サラブレットの町 様似 「若駒たちの春」（12）

2017/05/25 - 2017/05/25

日高山脈を望んで牧歌的な風景が広がる「サラブレットの町」 様似（さまに）
今回、ちょこっと暮らしを様似に決めたことを道産子の友人達に伝えると

様似？ なーんもないよ （←確かに）

サラブレット王国 日高において新冠は 名馬を輩出で超有名
それが故、観光客も多く
ご多聞にもれず、マナーの悪いカメラマンもいたりして。。。

数年前、若駒（仔馬）に会いてくて新冠を訪問
何日か滞在して そう言うことも 実感した

若駒と触れ合いたい！ リベンジも兼ねて、迷わず様似に決定

サラブレット王国 日高 様似町
様似での日課、朝活を紹介します

エリア 浦河・様似(北海道)

様似ちょこっと暮らし☆
朝食時のコーヒーは 相変わらずお茶碗で
ヨーグルトはカレースプーンで

退去時のアンケートにしっかり書いておきました！
コーヒーカップ & ティースプーン が欲しいと。。。

ひと通りの食器類は揃っていたのに、何故に肝心な物がなかったのか不思議

朝食後 自転車でGO！ が様似での日課(*'▽'*)。朝活です♪

自宅から2分で いつもの牧場へ

父馬 「なした？ 最近よく来るべ」 と言われたかどうかは…想像(^^;;

