2016/12/27 - 2016/12/29
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ぱんスキュさん
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2016年12月23日~2017年1月8日
年越しイラン&UAE・カタール旅行
前々から行きたかったイラン。ここ数年は女性1人でのビザ許可も緩和され、それどころかアライバルで簡単に取れるようになったという…行くなら今でしょ!
ついでにトランジットでUAEとカタールにも寄っちゃおう!という、イスラーム満喫旅行の2週間。
★
2016年12月27日
聖地マシュハド&古都ネイシャブールから一路飛行機でシーラーズへ。
イラン南部ファールス地方の中心都市であるこの街は歴史豊かな土地柄。市街地にも見どころが沢山あるのはもちろん、少し行けばペルセポリスという中東を代表する遺跡がある。ファールス=ペルシアという意味もあり、ペルシアの興りを知る上では外せない重要な街。
市内では有名なピンクモスクをはじめ、シャー・チェラグ廟、18世紀ザンド朝の遺跡カリム・ハーン城、ペルシア文学の精神的中心を担うハーフェズ廟などを見学。その途中で遠足中の子供達と戯れたり★
さらにイラン1.2の規模で有名なヴァキール・バザールでは、ネイシャブールに続き親切な方に街案内やらご飯おごりやらをして頂くという展開に…!ここでもイラニアンホスピタリティ全開です^_^
そして宿泊したホテル。手違いから予約してたのと別の宿を紹介されたのですが、それがまた青いタイルが映えるステキなお宿(´∀`)★
シーラーズの街はバザールがあるためか少し雑多な感じがしますが、見学スポットは総じてロマンティックで女子スキする場所が多かった。
イスファハーンともカーシャーンとも異なる古都独特の雰囲気が醸し出すムード。それがペルシアの生まれたシーラーズという街の空気なのでした。
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2016年12月27日(イラン暦1395年10月6日)
14:15
マシュハドからイラン国内線ATA airlineに乗り、約2時間後には無事シラーズ国際空港へ到着。イラン国内線の事故率は高いため、無事に着いて本当に何より\(^-^)/こじんまりした国際空港 by ぱんスキュさんシーラーズ国際空港 (SYZ) 空港
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シーラーズ国際空港。
国際空港の割にはこじんまりとしていた。別に国際線専用ターミナルがあるのかもしれない。こじんまりした国際空港 by ぱんスキュさんシーラーズ国際空港 (SYZ) 空港
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シーラーズ国際空港外観。周りにはタクシーが待機していたが市バスに乗るため無視して空港前の道を歩く。
こじんまりした国際空港 by ぱんスキュさんシーラーズ国際空港 (SYZ) 空港
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空港から最寄りバス停までの道のり。空港を背にした道を約1.5km、車道の端っこを歩き続けるとラウンダバウトに出るので、左手方面に行くバスに乗るとシーラーズ市街中心部へ。
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シーラーズのローカルバス。マシュハドと同じく、男性が前・女性は後ろとセパレートされてます。イラン全土共通ルールのよう。
ローカルバスは方向がわかれば利用価値大 by ぱんスキュさん市内バス バス系
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このバスはVali Asrというローカルバスや近郊線バスターミナルに留まりました。
そこから徒歩で15分ほど歩き、Lotfali Khanという通りへ。この通り沿いにはヴァキル・バザールやピンクモスク、シャー・チラーグ廟など有名どころな観光スポットが集まっています。 -
この通り沿いの奥に入ったところにある、perhami traditional houseという宿に予約メールを入れていたけれど、手違いで予約が入っておらず…
ガッカリするも、同料金で別の宿を紹介するから待ってて、とスタッフが何ヶ所かに電話。そして別の宿の部屋を確保し、通りでタクシーを捕まえてくれそこに行くように指示してくれた。
こちら、良さげな宿だったので惜しかったけれど、これから行く宿も素敵だからと言われ本当かなーっ?てやや疑心暗鬼で向かう。
http://www.parhamihouse.com -
タクシーで案内されたのは、安宿&ペルセポリスへのツアーで有名なNiayesh Boutique Hotelからさらに奥に入ったところにある、Forough hotelという三つ星ホテル。
ここがもの凄くステキなホテル!施設全体が綺麗なのは当然として、青いタイル張りの外観、古い邸宅の雰囲気そのままの建物や部屋とインテリア、英語の話せるフレンドリーなスタッフ、テラスで食べる朝食…ツイン一泊30ドルとは思えないクオリティ!
