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≪2017.Sep≫あみんちゅ弾丸Bus&amp;Air旅その壱の①~長崎は今日は雨だった・アプローチそして世界遺産編~<br /><br />昭和20(1945)年8月9日午前11時2分…、言わずと知れた長崎に原爆が投下されました。広島に原爆が落とされて僅か3日後のことでした。長崎に落とされたプルトニウム型原子爆弾『ファットマン』、破壊力では広島に投下されたウラン型原子爆弾『リトルボーイ』を上回るものとされています。<br />日本に投下された2つの原爆…、そしてそれによって失われた数多くの命。戦後年月が過ぎるに連れてその『史実』が風化されるとの懸念は以前から言われているものの、なんらかの『接点』がなければその事実に触れることもないのが現実です。<br />沖縄戦の終結とされる『沖縄慰霊の日』には3年続けて訪れることができました。そんなこともありこのふたつの原爆忌である8月6・9日にヒロシマ・ナガサキを訪れることは長年の夢でした。広島は数年前に半日程ではありますが訪れることができたものの、長崎に至っては修学旅行以外では所用のため市内滞在をしただけで、原爆遺構を訪れたこともありませんでした。<br />しがないシフト制勤務のサラリーマンゆえにこの日を含めた連休というのがなかなか取れない現実に於いて、今年は偶々8月6~9日までの連休が実現し、すぐさま予定を練り始めました。しかし結局は台風とかち合う可能性が高くなり、元々無理な行程をこじ入れていることから、途中で行程を繰り上げるにも不可能若しくは馬鹿高い費用が掛かることになり、残念ながら中止せざるを得ませんでした。しかし一旦火がつくとそう簡単には諦めきれない性格ゆえ、なんとか長崎行きを模索します。<br />そのうちに運が良いのか悪いのかひとつ無理矢理こじつける『理由』が発生しました。損保試験の不合格。本来だったら勉強しろよ!っとなる訳ですが、すぐに再試験の日程が決まらなかっこともあり余裕を見て連休を取っていたため、結局9月26日昼イチに受験しその後2連休が決定しました。<br />偶々スカイマークの『いま得』も料金を見つけたものの、行きは結局1泊の宿泊が増えるだけで効率が上がらないため、夜行バスにて長崎入りし、朝から『軍艦島ツアー』に参加する強行軍に決定します。京都~長崎間約700kmの約11時間40分のバス旅から始まった長崎旅行はどんなものになったのでしょうか?それでは始まります。<br /><br />平成29(2017)年9月26日火曜日<br />自宅 20:09<br />バス停 20:11<br />    20:12<br />  《京阪バス1号系統:230円》<br />駅 20:25<br />  20:28<br />《新快速姫路行き:240円》<br />京都 20:42<br />   20:48<br />京都駅八条口 20:52<br />       21:00<br />《ユタカライナー:関西⇒九州3号車(長崎):3列独立シート:3F》<br />  《楽天トラベル手配:\8,500(割引後:\7,454)》<br />梅田 21:48<br />   21:59<br />三宮 22:52<br />   23:00<br />三木SA 23:37<br />     23:56<br />  《車中泊》<br /><br />平成29(2017)年9月27日水曜日<br />金立SA 07:07<br />     07:22<br />長崎駅前 08:27<br />     09:40 《長崎電気軌道:120円》<br />築町 09:48<br />   09:51<br />大浦海岸通 09:55<br />      10:03<br />常盤2号桟橋 10:08<br />  《軍艦島ツアー:3,600円(割引後:3,300円)》<br />       10:14<br />高島港 11:29<br />    12:23<br />常盤2号桟橋 12:52<br />        13:00<br />大浦海岸通 13:18<br />      13:24 《長崎電気軌道(1日乗車券):500円》<br />大浦天主堂下 13:28<br />       13:29<br />大浦天主堂 13:37<br /><br />平成29(2017)年9月26日火曜日<br />今日は13:30より膳所で損保の試験がありました。恥ずかしいことに再試験、つまり一回不合格になったものです。準備不足から招いた結果ですが、それ程追いつめられている訳ではありません。いつもの通勤パターンに加えて膳所までの京阪電車での移動。そして試験会場までの往復と試験準備を含めた1時間をクリアし、いったん自宅へと戻ります。雲行きを気にしつつ予約部分を手配し、改めて日が暮れてから出発します。夜行での出発時には駅までもバスで向かわなければいけませんが、仕方がありません。最寄りバス停から駅まで向かった後、絶妙の乗り継ぎを経て京都駅へと向かいます。