シントラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
日帰りでリスボンからシントラへ行きました。<br />イギリスの詩人バイロンはシントラを「エデンの園」と称したそうです。<br />風光明媚な高級避暑地を想像して行ったら、観光客でごった返すテーマパークのような街でした。<br />ファンタジーランドにありそうな幽霊屋敷に、アラビアンコーストにありそうなタイルの装飾に彩られた、たまねぎ屋根のお城。<br />これらのアトラクションを楽しむには長蛇の列に並ばなければなりません…<br /><br /><日程><br />一筆書きで旅するためにフライトスケジュールを調べ、ファロin、ポルトoutにしました。<br /><br />8/17 成田からファロ空港。ホテルの車でラーゴスに移動。<br />8/18 Meia Praia(ビーチ)<br />8/19 ボートトリップ<br />8/20 Praia Dona ana(ビーチ)<br />8/21 リスボンに移動&観光<br />8/22 リスボン観光<br />8/23 シントラ観光  ←ココ<br />8/24 リスボンからオビドスを経由し、ナザレへ移動<br />8/25 アルコバサ修道院観光&ナザレのビーチ<br />8/26 ナザレからコインブラを経由し、ポルトへ移動<br />8/27 ポルト観光<br />8/28 ポルトでショッピング、夕方ポルトの空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港へ<br />8/29 パリから羽田に帰国

子連れポルトガル(3)まるでテーマパークみたい!<シントラ編>

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2017/08/23 - 2017/08/23

12位(同エリア438件中)

旅行記グループ ポルトガル旅行2017

6

67

Mugie

Mugieさん

日帰りでリスボンからシントラへ行きました。
イギリスの詩人バイロンはシントラを「エデンの園」と称したそうです。
風光明媚な高級避暑地を想像して行ったら、観光客でごった返すテーマパークのような街でした。
ファンタジーランドにありそうな幽霊屋敷に、アラビアンコーストにありそうなタイルの装飾に彩られた、たまねぎ屋根のお城。
これらのアトラクションを楽しむには長蛇の列に並ばなければなりません…

<日程>
一筆書きで旅するためにフライトスケジュールを調べ、ファロin、ポルトoutにしました。

8/17 成田からファロ空港。ホテルの車でラーゴスに移動。
8/18 Meia Praia(ビーチ)
8/19 ボートトリップ
8/20 Praia Dona ana(ビーチ)
8/21 リスボンに移動&観光
8/22 リスボン観光
8/23 シントラ観光  ←ココ
8/24 リスボンからオビドスを経由し、ナザレへ移動
8/25 アルコバサ修道院観光&ナザレのビーチ
8/26 ナザレからコインブラを経由し、ポルトへ移動
8/27 ポルト観光
8/28 ポルトでショッピング、夕方ポルトの空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港へ
8/29 パリから羽田に帰国

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
グルメ
4.0
交通
2.0
同行者
家族旅行
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 8/23<br />今日はリスボンから日帰りでシントラに行きます。<br />ここがロシオ駅。<br />普通の建物に紛れて駅とはわかりにくいです。<br />昨日、一昨日と前を通っていたのに、駅だと気づきませんでした。

    8/23
    今日はリスボンから日帰りでシントラに行きます。
    ここがロシオ駅。
    普通の建物に紛れて駅とはわかりにくいです。
    昨日、一昨日と前を通っていたのに、駅だと気づきませんでした。

    ロシオ駅

  • ロシオ駅の1階に入っているスタバで朝食をとりました。<br />コーヒーの値段は日本とあまり変わりませんが、パステルデナタは一つ1.2ユーロと安いです。香料がちょっと強いですが、おいしかったです。<br />ここで下の娘が派手に紅茶をこぼし、一度着替えにアパートに帰り、結局9時40分ロシオ駅発と遅い出だしになってしまいました。<br />リスボンからシントラは電車で40分ほどです。<br />Bihhete Train &amp; Busというリスボンからの電車代とシントラでのバス乗り放題のチケットを買いました。大人15ユーロ、子供はVIVA Viagem(スイカみたいなカード)の発行手数料が一人あたり0.5ユーロがかかりました。リスボアカードがあればVIVA Viagemは4-12歳の子供は発行手数料のみで、運賃はタダになります。