イラン滞在で一番良かったオススメホテルです。
http://instagram.com/foroughboutiquehotel
https://www.lonelyplanet.com/iran/shiraz/hotels/forough-hotel/a/lod/c61dbc26-3aef-45bb-83ff-1af94d9ca5eb/361016 -
ツインの部屋の内装。半地下のような部屋で、静かで居心地よし★ これで30ドルは安い!
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水回りはシャワーとトイレだけのシンプルな構造ですが非常に綺麗でした。ビーサンなど持っていった方がいい造り。
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その他、ロマンティックな内装・ウェルカムドリンクのおもてなし・夜のライトアップ・リーズナブルなカフェ利用・free wifi(ただし一定の容量を超えるとスタッフから再度パスワードを貰う必要あり)ということなし。
またヤズドまでのバスのタイムテーブルを調べてくれたり、チケットを無料で手配してくれたりと、ハコだけでなくサービスもとても気持ちよかったー!
シーラーズでは本当にオススメ! -
このホテルの隣にはHassan Meshkinfamというアーティストの個人ミュージアムがあります(ホテルとは無関係のようです)。
入場料10万リアル(≒2.5ドル)。絵画・書道・建物など1個人の業績としてはかなり幅広い。
http://www.meshkinfam-art.com -
彼は絵画を教えることにも力を入れていたそうで、自身の作品のみならず教え子や関係者などの作品や写真もたくさんありました。
小さいながらもぎっしりしたボリュームで、かつ噴水や中庭も気持ちの良い作りになっているので、時間があれば立ち寄ることをオススメします。旅行会社でガイドツアーもありました。
http://en.key2persia.com/RoutesPkg/Mobile/Mobile/Content/296 -
建物の壁と思しきタイル…職人の技が冴え渡る。イランのアートのレベルの高さが伺える。
彼の作品は日本にもあるとのことです。 -
ホテルに着いて、ミュージアムを見たらすでに19時ほど。夜でも人で賑わっているヴァキールバザールを散策。噂に違わず広ーい・大きーい!そして何でも売ってて面白い!
イラン南部最大級のバザール by ぱんスキュさんヴァキール バザール 市場
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基本はアーケード通りなのだが、脇道にそれるのもまた面白い。何に使うかよく分からない装飾品や頭を覆う独自の衣料品、子供の姿、昔ならではの建物の作りなど。異国情緒満載!
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その中でもナッツやスパイスの商店が気になったな。見たことのない食材、そして用途不明なものたち…。もちろんイラン名物サフランもあり、ただしマシュハドよりも高かった(^_^;)
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大きい樽に盛られたスパイス&ハーブたち。これぞザ・中東のバザール!特筆すべきなのはイランの特産物ばらの花が手前にあること。
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ここでウロウロしていると、1人の地元のおじいさまに声をかけられました。なんでも昔、ブリジストンの技術者として働いていたんだとか。そのご縁で日本にも何度か行ったことあるよ、と極めて親日的な方でした。
彼にバザール周辺を案内していただきました。ネイシャブールに続き、イランはどの街でもこういった案内イベント発生がデフォルトのよう^_^。すごい良い国だー! -
奥にいるお兄さんが売ってたのが、乾燥ヨーグルトをフルーツジュースで戻して混ぜ合わせた食べ物。アテンドしてくれたおじさまが頼んでくれひとかけら貰って食べると、濃厚かつさっぱりとしてフルーティーな味が口いっぱいに広がりとても美味!日持ちはあまりしないようで、お土産にできないのが残念でした。
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バザール内にあったキャラバンサライ。今では1階はお土産や手工芸品を売るお店、2階は手工芸品を作っている職人さんたちの仕事場になっていました。
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イランの手工芸品はとても芸術レベルが高くて精巧である。写真はバザールで見かけた品物の一部。細部に渡ってまで良く作りこまれていることが分かる。美的センスも抜群。ちなみに肖像画の人物はシャー・アッバース。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アッバース1世 -
バザールの大半を見終わったところで、サライエ・メフル・ティーハウス(Seray-e Mehr Teahouse&restaurant)で休憩。とても評判のよいチャイハネです。
https://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g316021-d1587563-Reviews-Seray_e_Mehr-Shiraz_Fars_Province.htmlサラーイェ メフル 地元の料理
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雰囲気満点のチャイハネでチャイと茶菓子を頼みました。お茶に混ぜる黄色い氷砂糖的な飴なナバートがつき、チャイ40000リアル≒1ドルとかなりの安さ。お茶菓子も2~3ドルとかなり優秀!