最寄りの田舎駅で3分、京都駅では18分の乗り継ぎで八条口のバス乗り場へと向かいます。<br /><br />広島へと向かう際には祇園四条駅へと向かわなければいけませんが、長崎行きは京都駅八条口からの出発なので便利です。今回はユタカエキスプレスの九州3号を利用します。京都・大阪・三宮~福岡・金立(佐賀)・長崎ルートのバスは3列トイレ付独立シートの車両です。本日の乗客は18名と座席表にありました。うち京都発は5名位だったと思います。バス中央部にトイレがついている一般路線で使われているタイプのバスでしたが、座席は窓際3F、つまりトイレの後方になります。この座席は固定のフットレストがなく、足置き用の『箱』が置かれているのですが、このポジションがしっくりきません。この足置き、壁にくっ着けるようにすれば安定するのですが、路線タイプのバスではそうはなっていないためわかりませんでした。試行錯誤を繰り返した結果、30分程でやっとそのポジションを発見し、快適な『時』が送れるようになりました。まぁその前に壁に足を乗せたりと悪態をついてしまいましたが…(笑)。<br /><br />夜行バスということもあり、遮光カーテンが閉められていたためどの経路を通ったのかはわからないものの、ほぼ定刻通りに梅田と三宮を経由して三木サービスエリアに到着します。ここで休憩タイムとなりますが、広島行きとは違い23:37の到着であり、寝る時間に食い込まないのは体には楽です。ちょうど博多行きのユタカライナーのバスが停まっていましたが、このユタカライナー福岡行きとは『九州5号』なのか『九州7号』なのかは後方の行先表示板しか確認していないのでわかりません。博多行きだけでも3ルートを持つユタカライナーだとは、帰ってから初めて知りました。0:00前に出発し途中2ヵ所停まるとのことでしたが爆睡していたようです…。そんな感じで長崎へと向かう道中の夜は更けて行きます…。<br /><br />平成29(2017)年9月27日水曜日<br />車内アナウンスで目が覚めました。どうやら福岡へ到着の様子。本来ならばカーテンを開けてのぞいてみてもいいのかもしれませんが、このバスも私も長崎まで行きます。あと数時間ならば寝ていてもいいかな…と思い、福岡出発を確認して再び寝ます(笑)。そのそも午後から仕事の人なんで、普段は寝ている時間故いくらでも寝ることはできます。その間に福岡高速から九州道・長崎道を経て佐賀市の金立サービスエリアに到着します。そして気付いたことは…まさかの雨。それも結構降っています。お店は多々あれど時間もないので一服し、バスへと戻ります。途中諫早などにも止まるのですが、降車客がいないということで通過し長崎駅前には若干の早着でした。<br /><br />長崎駅前から少し離れた場所にあるユタカライナー専用バス停で下車し、ちょうど雨が止んだ事を良いことに取り敢えず長崎駅方面へと歩きます。JRでは訪れたことのない長崎の街、改めて眺めてみると再び雨が降ってきて、あの名曲を思い出します『あ~あ~長崎は~今日も~雨だった~♪』。それは置いておいてお腹が減ったのでなにか食べようと駅ビル『アミュプラザ長崎』へと入ります。駅ビルというと10:00から営業が当たり前だと思っていましたが、アミュプラザ長崎はファーストフード店は8:30から開いていました。それに7:00から営業の西友に、元キヨスクのお土産物屋は6:30から開いており、商売熱心さを感じます。取り敢えず手持ちの折り畳み傘では心許ないので西友にてジャンプ傘を購入し、どこへ行こうかと考えて『ロッテリア アミュプラザ長崎店』に入ることを決め、モーニングメニューの『ベーコンハンバーガーセット』を注文します。T-Pointが貯まるということは使えるということなので、使ったことのない『ポイント使って下さい!』とお姉さんに言ってみました。良い年こいて…と思われると思いきや、『ど~ぞ~』って軽く返ってきました。どうやら慣れておられる様子(笑)。という訳で朝食にもありついたので、暫し休憩をした後で出発しようと思っていたら、気がつくと学生さんがウロウロしていることに気付きます。この雨の中自由行動だったようですが、気持ちは痛いほどわかりました。雨にあたりたくないって…。私自身予定がなければレンタカーを借りて車で回りたいとも思っていた位に雨も強く降っていました。これでは軍艦島も…とは思っていたものの、元来の晴れ〇〇〇なので奇跡が起こるかも~なんて考えながら学生さんたちに娑婆を譲ります。かれこれ1時間程時間を潰し漸く長崎散策へと出かけます。<br /><br />取り敢えず軍艦島ツアーの拠点である『常盤第2桟橋』を目指します。長崎電気軌道の大浦海岸通まで向かうには、築町で乗り換えて…なんて余計なことを考えていたのが悪かった。長崎駅前電停についてから『一日乗車券』を購入するのを忘れたことに気付きます。しか~し、この雨の中長崎駅まで戻るのは…と思ったのと、船が出なかったらレンタカーで…と前向きに考えて路面電車に乗り込みます。広島もそうですがこのチンチン電車が現役なのは元『乗り鉄』としては本当に楽しいヒトトキです♪築町で乗り換えになりますが、多分120円払うと乗り継ぎ券が貰えるのだろうという予想通り27日と入札がされている切符を貰います。