山ノ内ハイキング－円覚寺フェンスから円覚寺まで

2017/10/18 - 2017/10/18

　高野から円覚寺フェンス沿いに山道をただひたすら下りて行く。脇道が少ない山道で、間違いようのない山道だ。また、手書きの地図にあった「駅」に下りる途中にある円覚寺の入口がどこにあるのかも気になるところだ。
　坂道を下るとJR横須賀線を走る電車の音が聞こえてくる。確実に里に下りている実感が湧く。
　谷下に円覚寺の伽藍が見えだし、馬の背の尾根道を円覚寺方向に進むと墓地が見え、さらに進むと何やら小さな伽藍が見える。鐘楼とそれに吊るされた洪鐘洪（おおがね）だ。尾根道の下に見える屋根は弁天堂だ。洪鐘弁天茶屋がある小山が円覚寺への入口になっているのだ。円覚寺への入口にフェンスを設置せずに尾根道をそのままにして残しているのはこの道が古くからの旧道だったからであろう。円覚寺創建以前からあるか、あるいは創建後に付けられた道であれ、何100年もの間、人びとが通った道であるからであろう。
　円覚寺への入口を確認するとただちに尾根道を戻り、山道を下りた。よくよく考えれば、洪鐘弁天茶屋脇の崖上から富士山を見ておくのであった。しかし、後の祭りである。
（表紙写真は円覚寺鐘楼と洪鐘）

エリア 鎌倉(神奈川)

円覚寺フェンス角の手書きの「山火事防止」看板と手書きの地図。

手書きの地図。

下り坂。

ひたすら下り坂。

円覚寺のフェンス。円覚寺への入口だ。

円覚寺のフェンス。

円覚寺の伽藍。

馬の背の尾根道。

円覚寺の伽藍。

円覚寺鐘楼と洪鐘。

弁天堂。

円覚寺入口。