    ロシオ駅の1階に入っているスタバで朝食をとりました。
    コーヒーの値段は日本とあまり変わりませんが、パステルデナタは一つ1.2ユーロと安いです。香料がちょっと強いですが、おいしかったです。
    ここで下の娘が派手に紅茶をこぼし、一度着替えにアパートに帰り、結局9時40分ロシオ駅発と遅い出だしになってしまいました。
    リスボンからシントラは電車で40分ほどです。
    Bihhete Train & Busというリスボンからの電車代とシントラでのバス乗り放題のチケットを買いました。大人15ユーロ、子供はVIVA Viagem(スイカみたいなカード)の発行手数料が一人あたり0.5ユーロがかかりました。リスボアカードがあればVIVA Viagemは4-12歳の子供は発行手数料のみで、運賃はタダになります。

    スターバックス (ロシオ店) カフェ

  • シントラ駅に着いたら観光客でごった返しています。<br />一番遠いペーナ宮殿から行こうと思ってましたが、ペーナ宮殿行の434番バスは長蛇の列。<br />バスに乗りきれず見送っているうちに435番バスが来たので、予定を変更してレガレイラ宮殿に向かいます。<br />バスに乗って高台に向かうとリアルドラクエ城と言われるお城に着きました。<br />1892年にブラジル生まれのポルトガル人の資産家、アントニオ・アウグスト・カルバリョモンテイロと言う人がここを買い取り、彼のイデオロギーを反映して造ったそうです。<br />テンプル騎士団、フリーメーソン、秘密結社などの正統派ではないキリスト教の秘密の暗示がたくさんつまっています。

    シントラ駅に着いたら観光客でごった返しています。
    一番遠いペーナ宮殿から行こうと思ってましたが、ペーナ宮殿行の434番バスは長蛇の列。
    バスに乗りきれず見送っているうちに435番バスが来たので、予定を変更してレガレイラ宮殿に向かいます。
    バスに乗って高台に向かうとリアルドラクエ城と言われるお城に着きました。
    1892年にブラジル生まれのポルトガル人の資産家、アントニオ・アウグスト・カルバリョモンテイロと言う人がここを買い取り、彼のイデオロギーを反映して造ったそうです。
    テンプル騎士団、フリーメーソン、秘密結社などの正統派ではないキリスト教の秘密の暗示がたくさんつまっています。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • バス停からさらに坂を登ると入口があります。<br />右の白い建物がチケット売り場です。<br />5-10分待ちでチケットは買えました。

    バス停からさらに坂を登ると入口があります。
    右の白い建物がチケット売り場です。
    5-10分待ちでチケットは買えました。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • チケット売り場で地図をもらい城内を散策します。<br />ガイドブックにも詳しい説明はないので、この地図だけが頼りです。

    チケット売り場で地図をもらい城内を散策します。
    ガイドブックにも詳しい説明はないので、この地図だけが頼りです。

  • 歩き始めると、高い樹木の陰に建物が見えます。

    歩き始めると、高い樹木の陰に建物が見えます。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • 典型的な地図が読めない女性なので、とりあえず、目についた塔に登ってみます。

    典型的な地図が読めない女性なので、とりあえず、目についた塔に登ってみます。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • 塔の上からはシントラの街が見えました。<br />とんがり帽子の屋根はシントラの王宮です。

    塔の上からはシントラの街が見えました。
    とんがり帽子の屋根はシントラの王宮です。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • 人だかりをみつけてのぞいてみると、なんだか洞窟や池が見えてきました。<br />とりあえず、洞窟に入っていくと、

    人だかりをみつけてのぞいてみると、なんだか洞窟や池が見えてきました。
    とりあえず、洞窟に入っていくと、

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • イニシエーションの井戸に出ました。<br />えっ?いきなり井戸!って感じです。

    イニシエーションの井戸に出ました。
    えっ?いきなり井戸!って感じです。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • とりあえず、井戸の下に降りてみます。<br />ここは秘密の儀式=イニシエーションを行っていたところで、産道のような狭い暗闇の通路の暗さから光がある場所へ出て、新しく生まれ出る意味があるそうです。<br />また、ダンテの神曲をモチーフにしているという説もあります。<br />いずれにせよ、上から下に降りてきてしまったので、産道を逆走し、天国から地獄へと落ちてきてしまいました…

    とりあえず、井戸の下に降りてみます。
    ここは秘密の儀式=イニシエーションを行っていたところで、産道のような狭い暗闇の通路の暗さから光がある場所へ出て、新しく生まれ出る意味があるそうです。
    また、ダンテの神曲をモチーフにしているという説もあります。
    いずれにせよ、上から下に降りてきてしまったので、産道を逆走し、天国から地獄へと落ちてきてしまいました…

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • 暑いので少し休憩していたら、お姉ちゃんが穴の奥に通路があると言っても戻ってきました。<br />こんなところにも隠し通路があるのでびっくりです。

