パンダの故郷、 中国へ　パンダ ・ 万里の長城 編

2025/11/02 - 2025/11/03

「中国、スゴイから行ってみて」勧められたのがきっかけで北京へ行ってきました。イメージしていた中国とは違って青空はきれい、街並みは美しく空気も治安も決して悪く無い。夜に散策しましたが危険を感じることは一度も無かったです。最も驚いたことは中国の発展でした。最近行った人がスゴイと言う意味がわかり、百聞は一見に如かずと改めて思った旅でした。

3日目は中国で人気第３位のパンダがいる北京動物園へ。活発に遊ぶ姿は愛らしく癒されました。起伏に富んだ果てしなく続く万里の長城を歩いてみると人類の偉大な功績の１つと実感させてくれる説得力があり、険しさと雄大さ見渡す限り延々と続く城壁は忘れられない絶景でした。備忘録です。

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: JAL

3日目、朝食
気に入ったら同じもの選んでしまう。

北京動物園、7時30分開園

中国の人気観光地は割と朝早くからオープンしている事が多いです。朝早くから活動できるのが嬉しい。

1番のお楽しみはジャイアントパンダです！

いました！
ジャイアントパンダ！！！

可愛い

お尻ふりふり

至近距離。丸い耳も可愛い

キュンキュンしてしまう

中国で人気投票、第３位のパンダ、マーラーに会う為に並びました。他のパンダとは違う場所にいて見学時間の制限あります。見学時間が短いので何度も列に並び直している人が多い印象でした。北京動物園は20頭？（だったと思う）のパンダがいて、見学できるのは一部だけ。この日は5頭のパンダに会えました。

カワイイね～。
一日中ここで眺めていたいくらい。

今まで見たパンダの中で1番サービス精神旺盛だと思う

なかなかの遊び上手で

くるん

見ていて飽きない

北京動物園 テーマパーク・動物園・水族館・植物園

とても無邪気で元気いっぱい。ここで一日中パンダを愛でて過ごしたいと思わせてくれる程、癒されました。

こちらは三才のパンダ

カゴを器用に持って

ころん

こちらでは飼育員さんを見つめてます

「こっちにきて」

「ねぇ、見てて」

でんぐり返しもできるよ

コロンっ

「上手だった？」

こんなやりとりが聞こえてきそう。
穏やかな空気感が微笑ましく、心温まる光景でした。
飼育員さんを見つめるパンダの眼差しがとても可愛いかった。

ジャイアントパンダは絶滅危惧種でしたが、中国政府の努力で現在は危急種に指定されているようです。

大きな声を出さないよう、静かに見学します。

そろそろ見納め

パンダはグルメらしく気に入った笹しか食べないそうです。笹は何種類も育てて準備してるようです。

楽しい時間をありがとう！

鳥など他の動物はスルーして動物園を出ました。

地下鉄動物園駅
駅から動物園まで直ぐです。

動物園駅 駅

ランチ

セロリの炒め物があっさりして美味しかった。

炒飯は薄味

炒め物は油たっぷり。香辛料も独特で、胃腸が弱い私にはなかなかヘビーな中国料理。夫は三食しっかり食事、胃腸が丈夫な人が羨ましい。

空を見ていたらドローンが飛んでました。ネットで注文すると万里の長城までドローンが配達するらしい。すご！

万里の長城
八達嶺長城の入場ゲート
11月は7時半～18時

手荷物検査とパスポートチェック

中国の観光地はどこへ入るにも空港並みのセキュリティで手荷物検査とパスポートチェックがあります。担当者は真顔で対応、通る時にニイハオとシェイシェイと挨拶すると大抵の人は優しい表情で頷いて一瞬、無言だけれど微笑んでくれます。こちらは珍しく紙の入場券でした。