そして石橋行きの電車に乗り換えて4分で目的地『大浦海岸通電停』に到着しますが、ここでうっかりしました。降車ボタンを押し忘れたことに気付くもすでに遅し。本来なら次の大浦天主堂下電停まで行ってしまうところでしたが、運良く信号で停車したため、ノソノソと歩いてきたアホな観光客に気付いて貰い無事下車できました。ふ~っ…。<br /><br />ただ無事下車は出来たものの雨は一向に止む気配がなく、むしろ強くなってきました。スマホ情報では長崎地区には大雨洪水警報が発令されている様子。歩くのも辛いのに船旅は…と思いながら近くのヤマザキデイリーストアで一服して、『バックレようか…』と思案しているところに一本の電話が掛かってきました。軍艦島ツアーの催行会社であるシーマン商会からで『まだ来られていないようなので…』とのお誘いの電話でした。電停にいるんで…と言いつつ『今日って上陸できるんですか?』と尋ねたところ、『行ってみないとわかりません』との返事。そんなものなのか?と思いつつ桟橋へと向かい、船内で手続きを取りました。300円割引券を出したら嫌~な顔されるかと思いきや、『お持ちでしたか~?』と意外な答えが返ってきました。この雨の中満席との表示に、世界遺産『軍艦島』への想いがますます強くなります♪満員とは言ってもその半分は天敵ト〇ピのツアー客。雨の中カッパ着て後方のシートに陣取る姿に、船室に入れる優越感を感じながら出発を待ちます。定刻1分前の10:14、株式会社シーマン商会主催の軍艦島ツアーの高速艇『さるくⅡ号』は雨の常盤2号桟橋を出港し、一路軍艦島へと向かいました。<br /><br />長崎港を航行中はそれほど揺れることもなく、順調に進んでいましたが外海に出た瞬間…。私自身は○○と煙なので、八重山の離島間航路の高速艇の揺れのような『縦揺れ』を『か・い・か~ん』と思えるものの、どうやら『世界遺産』目当てのお客さまにはその免疫はない様子。しばらくするとエチケット袋の花が咲き乱れることになります。波照間航路の如く波を切って『さるくⅡ号』は長崎の海をかっ飛んで行くものの、この状況じゃ…ということは素人目から見ても明らかな状態。軍艦島は見えてくるものの、唯一の発着場所である『ドルフィン桟橋』には近付けず、申し訳程度に桟橋沖で停泊し、しばしの待ち時間の後正式に『着岸不可』が告げられます。まぁ『軍艦島ツアー』に行ったもののその証拠もないのか…と言われる方もおられるのか、しばらく停船して『撮影タ~イム』が告げられるものの、この揺れの中展望デッキに上がる人は知れており、私を含めた僅かな人数が上陸できなかった『軍艦島』の『近景』をカメラに収め、それで終わりました。ただ荒れた海は一向に収まらず、揺れは酷くなるばかり。結局上陸できなかった『軍艦島』の代わりに軍艦島をはじめとする炭鉱資料館がある『高島』に上陸することが決まります。軍艦島を離れて高島へと向かいますが、揺れの酷さからエチケット袋を離せない方が多数おられ、高島についても船から降りるのが精一杯の状況では案内付の『石炭資料館』へと行かずにターミナルで休んでおられる方も多かったのが事実です。資料館の外には軍艦島の模型も置かれており、繁栄を極めていた時代が全く分からない訳ではありませんが、船酔いをしてしまった方からは、ここまでして…という気持ちはあったのではと思います。石炭資料館を暫く見学した後で港に戻り、再び常盤2号桟橋へと向かう船旅が始まります。<br /><br />高島で一旦下船した後は席が解放されるため、早めに戻っていた私は窓際に陣取ることが出来ました。荒れた海えお突っ走り、長崎港へと入るとやっと揺れは収まりました。航路両側には軍艦島と同時期に世界遺産登録を受けた建物がたくさんあり、一般公開されていないものなどは、海からしか見えないものがあったりとそれなりには楽しめました。約3時間の船旅を終えて戻ってきたときには、船酔いに見舞われた乗客の方々のホッとした顔が印象的でした。<br /><br />結局上陸は叶わなかった軍艦島ですが、上陸そのものの基準が長崎市条例によって細かく規定されています。それによると軍艦島への上陸ができるのは年間100日程度とされており、他の日は上陸が出来ないとされています。遺産保護の観点から『軍艦島上陸ツアー』を行える会社は限られています。しかし年間2/3は上陸できない事実に対し、上陸ツアーが催行されないのは僅かだという事実がわかりました。今回利用した(株)シーマン商会が催行している『軍艦島ツアー』。なぜこれを選んだかと言うと『値段の安さ』と『石炭』がもらえるという理由でした。この『石炭』のプレゼントも他にはない独自色はあるのですが、可燃物の扱いということで『飛行機』への搭載禁止物となっています。私のように知っているものであれば、封筒を用意して自宅に郵送する準備をするのでしょうが、知らずに参加した者からすると、『先に言えよ(怒)』となって当然です。それを配る段階で告げられた参加者の1/3位は、せっかく頂けるものを返しておられました。このあたりは『軍艦島上陸ツアー』を選択する際の参考になるため、HP上での記載は必要なものではないかと思います。