    暑いので少し休憩していたら、お姉ちゃんが穴の奥に通路があると言っても戻ってきました。
    こんなところにも隠し通路があるのでびっくりです。

    レガレイラ宮殿 城・宮殿

  • かなり暗いので、懐中電灯を照らしながら奥に進みます。<br />レガレイラ宮殿に来るなら、懐中電灯は絶対に持ってきたほうがいいです。

    かなり暗いので、懐中電灯を照らしながら奥に進みます。
    レガレイラ宮殿に来るなら、懐中電灯は絶対に持ってきたほうがいいです。

  • 暗い通路を抜けると池に出ました。<br />藻がはっていて下が見えませんが、池に落ちないように小石を渡ります。

    暗い通路を抜けると池に出ました。
    藻がはっていて下が見えませんが、池に落ちないように小石を渡ります。

  • 洞くつ探検したかと思うときれいな庭が見えてきました。<br />異世界から現実世界に戻ってきたような不思議な感じです。

    洞くつ探検したかと思うときれいな庭が見えてきました。
    異世界から現実世界に戻ってきたような不思議な感じです。

  • 再び探検のはじまりです。<br />だいぶ位置関係がわかってきたので地図を片手にまだ行っていない洞窟の秘密の通路を探します。

    再び探検のはじまりです。
    だいぶ位置関係がわかってきたので地図を片手にまだ行っていない洞窟の秘密の通路を探します。

  • 洞窟の奥に人が見えます。

    洞窟の奥に人が見えます。

  • 洞くつ探検を終え、教会に出てきました。

    洞くつ探検を終え、教会に出てきました。

  • 教会はこじんまりしていますが、きれいな白亜の教会です。<br />ステンドグラスから明るく光が差し込みます。

    教会はこじんまりしていますが、きれいな白亜の教会です。
    ステンドグラスから明るく光が差し込みます。

  • 教会の奥にある階段を抜けると、はからずも秘密の通路から外に出てしまいました。

    教会の奥にある階段を抜けると、はからずも秘密の通路から外に出てしまいました。

  • 目の前にあるドラクエ城に入りたいのに入口がよくわかりません…

    目の前にあるドラクエ城に入りたいのに入口がよくわかりません…

  • ようやく館の玄関に着きました。

    ようやく館の玄関に着きました。

  • 室内に入るとお金持ちの生活の一端がうかがえる立派な内装となっています。

    室内に入るとお金持ちの生活の一端がうかがえる立派な内装となっています。

  • 舞踏会でも使われたような豪華なお部屋です。

    舞踏会でも使われたような豪華なお部屋です。

  • ゴシック系の館に、隠し通路が施された庭園、秘密結社のモチーフがちりばめられた彫刻群。<br />いったい、昔この屋敷ではどんな生活や儀式が行われていたのでしょうか。<br />他の歴史遺産とは異彩を放つレガレイラ宮殿でした。

    ゴシック系の館に、隠し通路が施された庭園、秘密結社のモチーフがちりばめられた彫刻群。
    いったい、昔この屋敷ではどんな生活や儀式が行われていたのでしょうか。
    他の歴史遺産とは異彩を放つレガレイラ宮殿でした。

  • 宮殿からムーアの城壁を眺めます。<br />さて、ここからどうやってペーナ宮殿やムーアの城壁に行くかが問題です。<br />とりあえず434番のバスが拾えるように大通りを目指して坂を下ってきましたが、ちょうどバス停に着いたときにバスが通りかかりラッキー!と思ったら乗客で満員のためバスは停まることなく過ぎ去っていきました…

    宮殿からムーアの城壁を眺めます。
    さて、ここからどうやってペーナ宮殿やムーアの城壁に行くかが問題です。
    とりあえず434番のバスが拾えるように大通りを目指して坂を下ってきましたが、ちょうどバス停に着いたときにバスが通りかかりラッキー!と思ったら乗客で満員のためバスは停まることなく過ぎ去っていきました…

  • のどが渇いたので、まずはランチを取って作戦を練ります。<br />ローレンスという老舗のホテルのレストランに入りました。

    のどが渇いたので、まずはランチを取って作戦を練ります。
    ローレンスという老舗のホテルのレストランに入りました。

    ローレンセズ ホテル ホテル

  • 眺めはいいし、風が心地よいレストランでした。

    眺めはいいし、風が心地よいレストランでした。

    ローレンセズ ホテル ホテル

  • 軽くカルボナーラとトルテッリーニをいただきました。<br />シントラはとにかく観光客の数が多く、バスではさばききれない人数です。<br />せっかくバス乗り放題チケットを買ったけど、物理的にバスに乗れません。<br />シントラ駅で乗らない限りは途中でバスに乗るのは難しそうです。<br />でも、駅に戻っても長蛇の列だし…ということでネットでトゥクトゥクを検索してみると一人5ユーロと料金が出てきました。<br />このまま王宮まで歩いてそこを観光し、トゥクトゥクを拾ってペーナ宮殿を目指すことにしました。