ルートは左右に分かれてます。
先ずは比較的緩やかな女坂を進みます。

気温3度

北京市内より気温低めですが、歩いてると直ぐ暑くなり上着は直ぐカバンの中へ。

いつもは夫が荷物を持ってくれるけれど坂道に苦戦中で荷物係交代。脚力の鍛え方が違うのでこれくらいは大した事ない。

延々と続く坂道や階段

結構、急な場所もありました。晴天で良かったけれど雨だと滑りそう。

八達嶺/万里の長城 城・宮殿

写真左、真横に脇道があります。こちらは整備された歩きやすい道で人が多くなると危険回避で一方通行になるらしく、帰りは横の歩道から戻るルートを案内されることがあるそう。チケットを持っていれば再入場できます。

脇道には自動販売機もあるみたい。

定番コースは北五楼で引き返すらしい

延々と続く城壁

そろそろ引き返したい夫を励まし、

ずんずん進みます

がんばれ

ここで中国人に話かけられましたが、中国語だったので何言ってるかサッパリわからない。やりとりを見ていた夫曰く「この先はどうなってるのか聞いていたのでは？」大きく膨らんだリュック背負ってキャップ帽にサングラス、早足で登っていたから地元民かガイドと間違えられたかも？

今年の夏、南仏で1人歩いていた時に中国人のツアーガイドの人から笑顔で「ニイハオ～！」と手を振って挨拶され、同胞と間違えられた事あったなぁ。びっくりしたけれど「こんにちは」と日本語で挨拶を返したのを思い出しました。それまで一度も中国人に間違えられた事なかったのに今年2回も中国人に同胞と間違えられてしまった。
数年前まで日本人は世界中どこにでもたくさんいたけれどコロナ後に日本人観光客が極端に減ったので稀有な存在になってしまった。

かなり登ってきました

ゴールかな？

八楼
ここで行き止まり。女坂は比較的歩きやすいと言われていますが、最後の方は傾斜が結構キツイです。万里の長城は実際に歩いてみると景色がどんどん変化して楽しい。辺りを見渡すと気の遠くなるほど延々と続く道、振り返ると歩いてきた道の険しさを知り得ることができます。ゲート入って少しだけ見るのではなく、実際にここを歩いてみることをオススメします。見渡す限り続く万里の長城は宇宙から見える建築物と言われている。人類史上、最も偉大な功績の一つであると歩いてみて実感しました。ここは健脚なうちに是非訪れて欲しい場所です。

整備された側道から戻ると楽そうですが、敢えて来た道を戻ります。せっかくなので昔の人が歩いた道を少しでも長く感じながら歩きたい。

疲れた人は逃げ道が用意されているので安心。

人が増えてきた。ぶつからない様、気をつけます。

手ぶらで楽して撮影の邪魔する人…

こんな事する元気あるなら、もう少し早く歩いておくれ

中国と言えば最初に思い浮かべるのは「万里の長城」
一度は来てみたかった場所の一つ。

スタート地点に戻り、反対側の男坂を進みます。

きれい！
さっき行き止まりまで登った女坂がきれいに見えます。
夫ペースダウンでここで待ちぼうけ

先に進みたいけれど、夫がキツそうなので途中で引き返します。男坂は3楼付近まで行ったと思う。万里の長城は２時間登ったり降ったりを楽しめました。

冬は雪が降るらしく、夏は日差しが強くて歩くのが大変そうなので春秋の時期がオススメです。

こんな険しい場所に大した道具もない時代に作ったと思うと昔の人は本当にすごいです。

見納め

お土産屋さんにパンダがいっぱい

万里の長城は絶景でした。
来られて良かった！

ホテルに戻り少し休憩

さんぽに出かけます。
警察官がパトロールしていました。歩道の横にバイク道があり、バイク大半が電動で音がなく静かなので気付いたら直ぐ後ろにいたりしました。注意が必要です。

