2017/08/25 - 2017/08/25
3位(同エリア65件中)
Mugieさん
- MugieさんTOP
- 旅行記199冊
- クチコミ247件
- Q&A回答530件
- 969,337アクセス
- フォロワー241人
子供たちはビーチでのんびりしたい。私は観光がしたい。
両方の希望を叶えるためにナザレに2泊し、日帰りでアルコバサへ行きました。
ナザレからアルコバサまでは14キロ、タクシーで15分くらいです。
世界遺産にもなっている修道院ではありますが、観光客もまばらで、まるで中世から時が止まっているような静かな街でした。
アルコバサ修道院で楽しみにしていたのは、悲恋物語で有名なイネスとペドロの棺を見ることでした。
「最後の審判の後、生き返った時に起き上がると、すぐ互いの顔が見られるように」とペドロ王の願いで足を向け合って安置されたそうです。
<日程>
8/17 成田からファロ空港。ホテルの車でラゴスに移動。
8/18 Meia Praia(ビーチ)
8/19 ボートトリップ
8/20 Praia Dona ana(ビーチ)
8/21 リスボンに移動&観光
8/22 リスボン観光
8/23 シントラ観光
8/24 リスボンからオビドスを経由し、ナザレへ移動
8/25 アルコバサ修道院観光&ナザレのビーチ ←ココ
8/26 ナザレからコインブラを経由し、ポルトへ移動
8/27 ポルト観光
8/28 ポルトでショッピング、夕方ポルトの空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港へ
8/29 パリから羽田に帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8/25
ナザレの市場の前でタクシーを拾い、アルコバサに来ました。
田園風景を抜けると突如、高い塔が見えてきました。
ナザレからアルコバサまでタクシー代は20ユーロ弱でした。
着くと、運転手のおじいちゃんが片言英語で「ここで待っていなくてもいい?」と聞いてきます。
確かに閑散としている町なので、帰りのタクシーが見つかるのかちょっと心配になりましたが、人を待たせて観光するのは落ち着かないので、お断りしました。
教会正面のファサードは18世紀に改築されたバロック式で、質素な作りの修道院でここだけとても豪華です。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
アルコバサ修道院はポルトガル建国の父アフォンソ・エンリケス1世がレコンキスタに協力したシトー派修道会に感謝し12世紀初頭に建造を命じたものだそうです。
質素・簡潔を旨とするシトー派の修道院なので装飾を廃した簡素なつくりになっていますが、高さと奥行きのある教会は荘厳な雰囲気です。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
教会の奥まで行くと棺がありました。
こちらがペドロ王の棺。
二人の悲恋物語のあらすじです。
アフォンソ4世の息子ペドロ王子は、政略結婚で隣国カスティーリャよりコンスタンサ姫と結婚しますが、姫についてやってきた侍女イネス・デ・カストロと恋に落ちてしまいました。
出産の肥立ちが悪くコンスタンサが亡くなると、ペドロはふたりの関係を公然たるものとし、3人の子供をもうけますが、カスティーリャ側からの圧力をおそれた国王は刺客を放ちイネスを殺害してしまいました。
その2年後、アフォンソ4世が亡くなり、王位に就いたペドロ1世はイネスを正式な妻と認めさせるために、死体を墓から掘り起こし玉座に座らせて戴冠式を行ったそうです。
家臣たちには忠誠の証として腐敗した王妃の手に接吻をさせ、その一方で、イネス殺害に関与した家臣を捕らえ、自らの手で背中から心臓をえぐり出して復讐を遂げたそうです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
棺の反対側に回ったら、王様の顔が見えました。
物語を読み解いていくと、悲劇の王子というよりは侍女との不倫におぼれ、政治をないがしろにしたバカ息子が、父親が亡くなったのを機に狂気な行為に走ったように思えますが、棺の彫刻ではとても凛々しい顔立ちでした。
棺は6頭のライオンに支えられてるそうです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
イネスの棺はどこだろう?と思って探したら、けっこう離れてます。
確かに立ち上がったら、お互いの顔を見えるように足を向けて安置されてますが、その距離、20-30メートルはあります。
教会が大きいから仕方ないのかもしれませんが、愛する二人が一緒に眠るというには微妙な距離です。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
