厚岸 牡蠣まつり ☆ 霧多布湿原のペンション ポーチ ⑥

2017/05/20 - 2017/05/20

今回の北海道ちょこと暮らしを考え始めたのは、年明け早々の1月
その構想の中に厚岸の牡蠣まつりも入れていた

2月に296さんが来阪され お会いする事になり
その時のお酒の席で、厚岸の牡蠣まつりに行きませんか？とお誘い

半分本気、そして半分は社交辞令的な、、、
だって釧路ですよ！ 札幌ではなく厚岸ですよ！
札幌からどんだけ遠い所にお誘いしてるかって事ぐらい
私自身、よくわかっています。

だけど1週間も経たないうちに一通のメールが

関東組で牡蠣まつりに行くオフ会ツアーが決まったので
シッポさんも良かったらどうですか？と

何がどうなって、こうなって、そうなったのか？？？



ツアーガイド的な iさんから詳細を伺い
ペンション ポーチに泊まる事を知る

ポーチは再訪したいお宿でもあったので
私もお仲間に入れていただく事になり
今回の1泊2日旅が実現したのでした


＊この旅行記は、午前中の武佐の森からの続きです＊

エリア 厚岸・霧多布(北海道)

きゃー(*'▽'*) ここのダルマ駅舎かわいい♪

尾幌駅 駅

根室本線の尾幌駅ですよ～♪

錆びたり傷んでたりと、老朽化が進んでるのが多いなか
尾幌の駅舎は、動物のイラストが描かれていてカワイイ

北海道はダルマ駅の数、日本一 （ダルマ駅舎＝貨車駅舎）

国鉄時代には、大変お世話になりました！
数えることが出来ないくらい、行ったり来たりしたなぁ～この路線

わぁ*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･* 1日数本の汽車が！！！
狙って来たわけでもないのに、ラッキー♪

釧路行き 10:09 これの次はね…5時間後だよ(´∀｀; )

厚岸名物 「牡蠣最中」 食べたぁ～い♪

通り過ぎたけど引き返し。。。

パンとケーキのマエダ グルメ・レストラン

白あん（栗） と 黒あん（もち）ゲット♪

で、感想は黒あんの餅の方が断然美味しいかった
好みは人それぞれなので、、、
でも車中でポソッと呟いたら iさんも296さんも同感だったよ

11:00am やって来ました！ 本日のメインイベント☆

あっけし牡蠣まつり 祭り・イベント

iさんは、こういうイベント的な所はお好きではないのですが
私達の希望を受け入れ お付き合いくださったことに感謝です

たくさん出店が並んでいるので、まずはひととおり見て回り、、、

特大牡蠣をゲット♪

他にもツブ・シシャモ、かき弁当を購入

焼き台&炭を借り
もちろん炭起こし不要、火の着いた状態ね

どこにしようか。。。場所探し

日本一遅い桜の開花
5/20 のこの日でも、まだ満開じゃない

桜よりも、日陰重視で(^^;;

地元の方はお肉やらなんやら持ち込んで
出店で買った海産物と共に楽しまれていました

私達も地元の方に混じって焼台で楽しみましたが…
少人数やカップル、観光でお立ち寄りの場合は
出店の奥のイートインコーナーでいただくのが いいかも

サクッと食べて飲んで、、、次の目的地に移動
早くて美味しい&楽しい♪

ぷりっぷりの美味しい厚岸育ちの牡蠣を堪能した後は

桜を愛でましょう( ´ ▽ ` )

牡蠣祭り会場の子野日公園は桜の名所

チシマザクラ や オオヤマザクラは、これから咲きます状態だけど

それでも『日本列島最後の花見』には違いありません

散策路を上りきった所に 立派な立派な普賢象が！

1:20pm まだまだ先に進まなきゃなので、、 撤収

美味しい牡蠣を育てる恵まれた自然環境の厚岸湖

少し走って 『ピリカウタ・末広海岸』

牡蠣も好きだけど…バフン雲丹も大好きヽ(´▽｀)/
ちなみにこの日、別の所では雲丹まつりが開催中
もうね身体ひとつでは足りないから困る～（笑）

ちょっと変わった夫婦岩

シーサイドライン 浜中入りましたぁ～

『涙岬と立岩』
説明文を読むよりも、両サイドの黄色と赤が気になって(~_~;)

この後向かうペンションのオーナーからも、ここは要注意！と
つい最近もあったそうです


えーーー(/ _ ; )ショック
大好きな北海道、まして都会ではなく、こんな大自然の場所で？
悲しい現実を知った瞬間でした

涙岬 自然・景勝地

車を降りて、海に向かって…
これがなかなかの距離を歩くので（500～600mはあるかと）
なので早く見たい！という期待度効果が増します

と同時に、何度も振り返り 振り返り…
駐車場に不審な車が入って来ないか心配もしつつ

あー！ほんま嫌やね！
車上荒らし 悲しいかな大阪では経験あるけど
まさか北海道で？
しかも浜中だよ！自然がいっぱいのココで…そんなぁ（ ｉ _ ｉ ）

岬みえた！ （でも、もう振り返っても駐車場は見えない）

その手前のちょっとした展望台から →方向を眺めると…

絶壁のV字

『涙岬、乙女の涙』 女性の横顔に見える！！

昔、鰊漁が華やかだった頃

厚岸から恋人に会うために霧多布へ向かう時
ここまで来て、嵐で船が座礁 、、、若者は海の底へ

それを知った娘はこの断崖に立って泣きながら
声を限りに恋人の名前を呼び続けたというお話

雨の日に訪れたら、本当に岩の女性が泣いてるように見えるそうな

こちらが『立岩』

彼女の悲しい叫びに向かって
一歩一歩、岸にたどり着こうとする彼の姿

私の記憶が正しければ、ここには冬に訪れた事があるのです
浜中YHのメンバーと、ひたすら歩いて歩いて歩いて、白鳥を見に来た
それがモチリップとヒチリップ…点と点だった記憶が なんとなく繋がる

