2017/01/03 - 2017/01/04
3位(同エリア42件中)
ぱんスキュさん
- ぱんスキュさんTOP
- 旅行記299冊
- クチコミ1444件
- Q&A回答12件
- 882,611アクセス
- フォロワー111人
2016年12月23日~2017年1月8日
年越しイラン&UAE・カタール旅行
前々から行きたかったイラン。ここ数年は女性1人でのビザ許可も緩和され、それどころかアライバルで簡単に取れるようになったという…行くなら今でしょ!
ついでにトランジットでUAEとカタールにも寄っちゃおう!という、イスラーム満喫旅行の2週間。
★
2017年1月3日
世界の半分イスファハンを後にし、テヘランへの道中に立ち寄ったのはカーシャーン。
ここは小さな街だけど、イスファハンを作ったアッバース1世の別荘で世界遺産のフィーン庭園があったり、18~19世紀に活躍した豪商たちが残した素晴らしい私邸が公開されています。
最初はそんなに見どころないだろうなーと思っていましたが、いやいやこれが素晴らしいお庭や邸宅の数々!綺麗に修復された豪邸と庭園は、イランの民間文化の結晶ともいえる。
ウットリした気分に包まれつつ、この街のもつ夢のような空間を存分に味わったのでした。
行く前は正直言ってあまり期待していないノーマークの街だったけど、この旅3本の指に入る美しさと優雅さでした★特に女性にオススメですが!
お庭と邸宅の街カーシャーン。ぜひ皆さんもいらしてくださいねヽ(^o^)
https://ja.wikipedia.org/wiki/カーシャーン
PR
-
2017年1月3日 16時半
13時半にイスファハンを出たバスは、3時間後に時間通りカーシャーンの街に到着。
しかしこの街のバスターミナルは中心部から離れている上に公共交通機関が無い…。仕方なく1台だけあったタクシーに乗るも、100000リアルとなかなか強気のお値段だった…ここは改善して欲しいところだ。 -
カシャーン旧市街地、ヤズドと同じように、家々の壁に囲まれた細い道が迷路のように張り巡らされている。
-
本日の宿 エッサンヒストリックハウス
カシャーン旧市街の中にあり、比較的表通りから近いし看板出てるしですぐわかると思う。
入口は階段があり狭くなっているけど、中を抜けると素敵な邸宅改装型の宿がある。カシャーンの邸宅改装型の宿はこういう作りのところが多い。 -
このゲストハウスは小さなギャラリーを併設しており、宿泊客は無料で訪れることができる。展示内容は邸宅のリノベーションのビフォーアフターの写真など。
-
階段を下りて壁に囲まれた空間の中には、素敵な素敵なお庭と建物が!外からは全く見えないだけに、このギャップにやられます。
Ehsan historic house
http://www.ehsanhouse.com/?lan=en -
予約無しで飛び込んだところ、シングルに空きはなくドミトリーだったら空いているよ、とのこと。ドミは穴蔵的な地下倉庫を改装したドミだったので、できればシングルに泊まった方が良いです。お庭に面した建物なので…
カーシャーンには古い邸宅を改装した宿が他にもあり、そちらを選ぶのもいいと思います。
Sana Historical Hostel
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g680023-d12632206-Reviews-Sana_Historical_Hostel-Kashan_Isfahan_Province.html?m=19904
この辺とかも気になりました。 -
お風呂は共用シャワーを使用。綺麗に掃除されており、またあまり混まずに◎。
-
ゲストハウスの受付に貼ってあったペルシア帝国の最大判図。東はアフガンのあたりから西はアナトリアまで。イランの人たちは皆自国の文化と歴史にプライドを持っており、決して奢ったりしないが自国に強い愛着をもっていた。そういうところ、イランの好きなところの一つです。