    軽くカルボナーラとトルテッリーニをいただきました。
    シントラはとにかく観光客の数が多く、バスではさばききれない人数です。
    せっかくバス乗り放題チケットを買ったけど、物理的にバスに乗れません。
    シントラ駅で乗らない限りは途中でバスに乗るのは難しそうです。
    でも、駅に戻っても長蛇の列だし…ということでネットでトゥクトゥクを検索してみると一人5ユーロと料金が出てきました。
    このまま王宮まで歩いてそこを観光し、トゥクトゥクを拾ってペーナ宮殿を目指すことにしました。

    ローレンセズ ホテル ホテル

  • 王宮につき、中を観光しました。<br />ここはもともとイスラム教徒がこの地を支配していた時期からあった建物でしたが、キリスト教徒が取り戻してから15-16世紀にかけて改築を繰り返し、ゴシック様式、マヌエル様式、イスラム風建築が混在しています。<br />天井に白鳥の絵が描かれた白鳥の間。ここはマヌエル式です。

    王宮につき、中を観光しました。
    ここはもともとイスラム教徒がこの地を支配していた時期からあった建物でしたが、キリスト教徒が取り戻してから15-16世紀にかけて改築を繰り返し、ゴシック様式、マヌエル様式、イスラム風建築が混在しています。
    天井に白鳥の絵が描かれた白鳥の間。ここはマヌエル式です。

    シントラの王宮 城・宮殿

  • 27羽のそれぞれ違ったポーズをした白鳥が描かれているそうです。

    27羽のそれぞれ違ったポーズをした白鳥が描かれているそうです。

    シントラの王宮 城・宮殿

  • 暖炉を飾るモザイクのタイルはイスラムの雰囲気です。

    暖炉を飾るモザイクのタイルはイスラムの雰囲気です。

  • かわいらしい二つのとんがりぼうしの屋根が王宮の特徴となっていますが、あの下はキッチンになっていて、とんがりぼうしは煙が抜ける煙突となっていました。

    かわいらしい二つのとんがりぼうしの屋根が王宮の特徴となっていますが、あの下はキッチンになっていて、とんがりぼうしは煙が抜ける煙突となっていました。

  • カササギの間。天井に描かれたカササギの絵にちなむそうですが、カササギのくちばしにはpot bem(善意で、という意味)と書かれた紅バラがくわえられています。これは、ジョアン1世が女官にキスしているところを王妃フィリパ・デ・レンカストレに見つかったときに、王は「善意でキスしたのだ。」と弁解し、フィリパは何も言わなかったが、噂が女官たちの間で広まってしまったという逸話からきているそうです。王は、「おしゃべり」という意味のある鳥であるカササギを部屋の装飾に用い、フィリパの実家ランカスター家の紋章である紅バラを描かせたそうです。

    カササギの間。天井に描かれたカササギの絵にちなむそうですが、カササギのくちばしにはpot bem(善意で、という意味)と書かれた紅バラがくわえられています。これは、ジョアン1世が女官にキスしているところを王妃フィリパ・デ・レンカストレに見つかったときに、王は「善意でキスしたのだ。」と弁解し、フィリパは何も言わなかったが、噂が女官たちの間で広まってしまったという逸話からきているそうです。王は、「おしゃべり」という意味のある鳥であるカササギを部屋の装飾に用い、フィリパの実家ランカスター家の紋章である紅バラを描かせたそうです。

  • この暖炉もタイルの装飾が美しかったです。

    この暖炉もタイルの装飾が美しかったです。

  • 寝室のようです。ペーナ宮殿もそうですが、王族の寝室は意外と狭いです。

    寝室のようです。ペーナ宮殿もそうですが、王族の寝室は意外と狭いです。

  • 王宮のハイライトは、最上部にあるこの「紋章の間」です。ドーム型の天井にポルトガル王室や貴族の紋章が描かれています。下段の壁面には狩猟の光景を描いた白と青のアズレージョで囲まれていて見事です。

