軍艦島のダイバード…。

5.0
旅行時期：2017/09（約8年前）

by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん（非公開）

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軍艦島ツアーが荒天のため上陸ができず、代わりに立寄りました。昭和61（1986）年に閉山した高島炭鉱の資料館として昭和63（1988）年9月にオープンしました。元来はラ加島炭鉱に由来する品々の展示をしていましたが、平成16（2004）年12月の改装時に端島炭鉱（軍艦島）所縁の品々を展示するとともに、軍艦島の模型を設置し来館者にわかりやすく知ってもらえるようにされています。

付近の島々では良質の石炭が採掘できたことから『炭鉱街』が発達し、エネルギー改革の進む中でその歴史を終えて行きました。端島をはじめ多くの島々は無人島化しており、友人島である高島にその資料館を作ったのだと思います。勿論そ自害の栄華を後世に伝えるために作られたものゆえ展示品は貴重なものが多く、一見の価値は間違いなくありました。しかし決して大きくはない資料館ではあれど、ツアーの代行立ち寄り地点としては到底十分な時間が取れず、結局は中途半端のままで戻らなければなりません。また高島については定期船が就航しており、今なお高島に残る炭鉱の史跡までも見学するのであれば、そちらを利用した方が安くて確かです。

軍艦島、そして炭鉱の歴史を知ることには十分な資料館ではありますが、やはり軍艦島という『世界遺産』上陸を謳ったツアーの行先としては、無理があるように思います。