
2017/07/13 - 2017/07/13
451位(同エリア5113件中)
KRNさん
北京観光後半は暑さとの闘い。
覚悟はしていたけど、やっぱりちょっと熱中症の症状が出てしまったので大事を取って景山公園頂上からの眺めを諦めて早々に空港へ戻ったことが功を奏し、悪天候による欠航で空港泊を余儀なくされた割には他の人に比べて多少は快適な空間を確保することが出来ました。
大混乱の割には対処が早く、対応も割と良かった海南航空。
日中ドロドロに汗をかいたのにホテルでシャワーを浴びられなかったのは残念だったけど、それも過ぎてしまえば思い出話。
それにしても「雷暴」の凄さと言ったら。
日本のゲリラ豪雨を超えていました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
北京市内に入り、中国銀行で両替。
これがまた大変。
遅々として進まずカウンターに呼ばれるまで20分。
ようやく呼ばれるも事前に記入した2枚の書類ではまだ足りないらしくさらに1枚追加。
パスポート、現金を渡して滞在ホテルを書くも北京市内ではないのでまた更に用紙を追加。
何か所もサインさせられて若干不安になるも、何とか両替が出来ました。
1元=17.24円。
空港よりはかなり良かったです。
やっと両替が出来たので天壇公園の駐車場でドライバーさんが立て替えてた料金を精算です。 -
天壇公園を冷やかし。
回廊が鮮やか! -
時間がもったいないので中には入らず。
チケットは2段階になっていて、ここから先に入ると更にお金がかかります。
中国、いくつも段階を分けて儲ける作戦が多いです。天壇公園 広場・公園
-
ドライバーさんとは故宮博物院付近でお別れ。
カーチャーターは700元。
安くは無いけど早朝着で道中ウトウト出来たので快適でした。 -
そろそろお腹が空いてきたなということでこちらでランチ。
呼び込みが無いお店の方が良いかな?と思ってこちらに決定。
外国人は皆無。
地元の人が多いように感じました。 -
涼皮を注文。
プルプルとした短い平麺にゴマダレが和えてあります。
奥にある香醋と辣油を掛けていただきます。
これが美味しい! -
ヨーグルトも頂きます。
濃い! -
他のテーブルでは迷わずこのジャージャー麺を頼んでいるので追加してみました。
野菜たっぷり、味噌はかなり塩気が強い!
麺のコシが無いのでちょっと想像と違ったかな。
涼皮の方が好みでした。 -
天安門に到着。
想像していたよりも大きい!天安門 建造物
-
故宮博物院のチケットを購入。
1日8万人の入場制限があるらしいので心配していたけど、15時前でも十分入れました。 -
ここからが難関。
中はとにかく広い! -
イチオシ
日傘を差していても35度の蒸し暑さでバテ気味。
とにかく広いんです。
でもその昔、「ラストエンペラー」を見て、いつか実際に見てみたいと思った景色がここにありました。故宮博物院 城・宮殿
-
この広場を埋め尽くすほどの人がかつてはいたのでしょうか。
想像を絶する広さです。 -
まっすぐ歩いて抜けるだけでもかなりの距離。
もはや建物と広場を抜けるだけの観光となりつつあります。 -
幾重にも続くオレンジ色の屋根。
その一つ一つに皇帝のための役割があるようです。 -
嬉しいことに凍らせたペットボトルのお水を売っているので、涼を取りつつ観光できます。
-
漢字の隣には満州文字。
-
建物内部はこんな感じです。
-
狛犬ではなく狛龍。
さすが中国。 -
そしてこちらは狛犬ではなく狛象。
皇帝のために献上された象が居たのでしょうか。 -
故宮博物院はこの赤い壁で囲われています。
-
ようやくゴール。
もうヘロヘロ。
熱中症になりかけました。 -
イチオシ
故宮博物院を抜けたらお次は景山公園。
築山の上から紫禁城を一望!