-
広々とした建物と中庭が気持ちいい空間。ギャラリーとは思えない、ステキ空間。
-
団体用にセミナー室もあり。意外と中は広い。
-
図書室という趣の調べ物ができるライブラリー。ステンドグラスが綺麗で、これぞカシャーンな装飾様式だと後で分かった。
-
ライブラリーには外国語の本もあり。様々なジャンルの本があった。
-
カシャーンの街へ出る。ここカシャーンにもバザールがあり、シラーズやイスファハンほどではないにしろそこそこの規模らしい。
-
ホテルの前の道は専門店街になっており、サモワール屋が並んでいた。
-
もいっちょサモワール屋。鉄加工や修理屋もも兼ねているようだ。こういうのスキなんですよねぇ。
-
カシャーンのバザール入口。夜にも関わらずたくさんの人通りがあり賑わっていた。
-
ナッツとスパイスのお店。こういうのバザールっぽい光景ですね。
-
そして八百屋も見られた。
カシャーンのバザールの特徴は、生活に根ざしたバザールであること。イスファハンやシラーズは土産物店がたくさんあったけど、カシャーンのバザールではほとんど見かけなかった。こういう生活品を売る店が圧倒的に多い。 -
イランではどこにでもあるジューススタンド。スイカ、ざくろ、その他色々な果物がお手頃に取れる。
-
地元の人がひっきりなしに立ち寄っていたスイーツ屋。掲げられているのは創業者かな。興味津々でしたが総ペルシャ語のため購入は断念。
-
バザールの途中には霊廟があり、通行人はキスをして敬意を表していた。誰の廟かは不明。
-
そして公共の水道もあり、水を汲む人がいた。掲げてある肖像画の顔が消されているのは聖者の絵だからか。
-
さらにバザールの奥へ。ぐるりと一周するだけでも30分ほどはかかりました。
-
ある一角は貴金属の店ばかり並んでいた。どこの店もgあたりのレートが表示してあり、女性たちが金売買していた。
-
カーシャーンはテキスタイルの一大産地として有名で、市場にもテキスタイル屋がたくさんあった。ただし工場メイドの大量生産品が多いイメージ。
-
こういったお仕立ても布屋で購入後に行ってくれる。日本の感覚からすると、オーダーメイドが主流なのは贅沢な気がする。
-
そしてこれまたよく見かけるセクシー衣装。一体どこで着るのだろうか…パーティー?それともヒジャーブの下?
-
バザールの中にはドームと噴水がある広場があり、ここがバザール奥地の中心部のよう。この広場に面してアンティーク商が並んでいたが本当にガラクタか多く需要あるのかな…
-
そしてなんだかゴージャスな一角を発見!これもれっきとしたお店。
-
なんの店かと思いましたが、ゴージャス系の家具を売るお店でした。夜闇の中でこの周りだけキンキラキン!
-
その他香水屋やコスメ屋など、女性相手の商売屋さんは明るくしているところか多かった。イメージ的に明るい方が華やかだもんなー。
-
バザールの一番奥まで行ったので今度は入口へと引き返します。イラン人の生活が垣間見えて楽しかった。
-
そのまま大通りを渡り、次は旧市街地を散策。
-
カシャーンの旧市街地もヤズド旧市街地と同様に、夜は街灯が少なく真っ暗、そして道が狭く曲がりくねっている。ヤズドの痴漢の前例もあったので、バイクや車が通る際には用心して距離をとっていました。
地図を見てもかなり分かりにくいので、できれば昼間に散策してある程度の道勘をつけておくのをオススメします。 -
とはいえ、こういった旧市街地の奥に知るひとぞ知る邸宅改装型ホテルがあったりするから面白い。
こちらは650年前の邸宅のアメリハ邸を改装した高級ホテル。一泊150ドルくらいするらしい…(-_-;)
http://en.sarayeameriha.com -
宿に戻って夕食。メニューを見せてもらうとどれも美味しそうなものばかり。せっかくなので冬季限定のShefteh somaghというのにトライ。たのしみー!
