リスボン＆バルセロナ旅・シントラ編(３／８)

2019/08/10 - 2019/08/18

３０歳を迎えて書き出した「死ぬまでに行きたい国リスト」の中で、タイミングや今の熱量などを考慮して決めたリスボン＆バルセロナの旅。

大航海時代に栄華を極め、江戸時代から日本との関りも深くのんびりした哀愁漂うリスボン。
独創性のあるガウディ建築と明るく陽気で食事も楽しみなバルセロナ。

アジア・北米・中米カリブに次いで、初のヨーロッパ。
その中でも興味深い歴史と文化に惹かれた両国に決めました。

エリア シントラ(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

2019年8月12日

7時半にホテルを出発し、今日はシントラへ日帰り小旅行です。
昨日購入したパステル・デ・ナタ(エッグタルト)を朝食にしました。

早朝のフィゲイラ広場は閑散としています。　

こちらはロシオ広場。

こちらは地下鉄ではなく、鉄道のロシオ駅。
立派な建物です。
1階にはスターバックスもあります。　

シントラ周遊カードを購入。
これでリスボン(ロシオ駅)・シントラ間の鉄道往復、シントラ周遊バス乗り放題、シントラ・ロカ岬間のバス往復が適用になります。

シントラ・カスカイス間のバス、リスボン(カイス・ド・ソドレ駅)・カスカイス間の鉄道も適用されますが、今回は利用しませんでした。

8時、この電車に乗車してシントラへ向かいます。
写っている人たちは郊外からリスボン市内への通勤客。
結構混んでいるようで、たくさんの方々が降りてきました。

反対に早朝にリスボン市内からシントラ方面に向かう乗客は、ほぼ観光客で結構空いています。

ポルトガルの二階建て列車。　　

アグアス・リブレス水道橋がうっすら見えます。　　

途中停車するベンフィカ駅。
見えづらいですが、「ベンフィカ」の文字に横線が引かれていて、下に「スポルティング」と書かれています。
ポルトガルのプロサッカーリーグのライバル同士みたいです。

＊リスボンが本拠地の「スポルティング・リスボン」
＊リスボン郊外にある「ベンフィカ」
＊ポルトが本拠地の「ポルト」
この3チームが特に人気で、ライバル意識も強いようです。

日本でいえば、巨人・阪神・広島みたいなものでしょうか。　

9時前にシントラ駅に到着しました。

この改札を抜けてきました。

シントラ周遊バスの始発に乗り、ペーナ宮殿へ。
オープンの9時45分前には到着して入場しました。

入り口から宮殿までは10分ほど綺麗に舗装されてはいますが急な坂道を上っていきます。
別料金ですが、バスもありますので利用するのもアリですね。　

ペーナ宮殿の外観、その１。

ペーナ宮殿の外観、その２。

ペーナ宮殿のベランダから。
1時間ほど見学して後にしました。

8月のオンシーズンながら、オープンと同時に入場したので待ち時間はほぼゼロでしたが、ベランダから下を見ると大行列が！
最低でも30分は待つでしょうね。
個人旅行で来るならペーナ宮殿を最初に、且つオープン前に到着することをおススメします。

ペーナ宮殿を後にして、10分ほど歩いてムーアの城壁へ。　
　

城壁の様子。

さっき行ったペーナ宮殿も見えます。　

何となく「万里の長城」みたいですね。
行ったことないけど。　　

シントラの街が見え、その向こうには大西洋が。
綺麗な青空も広がっています。

シントラ周遊バスでシントラの中心部である、シントラヴィラに来ました。
王宮と飲食店・土産物屋が集まるエリアです。

周遊バスが時刻表通り来ず、乗車までに40分以上待ちました。
でも、さすがに歩いて行ける距離ではないので・・・。　　

こちらのレストランでランチにしました。

名物のイワシの塩焼き。
日本人にはお馴染みすぎて、完全に想像通りの味です。
美味しかったですけどね。

バカリャウのコロッケ。
これも名物だから、一度は食べないとダメでしょ。
これも美味しかったです。

2皿で23ユーロ(＝約2700円)。　

王宮前の土産物屋が並ぶ通り。

王宮の外観。
個人的にはパスしてもいいかと思いましたが、相方が行きたいというので入場しました。

「白鳥の間」。
天井にはいろんな動きをしている白鳥が描かれています。

当時使われていたベッド。
王宮だけあって絢爛豪華ではないですが、何か高級感を感じます。

当時住んでいた王族の方々の肖像画。
天井には航海する船が描かれています。

「紋章の間」。
狩猟の光景が描かれたアズレージョには見入ってしまいます。

天井も凝っていて素晴らしい。

ベランダからの風景。

当時の炊事場ですね。
ここで侍女が料理を作っていたのかな。

王宮の入り口が見えます。
アーチもいい感じですね。

王宮を出て徒歩でレガレイラ宮殿へ向かいます。　

15分ほど歩いたらお城が見えてきました。

緑が多い敷地内からのお城。　　

真ん中に見えるのは塔です。

お城を正面から。
ペーナ宮殿や王宮とは全く違う雰囲気を醸し出している。

洞窟の中の様子。

洞窟前の池。　

井戸ですが、有名なイニシエーションの井戸ではありません。
その後、「イニシエーションの井戸」に向かいましたが長蛇の列でおそらく1時間以上待ち。
この後にロカ岬行きの時間が迫っていたので、泣く泣く諦めてシントラ駅まで歩いて向かいました。