と思っていたけど熱中症の症状悪化で断念。
途中まで登ってベンチで休憩。
滝のような汗と寒気と腹痛と頭痛でダウン。
登りたいけど、乗継地の北京で倒れるわけには・・・とここで諦めました。
帰ろうとすると太極拳をして中国の歌を歌っていたオバサマが話しかけてきました。
一生懸命話しかけてくるので、何もわからないと日本語と英語と身振り手振りで答えるもゆっくり話しかけてくる。。。
どこから来たのか聞かれているような気がして、ガイドブックの後ろにある所を読み上げるとニコニコと笑顔で「よくきたね~」的な反応。
思わぬ交流で嬉しかったけど、体調が万全じゃなかったのでそれ以上頑張ることが出来ず残念。。。
景山公園のトイレはとても綺麗で無料だったのでおススメ。
中国は洋式トイレはほぼ使われていないので綺麗なことが多いです。
公園にあるものなので不安でしたが、ニオイもなく清潔だったのでラッキーでした。景山公園 広場・公園
-
ようやく体力復活で早々に帰路へ。
まだまだ時間的な余裕はあるけど王府井に行く元気はありません。
地下鉄初体験。
上海と同じような感じだったけど、窓口が空いていたので行先を示してチケット購入しました。 -
三元橋駅で機場線に乗り換えます。
機場線のチケットはここで別に買うことになるのですが、並んでいると「自分のも買って」とばかりにお金を渡してくる人が居ます。
これ、当然みんな断るのかと思いきや、意外と買ってあげてる人が多いのが意外。割り込みには大きな声で抗議するのに、買ってあげちゃうだなんて不思議な人達。三元橋駅 駅
-
機場線は一般的な電車とは大きく違います。
でもこれがびっくりするほど混み合って、降りるのが大変なほどなので冷や冷やします。 -
第1ターミナルを経由して第2ターミナルで下車。
三元橋から40分ほどかかりました。 -
機場線のチケットはこちら。
片道25元です。 -
まずは預けた荷物を受け取り!
チケットを渡すだけで無事に受け取ることが出来ました。
預けることすら不安に感じていたけど、とりあえず問題なくクリアです。
第1ターミナルへは第2ターミナルから徒歩になります。
途中の通路には「ファインディング・ニモ」なんて書かれていたけど、ディズニーさんのお怒りを買わないか心配。北京首都国際空港 (PEK) 空港
-
あぁ、なるほど、全然ニモ居ないじゃん。
これならぎりぎりセーフ? -
と思ったら最後にいました。
やっぱりアウトかな? -
ターミナル1に到着。
かなり早めに切り上げてきたつもりだったけど、もう20時。
出発便は22時20分なのでちょうどいい時間かもしれません。 -
あのカウンター、随分混み合っているねぇ・・・
さすが中国、人が多いねぇ、とこの時は話していました。 -
自動チェックイン機が上手く行かず、スタッフに聞いたら直接カウンターに行けというのでこちらで待機。
自動チェックイン機で上手くできなかったよ~と言うと、しばらくして「西安行キャンセル!」と。。。
どどど、どうして?