お茶菓子は名前は分かりませんが、ショウガ砂糖がパリパリしすぎない生地に巻いてあるペストリー系。おじさまと半分こで丁度いい位の量。 -
日本語を教えてほしい、とおっしゃるおじさまに、指差し会話帳ペルシャ語版で色々レクチャー。最後に記念写真をパチリ。若干スキンシップが濃い目だったのが難だが、基本的に良い方でした。
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チャイハネを出て、再び散策へ。
バザール内外の生果屋でよく見かけたこちらは、イランと言えばこの果物・ザクロ!
日本ではまずこの陳列の感じはお目にかかれません。フレッシュで安くてそしてどこにでもある、イラン料理にも欠かせない食べ物です。 -
そんなザクロの山を尻目に、このおじさまはわざわざバナナを奢ってくれました…(^_^;) バナナはイランでは取れず高価な果物だったので、おそらく気を遣ってのことだったと思いますが…いやいや、ザクロで十分です!てかむしろそっち!(笑)
とか言いつつ頂いたものはキチンと完食。旅人の基本ですね。 -
お次はイランでポピュラーな薄型のパン、サンギャグ。精白小麦と水で伸ばした生地を窯で焼いたシンプルなもの。
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こちらのパンは焼きたてすぐは熱くて持ち帰りができないため、外にある網状のスペースで冷ましてから、各々都合のよいサイズに割って持ち帰ります。とてもユニークなこのパン、味はほぼ無いのでスープ(アーシュ)などにつけて食べるのが一般的。
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というわけで、続いてスープ屋に連れていってくれました。巨大すぎる釜の中では、粘り気のある汁物がゴブラゴブラと煮立っておりました。
イランのスープはアーシェと言い、屋台料理の定番品です。こちらのアーシェは里芋ちっくな味と食感…そして少しの酸味…これの元は先ほどバザールで見かけた干しレモンだと思われる。独特の食文化に好奇心がムクムク。 -
これまたおじさまに奢って頂き、パンと合わせてホテルで食べるようにとお土産にしてくれました★わーい!
ここでおじさまとはお別れ、今日1日のお礼を言うのでした。 -
最後はヴァキール・バザールの南にある、貴金属ばかりを扱うゴールドバザールを通ってホテルへと帰る。20時過ぎでこの賑わい。シラーズの夜はまだまだ続く模様…
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12月28日 7:30
おはようございます。
今日はピンクモスクに行くために少し早起き。朝一番で行った方が良いとのことで、9時前には宿を出る。 -
出かける前にもちろん朝食を。こちらの宿はテラスで食べる形式。
寒かったマシュハドとは異なり、イラン南部に位置するシラーズは冬でも温暖な気候なため、外で食べるのには丁度良いのだ。街歩きには少し汗ばむくらい。 -
パンの添え物が蜂蜜・ジャム・白チーズなどどいうイラン朝ごはんの定番品で安心します。
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まずはシーラーズといえばココ!なナシル・アル・モルク、通称ピンクモスクへ。宿から歩いて5分ほどの距離。
Lotfali Khan通りを東へ行き、シャー・チラーグ廟よりさらに東に通りを進むと、写真の看板が見えてくる。矢印に従って南に伸びる小道へ。 -
道なりに進むと入口が見えてきます。とても大きな門に、ピンクが印象的な壁画が目印。入ってすぐのカウンターで入場料150000リヤル(約3.5ドル)を払って中へ。
通称ピンクモスク、シラーズ最大の写真映え by ぱんスキュさんマスジェデ ナスィーロル モスク 寺院・教会
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じゃじゃーん!これがかの有名なピンクモスク全景。池に映る対称性がペルシア建築の特徴をよく表してる。
通称ピンクモスク、シラーズ最大の写真映え by ぱんスキュさんマスジェデ ナスィーロル モスク 寺院・教会
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そしてこのピンクモスク最大の特徴が、モスク本体の隣の建物内にあるスタンドグラス。早速中へ入る。
通称ピンクモスク、シラーズ最大の写真映え by ぱんスキュさんマスジェデ ナスィーロル モスク 寺院・教会
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イチオシ
中はステンドグラスが幻想的な光景を映し出しており、息を呑む美しさ!おおおおお、これは女子スキする場所だ。
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この光景が見られるのは、冬季の8時~10時くらいまでとのこと。12月に行くならどうしても訪れたかったスポットの1つでしたが、大満足!
