ふと、「ロンドンとパリ行こ。」<br />最後の海外旅行は３年前の同じくロンドンとパリ。<br />今回は行動範囲狭めたゆるっと旅に決めました。<br /><br />イギリス滞在の内訳は、グラストンベリー(1泊）～バース(2泊）～ロンドン(7泊）<br /><br />週末、ポートベロー、リバプールストリート界隈のスピタルフィールズ、コロンビアロード、ブリックレーンのマーケットへ。<br /><br />円換算はクレジットカード請求時（クレジット会社の事務手数料等込）￡1＝約￥154でした。

ロンドンパリ時々寄り道　ゆるっとひとり旅⑥　ロンドンのマーケット

15いいね！

2017/09/28 - 2017/10/17

3094位(同エリア9830件中)

エリア

ロンドン(イギリス)

旅行の満足度: 5.0

同行者: 一人旅

交通手段: 鉄道高速・路線バス徒歩

航空会社: タイ国際航空

旅行の手配内容: 個別手配

土曜日、ポートベローマーケットに。

初っ端から美味しそうなものオンパレード！

ドーナツ屋さん♪
パン屋さん。
オリーブ専門。
大鍋パエリア～～
生の野菜炒める初めからここで作ってます。
飼い主パエリアに気をとられ中、この後、食いしん坊ブル４匹が屋台下のクロスくぐり侵入し、店のおじさん激怒。
行儀悪く立ち食いですが、誘惑に勝てませんでした。
ミックスシーフードパエリア￡7.00
わずかに芯残る絶妙アルデンテのお米に味しみしみ、すごいボリューミーでも完食！
食べ物以外の露店も見物。

アンティークの錫の兵隊。
国別、時代別、部隊別、ポーズ別、武器別...と種類豊富で子供でなくても夢中に。
アンティークは｢買う｣のではなく、博物館の展示のように｢見る｣のが好きです。

食器やアクセサリーは口つけたり、身に着けるには抵抗あり、我が家で埃かぶりそうと思うと買うまでにはならず...

でも印刷画は例外で、荷物にならず､(ものによりますが)お手頃価格なので美術館の絵ハガキ感覚でお気に入りあれば買います。
昔のレコード売場のレコード探すように一枚一枚めくる物色も楽しい。
アンティーク価値の知識無いので、「例え本物アンティークでなくても気に入ったか否か」が購入基準です。

風景や建物、医学書的人体図やドクロ！まで様々ですが...
好きなのは、ボタニカルアート、鳥や動物、新聞や雑誌の挿絵です。

画像は、購入した1836年｢時計草｣。￡12.00
ペラッと画紙だけだと皺心配なので台紙付を。
台紙の濃緑色も余白広い中に小さな窓なのも気に入りました。
つい目がいく店先ばかりでなく、たまに目線変えると違う景色が。
通り名のプレート撮影しておくと、前後画像がどこだったかも思い出せます^^
（位置情報ないカメラ撮影なので）
賑やかな露店通りから一歩入れば静かな住宅街｡かわいいパステルでカラフルな建物が並ぶ一画は観光客のフォトスポットになってました。
アメリカ西海岸風というか、イギリスにしては珍しいようなカラフル加減。
10月らしい。
夕方店じまい前、値下げに。
この日本でも人気になったポルトガルの「パステル･デ･ナタ」ポルトガル風カスタードタルト(エッグタルト)は見た目通りの美味しさ！1個￡1.00
サンドイッチやピザも。

そこかしこで店じまい作業始まりました。

以前訪れ、過激パンクに圧倒されたカムデンより、あの上品なノッティングヒルが近いせいかポートベローは比較的落ち着いてて、アンティークも食べ歩きも両方楽しめました。
歴史感じる重厚な外観のリヴァプール・ストリート駅。

日曜日、ここから出発してコロンビアロード、ブリックレーン、サンデーアップマーケット、スピタルフィールズマーケットを巡ります。
リヴァプールストリート駅からバスでコロンビアロードフラワーマーケットへ。

詳しい通り名記載された｢the London map｣で目的地や近辺の通り名見つけたら、駅前に集中するバス停の中からその方向行のバスを探して。

この地図なら、バス走行中にも途中バス停の通り名（バス停＝通り名の場合多いです）地図で見ながら、間違った方向行バスでないか確認できて安心。
そして7デイズトラベルカードは、ピッとタッチだけで、もしバス間違いしても乗り降り自由だからこれまた安心。

ほんと、the London mapとトラベルカードは必需品です^^
※the London mapの画像は「ロンドンパリ時々寄り道　ゆるっとひとり旅④　ロンドンリッチモンド」の旅行記にあります
クリスマスローズにヒース。
早くも秋から冬へのうつろい感じます。
切り花や鉢花溢れる通りを見た後、今度は通り沿いのお店見ながら引き返します。