どうすればいいの?と聞くとチケットカウンターへ行きなさい、と言われ行くことに。 -
混んでるねぇと言ってたカウンターに並ぶことになるとは。
それにしても列がどうなっているのか。
怒鳴っている人も居るし、ニコニコしながらカートで攻撃してきて隙あらば割り込もうとしている人も居るし、さすが中国。
ここは二手に別れて並び、早い方に移動する作戦にしました。
そのお陰で20分ほどで振替便を案内してもらうことが出来ました。
その案内は小さいメモ用紙に便名と時間が書かれているだけ。
物凄く不安。。。
余り英語も流暢に話せるという感じでもない人でしたが、しつこいくらいにどうすれば良いのか質問すると、ホテルを用意するからあっちへ行け、と。
あっちってどこ?と聞くと「8番出口」とまたメモに「8」と書いてくれました。
それ以上は答えてくれなかったので仕方なく出口を目指します。
ホテルを用意すると言われたので「機材繰りかなんかで航空会社側に問題があるんだな~」と思っていました。 -
さっきまで表示がなかった西安行が追加されている・・・
ターミナル2でも欠航が多く「中国東方航空だからかな?」なんて馬鹿にしたのがいけなかったのか・・・
8番出口を出ても何もなく(この時はまだ雨は降っていません)、一度出たけどそれらしきカウンターも案内も何も無いので再びセキュリティチェックを受けて中へ。
チケットカウンターは混んでいるので海南航空の人を見つけてどうすれば良いか尋ねると、なかなか答えを知ってる人に辿りつかず不安は募るばかり。
でも3~4人に当たってくれてようやく「トランジットラウンジで待て」ということがわかりました。 -
ここで待っていればホテルを用意できた順に名前が呼ばれるとのことでした。。。
でも結局呼ばれていなくなったのは3組くらい。
カウンターには女性一人。
絶対足りない。
カウンター側に回り込んでいるのはお客さん。
日本じゃありえない光景です。
中国人は順番なんて気にせず大きい声で問いかけます。
カウンターの女性は順番を守って対処しますがそれを無視して質問を続け、挙句の果てに鼓膜が破れんばかりの大声を張り上げてた男性とその妻。
怒鳴っても仕方ないのにね・・・
カウンターに居ても自分の番は来そうにないので、大人しくソファーに座ってWi-Fiに繋いでメールチェック。
うん、海南航空から「キャンセルになったからよろしくね!」ってお知らせメール来てます。
SMSでも同時に着信。
ちょっと遅かったんじゃない? -
こちらがトランジットラウンジ内部。
この時間はまだ閑散としていて、ソファー、オットマン、テーブル、コンセントを確保できました。
20分くらい待っていればホテルを確保できた順番に呼ばれると言われたのに、結局ここで1泊する羽目に・・・
国内線ということもあってか9割は中国人。
中国語しか聞こえないのでずっと不安だったものの、このカウンターでどうすれば良いか聞こうと待ってるうちに何となくお喋りが始まり仲良くなったNYから米国人女性と、ベルリンから来たドイツ人男性とお喋り。
男性は預けた荷物の行方も分からず、24時間ほど空港にいるそうです。
私達は荷物も手元にあるし振替便もすぐに用意されて、かなり運が良かったということがわかりました。
ここでやっと欠航の理由が判明。
これまではずっと「やっぱり中国系航空会社は遅延・欠航が当たり前なのね」って思ってたけどちゃんと理由がありました。
それは激しい雷雨と雹。
良く見ると外がありえないくらいの大雨&雷。
これが5時間くらい続いてたんだからそりゃ全便欠航にもなるわ。。。 -
準備が出来たら呼ばれるというのでなかなか席を立てず、近くの売店で交代で飲み物やスナックを購入。
キュウリ味のLay's。
香りがキュウリだった~
意外とイケる!
ホテルの用意が出来ないと言われたのが深夜0時過ぎ。
自腹で取ってタクシーで行くと言っても、タクシーが全く来ないので無理だと言われてしまい、もう諦めるしかありません。
すぐにチェックイン予定だった西安のホテルにメール。(本当は航空会社が用意してくれたホテルのフロントに頼むつもりだった)
チェックインが1日遅れるけど間違いなく翌日に到着するから予約をキャンセルしないでとお願い。
返事はすぐにあり、1日目のチャージはそのままになってしまうけどご了承ください、と丁寧なメールでした。
払う払う!
すぐに返事をくれて、キャンセルされないだけでも有難い!