イネスはその美しさから、「しらさぎの首」と謳われたそうです。
なんでしらさぎの、それも首なのか、不思議です。
イネスはコインブラのサンタ・クララ修道院で捕らえられ、アルフォンソ王の前に引き出されたときに、3人の子供たちを抱き、「この子たちは陛下の孫ですから、どうぞ命だけはお助けください。」と哀願したそうです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
教会の横の小室に入ると、不思議な自販機がありました。
50セントを機械の中に入れて手前のレバーをまわすと、記念コインに生まれ変わります。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
これが出てきたコインです。
料金は1ユーロ、記念コインになる50セントと合わせて、1.5ユーロのおみやげです。 -
この写真。
子供たちとなんだか盛り上がったのは覚えてるのですが、なんで撮ったのかは忘れてしまいました。 -
王の広間。
白壁にアズレージョが映えて美しいです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
広間の壁には歴代の王の像が並びます。
修道院では芸術活動に力を入れていた時代があり、粘土細工で像を作る専門の僧侶もいたそうです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
壁にはアズレージョが飾られています。
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
修道院設立の物語が描かれているそうです。
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
ドン・ディニスの回廊。
ディニス王によって14世紀ごろ作られ、「沈黙の回廊」とも呼ばれるそうです。
リスボンのジェロニモス修道院の壮麗な装飾に比べると質素な回廊ですが、観光客もまばらで静かな修道院は気持ちが安らぎます。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
回廊から中庭を眺めます。
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
中庭。
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
ゆっくり回廊を歩き、中庭からファサードを眺めます。
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
厨房です。
ここは7頭の牛を一度に丸焼きにできるかまどや巨大な煙突があります。
最盛期には1000人もの修道士が暮らしていたそうですから、今と違って人であふれかえっていたのでしょうね。 -
川から水を引き込んだ水槽。
アルポア川の清流から引き込んでいたため、生きた魚も流れ込んできたそうです。 -
巨大な流し台。
食器を洗うのも大変そうです。 -
蛇口はちょっと怖いです。
夜中に水は飲みたくないかも… -
回廊の2階に上がりました。
2階部分は16世紀に増築されたマヌエル様式だそうです。 -
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
アルコバサの修道院 寺院・教会
-
僧の広間。
15世紀末から16世紀末にかけて修練僧たちの宿泊施設となっていたそうですが、のちにワインの貯蔵庫として使われたそうです。
天井に広がるアーチがきれいです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
僧の広間から厨房を見下ろしたところです。
-
1階に戻りました。
-
食堂です。
天井が高くてゆったりしていますが、1000人が食事をするにはきつそうです。アルコバサの修道院 寺院・教会
-
ここは説教台のようですが、今では観光客の写真スポットとなっています。
-
噴水。
-
修道院の周辺を取り囲むようにレストランや土産物屋が並んでいます。
修道院の前は4月25日広場というようです。 -
でも、見事に閑散としていて、車の通りもなく、タクシーも見当たりません。
とりあえず周囲を散策し、車が通りそうな大通りを目指します。
通りに出ると、長いひげを蓄えたおじいちゃんがいました。
絶対英語は通じなそうですが、「タクシー」と何度も言ったら、指さしでまっすぐ行って左に曲がると教えてくれました。
とりあえずまっすぐ進み、次に見つけた現地の人にも道を聞いて無事にタクシースタンドにたどり着けました。