で、今回はタンチョウねらいです

モチリップ沼
ここはね、タンチョウ鶴が巣作りする場所でも

繁殖のために、湿原に戻っているから うまくいけば出会えるかも

冬は餌場にいけば簡単にわんさかと出会えるけど
この時期はなかなかタンチョウを見ることは難しいのです

だけどツーリストiさんですからね
営巣をよく知っていらっしゃる！

上の2枚のタンチョウは同じ子です
この子を追跡していたら、、、合流しました！

雛、いないかな？
カメラを望遠鏡がわりに探してみるけど
小さすぎたら隠れていてみつけられないなぁ
それともまだ卵かな？

実は冬よりも、今の方が断然探しやすいのです
双眼鏡なければ確認できないのは冬も春も同じなのですが
冬は雪に同化していてなかなかわかりません

この時期はとりあえず遠方に白いもの見つけたら、じっと凝視
いつまでも、その白い物体が動かなかったら、それはタンチョウではなく
ただのゴミだったりビニールに包まれた荷物だったり、発泡スチロールだったり

それぐらい区別が付かないほど、実は遠くにいるのです

オジロワシが遊んで旋回している場面に遭遇

小さな鳥をただ追いかけて飛んでるのです
捕らえる気もなく、小さな鳥のペースに合わせて
後ろをついて回って飛んでいるのです

逃げる小鳥は、多分必死なんでしょうけど
でもオジロワシは優雅にゆっくり追いかけて

しばらく3人でその様子を見てました

「あれ！って絶対に遊んでるよね！」

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･霧多布湿原･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*

琵琶瀬展望台 名所・史跡

広大な湿原を琵琶瀬川が蛇行する景観は、何度訪れても心打たれちゃいます

湿原と同居する町 浜中

明日 漁船で渡る ケンボッキを
iさんお勧めのベストポジションから島を眺めて、、

ペンション ポーチ

5:00pm チェックイン

ペンション　ポーチ 宿・ホテル

6:26pm お部屋から

ペンション ポーチ
6年前にも同じようにお部屋から夕陽撮ってる！
って、過去の旅行記見直してみて気がついた

わたし、もしかして、、、
6年前より写真上手くなってるやん(^◇^;)

そして、6年前に感じた事と同じ気持ちが、またよみがえる

怖いもの知らずの10代
みんなでYHの屋根に上り、そこから眺めた夕陽が最高だった

そのメンバーで訪れた霧多布岬、落石海岸、尾岱沼
今ではメジャーな観光地になってるけど、当時はどこも全く無名だったんだよね

7:00pm 夕食

《ポーチのいいところ》

一．ママのお料理が最高
一．アルコールは持ち込みOK （296さんは日本酒、シッポはワインを）
一．フレンドリーなオーナーによる、食後のスライド
一．各お部屋にはTVはございません、大自然の中では不要です
一．他のお客さまとの交流 （YH経験者にとってはたまんない）

地元の高校の先生と夜中の12時過ぎまでお話が弾み

先生立場のお話や
ちょうど息子世代の彼らだったので
今時の若者の考え、悩みも聞けて

これもまた良き思い出なり

この旅行記へのコメント （2）

• 旅人隊長さん 2017/07/10 20:40:42

  嬉しくなりますね〜〜

  しっぽさん こんばんは！
  ご心配をおかけしました。
  
  浜中YHと言う言葉を聞くだけ嬉しくて涙が出そうになります。
  当時ヒゲの関西から来ていたヘルパーさんがいたな〜とか、霧多布岬でメッチャ雨に降られて凍えたな〜とか、色々な思い出が沸き立ってきました。
  
  それにしても浜中で車上荒らし！
  昔、車もあまり通らず必要ないのに子供のために信号を設置したような町で車上荒らしとは‥世も末ですね〜〜
  
  ところで涙岬の写真に写ってる巨大なシャボン玉、涙にしては大き過ぎですよね。それとも号泣してたのかなって
  
  隊長

  豚のしっぽさん からの返信 2017/07/10 21:06:14

  RE: 嬉しくなりますね〜〜

  隊長
  こちらこそ、ごめんなさいねm(_ _)m
  
  > 浜中YHと言う言葉を聞くだけ嬉しくて涙が出そうになります。
  
  ☆噂では、つい最近までYHとして 営業？されていたようですね
  ☆2012年に閉館になったと聞きました
  
  
  > 当時ヒゲの関西から来ていたヘルパーさんがいたな〜とか、霧多布岬でメッチャ雨に降られて凍えたな〜とか、色々な思い出が沸き立ってきました。
  
  ☆私は、日帰り弾丸ツアーが思い出かな（落石まで）
  
  > それにしても浜中で車上荒らし！
  > 昔、車もあまり通らず必要ないのに子供のために信号を設置したような町で車上荒らしとは‥世も末ですね〜
  
  ☆でしょ！
  札幌のように都会で 人も車も多いとこなら わかるけど
  人も車も、、、家もないような所でだからね
  観光客狙いですよね
  
  > ところで涙岬の写真に写ってる巨大なシャボン玉、涙にしては大き過ぎですよね。それとも号泣してたのかなって
  
  ☆あ(^^;;これはペイント？です
  断崖の顔のシルエットがわかるように
  最初は赤い丸で囲んだんだけど
  赤丸があまりにも目立ったので、シャボン玉ペイント？みたいなの利用しました
  
  紛らわしかったですね(^◇^;)
  
  コメント、ありがとうございました
  
  
  シッポ