大きな道路は信号がないので地下道で渡ります

スーパー

美味しそう

飲料コーナー
価格は日本と変わらない印象

中国のお菓子
お土産に良さそう

ん？

先月、明治株主優待で頂いたハローパンダのチョコ菓子発見！中国で販売していたのかぁ。子供の頃から明治のお菓子が好きで応援してます。

マンゴー、ライチのゼリーがあっさりして美味しかった！クッキーは昨日試しに食べてみたら個包装でサクサクして美味しかったので追加購入。

夕食
北京ダック

自分で肉とネギ、きゅうり、タレを皮にのせてクルクル撒いて頂きました。中国で一番美味しかった料理、本場の北京ダックは最高でした！

野菜と肉の炒め物

夜の散策。スタバは初日に一度入って気が済みました。日本のスタバとは違うテイスト、コーヒー原液みたいな液体をカップに入れ、カウンター目の前にある蛇口からお湯をジャーッ。フタしてハイ、出来上がり。ビックリ！日本より高くて味は微妙、一回飲んだらもういいかな。

商業施設ぶらぶらしていたらUberみたいな配達員で賑わっているお店発見

気になって購入してみました。
お店のお兄さんはとても親切でした。

こんな袋に入れてくれ、

これがめちゃくちゃ美味しかった！！
フルーティーなお茶であっさりして初めてのテイスト。
クオリティ高くて素晴らしい！日本に進出して欲しい。

4日目、朝食
バナナやココナッツのフライがありました。毎日少しずつメニューが変わり、初日に食べたゴマ団子が美味しかったのにその後一度も登場しない。食べたいのに残念。

普段から朝はパンなので我慢できず遂にパンオショコラお皿に乗せたけれど見た目通りの味で微妙。ブラウニーは美味しかった。パンの代わりに小さなお餅を毎日食べましたがこれは本当に美味しかった！

お餅おかわりして食べ納め。かりんとうみたいな小さなお菓子も素朴で美味しかった。

朝から観光客で大混雑。他の国と違うのは中国の観光地では朝早くからスタートしている団体が多いです。早々に見学を終えて帰るグループも結構いました。

頤和園に来ました

世界遺産です

頤和園 広場・公園

麒麟の銅像
ツノは鹿、頭が龍で胴体が蛇、脚首から下は牛。不思議な銅像

人口の湖

きれい

確か、ラストエンペラーが幽閉された場所？だったと思う

さっさと旅行記書かないから忘れてしまった

廊下の入り口

長廊

梁に風景や歴史画が描かれています

三国志もありました

素晴らしい眺めです。

雅な建築だけど最後の方は全部同じに見えてしまう不思議

ランチ

ナスの炒め物
あっさりしていて美味しかった

炒め物
中国料理の炒め物は油たっぷりで結構ヘビーでしたが、お料理は野菜が多く使われていて体調崩すことはなかったです。

ランチのお店の外でお惣菜販売。地元の人が買いに来ていて結構売れてました。

北京空港

北京首都国際空港 (PEK) 空港

JALのカウンターは出発２時間半前にならないとオープンしません。まだ閑散としています。

空港ぶらぶら、お土産屋さんでお菓子購入。

手荷物検査はプライオリティレーンがあったので割とサクサク進みました。

ワンワールドのラウンジ

お酒とジュース

麺類コーナー

ホットミール

色々ある

カップケーキとフルーツが美味しかった

クッキーはシェアして担々麺は夫が食べました。

帰りもJAL、味噌汁が嬉しい。沁みました～
北京から羽田まで３時間20分で到着。

空港で購入した小さなお餅。JALカウンターが中々オープンしないのでぶらぶらしていたら量り売りのお店がありました。これが1番美味しかったのでもっと買ってくれば良かったと後悔。小麻花も含め、861円。空港のお土産屋さんは品揃えが良くカードも使えるしオススメです。スーパーより良さそうなお菓子がありました。