それを目当てに参加を決める方もおられるので。またツアー催行に関しても疑問が残ります。少なくとも私は電話を貰った時に聞いています。しかし『行ってみないとわからない』との回答でした。勿論上陸ツアーが始まったばかりであればその回答もありだとは思います。しかし何年も現地に行っている者としてその回答は…と思います。船を出すのと出さないのとでは会社としては『銭が入るか入らないか』という死活問題に繋がるのかも知れません。船を出せば長崎市の『軍艦島上陸管理費』のみの返金で済み、ツアー代金3,600円は丸々受け取れるという事実があります。催行会社によっては何らかの返金を行っていることも書かれてはいますが、大半は戻ってきません。決して安い金額ではありませんが、『世界遺産軍艦島』のネームバリューが人を寄せつけていることに過ぎません。船内で他の乗客がこの荒波の中船を出したことについて『信用しても良いのか…』と呟いていることを聞きました。海を知る船長が無理を承知で船を出すとは考えたくはないのですが、いくら社内の命令であってもそれに従わなければならないようにしているのが事実であれば、事故が起こってからでは遅いのではないでしょうか?<br /><br />またガイドは軍艦島在住経験のある『NPO法人軍艦島を世界遺産に登録する会』理事長の坂本氏が行うかのように書かれています。しかしこの日は若い『会員氏』のガイドで行われていました。勿論昭和49(1974)年に閉山している軍艦島の在住経験者と言っても加齢には対抗できないため、語り部の教育も必要だとは思うものの、過去に上陸できた方々の口コミには必ずと言って良い程坂本氏のガイドの素晴らしさについて書かれています。ということは『上陸』できるときには坂本氏が、できないときには『その他』となるのかと疑いたくもなります。また高島上陸についても、端島(軍艦島)と並び称される炭鉱であり、高島炭鉱の歴史を知るにはたかが1時間程の滞在で何がわかるのか?という疑問もあります。ちなみに有人島である高島へは定期航路が出ており、往復2,500円で気の済むまで見学をすることができます。そんなことを考えると高島に立ち寄ることを代案としているのではなく、頭から高島へと行けば良いと考えられていると思われても仕方がないのではないでしょうか?少なくとも私自身はそう思いました。勿論この軍艦島上陸が個人で行けるものであれば迷うことなくそちらを選びます。しかし一種のカルテルとも言える状況下での軍艦島上陸ツアーの催行に対して、管理をしている長崎市はどのように考えているのか知りたいものです。<br /><br />ついでに付け加えると1週間前には満員で取れない予約も、数日前になると意外と空きが出てくることもあるようです。勿論確実とは言えませんが、今回のように天候が悪化することが事前にわかった場合、特に個人客はキャンセルを入れてくることもあるようにも思います。予約しないと…との都市伝説を信じ、2日前に空きが出たことを確認し、慌てて予約を入れて泣きを見た私の『高過ぎる代償』を払って知ってしまったことが、観光都市としての『長崎』を幻滅する『理由』にはなって欲しくないとの思いから敢えて本音を書いておきます。<br /><br />陸に上がって先ずは行きと同じコンビニで一服し、次の目的地に向かいます。雨は降り続けているので、残りをレンタカー移動に変えようかとも思いましたが、こんな時に限ってコンタクトを忘れました。そして普段持ち歩いているメガネは『家用メガネ』のため、矯正で0.4しかでないものです。さすがにこれでは雨の中の運転は危ないと思い、やはり公共交通機関での移動にすることにします。一服中に大浦海岸電停付近の長崎電気軌道一日乗車券の発売箇所を探します。するとwebで購入出来てしまうことを知りました。灯台もと暗しとはこのこと、急いでアプリをダウンロードします。そして一日乗車券購入の画面へと進み、サブ機のau iPhone7Plusならばケータイまとめて支払いが可能とのこと。ネットワーク暗証番号を入力し500円を決済すると完了~。実に簡単なものでした♪<br /><br />一日乗車券を手に入れるとなぜかエンジンがかかってしまうNo天気な私、さっそく使ってみたくなります。次の目的地は大浦天主堂とグラバー園、次の電停でかつ距離も300mしか離れていません。本来なら歩く距離ですが、雨が降っていることもあり電車に乗車します。信号待ちの時間を考えれば本当に歩いた方が早かったようですが、ここはの~んびりと電車の旅を堪能します。そして大浦海岸電停を出発した石橋行き電車は、途中から単線となり大浦天主堂下電停に到着します。<br /><br />電停からはひたすら歩きます。途中まではいいのですがグラバー通りと呼ばれる道はひたすら上り坂です。おまけに雨が強くなってきて、辛いのを通り越していました。でもでも…ここで止めると後で後悔するぞ~と自分に言い聞かせて坂道を上がって行き、やっとのことで大浦天主堂の入口に到着します。時間にすると電停から8分程のことなのですが、な~んか結構な時間をかけて歩いたように思えました。<br /><br />《次編に続く》