-
Shefteh somaghとナン。羊のミートボールをトマト味のシチューで煮込んだもの。スマックの爽やかさが絶妙で、重くなくペロリと食べられた。とても美味しくで大満足!
-
ご飯を食べていると宿のぬこがやってきて、ミートボールの方をじっと眺めだした…。ナンではダメらしい…。少しあげたら満足してくれた模様。
ぬことしばし遊んだのち就寝。 -
2017年1月4日
おはようございます。宿の朝食はこれまでの宿と同じく至ってシンプルな内容。ナンにチーズにジャムに蜂蜜に…あとはゆで卵がついていたな。 -
カシャーン市街地。大通りだけ見るとイランの典型的な地方都市といった趣きだ。
-
カシャーンの道にあった観光スポットへの案内板。ただ邸宅はどこも奥まったところにあるので、地図があると便利。
-
道端で見つけた巨大ナン…いや、大きすぎるでしょと思う。
-
街中心部から10分も歩いたところで、邸宅が集まっている広場に出た。ここではお土産物屋や自家製の地図を配って営業するタクシードライバーもいた。
あと写真を撮り忘れたのだけど、カシャーンはバラが有名で、町の色々なところにローズウォーターを売る店があった。ここでも少し売っていた。 -
カシャーンの豪商邸宅の代表的存在、アッバスィー邸より見学スタート。
1823年にSeyyed Ebrahim Tajer Kashaniという商人によって建てられた豪邸です。 -
アッバスィー邸にはレストランが併設されていた。利用しなかったけど歩き方の投稿によればイケてるらしいです。
-
入口にてチケット購入。
アッバスィー邸、タバータバーイ邸、スルタン・アミール・アフマドのハンマームの3箇所で350000リアルというお得チケットがあり、そちらを購入。バラバラに買うよりも50000リアルほどお得です。 -
早速入場すると、外からでは全くうかがい知れない別世界が広がっていた。大きーい!優雅!
-
ステンドグラスの上品さや欄間の細工の細かさに目を取られる。うわあ…
-
室内はステンドグラスの採光がとても美しい。
-
敷地内に建物が所狭しと立っており、6つある中庭の構造と相まって迷いそうになる。それくらい広いです。そしてそれぞれに細かい装飾が施されているという…
-
こういった彫刻とか気の遠くなるような職人技。ペルシャ文化のレベルの高さを見せつけられてる感じ。
-
建物のエントランスにも彫刻びっしり。細部にまで凝ってる。
-
このステンドグラスワークも細かすぎて目がついていかないレベル。一つ一つがこんなのばかりなんです。
-
ステンドグラスのあるお部屋。もう本当に贅の極み。でもどこか文化的な上品さが漂っている。
-
室内には当時のものと思われる生活雑貨の展示もあり、見ごたえあります。
-
こういった天井装飾も手抜かりなし!脱帽です。
-
丸いドームもしっかりした装飾で、気の遠くなるような制作費と時間がかかっているのがわかる。本物というのはこういうことを言うんだなとしみじみ思った。
-
アッバスィー邸の余韻に浸りつつ次なる邸宅へ。
その前に近くにあったマスジェデにお邪魔。 -
中には聖廟があり、お馴染みキンキラキンの天井装飾が。holy sultan Amir Ahmadという人物の廟らしい。このあと見学するハンマームも同スルタンの名前がついていた。
-
全体的に穏やかでノンビリしたモスクで、人はまばら。唯一中にいたおじちゃんも、ゆっくりしてきなよー的なユル~い雰囲気で迎え入れてくれた笑。
-
イランのお墓ってどうしてこうスタイリッシュなんでしょう。センスの差かな…。
-
まあこういう政治的ポスターがあるのもイラン的か。貼られてから年数が経っているのか、色褪せているのが今のイランの現状を物語っているようだ。
-
続いてタバータバーイ邸へ。先のモスクのある所の横道をアーチをくぐって進む。
-
扉にあったドアノブ。右と左でデザインが異なるのは、男女で異なるノブを鳴らし、どちらが来たのかを内部にいながら知るため。左が女性で右が男性。
-