更にはCtripで予約していた華山行きの鉄道チケットもキャンセル。
行けなくもないけど、なんだかもう面倒になってしまってやめました。
スケジュールは狂ったけど、スマホとWi-Fiのお陰で突然の変更にもすぐに対応できて本当に助かりました。 -
深夜2時、こちらのカウンターで返金手続き。
たった200元の返金にサイン2か所、乗ってきた航空券の半券とパスポートとEticketの控えをチェック。
何故半券をチェックするのかがわからない。。。
手続きはアメリカ人女性と一緒に行ったのですが、この女性は半券を失くしてしまっていたのでさらに時間がかかっていました。
Eticketの控えがあるのにそれだけじゃダメみたいで、わざわざ電話して確認していました。
変なところがアナログな海南航空。
この後ラウンジに戻り、この女性と交代でシャワーを浴びに行くことに。
荷物を場所を死守しなければならないので一緒に行くことはできません。
彼女が先に行ったものの、すぐに戻ってきてしまい、どうしたのか聞いたら「混んでて無理」だそう。
どこもかしこもキャパオーバーでした。 -
ベンチに寝転がる乗客たち。
この左手奥が海南航空のトランジットラウンジになっています。 -
ビジネスクラスの搭乗カウンターのカーペットに横になる乗客たち。
ソファーを確保できた私達はかなり恵まれているということがわかりました。
ここ以外にも床に寝る人多数。
タクシー乗り場も並んでももう無駄なんじゃないかと思うくらいの列になっていました。 -
空港職員を囲んで詰め寄る人達。
詰め寄ってもどうしようもないのに・・・
って、振替便が確保できてない人も居たのかもしれません。 -
こんな所でも良く寝ている模様。
幸いなことに空調が丁度良く、静かなのが唯一の救いでした。 -
欠航便が増えてました。
そもそも機材が来てないのが多いのだそう。 -
この天気図を見て納得。
赤いところは「雷雨」ではなく「雷暴」です。
もうなんだか猛烈な雷なんだなということが漢字のお陰でわかります。
こりゃ仕方ないわ・・・
とにかく、今まで見たことが無いくらいビッカビカの雷鳴で薄暗いラウンジ内がフラッシュ撮影した時のように明るくなるくらいでした。
たまにバチバチ音がしてたのは雹だったみたいです。
これが少なくとも5時間は続いてたんだから、むしろ飛ばさないという判断をしてくれた海南航空と北京空港に感謝です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- ムロろ~んさん 2017/10/06 19:37:00
- この時期はねぇ~(^_^;)
- こんばんは、ムロろ~んです。
北京へ行かれた旅行記を拝見しました。
キャンセル、振り替えと本当にえらい目に遭いましたね。
英語でやり取りされたのでしょうか?
異国の地でお疲れさまでした。
私も何度か大遅延を受けたことがあるのですが、中国語オンリーでの対応に本当に苦労しました(;´Д`)。
私の時は西安から北京、中国南方航空だったのですが、私がチェックインをお願いすると二人のGHさんはじゃんけんポンして負けた方が私の対応( ̄▽ ̄;)。
大遅延していることを中国語で何とか分かったのですが、本当にあの対応には衝撃的でした(笑)。
北京で召し上がった料理、美味しそうに見えました。
私も大学時代に短期で中国へ留学していたことがあったのですが、毎日のように雷が鳴るんです。
日本以上に半端なく雨がザーッと降るので驚きましたよ。
本当にお疲れさまでした。
ムロろ~ん(-人-)
- KRNさん からの返信 2017/10/07 10:00:23
- RE: この時期はねぇ?(^_^;)
- ムロさん、こんにちは!
昨日は変なコメントを残して失礼しました(汗)
> キャンセル、振り替えと本当にえらい目に遭いましたね。
> 英語でやり取りされたのでしょうか?
いやもう、大変でした。
でも最近はこういうハプニングを期待している自分が少しいる・・・
やり取りは全て英語でした。
英語が出来ない人も多かったですが、国際空港ということもあってか英語が出来る人、私が聞きたい内容に答えられる人を探してくれたので何とかなりました。
ホテルに関しては残念でしたがそれ以外の対応はとても早かったので海南航空は好印象です。
> 私の時は西安から北京、中国南方航空だったのですが、私がチェックインをお願いすると二人のGHさんはじゃんけんポンして負けた方が私の対応( ̄▽ ̄;)。
えええぇぇぇぇ!
目の前でじゃんけんとは!
さすが中国(笑)
そんな衝撃的なことはなかなかないでしょう。
中国に留学された経験があるんですね。
毎日雷って!
これも大気汚染や温暖化の影響などあるのでしょうか。
大陸のゲリラ豪雨は日本よりも大規模だな〜って、ある意味衝撃でした!
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