シルスマリア～ロカルノへ 再びチューリッヒ湖と四森州湖を通ってver.2（カメラ）

2017/08/14 - 2017/08/14

以下の行程を車窓からカメラで撮った写真です。
バス　Sils Maria→St.Moritz
列車　St.Moritz→landquart→Zürich→Art-Goldau→Bellinzona→Loxarno

あえて遠回りでロカルノに行きます。
チューリッヒ湖をまた見たいのと、バス酔いが怖いのと、ベルニナ急行バスの座席予約が面倒なのと、座席指定料金節約したかったからです。ユーレールパスなので遠回りでもだいじょうぶでした。

エリア スイス

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス

エンガーディン地方の列車に乗ると、必ずテーブルに線路の地図があるのかな？
この鉄道を作ったことに誇りを持っているのが感じられます。

まだここはエンガーディン地方

この列車がとおる橋を写せました！

渓谷です。
これもイン川かな？

山の向こうに青い空と白い雲

これはどこかな？

グランビュンデン州なんですね、エンガディン地方も。
エンガディンは過ぎたかもしれない。

接写してみました。

ふーーむ。草原と山。

イン川は流れて行く。

川の流れとともに、

並走して列車は走ります。

川の色が独特ですからイン川だと思うんですね。

まだグラウビュンデン州の山のようです。

かわいい村のかわいい建物を通り過ぎます。

駅の販売機。写真を大きくすれば何駅かわかるかも。

駅名

青空とそびえる山とかわいらしい木々。

雲が微妙に形を変えています。

そして、トンネル！

これは・・なんだろう？駅かな。

スイスらしい大きい屋根の家々が見えます。

これは民家ではなくホテルなのでしょうか？

こういう建物ですね。これぞスイスと言う感じの。

近代的でかつ伝統的な形。

アルプスの少女をだんだん思い出してきました。

昔からこういう家に憧れていました。

小さな村を通り過ぎます。

なんだろう、この建物は。

こういう感じじゃなかったかな？アルプスの少女。

山の上の家が屋根だけ見えています。

そして、またトンネルに入ります。

羽のような雲。

窓辺の花がよく咲いています。
空気も風も日光も最高なんだろうな～。

通り過ぎる教会の塔が美しいです。

ここもまた、窓辺の花が花盛りです。

山の中腹に見えるのは教会？塔？

そして再びイン川？

渓流となって流れて行きます。

この渓流のたもとに降りてみたいですね。

これはお店のようです。

素朴な景色。

街なのかな？

Landquartに近づいてきたかな。

サルガンスでした。

なんてことはない光景ですが、窓辺の花が花盛りで、後ろの山の聳え方が、普通ではないと思ったみたいです。

山の中腹の建物、教会なのかな？十字架がないから、

お城なのかな。

なにげない景色ですが、自分にとっては貴重。

マイエンフェルトはこの辺りじゃなかったかしら？
来る時にアニータさんが教えてくれたハイジの故郷的な

こういう山の景色を見るのもあと少し。

見納めかな。

次回はマイエンフェルトをグーグルマップでチェックしておきますよ。

ここも、中腹になにやら塔のような建物が！

まだ見納めではなかった。

湖が見えてきました。
Walen seeのようです。

険しい山と湖と整備された道路とオートバイと私が乗っている列車がすれ違う、夏の日の一瞬です。

豊かな水
建物もなく、観光地化されていないような気配。

ザンクトガレンに近いところのようです。

許されることなら、スイスの全ての湖を見て廻りたい。

飽きないんです。

湖と川と山がなんでこんなに好きなんだろう？

湖は過ぎました。

てっぺんが岩の山も、もう過ぎたようです。

でも、川がありました。

この川はチューリッヒ湖に続いているのかもしれません。

緑の山と緑の草原。

家々が多くなってきた、、ということは、、

もうすぐ、都市の近く？

これは、緑の小高い丘の素敵な建物（教会？）のなかなか素敵な景色じゃありませんか。

ついに、見えてきました！

あそこに見えるのは、

ああ、そしてこの流れる雲は、

心の準備を。

これで見納めの

この建物は、チューリッヒ湖の端っこの方にある何かなんだと思います。

チューリッヒ湖の細くなっている端っこの方です。

こんなんなんですね。

12日、はじめてチューリッヒ湖を見て、

13日に列車からチューリッヒ湖を再度見て、

"西方の森の梢"って、こんな感じかもしれませんね。

↓

『夕映えが大空から波の上に降りそそいで

　船をめぐって踊りたわむれるのを見て、


　西方の森の梢の上では

　赤くもえる光が親しげに私たちに目くばせし、

　東方の森の樹陰では

　赤くもえる光を浴びて菖蒲がそよいでいる。


　大空の喜びと、森の静けさとを

　魂は息づく、あかねさす光の中で。』


上記は、西野茂雄様訳のシュトルベルク伯爵の詩の一部です。
ついに"チューリッヒ湖を見る"　で　
ご紹介を省いていた部分です。

夕焼けに染まるこの湖を見たことがある方はお幸せね。

列車のスピードが速い、、

ただの湖ですが、

あんなにも対岸に人が高級別荘などを数多く建てている湖ですが、

通りすがりの私でも

このシャッターを切る一瞬に、

自分を形成する全てのものが、この湖の景色の残像と、

融合していくような

そして、それを、空の雲が祝福してくれるような

あれ、湖が遠くなっていくのかな、