    王宮のハイライトは、最上部にあるこの「紋章の間」です。ドーム型の天井にポルトガル王室や貴族の紋章が描かれています。下段の壁面には狩猟の光景を描いた白と青のアズレージョで囲まれていて見事です。

  • 王宮から外を眺めた景色です。

    王宮から外を眺めた景色です。

  • 廊下の装飾も凝っています。

    廊下の装飾も凝っています。

  • ここがキッチンです。<br />奥の部屋の天井を見上げるととんがり屋根です。

    ここがキッチンです。
    奥の部屋の天井を見上げるととんがり屋根です。

  • この部屋はシャンデリアが立派でした。

    この部屋はシャンデリアが立派でした。

  • 庭のあずまやらしきところです。<br />ロココ調の天井と青いアズレージョがきれいでした。<br />これで王宮見学は終わりです。

    庭のあずまやらしきところです。
    ロココ調の天井と青いアズレージョがきれいでした。
    これで王宮見学は終わりです。

  • 王宮を出たところに馬に乗ったおまわりさんがいました。<br />なんともヨーロッパな感じです。<br />娘が恐る恐る馬の鼻を撫でたら、ぶるっと震えてびっくりしてました。

    王宮を出たところに馬に乗ったおまわりさんがいました。
    なんともヨーロッパな感じです。
    娘が恐る恐る馬の鼻を撫でたら、ぶるっと震えてびっくりしてました。

  • レプブリカ広場でさっそくトゥクトゥクを見つけました。<br />料金は調べたとおり一人5ユーロでした。<br />これはだいたいバス1回分の値段と同じなので、良心的な値段設定だと思います。<br />ここから一気に風を切ってペーナ宮殿に向かいます。<br />シントラのトゥクトゥクは乗合のようです。<br />途中バス停で待ってる人に声をかけながら山を登って行きました。<br />ドライバーのお兄ちゃんが言うには、観光客が狭い坂道に路上駐車するので、バスが通れないこともあり、慢性的な遅延が発生し、車の乗り入れ規制が考えられているそうです。

    レプブリカ広場でさっそくトゥクトゥクを見つけました。
    料金は調べたとおり一人5ユーロでした。
    これはだいたいバス1回分の値段と同じなので、良心的な値段設定だと思います。
    ここから一気に風を切ってペーナ宮殿に向かいます。
    シントラのトゥクトゥクは乗合のようです。
    途中バス停で待ってる人に声をかけながら山を登って行きました。
    ドライバーのお兄ちゃんが言うには、観光客が狭い坂道に路上駐車するので、バスが通れないこともあり、慢性的な遅延が発生し、車の乗り入れ規制が考えられているそうです。

  • チケット売り場で下してもらい、ペーナ宮殿とムーアの城壁の共通券を買おうとしたら、係りの人が来て、ペーナ宮殿の入場は1時間半待ちですと告げられました。<br />もう3時過ぎだったので、仕方なくペーナ宮殿のみ買いました。大人14ユーロ、子供12.5ユーロ。<br />チケット売り場からお城の入り口は急な坂を登らなければなりません。<br />歩くのが嫌な人は有料(往復6ユーロ)でバスに乗れます。<br />

    チケット売り場で下してもらい、ペーナ宮殿とムーアの城壁の共通券を買おうとしたら、係りの人が来て、ペーナ宮殿の入場は1時間半待ちですと告げられました。
    もう3時過ぎだったので、仕方なくペーナ宮殿のみ買いました。大人14ユーロ、子供12.5ユーロ。
    チケット売り場からお城の入り口は急な坂を登らなければなりません。
    歩くのが嫌な人は有料(往復6ユーロ)でバスに乗れます。

    ペーナ宮殿 城・宮殿

  • ペーナ宮殿は1836年に女王マリア2世の王配フェルナンド2世によって建てられたそうです。<br />フェルナンド2世はノイシュバンシュタイン城を建築したルードヴィッヒ2世のいとこにあたります。<br />一度リスボン大地震で倒壊したものを次期王フェルナンドが復興し、19世紀のロマン主義を象徴する建築物となったそうです。<br />なんだかちぐはぐな建物で重厚さのないぺらっとした作りですが、見ているだけでわくわくしてくるのが某テーマパークのようです。<br />

    ペーナ宮殿は1836年に女王マリア2世の王配フェルナンド2世によって建てられたそうです。
    フェルナンド2世はノイシュバンシュタイン城を建築したルードヴィッヒ2世のいとこにあたります。
    一度リスボン大地震で倒壊したものを次期王フェルナンドが復興し、19世紀のロマン主義を象徴する建築物となったそうです。
    なんだかちぐはぐな建物で重厚さのないぺらっとした作りですが、見ているだけでわくわくしてくるのが某テーマパークのようです。