通称ピンクモスク、シラーズ最大の写真映え by ぱんスキュさんマスジェデ ナスィーロル モスク 寺院・教会
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このピンクモスク、ここ10年の間にすっかり旅人の間で有名なスポットとなり、いつの間にか入場料も発生するようになり…。この日ももちろんたくさんの観光客で賑わっていました。
比較的人の少ない時間帯は開館一番だそう。しかし8時開館のハズが日によっては9時になることもあららしい…(^_^;) でもそのアバウトさがイランらしくて、割とスキ★
9時くらいからツアー客で混み出していたので、朝一で行くのに越したことはないようです。 -
このモスクはステンドグラスだけでなく外観も負けず劣らず素敵。ピンクの装飾はここシラーズの特徴だそうです。
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モスク上部のドーム部分。言葉での表現が追いつかないほど、うっとりするほどの色使いに精密なパターン…。
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壁の装飾もよくこの色が出せたなと驚くばかりのタイルワーク。ペルシア芸術の極み。
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モスク本体の中にも入ることができました。
奥に行くと誰かの廟があり、その部屋にもステンドグラスが設置されていて幻想的。観光客はあまりここまでは入ってこないため、割とノンビリした空気の中で見学できて良かった。 -
次はピンクモスクからほど近い、バザールの近くにあるカーン・マドラセへ。入口が一本入った小道にあり、あまり修復などはされてる感はないが、それでもよく見ると目を引く門構え。
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マドラサ(メドレセ)=神学校
王が作らせたイスラームを学ぶ学校のこと。中央アジアでは土産物屋やホテルになっていたことが多いけど、ここはそのまま残されていた。 -
中は穏やかな空気が流れていた。おじさまが親切に写真を撮ってくださり、少し談笑。
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ヴァキール・バザールの西側へ。ここには18世紀に栄えたザンド朝の王カリーム・ハーンの城やモスク、ハンマームなどの遺構が集まっている。
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モスクに隣接していたハンマーム博物館。入口にあった解説文。150000リヤル(≒3.5ドル)を払って中へ。
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中はハマム(公衆浴場)の様子の紹介。18世紀ザンド朝時代の服装や文化などの風俗がわかります。
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散髪などの様子。人の模型がえらくリアル笑。
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ここで遠足中の子供たちに遭遇。なんか踊り出したり、キャーキャー騒いだりとかなり自由!そして女子だけしかいなかった。
そのうちお子らがフレンドリーに絡んでくるので、指差し会話帳ペルシャ語で意思疎通を図るも、最後は先生が出てきて英語で会話。聞けば6歳()小1の遠足だそうだ。日本から来たよと伝えると、お子たちがウワーって寄ってきて、もはやスター気分笑。 -
そして子供たちと記念撮影★
イランの学校は男女別々なんだそうだ。かと言って窮屈そうな感じは受けなかったな。
イラン旅を通して印象的だったのは、女性がしっかりしてて社会的にも強かった、ということです。そういった性格的なものが、すでにこの小さい子達から感じ取れたのが興味深い。 -
ハマムの後は、シラーズ一の聖地シャー・チェラーグ廟へ。大通りから入った門前町的な通りを進む。
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この通りにはちょっとしたチャイ屋やお店が並んでいた。お肉屋もあり、当たり前だけど日本の門前町との違いをひしひしと感じる。ナマグサ系OK!みたいな。
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シャー・チェラーグ廟入口。ここでもマシュハドのイマーム・レザー廟と同じく女性はチャドル着用必須。なければ入口で貸してもらえる。
今回はノーチャドルということもあり、外国人ということが一目瞭然、強制的にガイド付きになりました。シャー チェラーグ廟 城・宮殿
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今回は若い女性のガイド。大学生のボランティアとのことで、すごく感じが良くて親切な方でした。
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入口門のドーム。非常に幻想的で美しいタイルワーク。ピンクモスクと異なり、ここは眩しいほど鮮やかな青色。
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シャー・チェラーグ廟。
イマーム・レザーの17人の兄弟のうちの1人、サイード・ミル・アフマドがここで殺害され、廟などが建てられたそう。カメラは持ち込み禁止だけど携帯付きカメラはOKです。シャー チェラーグ廟 城・宮殿
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ここの特徴は木とタイルとの組み合わせの妙。この屋根なんかどこか日本の寺を思わせる造りだった。
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廟内部はムスリムオンリーとのことで入場不可。残念!入口からチャドル着てたら大丈夫だったかも。