バスターミナルをもう少し下ったところにありました。
午後はナザレのビーチに行きます。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
ポルトガル旅行2017
-
前の旅行記
子連れポルトガル(5)きれいなビーチだけど冷たくて泳げなかった…<ナザレ編>
2017/08/24~
ナザレ
-
次の旅行記
子連れポルトガル(7)迷路のような小道をさまよった<コインブラ編>
2017/08/26~
コインブラ
-
子連れポルトガル(1)ポルトガルにだってきれいなビーチがあるよ!<ラーゴス編>
2017/08/17~
ラーゴス
-
子連れポルトガル(2) 急な坂、登ったり降りたり 落書きの街<リスボン編>
2017/08/21~
リスボン
-
子連れポルトガル(3)まるでテーマパークみたい!<シントラ編>
2017/08/23~
シントラ
-
子連れポルトガル(4)おとぎの国のお土産屋さん<オビドス編>
2017/08/24~
オビドス
-
子連れポルトガル(5)きれいなビーチだけど冷たくて泳げなかった…<ナザレ編>
2017/08/24~
ナザレ
-
子連れポルトガル(6)静寂に包まれた街<アルコバサ編>
2017/08/25~
アルコバサ
-
子連れポルトガル(7)迷路のような小道をさまよった<コインブラ編>
2017/08/26~
コインブラ
-
子連れポルトガル(8)ポサーダで過ごす優雅な時間<ポルト編>
2017/08/26~
ポルト
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- sanaboさん 2018/03/20 00:49:21
- 懐かしいアルコバサ修道院
- Mugieさん、こんばんは
アルコバサ編、とても懐かしく拝見しました。
気づいたら、ポルトガルを訪れてからもう2年近くが経ってしまいました。
いつもお嬢様たちのご希望(海水浴)と観光を上手く組み合わせて
ご旅行されてらして感心しています。
帰りのタクシーも心配しながら旅行記を拝見していましたが
やはり観光地ですし、何とかなりましたね^^
ペドロとイネスの棺ですけど、言われてみればたしかに随分と離れていますね。
Mugieさんのご指摘でなるほど~と思いました。
日本人的には二人隣り合わせで…という発想になるんでしょうけど
キリスト教的にはやはり最後の審判云々が重要なのでしょうか…?
あの記念コインのマシンは私は全然気づきませんでした。
良い記念になりましたね!
そしてMugie家は今年は何処に?
我が家は南仏の予定です。
sanabo
- Mugieさん からの返信 2018/03/20 12:20:21
- RE: 懐かしいアルコバサ修道院
- sanaboさん、書き込みありがとうございます。
> ペドロとイネスの棺ですけど、言われてみればたしかに随分と離れていますね。
> Mugieさんのご指摘でなるほど?と思いました。
> 日本人的には二人隣り合わせで…という発想になるんでしょうけど
> キリスト教的にはやはり最後の審判云々が重要なのでしょうか…?
けっこう下調べをしても、行ってみると想像と違うことってありますが、ペドロと
イネスの棺はすぐそばにあるものという思い込みがあったので、あんまり離れてる
のにびっくりでした。
教会も広くて立派ですから、王族の距離感だと近いのでしょうか(笑)
> あの記念コインのマシンは私は全然気づきませんでした。
> 良い記念になりましたね!
あのコインは教会の隅の小さな部屋にあったので、気づきにくいと思います。
子供たちは楽しそうにレバーを回してましたが、果たして今では我が家のどこに
コインがあるのか…
> そしてMugie家は今年は何処に?
> 我が家は南仏の予定です。
今年の夏休みは南仏ですか!
フランスも大好きな国なので、いつか美しい村めぐりとかしてみたいです。
うちは今年の夏はマルタ島+ちょこっとローマです。
相変わらず、観光+海水浴の組み合わせです。
最初は子供に合わせてビーチに寄っていましたが、段々と自分もきれいな海を
見たり、海で泳ぐのが好きになってきました。
マルタにはとても透明度の高い海があるので、楽しみです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アルコバサ(ポルトガル) の人気ホテル
ポルトガルで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポルトガル最安
488円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ ポルトガル旅行2017
2
32