    ペーナ宮殿 城・宮殿

  • お城の坂道を登って行くと長い列にぶつかります。<br />これが入場1時間半待ちの行列です。<br />

    お城の坂道を登って行くと長い列にぶつかります。
    これが入場1時間半待ちの行列です。

    ペーナ宮殿 城・宮殿

  • カラフルでちぐはぐなペーナ宮殿の外装は見ていて非常に面白いですが、暑いので早く中に入りたいです…

    カラフルでちぐはぐなペーナ宮殿の外装は見ていて非常に面白いですが、暑いので早く中に入りたいです…

  • ギリシャ神話のトリトンの像。なかなか迫力があります。

    ギリシャ神話のトリトンの像。なかなか迫力があります。

  • ようやく宮殿の中に入ることができました。<br />実際は1時間待ちくらいだったと思います。<br />奇抜な外装と違って、宮殿の中は落ち着いた高級感のある作りです。

    ようやく宮殿の中に入ることができました。
    実際は1時間待ちくらいだったと思います。
    奇抜な外装と違って、宮殿の中は落ち着いた高級感のある作りです。

  • 宮殿からシントラの街を眺めます。<br />ノイシュバンシュタイン城に行ったとき、王様はこんなのどかな田園風景をお城から見ているんだなぁ、と思った記憶がよみがえりました。

    宮殿からシントラの街を眺めます。
    ノイシュバンシュタイン城に行ったとき、王様はこんなのどかな田園風景をお城から見ているんだなぁ、と思った記憶がよみがえりました。

  • アズレージョに飾られた寝室も豪華です。

    アズレージョに飾られた寝室も豪華です。

  • トロンプ・ルイユ(だまし絵)が施されたアラブの間。

    トロンプ・ルイユ(だまし絵)が施されたアラブの間。

  • 順路をたどっていくと、ここで一度宮殿のテラスに出ます。

    順路をたどっていくと、ここで一度宮殿のテラスに出ます。

  • もう入場待ちの行列は解消されたみたいです。<br />それにしてもこんな黄色とピンクの外壁って微妙なセンスです。

    もう入場待ちの行列は解消されたみたいです。
    それにしてもこんな黄色とピンクの外壁って微妙なセンスです。

  • ヨーロッパのお城にイスラム風のたまねぎのドームが並びます。

    ヨーロッパのお城にイスラム風のたまねぎのドームが並びます。

  • 再び室内に戻ります。<br />ノイシュバンシュタイン城は未完の城で内装工事も全部終わっていませんでしたが、ペーナ宮殿は王族が住んでいた時代の豪華な調度品が並びます。

    再び室内に戻ります。
    ノイシュバンシュタイン城は未完の城で内装工事も全部終わっていませんでしたが、ペーナ宮殿は王族が住んでいた時代の豪華な調度品が並びます。

  • イスラム風の幾何学模様のドームの下にアールデコみたいな花の形のシャンデリア。

    イスラム風の幾何学模様のドームの下にアールデコみたいな花の形のシャンデリア。

  • 城内観光を終えて外に出ました。<br />今度は城の周りをぐるっと回ってみます。

    城内観光を終えて外に出ました。
    今度は城の周りをぐるっと回ってみます。

  • 城の周囲は雲がかかり、まるで天空の城にいるみたいです。

    城の周囲は雲がかかり、まるで天空の城にいるみたいです。

  • ものすごく速く流れる雲の切れ間からムーアの城壁が微かに見えました。

    ものすごく速く流れる雲の切れ間からムーアの城壁が微かに見えました。

    ムーアの城跡 城・宮殿

  • 最後は外壁のタイルを鑑賞して城を跡にしました。

    最後は外壁のタイルを鑑賞して城を跡にしました。

  • さて、ペーナ宮殿を出たもののあいかわらずバス停は長蛇の列です。<br />トゥクトゥクがきたら乗ろうと横目で見ながらバスを待っていると、突然、4台ほど続いてバスがやってきました。<br />運よく座ることができ、ぎゅうぎゅうのバスでも押されることなくシントラ駅まで戻れました。<br />バスに2回乗れたから、鉄道とバスのコンビチケットの元は取れたように思います。

    さて、ペーナ宮殿を出たもののあいかわらずバス停は長蛇の列です。
    トゥクトゥクがきたら乗ろうと横目で見ながらバスを待っていると、突然、4台ほど続いてバスがやってきました。
    運よく座ることができ、ぎゅうぎゅうのバスでも押されることなくシントラ駅まで戻れました。
    バスに2回乗れたから、鉄道とバスのコンビチケットの元は取れたように思います。

