2017/09/22 - 2017/09/25
1038位(同エリア2650件中)
ミータさん
早いもので、もう最後の観光地フランクフルトです。
(実質1日半なのだから早くて当たり前)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
「その6」はこちら→https://4travel.jp/travelogue/11299954
ケルンから1時間ほどでフランクフルト空港駅に到着。
ここからSバーン(近郊電車)でフランクフルトの中心部に向かいます。
事前割引切符の指定の電車より1本早いけど、このくらいは良いよね。フランクフルト空港近距離駅 駅
-
ハウプトヴァッヘ駅で下車。
時刻は9:20。
13:55発の飛行機に乗るので、2時間ほどの観光になります。ハウプトヴァッヘ 散歩・街歩き
-
ハウプトヴァッヘは「中央警備」という様な意味で、
町を守る衛兵さんたちの詰め所があった場所です。
現在、詰め所の建物はカフェになっています。 -
フランクフルトは近代的な建物が多く、魅力に欠けます。
だから長年訪れていませんでした。
それこそ母親とライン川沿いの町を訪れたとき以来の観光です。
ドイツにはこの間何度か来ているので、フランクフルト空港は利用しているのですが、通り過ぎてばかり。 -
とりえずゲーテハウスに向かいます。
ゲーテハウス 博物館・美術館・ギャラリー
-
開館は10:00でした。
-
パウルス教会。
パウロ教会 寺院・教会
-
パウルス教会の外壁にはフランクフルトゆかりの著名人のレリーフがありました。写真はJohanna Kirchnerというナチスに抵抗した女性だそうです。
-
パウルス教会周辺の街角。
-
レーマー広場。
この辺りは戦争の被害を受けましたが、戦後に木組みの建物を再建しています。レーマー広場 広場・公園
-
この3つの建物の中央がレーマーで、かつては市庁舎でした。
レーマーとは「ローマの」とか「ローマ人」という様な意味で、この建物の広間で神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式後の祝宴が開かれたそうです。フランクフルト旧市庁舎 建造物
-
レーマーの向かいの木組みの建物は、第2次世界大戦後に再建された新しいもの。
-
新しいものでも、木組みの建物はやはりドイツらしくて良いです。
-
ライン川の支流のマイン川。
フランクフルトの正式名称は「フランクフルト・アム・マイン(マイン川沿いのフランクフルト)」と言います。
ポーランドとの国境近くにもフランクフルトという街があり、そちらはフランクフルト・アン・デア・オーダーとなります。 -
大聖堂。
聖バルトロメウス大聖堂 寺院・教会
-
大聖堂ではミサが始まる直前で、人々が集まっていました。
-
10:00になったのでゲーテハウスに向かいます。
ゲーテハウス 博物館・美術館・ギャラリー
-
ゲーテハウスも戦争で破壊され、再建されたものです。
幸い、収蔵品は疎開していたので難を逃れました。
この外観だけでもゲーテが裕福な家庭の出身ということが分かります。 -
1階部分には台所があります。
-
ポンプで井戸の水を直接台所に汲み上げることができます。
このポンプはゲーテの時代のものだそうです。
そうすると250年以上前のものですね。 -
「黄の部屋/ワイマールの部屋」
ゲーテの母親が応接間として使っていて、ワイマールから送られてくる息子ゲーテゆかりの品をこの部屋に保管していたそうです。 -
同じく「黄の部屋/ワイマールの部屋」
壁には若い頃のゲーテが女性の影絵を眺めている絵があります。
ゲーテの恋多き人生を象徴するかのような絵です。 -
「青の部屋」
食堂です。
この丸いテーブルでゲーテは「ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン(鉄腕ゲッツ)」を書き上げたのだとか。 -
飾り棚にあるのはヘキスト工房の磁器だそうです。
-
立派なタンスです。
-
「北京の間」
壁紙とかちょっと中国風です。 -
1746年製造の天文時計。
上部に日付、三つの円盤はそれぞれ月の満ち欠け、時刻、太陽の位置が表示されるそうです。下に熊の人形があり、それが仰向けに寝っ転がるとネジを巻く合図です。当時、この様な時計を個人で所有していたのですから、本当に裕福な家庭ですよね。 -
「ゲーテ誕生の間」
壁には老ゲーテの肖像画。
その横の星と竪琴はゲーテのシンボルで、
誕生から死に至る詩人の道のりを表現しているそうです。
ゲーテの遺体を安置する棺の装飾にも星と竪琴の装飾が使われたのだとか。 -
上の部分の板が手前に開き机になります。
昔は立ったまま書き物をしました。 -
ゲーテの父親が収集した絵画。
-
ゲーテの父親が所有していた本です。
ゲーテのお父さんもかなりの読書家だったのですね。
「この親にしてこの子あり」です。 -
「詩人の部屋」
ゲーテはこの部屋で初期御作品を執筆したそうです。
影絵も確かゲーテ作。 -
「若きウェルテルの悩み」で主人公を振るヒロイン・ロッテのモデル、シャルロッテ・ブフの影絵だったと思います。
-
「人形劇の部屋」
人形劇の舞台です。
ゲーテが4歳の誕生祝いに贈られたものだそうです。
4歳の子供には立派過ぎるような気もしますが、
これがゲーテの創作活動の原点ですね。 -
人形劇の様子を描いた絵。
-
ゲーテの家族たち。
左から母方の祖父母、両親、妹。
母方のお祖父さんはフランクフルト市長でした。 -
ゲーテハウスの戦争で破壊される前、破壊されたところ、再建中、再建後の記録写真です。
-
11:00にハウプトヴァッヘに戻ってきました。
少し早いけど空港に向かいます。
日曜日なのでデパートやスーパーはお休みですが、
空港地下のスーパーは開いていたので、そこでお土産を購入します。
続く→https://4travel.jp/travelogue/11300873
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その1
2017/09/22~
ハノイ
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その2
2017/09/22~
マインツ
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その3
2017/09/22~
リューデスハイム
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その4
2017/09/22~
ライン川流域周辺
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その5
2017/09/22~
コブレンツ
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その6
2017/09/22~
ケルン
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その7
2017/09/22~
フランクフルト
-
ベトナム経由1泊4日ドイツの旅 その8
2017/09/22~
ハノイ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- gontaraさん 2017/11/09 18:04:24
- インターシティーより早い?
- 流石に今回の旅程は僕にも分かる場所が多いですが、それにしても超特急ですね。
ドイツ語の発音と英語との整合性が無いので、違う場所だと思い込んでみてた場所もありそうです。
- ミータさん からの返信 2017/11/09 22:45:16
- Re: インターシティーより早い?
- インターシティーより早いインターシティーエクスプレス(ICE)利用です(いえ、そういう意味ではないのは分かっています)。
時間もなかったので、王道の観光地を巡りました。
久しぶりのライン川中流域は、結構楽しめました。
もっと時間があれば、モーゼル川流域にも行きたかったです。
-
- クリスさん 2017/11/09 13:56:22
- 一泊なのに
- なんかたくさん行った印象ありますね。帰ってからゆっくり拝見させていただきます。
- ミータさん からの返信 2017/11/09 16:28:52
- Re: 一泊なのに
- 朝6時前に空港に到着して、休みなく動き回っていましたから。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
もっと見る
フランクフルト(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ベトナム経由1泊4日ドイツの旅
4
38