父馬 「うちの娘、めんこいっしょ！」 「可愛く撮らねえと許さねぇべ」
シッポ 「わっ！わかりました！(^^;;」 「父馬さま、これでいかがでしょう」

笑・笑・笑( ＾∀＾)笑・笑・笑

父馬 「したっけ また～」
シッポ 「バイバ～イ」

様似のマスコット アポイちゃん & カンラン君 と一緒に
緑町から田代を通り 岡田、新富を ぐる～～とー周

雪が解け始めると サラブレットの牧場では 出産ラッシュに！

お母さんと そっくりやね～(´∀｀=)
春は めんこい仔馬と出会える季節♪

田代エリア （正に地名のごとくですね！）

牧場風景から一転して水田が広がります
この時期、カルガモの親子にも出会えるよ！
と教えてもらってたので探してみるものの…残念

岡田地区エリアへ

産まれたばかりの仔馬たちは 本当にめんこい～♪

この子は、ちゃんと立てるまでに成長しているけど
産まれたばかりの仔馬はね、前足がハの字になって立つの
踏ん張ってる感が たまんなく可愛くて好きなの～

仔馬はお母さんんにぴったり寄り添って離れません

そんな仔馬たちも、7月頃には 親から離れて 余裕の一人歩きになるんだって

こんなにぴったり寄り添うのは ほんの1～2ヶ月
そう！ 5月に選んだ理由は まさにコレです

アイヌの伝統的な家屋 「チセ」

新富地区エリアを チリンチリン～

これだけ走ってもまず車に出会うことはありません
毎回1,2台に出会うか出会わないかって感じの朝ちゃり散歩

で、ここで自転車を止めた訳は。。。

陽が落ちると灯りがないので真っ暗になりそうな そんな自然の中に一件のお家が！
その玄関席に 何やら気になる物を発見！

なんやろ？って見ていたら、気配を感じられたのか？
主人が出てこられ、ご挨拶。

コレは何ですか？の質問から色々とお話が弾み。。。
撮影の許可ももらい。。。

娘さん達は、もう随分前に巣立たれ…ご主人さまも亡くなられ
今は、3匹の猫ちゃんと暮らしているお母さん

教員住宅でちょこっと暮らしをしていることを説明、、、
したらね、
あー あそこ虫が多いしょ！
中もボロボロしょ！

お母さん！あのね、中はリフォームされていて綺麗ですよ～
おトイレも水洗ですよ～

って教えてあげたら、じゃぁ うちより いんでないかい！と

ちなみに、上の天日干しされていた物は「大根もち」
冬の保存食になるそうです

1周して戻ってきました

様似町の 「カフェ Mother」
メインストリート、役場の真向かいです

地元の食材、名物のツブ貝を活かした ツブ貝カレーがお勧めです

様似っ子のおやつ 「おやき」

Mちゃん曰く
様似の住民で中村のおやきを知らない人はいないよ！
食べた事がない人もいないよ！
子供から大人まで、大人気のおやつなんだって。

中村おやき店 本店 グルメ・レストラン

大阪で言う所の「御座候」的な位置づけ なんだろうな
大阪人で、御座候を知らない人はいないし、食べた事ない人は…きっといないと思う

この数日、町をウロウロしていてもスーパー以外では人に会わないのに
ここの店頭でいっぱい会った！
ちょうどお昼どき、Yシャツ、作業着、主婦層の方が 皆さま大量買い

お一人で10個20個単位で買われていきます
どうやら、職場の皆さん様みたいです

お昼食べて来るから焼いといて～と言って出て行かれます

びっくりもしたけど、、、
よくよく考えたら、私も御座候を買って帰る時は箱買いしてるなと…

大阪人の御座候の買い方 「黒◯個、白◯個」
白黒で注文するんだよね（笑）

「シッポさん！ 自転車では行けない所へ連れて行ってあげるよ！」

午後からお休みを取ってくれたMちゃんが提案してくれたのは幌満ダム。
ここに行くまでの渓谷が、手つかずの自然で素晴らしいんだって

様似の象徴 ガンラン岩がつくる幌満渓谷

だけど、ここから先の道路は未舗装で、かなりダート & 道幅も狭い
所々に退避スペースもあるので、車両のすれ違いの際はそちらを活用

しか～し
ダムまでの道が途中で通行止めに、、、
大雨の被害にあい、まだ復旧作業中だとか。。。

残念(/ _ ; )ですが、仕方ない
ちなみに幌満ダムではニジマスが釣れるらしい

幌満峡 自然・景勝地

町に戻り、様似でも ちょい丘の上にある 「高村牧場」さんへ

2017年5月 OPEN予定の 宿泊施設 を見学させてもらいましょう♪
（訪問時点では、まだOPENしてなかったけど 次回の参考の為）

お部屋は全部で3室
各お部屋にシングルベッドが2つ

キッチン、トイレ、シャワールームも完備
IHですよ～。 そしてお馬さんのスポンジが可愛い♪ やっぱ牧場だもんね～

ベッドリネンとかキッチンの小物類、カトラリーは
全て東京の娘さんのセレクト

なので、とってもお洒落で女子の心をグワシッと掴んでるね

エコなおトイレ？
お水を使用しない、こんなおトイレ初めて見ました！！

シャワーしかないので
お風呂に入りたい時は、車で10分ちょいのアポイ山荘の日帰り温泉へ

高村牧場の敷地内にあるので、素晴らしい牧場風景を独り占め！
夏の夜には満点に輝く星空までも独り占め！

そんな素敵なロケーションを持つ丘に 泊まれるお宿です

3部屋×2 計6名 なのでグループで貸し切っちゃうのがいいかもね

私が訪れた時は まさに若駒の季節♪

牧場には めんこい仔馬がいっぱい

仔馬がお母さん馬に寄り添って歩く姿は、本当に可愛い！愛おしい！

この子だけお洋服を着ているのはね、実はファッションではなく理由が。

産まれてきたときに障害があって、生きられるかどうか状態だったそうです

足を引きずってまでも、歩いていたそうです
動かないで、ジッとしてて！って願うものの、人間の心配無用で、必死に歩いてる姿を見るのは辛くもあり頼もしくも。。。

私が見る限りでは、そんな事は微塵も感じなく駆けっこしていました
とりあえず一安心ですね

様似観光大使の Mちゃんです

釧路・襟裳と同様 様似も霧の発生率が高い地域です
特に春から夏にかけては、日常的に海霧が発生

だけど、この時間になっても霧がはれないのは珍しい！
シッポさん、面白い写真が撮れるかもよ～！
夕日見に行くよ～！
と、メッセージが入り 迎えにきてくれ 即お出かけ

初日にフットパスで訪れた観音山の展望台へ

すごーーーーい！！ 海霧が雲海みたいになってる！！

観音山公園 公園・植物園

神がかった素晴らしい景色に地元っ子のMちゃんも大興奮

霧は珍しくはない事なんだけど
本当にこの時間まで残ることは珍しいことなのよ！

はじめて見たよ！ こんな光景！
様似住人も見たことない光景よ！

いや～♪ シッポさん もってるよ！ と。。。

Mちゃん曰く
ここにこのまま居ても、きっとこれ以上もこれ以下もないと思うの…
一か八かで エンレム岬行ってみる？

霧に包まれて 今はてっぺんしか見えてないけど
あそこからだと太陽の姿が見えるの…

悩んでる時間なんてありません
夕陽は待ってくれないのだから、時間との勝負です

大急ぎで観音山からエンルム岬へ移動

エンルム岬
駐車場から展望台までの階段を猛ダッシュ！

夕日には間に合ったものの、息がきれっきれ(-｡-;で
しばらくはカメラを構える余裕もなく…ハァーハァー状態が収まるのをまつ。

情けないなぁ～(ノ_＜)と実感した瞬間でした

気持ちはね、学生の頃の雨の日の練習
4階までの階段ダッシュ
あの頃のイメージのまんま(^^;;だった

エンルム岬展望台 自然・景勝地

海から立ち込める霧に包まれた様似の町が…チラ見え
幻想的や～ん♪ と、

テンション↑↑↑ だったのに、

テンション↓↓↓ に急変 （まさかのバッテリー切れ）

雲に隠れて綺麗な夕陽は見る事が出来なかったけど
霧が どんどん消えていき、別の意味で素敵

あっ(^^;; Mちゃん、撮影が上手なのもあるけどね～
と言うことで、最後の写真は 《Photo by Mちゃん》

《明日はお楽しみのアポイ岳登山》へ続く