≪2017.Sep≫あみんちゅ弾丸Bus&Air旅その壱の①~長崎は今日は雨だった・アプローチそして世界遺産編~

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2017/09/26 - 2017/09/27

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

≪2017.Sep≫あみんちゅ弾丸Bus&Air旅その壱の①~長崎は今日は雨だった・アプローチそして世界遺産編~

昭和20(1945)年8月9日午前11時2分…、言わずと知れた長崎に原爆が投下されました。広島に原爆が落とされて僅か3日後のことでした。長崎に落とされたプルトニウム型原子爆弾『ファットマン』、破壊力では広島に投下されたウラン型原子爆弾『リトルボーイ』を上回るものとされています。
日本に投下された2つの原爆…、そしてそれによって失われた数多くの命。戦後年月が過ぎるに連れてその『史実』が風化されるとの懸念は以前から言われているものの、なんらかの『接点』がなければその事実に触れることもないのが現実です。
沖縄戦の終結とされる『沖縄慰霊の日』には3年続けて訪れることができました。そんなこともありこのふたつの原爆忌である8月6・9日にヒロシマ・ナガサキを訪れることは長年の夢でした。広島は数年前に半日程ではありますが訪れることができたものの、長崎に至っては修学旅行以外では所用のため市内滞在をしただけで、原爆遺構を訪れたこともありませんでした。
しがないシフト制勤務のサラリーマンゆえにこの日を含めた連休というのがなかなか取れない現実に於いて、今年は偶々8月6~9日までの連休が実現し、すぐさま予定を練り始めました。しかし結局は台風とかち合う可能性が高くなり、元々無理な行程をこじ入れていることから、途中で行程を繰り上げるにも不可能若しくは馬鹿高い費用が掛かることになり、残念ながら中止せざるを得ませんでした。しかし一旦火がつくとそう簡単には諦めきれない性格ゆえ、なんとか長崎行きを模索します。
そのうちに運が良いのか悪いのかひとつ無理矢理こじつける『理由』が発生しました。損保試験の不合格。本来だったら勉強しろよ!っとなる訳ですが、すぐに再試験の日程が決まらなかっこともあり余裕を見て連休を取っていたため、結局9月26日昼イチに受験しその後2連休が決定しました。
偶々スカイマークの『いま得』も料金を見つけたものの、行きは結局1泊の宿泊が増えるだけで効率が上がらないため、夜行バスにて長崎入りし、朝から『軍艦島ツアー』に参加する強行軍に決定します。京都~長崎間約700kmの約11時間40分のバス旅から始まった長崎旅行はどんなものになったのでしょうか?それでは始まります。

平成29(2017)年9月26日火曜日
自宅 20:09
バス停 20:11
    20:12
  《京阪バス1号系統:230円》
駅 20:25
  20:28
《新快速姫路行き:240円》
京都 20:42
   20:48
京都駅八条口 20:52
       21:00
《ユタカライナー:関西⇒九州3号車(長崎):3列独立シート:3F》
  《楽天トラベル手配:\8,500(割引後:\7,454)》
梅田 21:48
   21:59
三宮 22:52
   23:00
三木SA 23:37
     23:56
  《車中泊》

平成29(2017)年9月27日水曜日
金立SA 07:07
     07:22
長崎駅前 08:27
     09:40 《長崎電気軌道:120円》
築町 09:48
   09:51
大浦海岸通 09:55
      10:03
常盤2号桟橋 10:08
  《軍艦島ツアー:3,600円(割引後:3,300円)》
       10:14
高島港 11:29
    12:23
常盤2号桟橋 12:52
       13:00
大浦海岸通 13:18
      13:24 《長崎電気軌道(1日乗車券):500円》
大浦天主堂下 13:28
       13:29
大浦天主堂 13:37

平成29(2017)年9月26日火曜日
今日は13:30より膳所で損保の試験がありました。恥ずかしいことに再試験、つまり一回不合格になったものです。準備不足から招いた結果ですが、それ程追いつめられている訳ではありません。いつもの通勤パターンに加えて膳所までの京阪電車での移動。そして試験会場までの往復と試験準備を含めた1時間をクリアし、いったん自宅へと戻ります。雲行きを気にしつつ予約部分を手配し、改めて日が暮れてから出発します。夜行での出発時には駅までもバスで向かわなければいけませんが、仕方がありません。最寄りバス停から駅まで向かった後、絶妙の乗り継ぎを経て京都駅へと向かいます。最寄りの田舎駅で3分、京都駅では18分の乗り継ぎで八条口のバス乗り場へと向かいます。