湖への視界を断たれても、景色はなお美しく、

そして、再び、目の前に。

昔からある家ですね。綺麗にみえるけど。

岸辺に住む人々は、チューリッヒ湖の夕映えを見ることができます。

文明が進み、工業化が進んだ大都市チューリッヒで、

大勢の人が生活しながら、

それでも、天空の風は舞うように雲を靡かせ、チューリッヒ湖の上空を清浄なエーテルで満たしています。

対岸に家が犇めいても、

こちら側の建物も自動車も電車も、

人間の営みも

不思議にも、この透明な水を汚すことはほとんどなく、現在も旅人を美しい水で迎えてくれる、そのことに感謝したくなりました。

チューリッヒ駅でアートゴルダウ行きに乗り換えて、
これがほんとにチューリッヒ湖の見納めだと思います。

こういう家、昔、セゾンドノンノに載ってたのを切り取って見ていました。

また、険しい山が見えるようになりました。

雄大な自然、と電線。

あの山の名前も知らず

この街の名前も知らず

それは雲とて同じでしょう。

何処の駅を過ぎたのか、

これはなんの塔なのか、

なにもわからないままに、列車にゆられていきます。

ゴッタルドトンネルはこれからなのか？

トンネルがありそうな景色です。

ね、トンネルありそう。

この岩山が、カメラで写したこの日最後の写真でした。
自分以外の誰が見てもさほど楽しくないな～

この旅行記へのコメント （4）

• ぶどう畑さん 2017/10/01 20:10:36

  チューリヒ湖

  abian1stさん
  
  ぶどう畑です。
  スイスにはもっと綺麗な湖がありますので、湖岸に家のひしめくチューリヒ湖にこれだけ感動する人も珍しいと思うものの、初めての景色への感動は、忘れがたいですよね。よーくわかります。
  
  私もスイスが大好きなわりに、まだ、5回しか行っていません。
  行ってみたい所は山ほど。
  abian1stさんが辿ったコースは行ったことがない場所ばかりなので、興味深いです。
  サンモリッツも行ったことないし、アルトゴーダウを通ってのコースもまだ。
  ロカルノの景色も楽しみにしています！
  

  abianさん からの返信 2017/10/01 21:26:53

  RE: チューリヒ湖

  ぶどう畑さん
  
  コメントありがとうございます。
  おっしゃるとおり、他に美しい湖がいっぱいあると思います。
  チューリッヒ湖への執着は異常であることを認めます。(笑)
  
  シューベルトの歌曲、水上で歌う　という歌が好きで、その詩はチューリッヒ湖を歌ったものであると知ったので、拍車がかかっちゃったんですね。
  シュトルベルク伯爵の詩なんですが、ゲーテによると彼は軽薄でちょっと好きじゃないということが"詩と真実"に書いてあるんですが、私は人物より詩の美しさファーストなので、変わらず大好きなんです。
  
  その他にも、昔読んだ本の舞台だったり、いろいろ、
  ただ見えるだけのものではない、いろんな想念が、そこに加わってしまって。
  
  自分のために書いているのでそれでもいいかな。。と
  もし、共感してくれる人がいたら、それは、すごくうれしいことです。
  が、通常はうんざりされてしまうことと思います。（おゆるしください）
  なのに見てくださって、ありがとうございます。
  
  ぶどう畑さんはスイスに5回行かれたんですね。
  美しい湖、ご存知でしたら教えてください。
  旅行記の方も拝見して、美しい景色の場所やきれいな湖をみつけたいです。
  
  エンガーディンの山の上にある湖にも行ってみたいです。
  

  ぶどう畑さん からの返信 2017/10/02 20:32:58

  RE: RE: チューリヒ湖

  abian1stさん
  
  ぶどう畑です。
  私は、文学的なことも、音楽的なことも、歴史的なこともさっぱりのほうで…。（^^;
  カウベルの音色に感動するほうです。
  
  でも、チューリヒってなんて素敵な街なんだろう！とずーっと思ってましたし、チューリヒ湖も好きですよ。だから、abian1stさんの気持ちもわかります。
  
  ただ、水の色から言うと、ブリエンツ湖とか、ザルナー湖とかかな。
  2つとも、ルツェルンからマイリンゲン経由でインターラーケンに行く途中にあります。
  トゥーン湖も好きです。
  
  > が、通常はうんざりされてしまうことと思います。（おゆるしください）
  
  価値観は人それぞれですから、ツボにハマったり、ハマらなかったりは仕方ないと思います。
  私のこだわりはブドウ畑の景色ですが、ほかの人にはどってことない景色で、ブドウよりワイン！という人もいるだろうなと思いますし。（笑）
  
  でも、abian1stさんがスイスの景色に感動していることは、伝わってきますよ〜！
  

  abianさん からの返信 2017/10/09 18:21:35

  RE: RE: RE: チューリヒ湖

  ぶどう畑さん
  
  カウベルの音、スイスの山や空気の中であれを聴くと、そうだろうな〜感動するだろうな〜と思います。
  
  スイスの山と湖を見たのは今回が初めてだったので、とにかく、スイスの山と湖と川と調和して暮らす人々にやおら感動しました。
  
  何度も行かれてていいですね〜
  
  ブリエンツ湖、ザルナ―湖、トゥーン湖、調べてみました！
  美しいですね！
  トゥーン湖とオーバーホーヘン城の写真を見て、これはやばいな、、と思いました。
  絶対次はトゥーン湖に行きたいです。
  
  ありがとうございます。