2017.8 22回目のフィンランド旅行13-7日目Autti Kongas(滝)，KorouomaのKoivukongas(白樺滝）

2017/08/14 - 2017/08/14

フィンランド第7日目　今日はKorouromaという，Autti川の上流，Koro川の渓谷をハイキングする予定．一度行ったことがあると思うが，あまり記憶も定かでない．来たとすれば，2004年だとおもう．そのころのブログは記録が粗雑だ．ともかく初秋のラップランドのハイキングだ（Korouromaは冬の凍った滝の景色が有名なところだ）．
まずはじめにAuttikongasに　ここは急流に木材用の滑り台を作ったところ．16ｍの落差をかつて木材が滑り降りていた．19－20世紀のラップランドの林業を支えていたものだ．次にKorouromaのKoivukongasに．ここから中心まで25㎞歩けるが，今回はわずか500mの往復．中心のSaukkovaaraのハイキングコースは後でいくつもりだ．
ラップランドの森，やはり木が痩せていて，オゾン一杯という感じではないが，北極圏に近い透明感のある空気がきもちいい．

エリア ラップランド(フィンランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空 ルフトハンザドイツ航空 ANA

0900少し前にコテージを出発　Pittisjarviを通過

81号線に右折

昨日のケミ川のきれいな場所

Auttikonkaantieに

0924にAuttikongasの駐車場

kongasとは滝ということ

案内　ここは1955年以来手つかずの原生林があること

そしてここには19世紀後半に滝を木材を落とすために，滑り台をつくった．1970年まで使われていた．Auttiとはサーミ語で深い渓谷ということ　Syvaa rotkoa

ここはKorouomaという自然保護区の入り口　今日の目的地だ．有名なハイキングエリア．特に冬の滝の氷柱が美しい

降りていく

滝の上に

ダムのようになっている

高低差16mの滝というより急流というところ

橋がダムのようになっている

フィンランドにしては珍しい急流，Autti川

ここを木材を下ろした　木材は19世紀のフィンランドの大事な産業　欧州の経済発展の下支えをした

木材の滑らせ方を解説　周りを石で固定していたようだ

上流側　水は鉄分を含み茶色い　ラップランドの川はほとんど茶色い

中が切り取られて絵のように景色が見える.Autti滝の歴史と賞賛

この足跡は何か

ここは犬の散歩道となっている　　Koiraは犬のこと

このように犬を連れていても登ることができる

少し高台から滝を見る

水が茶色い

バーベキューでもやるのかな　0950 出発

朝は晴れていたのにだいぶ曇ってきた　このように天気がかわりやすいのが，ラップランドだ

Koivukongasに行く道に入る

ここはせいぜい往復1キロくらい．Koivukongas0.5km　日本語でいうと白樺滝だ．

現行の場所を指差す

一番右側のところが今回のところ

入り口

フィンランドの森だが，ラップランドは木も小さく細い．それでもハイキングは気持ちいい

道しるべはどこでもこのような木にペンキ　場所によっては木の看板になっているところもあるが

下地は苔が中心

そのなかにブルーベリー（Mustikka)が

拾いながら少し食べる　もうすぐ9月がシーズン　フィンランドはどの森でもベリーときのこの採取は許可されている

滝の誕生を説明　

ここに小屋がある

薪を自分できり，火をつけることができる．去年LauraたちとNuuksioでやったね

薪小屋

少し降りると白樺滝

展望用に橋が架かる

滝というより急流　フィンランドではVesiputousという　Kongasはむしろ急流と滝の間というニュアンスかな. Koskiが急流という意味だが，それよりはきつい．ボートで下れないほどの急流ということとWikipediaには書いてあった　

滝の上流に少し歩く

下流

道に沿って上流側に向かい撮影

元の来た道を戻る．1040出発