この後は敷地の一角にある古いモスクを見せてもらったりしました。 -
最後はチャイでも飲んでいってと外国人観光客向けのインフォメーションルームに入れてもらった。廟に関するインフォメーションあり、パンフもいただきました。
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シャー・チェラーグ廟のPRビデオ、そして上にはホメイニ師が。ちょっと面白かったが笑ったらイカンやつですね。
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次は街を北上、途中でPars travelで次の日のペルセポリスツアーの申し込みをしたり(詳しくは次の旅行記で)、その近くで両替をしたり。ホシュク川沿いへ。
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途中で地球の歩き方に載っていたshater abbasの支店のセルフレストランで食事。広い店内なのに客が私と数人だったのが気になった。
一応HPも見つけたが総ペルシャ語だ(泣)
http://www.shaterabbas.org有名なケバブ屋、市内中心部近くに支店もあり by ぱんスキュさんシャーテル アッバース 地元の料理
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シラーズ風羊入りのプロウ、シラーズサラダ、バデムジャン(ナスの煮込み)、アーシュ、オレンジジュース。セルフ式なのでついつい欲張りすぎ、10ドルほどの豪遊になってしまった…
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食後はさらに北上してホシュク川沿いへ。この川は見事に枯れているが、幅があり向こう岸に渡るには橋が必要。
ホショク川 滝・河川・湖
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川の北側にあるアリ・イブン・ハムゼ廟。小さいけれど綺麗でいろいろ行き届いてる印象。図書室やセミナールームなどもあった。
市内の北側に佇む静かで美しい廟 by ぱんスキュさんアリー エブネ ハムゼ聖廟 寺院・教会
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彼はイマーム・レザーのいとこで預言者ムハンマド(彼に平安あれ)の子孫にあたるんだそう。
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ここの聖廟内も、イマーム・レザー廟やシャー・チェラーグ廟と同じく天井や壁がキンキラキン。イランの聖廟はこういう感じのが一般的らしい。
中は人も少なく快適。女性はチャドルを借りて着用しよう。 -
シラーズ散策の最後は、アリー廟からさらに北東へ10分ほど歩いたハーフェズ廟。ペルシア文学上最も重要な詩人の1人で、とても立派な廟?
イランを代表する詩人が眠る人気スポット by ぱんスキュさんハーフェズ廟 寺院・教会
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木が生い茂り美しい庭園が広がる。これぞペルシア的。
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廟のある建物のほか、売店やカフェなどがあり観光スポットとして整備されている。訪問客も多数。
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ハーフェズ廟。墓碑はペルシャ語なので読むことはできませんが、多分彼の詩が刻まれていると思う。
ハーフェズは14世紀に活躍した詩人だが、名前はペンネームだったり、その生涯は謎が多いとされている。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ハーフェズイランを代表する詩人が眠る人気スポット by ぱんスキュさんハーフェズ廟 寺院・教会
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園内の建物はどれも立派な造り。八角形というのが対称性を表している。
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売店にはバザール同様、手工芸品が並んでいた。伝統的なものもあれば、観光スポットらしくモダンでかわいいものもあり。
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もちろんハーフェズの本も販売中。イランの本はどれも装飾が美しいな。
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入口すぐのところにあったカフェ。異国情緒あふれるインテリアで評判も良いようなので、立ち寄っても良いかもしれない。
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丸一日シラーズの街を散策するも、行けなかったスポットがまだまだあって残念…Pars博物館やクルアラーン門、エラム庭園にも行きたかったが時間切れ。一度バザールに戻り、早めの夕食を取る。
イラン南部最大級のバザール by ぱんスキュさんヴァキール バザール 市場
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ここでまた昨日のおじさまと遭遇!今日も色々案内してもらいました。
これは昨日見かけて美味しそうだと思ったイラン名物のアイスクリーム、ファールーデ(faludeh)。白いのはシャリシャリした氷のようなもの。インドやパキスタン料理でも同名の若干違った飲み物があるけれど、イランが大元だそう。 -
このファルーダにバスタニ(bastani)と呼ばれるサフランアイスを盛り合わせ!これぞシラーズ名物。
バスタ二の中にはピスタチオも混ざっており、大変美味でした。1カップ50000リヤル≒1ドルちょっと。 -
昨日に続きおじさまによる奢りタイム笑!
