが、ここはハムにパンとホットドリンクは数種あり、十分。
二日目は£5.55追加したところ、サラダからホットミールその他バラエティー豊富なフルイングリッシュのビュッフェで一気に豪華に。
この追加料金ならお得です。 -
夜は、アールズコート近くのインディアンでチキンカレーのテイクアウエイを。£5.95
スーパーでブドウ、プルーン、りんごも調達。
イギリスはテイクアウエイの店が三軒あれば、必ずと言っていいほど、一軒はインディアン、一軒は中華のような気がします。
カレーはロンドン以外の町でも村でも今まではずれがありません。
中華はイートインしたソーホーのチャイナタウンでは当たりはずれあったのですが、それ以外のテイクアウエイではまずまずはずれなしです。 -
Ibis London Earl's Court 3泊目とれず同じくHISネット予約で、画像の Russell SquareのThe Presidentへ。1泊コンチネンタルブレックファースト付約¥13000
部屋は清潔、広さも十分。
トイレとバスルーム別なのも〇。
ただ、タオルが洗濯されて清潔ではあるのですが(我が家では使い古しタオルを雑巾にしますが)とっくの昔に雑巾レベル到達のくすみように超ゴワゴワ触感。
朝食はIbisより貧弱で、その日の予定が食べ歩きだったのもあり紅茶だけに。 -
The President泊の日の夕食もカレーか中華が食べたかったのですが、ラッセルスクエアの辺りはイタリア人地域なのか、イタリアンばかり...
「三軒あれば、一軒はインディアン、一軒は中華」の法則崩壊しました...
一軒やっと見つけたインディアンもお値段高く、断念。
結局ラッセルスクエア駅スグ、チェーン展開の「TORTILLA」というメキシカンでブリトーを。
画像ではグチャグチャになってますが、お肉も野菜もボリューミー、チリソースも美味しく当たりでした! -
食後のデザートにスーパーセンズブリーで買ったレモンカード味ヨーグルトが美味しかったです
イギリスでは、このレモン味のカスタードクリーム風な「レモンカード」のケーキをよく見ます。甘酸っぱくて美味しく、日本でももっとお目にかかりたいです。 -
風邪は薬で治りましたが、あまりの寒さに裏起毛レギンスやタイツ、Tシャツを調達にオックスフォード通りのプライマークへ。
このファストファッションの店は、両手に持ちきれないほど袋抱えた爆買いの中国系(と思われる)やベール纏ったアラブ系観光客でごった返していました。
購入したレギンス(£5.00)は暖かいのですが、フリースの裏起毛がストッキングに付着し、安かろう悪かろうばかりなのかと思いきや、竹繊維入りタイツ(£4.00)は滑らかではき心地よく、画像右の膝丈ストッキング(2足入£1.50)は足底が補強した織り方で(日本にはない?)、多少ガサガサ踵でも伝線せず重宝しました。
一昔前は、ストッキングは結構高く、また、パンツスタイルで愛用の膝丈はなく「日本から持参するリスト」入りしてたのですが、このお店なら日本のスーパー価格で入手でき、助かります。
日本でOL愛用のパンプス用浅履きカバーもありました。
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