タバータバーイー邸の入口。修復前後の写真が展示されている。ここは冬の宮殿と言って、冬季に使用された建物だそうだ。
-
タバータバーイ邸の正面。左右対称の建物が水に映って美しい。
-
正面建物のアップ。壁にも窓にもとにかく細かい細工が施されているのがわかる。いやー、凄い。
-
このタバータバーイ邸、とにかく広くて建物の一つ一つが大きい。アッバスィー邸は敷地内に建物がぎゅっと詰め込まれた感じだったけど、こちらは空間の広がりを感じさせる。
-
ここは貯蔵庫だったところ。キッチンなどもこの近くにあった。しかし物置にしては大きすぎる…どれだけの人がこの家に住んでいたのだろう。
-
キラキラの間と勝手に名付けて呼んでいた場所。建物の四方が眩しいばかりの白色で、カービングによりキラッとして見える。ゴージャスだ。
-
この邸宅もとにかく細部まで凝ってて、とにかく豊潤な贅沢がけたぐってくる。
-
建物内部のステンドグラスもまた美しい。
-
四方から光が差し込んでいて、部屋全体に色彩が映って幻想的。
-
こちらは客間。母屋よりも若干親しみやすい雰囲気だけど手がこんでいる感は変わらず。
-
ドームの装飾。アッバシー邸のようにやはり見事な装飾。やはりいつも思うけど、これを作った職人は首が疲れないんだろうか…
-
16世紀、サファヴィー朝のころに建てられた建造物でこの一帯の建物では一番古い。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Sultan_Amir_Ahmad_Bathhouse -
入口すぐのところにあるクロークルーム。ここからしてすでに美しいタイルワークが見られる。
-
ここの特徴は気の遠くなるようなタイルワーク。四角いタイルがモザイク様に組まれて模様が形作られている。
-
クロークルームは八角形。お茶も飲めたみたい。ら400年も前からこんな優雅な暮らしがあったのかと思うと、羨ましい!
-
バスルームもこの通り。ターコイズ色のパッチワークの様なモザイクタイルが珍しい。
-
サファヴィー朝時代のオリジナルそのままの部分。このハンマームは18世紀に地震により一度壊れており、その後修復がなされて現在の姿になった。
-
このハンマーム、珍しく屋根の上に登ることができました。不規則な煙突やガラスの天窓がついた突起物がボコボコ出てる様子がナウシカっぽいw。
-
ここで邸宅見学終了。もう一つの邸宅もあったのだけど、連番チケット対象外のため外観見学のみに留めました。
最後は世界遺産の一つ、フィーン庭園へ。カシャーンの街から西へ8kmほどの距離にあるこの庭園へは、街中心部のバーンズタへ・ホルダード広場からローカルバスが出ていました。 -
フィン庭園行きのローカルバス。庭園が終点なのでアラビア文字でFINと書いてるバスを見つけて乗車する。心配なら運転手に『バーグフィーン?』(バーグのグghの音は鼻にかかった濁音を発音)と聞いてみるといいと思います。
-
ローカルバス車内。あまりにローカルすぎてイランのお約束である前後で男女セパレートですらなかった…とはいえ男女は離れて座るのがお約束のよう。
1回5000リアルの定額制だけど、乗り合わせたおばさまと仲良くなって払ってもらったー!(≧∀≦) ちなみに現地の方は専用のプリペイドカードで支払っていた。 -
フィン庭園の入口。たくさんの観光バスや車が停まっており、人気の観光地だということが窺える。
入場料200000リアル、開園時間は9:00~16:30。チケットを買ってさっそく中へ。 -
フィン庭園のエントランス門。城壁のような高い壁に囲まれた内部からは想像できない、木々の緑と水の流れる音に包まれた癒しの空間。
https://ja.wikipedia.org/wiki/フィン庭園
入口近くにはイラン人女性ガイドがおり、(多分)有料で庭園内をガイドしてくれるようだ。あとこの入口付近にはフリーwifiが飛んでた記憶が…観光サイトがトップに出てくるやつ。 -