広島へと向かう際には祇園四条駅へと向かわなければいけませんが、長崎行きは京都駅八条口からの出発なので便利です。今回はユタカエキスプレスの九州3号を利用します。京都・大阪・三宮~福岡・金立(佐賀)・長崎ルートのバスは3列トイレ付独立シートの車両です。本日の乗客は18名と座席表にありました。うち京都発は5名位だったと思います。バス中央部にトイレがついている一般路線で使われているタイプのバスでしたが、座席は窓際3F、つまりトイレの後方になります。この座席は固定のフットレストがなく、足置き用の『箱』が置かれているのですが、このポジションがしっくりきません。この足置き、壁にくっ着けるようにすれば安定するのですが、路線タイプのバスではそうはなっていないためわかりませんでした。試行錯誤を繰り返した結果、30分程でやっとそのポジションを発見し、快適な『時』が送れるようになりました。まぁその前に壁に足を乗せたりと悪態をついてしまいましたが…(笑)。

夜行バスということもあり、遮光カーテンが閉められていたためどの経路を通ったのかはわからないものの、ほぼ定刻通りに梅田と三宮を経由して三木サービスエリアに到着します。ここで休憩タイムとなりますが、広島行きとは違い23:37の到着であり、寝る時間に食い込まないのは体には楽です。ちょうど博多行きのユタカライナーのバスが停まっていましたが、このユタカライナー福岡行きとは『九州5号』なのか『九州7号』なのかは後方の行先表示板しか確認していないのでわかりません。博多行きだけでも3ルートを持つユタカライナーだとは、帰ってから初めて知りました。0:00前に出発し途中2ヵ所停まるとのことでしたが爆睡していたようです…。そんな感じで長崎へと向かう道中の夜は更けて行きます…。

平成29(2017)年9月27日水曜日
車内アナウンスで目が覚めました。どうやら福岡へ到着の様子。本来ならばカーテンを開けてのぞいてみてもいいのかもしれませんが、このバスも私も長崎まで行きます。あと数時間ならば寝ていてもいいかな…と思い、福岡出発を確認して再び寝ます(笑)。そのそも午後から仕事の人なんで、普段は寝ている時間故いくらでも寝ることはできます。その間に福岡高速から九州道・長崎道を経て佐賀市の金立サービスエリアに到着します。そして気付いたことは…まさかの雨。それも結構降っています。お店は多々あれど時間もないので一服し、バスへと戻ります。途中諫早などにも止まるのですが、降車客がいないということで通過し長崎駅前には若干の早着でした。

長崎駅前から少し離れた場所にあるユタカライナー専用バス停で下車し、ちょうど雨が止んだ事を良いことに取り敢えず長崎駅方面へと歩きます。JRでは訪れたことのない長崎の街、改めて眺めてみると再び雨が降ってきて、あの名曲を思い出します『あ~あ~長崎は~今日も~雨だった~♪』。それは置いておいてお腹が減ったのでなにか食べようと駅ビル『アミュプラザ長崎』へと入ります。駅ビルというと10:00から営業が当たり前だと思っていましたが、アミュプラザ長崎はファーストフード店は8:30から開いていました。それに7:00から営業の西友に、元キヨスクのお土産物屋は6:30から開いており、商売熱心さを感じます。取り敢えず手持ちの折り畳み傘では心許ないので西友にてジャンプ傘を購入し、どこへ行こうかと考えて『ロッテリア アミュプラザ長崎店』に入ることを決め、モーニングメニューの『ベーコンハンバーガーセット』を注文します。T-Pointが貯まるということは使えるということなので、使ったことのない『ポイント使って下さい!』とお姉さんに言ってみました。良い年こいて…と思われると思いきや、『ど~ぞ~』って軽く返ってきました。どうやら慣れておられる様子(笑)。という訳で朝食にもありついたので、暫し休憩をした後で出発しようと思っていたら、気がつくと学生さんがウロウロしていることに気付きます。この雨の中自由行動だったようですが、気持ちは痛いほどわかりました。雨にあたりたくないって…。私自身予定がなければレンタカーを借りて車で回りたいとも思っていた位に雨も強く降っていました。これでは軍艦島も…とは思っていたものの、元来の晴れ〇〇〇なので奇跡が起こるかも~なんて考えながら学生さんたちに娑婆を譲ります。かれこれ1時間程時間を潰し漸く長崎散策へと出かけます。

取り敢えず軍艦島ツアーの拠点である『常盤第2桟橋』を目指します。長崎電気軌道の大浦海岸通まで向かうには、築町で乗り換えて…なんて余計なことを考えていたのが悪かった。長崎駅前電停についてから『一日乗車券』を購入するのを忘れたことに気付きます。しか~し、この雨の中長崎駅まで戻るのは…と思ったのと、船が出なかったらレンタカーで…と前向きに考えて路面電車に乗り込みます。広島もそうですがこのチンチン電車が現役なのは元『乗り鉄』としては本当に楽しいヒトトキです♪築町で乗り換えになりますが、多分120円払うと乗り継ぎ券が貰えるのだろうという予想通り27日と入札がされている切符を貰います。そして石橋行きの電車に乗り換えて4分で目的地『大浦海岸通電停』に到着しますが、ここでうっかりしました。降車ボタンを押し忘れたことに気付くもすでに遅し。本来なら次の大浦天主堂下電停まで行ってしまうところでしたが、運良く信号で停車したため、ノソノソと歩いてきたアホな観光客に気付いて貰い無事下車できました。ふ~っ…。