北京動物園　マーラー

4日間で最もテンション上がったのは元気なパンダに会えたひとときで動物好きとしては至福の時でした。北京に行く前からとても楽しみにしていましたが、パンダタイムは期待以上、サービス精神旺盛なパンダに癒されました。中国で最も人気のパンダが四川省にいるそうです。北京動物園のマーラーでさえ充分可愛かったのに、どんなパンダなのか気になります。いつか、中国人気ナンバーワンのパンダに会いに行ける日が来ると良いなぁ…

中国は近いことから万里の長城はもっと年齢を重ねてから行く予定でしたが、夫が1番楽しみにしていたので健脚なうちに行って良かったです。ビザ不要になったことも旅のきっかけのひとつでしたが、日中の良好な関係も大きいと改めて最近は感じます。旅して１ヶ月も経ってないのに関係が少し違う雲行きになってきたので気がかりですが、中国で出会った優しい人達との交流や楽しかった思い出が色褪せることはありません。世界平和を祈るばかりです。

多忙で以前と比較してアップがやたら遅くなり、記憶も曖昧、旅行記もテキトーになってしまいました…

拙い旅行記を最後まで読んで下さり、ありがとうございました！

この旅行記へのコメント （2）

• イタリア大好きさん 2025/12/27 01:10:16

  相変わらず健脚ですねー。

  コメント失礼します。お久しぶりです。イタリア大好きです。
  中国はあまり興味がないので、コメントはスルーしていたのですが、パンダと万里の長城ということでコメントさせていただきました。
  
  「リュック背負ってキャップ帽にサングラス、早足で登っていたから地元民かガイドと間違えられたかも」ってすごいですよね。写真を見ていたら、真っ先に浮かんだのは新神戸駅のすぐ横にある「布引の滝」です。あそこってすぐ行けそうなイメージがあるんですが、なかなかの勾配で女滝と雄滝がある中で、女滝に行くだけでとんでもなかったです。シマリスさんのバレイで鍛えた健脚は旦那さんを置いていってしまうんですね。
  パリでバレイシューズを見るだけあってすごいですね。
  
  足ではとてもシマリスさんには及びませんが、うちは奥さんと旅行に行って歩いて観光すると、私の方がやはり足はまだ強いです。一応ジム行ってますからね。最近はちょっと慣れてきて週3から週4に増えてきましたが、挙げられる「キログラム」はだんだん減ってきました。伸びると言うも減る感じです。ベンチプレスも体重までは行こうと思っていましたが、ちょっとそれは難しいようです。
  
  今は3月の長崎に続いて、7月の函館の予約も入れてしまいました。奥さんが函館で「寿司ざんまい」したいとおっしゃるもので、「はいはい」という感じです。
  
  

  シマリスさん からの返信 2025/12/27 12:38:26

  Re: 相変わらず健脚ですねー。

  イタリア大好きさん、こんにちは。
  コメントをありがとうございます。
  
  中国は全然行く予定無かったのに、連休は近場で初めての旅先を探していたら最近の中国はスゴイと聞いて、急遽北京に決めました。今回の旅は夫の希望を全面的に叶える旅でしたが、万里の長城と元気に遊ぶパンダの姿にとても感動しました。
  
  布引の滝、30年ほど前に行ったことあります。夫は普段あまり運動しないので万里の長城はキツそうでした。背が高く歩幅も広いのに振り返ると姿が見えず、何度も立ち止まって待ちました。それでも女坂は何とか最後まで頑張ってくれたので良かったです。ジムで時々傾斜をつけて走ったり、つま先立ちやジャンプも日頃からしてるので脚力には自信あります。筋トレは苦手でプランク程度しかしませんが…
  イタリア大好きさんはベンチプレスのトレーニング、週4はすごいです！
  長崎に函館、日本列島を南へ北へと楽しみが目白押しで羨ましいです。奥様との2人旅、楽しみですね。函館行ったらお寿司は絶対外せないですね。寿司ざんまい、いいなぁ～。
  
  良いお年をお迎え下さい。
  来年もよろしくお願いします。
  
  シマリス