入口入ると最初に目につくのが、庭園奥にまで流れている水路。これを伝うようにして庭園の中心へ。
-
庭園中心にある建物。サファヴィー朝時代に確立したタイルワークがここでも見られる。
-
このタイルの模様の細かさ、絵付け技術の高さ。センス抜群。
-
建物内は水場をたたえる建物内部。シンプルですがどこか気品があるのです。
この建物を中心に庭園を4分割に分ける方法をチャハルバーグ(四分庭園)と言い、ペルシア庭園の様式としてはポピュラーなものなんだそうです。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ペルシャ式庭園 -
反対側はスタンドグラスがあり、ここから採光される作り。こんなに大きなステンドグラスも珍しい。
-
こういった小窓のあしらい、また品の良さが漂っている。
-
中心部を過ぎて、さらに水路に沿って奥の城壁の方へ進む。
-
奥にはこういったドームがいくつもあり、修復中のものもありましたが見ごたえ満点のスポットでした。
-
このドームの造作も装飾も、一つ一つが溜息もの…
-
お隣のドーム。こちらは青色を使っていないタイプで、それ故にシンプルかつ品の良い空間が生まれている。ずっと見てても飽きない。
-
次はサイドの城門に沿って歩きます。ここにも水路が。
-
城門の一角はハンマームになっていました。半分くらい改装中というか実際に掃除用として水場が使われていたり。
-
ハンマームはまあまあの広さで、ハンマームグッズの展示や紹介など、イランお馴染みの実物大人形たちでの展示があった。
-
展示その2。
またこのハンマームは、時が下った19世紀のガージャール朝首相アミール・キャビールが殺害された場所でもあった。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アミール・キャビール -
観光地お約束のコスプレコーナー。君もアミール・キャビールになってみないかい?!m9(^.^)
-
イスラム的立て看板。ヒジャーブが緑なのがイラン的。
-
反対側の城壁には歴史博物館がありました。別料金で確か100000リアルくらいでしたが面白そうだったので入場。
-
中は一階だけですが興味深いものが多く、なかなか見ごたえありです。庭園のジオラマもある。
-
博物館内図。考古学、イスラム的展示、テキスタイル、書写物、現代展示のセクションに分かれている。
-
興味深いのは陶器。こちらはイスラム時代のもので独特の模様が。
-
こちらは9世紀、ネイシャブールで出土したもの。ラスター彩もあった。
-
そしてこちらが13世紀だかのもので、この近辺で出土したもの。青色の発色の良さが時代が進んだ感あります。
-
古い聖クルアラーン。
-
水差しや短刀、銃などのアイアンワーク。これも文明の歴史には欠かせない道具。
-
昔のこの一帯の民族衣装のフィギュア。こんな色とりどりの美しい衣服だったとは。今はその名残は見られず。
-
博物館のちは、庭園併設のチャイハネで食事。メニューらしいものはなく、お店の人に何があるか聞くとバデムジャン(ナス)があるよとのことで頼む。それからチャイも。
小上がりベンチに座り、ゆるりとした時間を過ごしながら庭園の空気と楽しんでノンビリリフレッシュ★いい気分だなあ~。 -
帰り際に日本からのツアーの方に会いました。名古屋からいらっしゃったんですって!異国で初めて会う同郷人やー。色々とお話したのち、変ポーズなとこで写真撮ってもらいました( ̄∀ ̄)
-
ウットリした気分でフィーン庭園を後にして、またもローカルバスで帰ってきました。バス停は出入口門から少し道沿いに50mほど行ったところにあります。
-
最後に宿に戻りがてらカシャーン旧市街地をブラリ。やはりこの壁に囲まれた作りと狭い道が特徴的。
-
この旧市街、趣のある邸宅が多い雰囲気。さすがに壁の中は覗けませんが、扉がステキなんです。
-
これは住人が入っていくところも見かけました。中も良さげでしたが、門構えも堂々としている。