昨日とは違ったアーシュ屋に連れていってもらう。見た目はとんこつスープっぽいけど違っており(当たり前か)、味はカレーっぽかった。麺入りなのでアーシュ・レシュテと呼ばれる。 -
ついでに隣にあった焼きそば的なパスタとミカンも頂く。この麺、見た目に反して味気なくて…食べるのは苦労しましたf^_^;
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ほかに行きたいところがあったので、今日はおじさまとは早々に別れました。
夜8時まで開いてるというキャリム・カーン城に滑り込みで入場。かなり大きな城で、また雰囲気も抜群。18世紀の王の築いた質実剛健な居城 by ぱんスキュさんキャリム ハーン城塞 建造物
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中にはザンド朝時代の各種セレモニーの様子などの展示あり。
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城内にあった王専用のハンマーム。小さいけれど機能的には充分な造り。
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敷地内にはお堀があり、木々が生い茂る庭園となっている。ベンチなどもあり休憩もできます。
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最後の最後でもう一度、シャー・チェラーグ廟へ。イマーム・レザー廟同様、夜景が綺麗なのを見に行きました。
シャー チェラーグ廟 城・宮殿
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24時間オープンのため入場はできましたが、昼と同じく強制的にガイド付き。夜でも働くなぁ!残念ながら今回も廟の中には入れませんでした。
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それでもライトアップされたモスクは美しかった。ドームが燦然と輝く。
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そして夜なのにお祈りを捧げる人たちで賑わっていました。これで夜9時半ごろです。
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ホテルの近くのモスク併設衣料品屋にあった、ヒジャーブのかぶり方アレンジの看板。なかなか参考になる。こういう格好してれば現地人度UPですね。
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歩き回った1日の〆は、Forough hotel近くのNiayesh ニアーイーシュ・ブティックホテル併設カフェ。オープンルーフで開放的、場所柄旅人が多いと思いきや地元の若い女性グループなども訪れていました。
ドミトリーあり、ペルセポリスへの1dayツアーの集合&申し込みができます by ぱんスキュさんNiayesh Boutique Hotel ホテル
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ここでもチャイを注文。50000リヤル≒1ドルちょっと。やはり黄色い飴ナバートも付いてきた。1日の疲れが癒される。
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今晩のヤズド行き夜行バスは真夜中0時のため、23時ごろまで宿で待たせてもらました。片道285000リヤル(≒7ドル)。安いな!
イランのバスチケットは全てアラビア文字にイラン暦記載なので注意。 -
ヤズド行き夜行バスが出発するカランディッシュ・バスターミナル。宿からタクシーで150000リヤル(≒3.5ドル)ほど。
建物は明るいが周りは薄暗く…。不安になりますが、イランは治安が良いのであまり心配はいりません。もちろん油断は禁物ですが。シラーズ市内の北東にある、他都市への長距離バスターミナル by ぱんスキュさんカランディッシュ バスターミナル バス系
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建物内には各バス会社のチケット売り場や待合室、売店などがありました。バス乗り場はプラットフォームがたくさんあるので、チケット表記(ただしイラン数字)や人に聞いて確認しよう。
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24時少し前にヤズド行きのバスか到着。フロントにはVIPの文字がデカデカと掲げられていた笑。そう、これは通常よりも乗り心地の良いVIPバスなのです。
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シラーズ→ヤズド行きの夜行バス車内。VIPバスだけあり3列シートで豪華内装。快適な車内で夜を過ごせました。
ここから6時間ほどかけてヤズドの街へ。
その前に次の旅行記ではシーラーズ滞在中に1day tourで行ったペルセポリスなどの遺跡についてご紹介。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kiyo1132さん 2018/04/29 09:58:28
- 参考になりました!
- 私もイラン旅を計画しており、ただ情報がなかなかなくてぱんスキュさんの旅行記大変参考になりました。
- ぱんスキュさん からの返信 2018/05/15 19:37:12
- Re: 参考になりました!
- kiyo1132さま
初めまして。コメントが遅くなり失礼致しました。
ご参考にして頂けたとのこと、うれしいです!
よろしければダイジェスト版をお読み頂くと、各都市の情報や全体像が把握できるかと思います。
旅のご計画に役立ちますように…
https://4travel.jp/travelogue/11205565
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