ただ無事下車は出来たものの雨は一向に止む気配がなく、むしろ強くなってきました。スマホ情報では長崎地区には大雨洪水警報が発令されている様子。歩くのも辛いのに船旅は…と思いながら近くのヤマザキデイリーストアで一服して、『バックレようか…』と思案しているところに一本の電話が掛かってきました。軍艦島ツアーの催行会社であるシーマン商会からで『まだ来られていないようなので…』とのお誘いの電話でした。電停にいるんで…と言いつつ『今日って上陸できるんですか?』と尋ねたところ、『行ってみないとわかりません』との返事。そんなものなのか?と思いつつ桟橋へと向かい、船内で手続きを取りました。300円割引券を出したら嫌~な顔されるかと思いきや、『お持ちでしたか~?』と意外な答えが返ってきました。この雨の中満席との表示に、世界遺産『軍艦島』への想いがますます強くなります♪満員とは言ってもその半分は天敵ト〇ピのツアー客。雨の中カッパ着て後方のシートに陣取る姿に、船室に入れる優越感を感じながら出発を待ちます。定刻1分前の10:14、株式会社シーマン商会主催の軍艦島ツアーの高速艇『さるくⅡ号』は雨の常盤2号桟橋を出港し、一路軍艦島へと向かいました。

長崎港を航行中はそれほど揺れることもなく、順調に進んでいましたが外海に出た瞬間…。私自身は○○と煙なので、八重山の離島間航路の高速艇の揺れのような『縦揺れ』を『か・い・か~ん』と思えるものの、どうやら『世界遺産』目当てのお客さまにはその免疫はない様子。しばらくするとエチケット袋の花が咲き乱れることになります。波照間航路の如く波を切って『さるくⅡ号』は長崎の海をかっ飛んで行くものの、この状況じゃ…ということは素人目から見ても明らかな状態。軍艦島は見えてくるものの、唯一の発着場所である『ドルフィン桟橋』には近付けず、申し訳程度に桟橋沖で停泊し、しばしの待ち時間の後正式に『着岸不可』が告げられます。まぁ『軍艦島ツアー』に行ったもののその証拠もないのか…と言われる方もおられるのか、しばらく停船して『撮影タ~イム』が告げられるものの、この揺れの中展望デッキに上がる人は知れており、私を含めた僅かな人数が上陸できなかった『軍艦島』の『近景』をカメラに収め、それで終わりました。ただ荒れた海は一向に収まらず、揺れは酷くなるばかり。結局上陸できなかった『軍艦島』の代わりに軍艦島をはじめとする炭鉱資料館がある『高島』に上陸することが決まります。軍艦島を離れて高島へと向かいますが、揺れの酷さからエチケット袋を離せない方が多数おられ、高島についても船から降りるのが精一杯の状況では案内付の『石炭資料館』へと行かずにターミナルで休んでおられる方も多かったのが事実です。資料館の外には軍艦島の模型も置かれており、繁栄を極めていた時代が全く分からない訳ではありませんが、船酔いをしてしまった方からは、ここまでして…という気持ちはあったのではと思います。石炭資料館を暫く見学した後で港に戻り、再び常盤2号桟橋へと向かう船旅が始まります。

高島で一旦下船した後は席が解放されるため、早めに戻っていた私は窓際に陣取ることが出来ました。荒れた海えお突っ走り、長崎港へと入るとやっと揺れは収まりました。航路両側には軍艦島と同時期に世界遺産登録を受けた建物がたくさんあり、一般公開されていないものなどは、海からしか見えないものがあったりとそれなりには楽しめました。約3時間の船旅を終えて戻ってきたときには、船酔いに見舞われた乗客の方々のホッとした顔が印象的でした。