場所柄、ガーデニンググッズ店が多いです。

収納にステキな木箱ズラリ。

でも価格は高めかな...というより、同じような商品が日本でも入手できるようになったせいか、買うまでにはなかなかいかないです。

日本もこの10年でこの手のものがほんと豊富になったと実感します。
かわいい雑貨のかわいい店先。
雑然としているようで商品ディスプレイも工夫されているようです。

生花は価格手頃でどれも欲しくなりますが、明日出国の旅行者が買う訳にもいかず、目で満足するだけに。
コロンビアロードから徒歩10分弱でブリックレーンマーケットに到着。

コロンビアロードは花や観葉専門でしたが、こちらは古着や食べ物の露店が並んでます。
コロンビアロード方面からきたブリックレーンマーケット入口にあるベーグル専門店「Brick Lane Beigel Bake」

店前にすごい行列ができていて、コロンビアロードでは食べ歩きなくお腹も空いてきたので並ぶことに。

前に並んでいた韓国人観光客によれば有名なベーグル屋さんだそう。

店内入っても行列で、ベーグルどんどん茹でている厨房を見ていると...
「はい次！次は誰！」と威勢いいというか気が立った店のおばちゃん。
そこで前の人もその前の人も注文していた「ソルトビーフベーグル1個」と私。
すると「ピクルスは！」とおばちゃん。
「お願いします」と私。
「はい次は！」ともうおばちゃんは私の後ろの人へ。
少し進んでレジの人に支払。
更に進んでベーグルにもくもくと肉塊はさんでるお兄さんから「ピクルスは！マスタードは！」と。
「どちらもお願い」と私。

とにかく「！」連発の殺伐とした戦場なので、おずおずしてたら買えません^^;
そして、これがどーん。￡4.30
ベーグルにご覧の通りのマスタード垂らした塩味牛肉（味付けして茹でただけ？）と大きい胡瓜ピクルス挟んだシンプルさ。（追加料金ピクルスは抜くことも可）

「食らう！」
行儀悪いですが、この言葉が似合う感じで...知り合いに見られないからいいものを^^;

でも空腹も手伝い｢食った～うまかった～｣(お雑言葉で失礼します^^;)

不思議と肉の臭み全くなく、空腹でさえあればペロリと完食してしまいます。
こういうシンプルながっつりものは、時々無性に食べたくなりそうです。
ブリックレーンは、コロンビアロードよりずっと規模大きいです。

通り沿いのカフェのウインドウにはずらり魅惑のスイーツが...

でも今日は露店メインでいきます^^
肉塊のお口直しに。
カットフルーツ山盛カップ。￡2.00

奥は生ジュース。

通り沿いには、食べ物だけでなく雑貨屋や安売り本屋さんもあり、それらを冷やかしつつ...
ブリックレーンマーケット終着近く、日曜日のみオープンのサンデーアップマーケットへ。

屋外ではなく広い集会場のような場所に食べ物屋台がギッシリ！

中華、韓国、東南アジア系が多く、ところどころ、メキシカン、サンドイッチ、インディアン、その他も...。

似た商品は、容器の大きさどこもだいたい「普通」と「大き目」の2サイズ展開で、価格も統一なのかだいたい「普通」￡6.00。

とにかくすごい人人人。
日本の肉フェスやB級グルメイベントのよう。
さっきのベーグルから3時間しか経過してませんでしたが、つい衝動買い^^;

青椒肉絲、酢豚、ブロッコリーとカシュナッツ炒めなど7-8種のおかずから2種とチャーハン、白飯、焼きそばから1種好きなの選択して「普通」サイズで￡6.00
私は、酢豚とスパイシーチキン＆ベジタブルとおかずの下にチャーハン...
当然1日の必要摂取カロリーとうにオーバーしているでしょう...^^;

椅子やテーブルはないので、皆さん、立ち食いか会場外の道沿いの縁石にズラッと座って食べてます。
私は会場隅の窓辺に座るのにいい場所を見つけそちらで。

この後、スピタルフィールズマーケットへ行きましたが、雑貨類の出店はどれも似たり寄ったりで魅力乏しく、会場中央は入場料必要な大きなお酒のイベントが占めてて、それには入らなかったので、残念ながらイマイチでした。
曜日により、出店内容変わるようなので、次回は別の曜日にきてみようかと。
朝食抜きにしてたとしても腹十二分目を抱えて、日曜営業してるお店多いオックスフォードストリートへ。

夕暮れせまり、街の灯がきれいです。
こちらのデパートのライトアップもすてき。

夕暮れ時のオックスフォードストリートは、立ち並ぶ建物と行き交うダブルデッカーの照明、道の先のハイドパーク方向に太陽がゆっくり落ちていくにつれ、茜雲から夜の帳に変化していく様子がドラマチックで、人混みの中でもこのショータイムに気づいた人がところどころで足をとめていました。