  • シントラ駅から40分ほどでロシオ駅に戻ってきました。<br />

    シントラ駅から40分ほどでロシオ駅に戻ってきました。

  • 疲れたので、またアパート近くのレストランで夕飯を取りました。<br />今日はちょっとおしゃれなレストランです。<br />坂の中腹の裏路地にあるのに、人がたくさんやってくる人気店のようです。

    疲れたので、またアパート近くのレストランで夕飯を取りました。
    今日はちょっとおしゃれなレストランです。
    坂の中腹の裏路地にあるのに、人がたくさんやってくる人気店のようです。

  • 本日のおすすめのマグロのステーキを頼みました。<br />子供たちはお肉を食べてるみたいと言ってましたが、やわらかいけど、弾力があります。

    本日のおすすめのマグロのステーキを頼みました。
    子供たちはお肉を食べてるみたいと言ってましたが、やわらかいけど、弾力があります。

  • バカリャウ(マス)料理にはまってしまいました。<br />口コミ通り、ポルトガルはお料理がおいしいです。<br />明日はリスボンを離れ、オビドス経由でナザレに向かいます。

    バカリャウ(マス)料理にはまってしまいました。
    口コミ通り、ポルトガルはお料理がおいしいです。
    明日はリスボンを離れ、オビドス経由でナザレに向かいます。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • kakoさん 2018/07/08 10:52:22
    レガレイラ宮殿
    mugieさん、こんにちは(^^)/
     
    子連れだと何かと時間通り予定通りに行かないことが多いですよね。
    私も母子で数度海外旅行を経験してますが、ご機嫌と体力と我儘にいつも翻弄されますw
    今回は主人も一緒なので、2人がへばっているようなら部屋に残し、1人行動もできるかなと目論んでいます。

    Bihhete Train & Busというリスボンからの電車代とシントラでのバス乗り放題のチケットが大人15ユーロ、子供はタダ。とありますが、子供は発券手数料以外無料なんですか???

    リスボアカードを買うかも検討していますが、子供が無料なら、Bihhete Train & Busがお得ですね!

    シントラは私はとても楽しみにしている反面、混雑が恐ろしいなと思っていて、、、
    朝一でシントラ駅に行き、バスが長蛇の列なら駅でトゥクトゥクを拾い(←拾えますでしょうか?)ペーナ宮へ。ペーナからバス(だめならトゥクトゥク)でレプブリカ広場に戻り、435バスか徒歩でレガレイラ宮へ。広場に戻ってロカ岬のバスに乗り、カスカイス経由の電車で帰ってきたいと考えています。

    Mugie

    Mugieさん からの返信 2018/07/08 15:05:53
    RE: レガレイラ宮殿
    kakoさん、こんいちは!

    >
    > Bihhete Train & Busというリスボンからの電車代とシントラでのバス乗り放題のチケットが大人15ユーロ、子供はタダ。とありますが、子供は発券手数料以外無料なんですか???
    >
    > リスボアカードを買うかも検討していますが、子供が無料なら、Bihhete Train & Busがお得ですね!

    下に書いた通り、リスボアカードを持っていると、発行手数料以外無料なんです。
    いろいろ割引チケットがあって難しいですけど、まずはリスボアカードを買って、足りないものを加えていくといいと思いますよ。


    > シントラは私はとても楽しみにしている反面、混雑が恐ろしいなと思っていて、、、
    > 朝一でシントラ駅に行き、バスが長蛇の列なら駅でトゥクトゥクを拾い(←拾えますでしょうか?)ペーナ宮へ。ペーナからバス(だめならトゥクトゥク)でレプブリカ広場に戻り、435バスか徒歩でレガレイラ宮へ。広場に戻ってロカ岬のバスに乗り、カスカイス経由の電車で帰ってきたいと考えています。

    うちは子供が飲み物をこぼしたせいで、予定が狂ってしまいましたが、朝一で行けば大丈夫だと思いますよ。
    シントラ駅でもトゥクトゥクが客引きしてました。
    レプブリカからレガレイラは行きは登りできついですが、歩けない距離ではないです。
    シントラは本当にディズニーランド並みに混んでいたので、朝から頑張ってください!
  • sanaboさん 2017/10/05 01:13:25
    リアルドラクエ城♪
    Mugieさん、こんばんは