結局上陸は叶わなかった軍艦島ですが、上陸そのものの基準が長崎市条例によって細かく規定されています。それによると軍艦島への上陸ができるのは年間100日程度とされており、他の日は上陸が出来ないとされています。遺産保護の観点から『軍艦島上陸ツアー』を行える会社は限られています。しかし年間2/3は上陸できない事実に対し、上陸ツアーが催行されないのは僅かだという事実がわかりました。今回利用した(株)シーマン商会が催行している『軍艦島ツアー』。なぜこれを選んだかと言うと『値段の安さ』と『石炭』がもらえるという理由でした。この『石炭』のプレゼントも他にはない独自色はあるのですが、可燃物の扱いということで『飛行機』への搭載禁止物となっています。私のように知っているものであれば、封筒を用意して自宅に郵送する準備をするのでしょうが、知らずに参加した者からすると、『先に言えよ(怒)』となって当然です。それを配る段階で告げられた参加者の1/3位は、せっかく頂けるものを返しておられました。このあたりは『軍艦島上陸ツアー』を選択する際の参考になるため、HP上での記載は必要なものではないかと思います。それを目当てに参加を決める方もおられるので。またツアー催行に関しても疑問が残ります。少なくとも私は電話を貰った時に聞いています。しかし『行ってみないとわからない』との回答でした。勿論上陸ツアーが始まったばかりであればその回答もありだとは思います。しかし何年も現地に行っている者としてその回答は…と思います。船を出すのと出さないのとでは会社としては『銭が入るか入らないか』という死活問題に繋がるのかも知れません。船を出せば長崎市の『軍艦島上陸管理費』のみの返金で済み、ツアー代金3,600円は丸々受け取れるという事実があります。催行会社によっては何らかの返金を行っていることも書かれてはいますが、大半は戻ってきません。決して安い金額ではありませんが、『世界遺産軍艦島』のネームバリューが人を寄せつけていることに過ぎません。船内で他の乗客がこの荒波の中船を出したことについて『信用しても良いのか…』と呟いていることを聞きました。海を知る船長が無理を承知で船を出すとは考えたくはないのですが、いくら社内の命令であってもそれに従わなければならないようにしているのが事実であれば、事故が起こってからでは遅いのではないでしょうか?

またガイドは軍艦島在住経験のある『NPO法人軍艦島を世界遺産に登録する会』理事長の坂本氏が行うかのように書かれています。しかしこの日は若い『会員氏』のガイドで行われていました。勿論昭和49(1974)年に閉山している軍艦島の在住経験者と言っても加齢には対抗できないため、語り部の教育も必要だとは思うものの、過去に上陸できた方々の口コミには必ずと言って良い程坂本氏のガイドの素晴らしさについて書かれています。ということは『上陸』できるときには坂本氏が、できないときには『その他』となるのかと疑いたくもなります。また高島上陸についても、端島(軍艦島)と並び称される炭鉱であり、高島炭鉱の歴史を知るにはたかが1時間程の滞在で何がわかるのか?という疑問もあります。ちなみに有人島である高島へは定期航路が出ており、往復2,500円で気の済むまで見学をすることができます。そんなことを考えると高島に立ち寄ることを代案としているのではなく、頭から高島へと行けば良いと考えられていると思われても仕方がないのではないでしょうか?少なくとも私自身はそう思いました。勿論この軍艦島上陸が個人で行けるものであれば迷うことなくそちらを選びます。しかし一種のカルテルとも言える状況下での軍艦島上陸ツアーの催行に対して、管理をしている長崎市はどのように考えているのか知りたいものです。

ついでに付け加えると1週間前には満員で取れない予約も、数日前になると意外と空きが出てくることもあるようです。勿論確実とは言えませんが、今回のように天候が悪化することが事前にわかった場合、特に個人客はキャンセルを入れてくることもあるようにも思います。予約しないと…との都市伝説を信じ、2日前に空きが出たことを確認し、慌てて予約を入れて泣きを見た私の『高過ぎる代償』を払って知ってしまったことが、観光都市としての『長崎』を幻滅する『理由』にはなって欲しくないとの思いから敢えて本音を書いておきます。

陸に上がって先ずは行きと同じコンビニで一服し、次の目的地に向かいます。雨は降り続けているので、残りをレンタカー移動に変えようかとも思いましたが、こんな時に限ってコンタクトを忘れました。そして普段持ち歩いているメガネは『家用メガネ』のため、矯正で0.4しかでないものです。さすがにこれでは雨の中の運転は危ないと思い、やはり公共交通機関での移動にすることにします。一服中に大浦海岸電停付近の長崎電気軌道一日乗車券の発売箇所を探します。するとwebで購入出来てしまうことを知りました。灯台もと暗しとはこのこと、急いでアプリをダウンロードします。そして一日乗車券購入の画面へと進み、サブ機のau iPhone7Plusならばケータイまとめて支払いが可能とのこと。ネットワーク暗証番号を入力し500円を決済すると完了~。実に簡単なものでした♪

一日乗車券を手に入れるとなぜかエンジンがかかってしまうNo天気な私、さっそく使ってみたくなります。次の目的地は大浦天主堂とグラバー園、次の電停でかつ距離も300mしか離れていません。本来なら歩く距離ですが、雨が降っていることもあり電車に乗車します。信号待ちの時間を考えれば本当に歩いた方が早かったようですが、ここはの~んびりと電車の旅を堪能します。そして大浦海岸電停を出発した石橋行き電車は、途中から単線となり大浦天主堂下電停に到着します。

電停からはひたすら歩きます。途中まではいいのですがグラバー通りと呼ばれる道はひたすら上り坂です。おまけに雨が強くなってきて、辛いのを通り越していました。でもでも…ここで止めると後で後悔するぞ~と自分に言い聞かせて坂道を上がって行き、やっとのことで大浦天主堂の入口に到着します。時間にすると電停から8分程のことなのですが、な~んか結構な時間をかけて歩いたように思えました。

《次編に続く》

旅行の満足度
5.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス スカイマーク JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
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