-
壮麗なこちら、流石に個人宅ではなくモスクだか聖廟の様子。でも街の一角にこんな空間があるのが、文化的余裕を感じさせる。
-
そしてとある壁の隙間から見えた、豪邸のなれの果て。。。かつてはアッバーシー邸やタバータバーイー邸などと同じく税を尽くした邸宅だったのかなと思うと、諸行無常の響きあり。とはいえ先の豪邸もリノベされてるわけで。今後うまく改装されるといいのですが費用の問題から難しい一面もあり、どうなるかな…。
-
宿からバスターミナルまでタクシーを呼んでもらう。行きに比べて2/3以下の値段!ここでテヘラン行きのチケットを買い、名残惜しい庭園の街カシャーンを後にしました。
聞いた話によれば、専用車プランだとテヘランのイマーム・ホメイニ空港からの車で直行/直帰するのもアリだとのこと。またイスファハンからの専用車プランだと、アブヤーネ村に寄りながらの移動も可能だそうで。効率良く時間を使いたい方は、こういった専用車プランでも訪問もいいかと思います。
ロマンティック度ではイチオシ、カシャーンの街へ是非!★
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2016-17 年越しイラン・UAE&カタール旅
-
前の旅行記
The half of the world-移民に支えられた王都イスファハーン 2016-17イラン・UA...
2017/01/01~
イスファハン
-
次の旅行記
テヘランの普通の人たちの暮らし~ホームステイ、そして衝撃の地下鉄…! 2016-17イラン・UAE・カタール...
2017/01/04~
テヘラン
-
トランジットUAE、モスク礼拝&ローカルスークと移民街めぐり ~2016-17年 年越しイラン・UAE&カ...
2016/12/22~
ドバイ
-
2016-17年越しイラン女一人旅ダイジェスト~ゾロアスターの聖地から初日の出を拝む 2016-17イラン・...
2016/12/23~
その他の都市
-
シーア派聖地マシュハド、夜のキンキラ聖廟にびっくりハマムと絨毯と ~2016-17年年越しイラン・UAE&カ...
2016/12/24~
マシュハド
-
古都ニーシャープール~オマル・ハイヤームに会いにいく、そして驚愕のイラニアンホスピタリティ! 2016-17...
2016/12/26~
その他の都市
-
トキメキのピンクモスクとブルータイル -ロマンあふれる古都シーラーズ 2016-17イラン・UAE&カタール...
2016/12/27~
シラーズ
-
ペルシャ王国の生まれた場所へ-ペルセポリス、ナクシュ・エ・ロスタム、パサルガダエへの1dayツアー 201...
2016/12/28~
ペルセポリス
-
HAPPY NEW YEAR de ゾロアスター★ 沈黙の塔の初日の出と年越しソバ in ヤズド 2016-...
2016/12/30~
ヤズド
-
The half of the world-移民に支えられた王都イスファハーン 2016-17イラン・UA...
2017/01/01~
イスファハン
-
ロマンティックが止まらない~美しい庭園建築と貴族の邸宅カシャーン 2016-17イラン・UAE&カタール旅...
2017/01/03~
カシャーン
-
テヘランの普通の人たちの暮らし~ホームステイ、そして衝撃の地下鉄…! 2016-17イラン・UAE・カタール...
2017/01/04~
テヘラン
-
外国人労働者・移民の国カタール、大興奮のインターナショナルマーケット -2016-17イラン・UAE&カター...
2017/01/07~
ドーハ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
カシャーン(イラン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2016-17 年越しイラン・UAE&カタール旅
0
121