    私は行きつけなかったレガレイラ宮殿の様子を、楽しませていただきました。
    イニシエーションの井戸や飛び石の上を歩く池など、旅番組で見た通り! お嬢様たちも喜ばれたことでしょう^^   たしかトリップアドヴァイザーでもシントラの一番人気だったと思いますが、ガイド本に載ってないのが本当に不思議です。 懐中電灯はやはり必須アイテムだったようですね(^_-)

    それにしても8月のシントラは物凄い観光客の数でしたね~! そんな中、トゥクトゥクに目をつけられるとは流石です。 ペーナ宮も王宮も懐かしく拝見しました。

    続編も楽しみにお邪魔します♪

    sanabo

    Mugie

    Mugieさん からの返信 2017/10/05 12:13:40
    RE: リアルドラクエ城♪
    sanaboさん、こんにちは!

    > 私は行きつけなかったレガレイラ宮殿の様子を、楽しませていただきました。
    > イニシエーションの井戸や飛び石の上を歩く池など、旅番組で見た通り! お嬢様たちも喜ばれたことでしょう^^   たしかトリップアドヴァイザーでもシントラの一番人気だったと思いますが、ガイド本に載ってないのが本当に不思議です。 懐中電灯はやはり必須アイテムだったようですね(^_-)

    sanaboさんもあの番組見たんですね!
    あれがなかったら、私もレガレイラ宮殿には行ってなかったかも知れないです。
    懐中電灯を用意して、宝探しにいくと子供をだまし、行く前からかなり気合を入れてました。
    おもしろかったですけど、やっぱりキワモノ宮殿だと思います。
    文化的な遺産はペーナ宮殿と王宮でしょう。
    ポルトガルもイスラム時代の影響が色濃く残っているんだなあと、思いました。


    > それにしても8月のシントラは物凄い観光客の数でしたね?! そんな中、トゥクトゥクに目をつけられるとは流石です。 

    本当にシントラの混み具合にはびっくりしました。
    ロカ岬と組み合わせていく人が多そうだから、午後には少しすくのかな、と思ったら大間違いでした。
    ムーアの城壁が見れなかったのが、ちょっと心残りです。
    大勢の観光客であふれかえる中ペーナ宮殿についたときは、ほんとに某テーマパークに来た気分になりました。
  • ドク金魚さん 2017/09/24 00:34:36
    スペイン?!
     こんばんは!

    見た感じ 隣国のスペインと雰囲気は変わらないですね。
    勿論主観です。
    ペーナ宮殿は、ダリ美術館 と外観が似ています。

    ポルトガルも英語表示が多いですか?
    いつも思うのですが、Mugieさん よく迷わないですね。
    私は典型的な地図の読めない女です。
    いつも夫に任せています。

    古い寺院・宮殿に来ると、当時の現地人の魂が漂っていないか?
    と ふと探してしまう質です。

    イスラム文化も垣間見られるスペインとポルトガルが
    何だか切なさも感じてた見ません。

    娘さん2人の足取りも、たくましく映りましたよ。


    お邪魔しました 
            ドク金魚

    Mugie

    Mugieさん からの返信 2017/09/24 18:32:24
    RE: スペイン?!
    ドク金魚さん、こんばんは!

    > 見た感じ 隣国のスペインと雰囲気は変わらないですね。
    > 勿論主観です。
    > ペーナ宮殿は、ダリ美術館 と外観が似ています。

    ポルトガルとスペインは似てますね。
    歴史を共有している部分もあるし、東京と大阪ぐらいの違いじゃないかと思います。
    スペインのダリ美術館は行ったことありませんが、ペーナ宮殿に似てるなんて興味深いです。

    > ポルトガルも英語表示が多いですか?
    > いつも思うのですが、Mugieさん よく迷わないですね。
    > 私は典型的な地図の読めない女です。
    > いつも夫に任せています。

    表示はポルトガル語の下にスペイン語、次がフランス語、その下が英語という感じでした。
    日本ではあまりなじみがありませんが、ポルトガルは観光地として人気だそうです。
    ここ3年ほどヨーロッパを旅したせいか、すぐに英語の表示を識別できるようになってきました。
    私も地図を読むのは苦手ですが、すぐ現地の人に聞いちゃいます。
    娘に「ママってすぐ知らない人に話しかけるよね」と言われてしまいました。

    > 古い寺院・宮殿に来ると、当時の現地人の魂が漂っていないか?
    > と ふと探してしまう質です。

    魂を探すところがなんともドク金魚さんらしいですね。
    私は当時の生活に思いをはせて勝手な物語を作るのが好きです。

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