【北京＆西安】4日目　西安市内食べ歩き

2017/07/16 - 2017/07/16

この日は元々「華山」に行く予定で電車のチケットまで手配していました。

でも北京での欠航騒動で面倒になり、鉄道チケットは早々にキャンセル。
時間的には全く問題なく行けそうだったけど、暑いし体力もかなり消耗しそうだったので華山ではなく西安の街中をゆっくり回ることにしました。

といってもやっぱり暑い。
大雁塔にもいかず、ひたすら回民街を冷かして、居心地の良いホテルでのんびりして、アフタヌーンティーをしつつお洗濯タイム。
夕方またお買い物に繰り出して、美味しい料理を食べてマッサージ。

これぞ休日という西安最終日でした。

エリア 西安(中国)

• 旅行の満足度: 5.0

靄がかかった西安の街。
遠くに城壁が見えています。
城壁より先は高いビル群となっています。

水分補給は大事！
ホテルを出る前にエレベーターホールにある冷蔵庫から冷えたお水を貰って行きます。
このサービス、とっても便利でした。

混み合っているお店があるので何を頼んでいるのか近くでリサーチ。
良く見るとみんな同じものを頼んでいるようなので、真似して「フーラータン」と注文。
支払いを済ませて引換券を貰って中へ入ります。
フーラータンとは「胡辣湯」と書き、メニューの一番左の5元の物です。
「湯」なのでスープだということはわかるけどどんなものでしょう？

店内は広く、どこも同じようなものを食べています。
みなさん朝食なのかな？

こちらが「胡辣湯」です。
とろみのあるスープで、まろやかな色合いに騙されて飲んでみると恐ろしいほど辛い！
きくらげ、豆腐、牛肉、モツ、タケノコなど様々なものが煮込まれた辛いスープでした。
小どんぶり1杯で5元。
毛穴から汗が噴き出すほど辛かったです。
みなさん一人1杯、涼しげに飲んでいるのが不思議。。。

揚げ肉まん的なものとか色んなものがどんどん作られています。
そして飛ぶように売れる！

お次はこちら。
有名店です。

樊記臘汁肉 （竹巴市店） （ハンキロウジュウニク） （チクハシテン） 地元の料理

店内では頼みたいものをメモ書きで注文。
唯一言えるのは「イーガー（1個）」です。
もちろん人差し指を立てて・・・

西安バーガーこと、ロージャーモー（肉??）です。
美味しいけど、あまりパンチが無いような？
マッサージ屋さんのお兄さん、ここもダメだと言ってました・・・

ホテルの入り口の傘。
色とりどりの中国傘がとても綺麗でした。

鼓楼の昼の姿。
太鼓が並んでいるのが見えます。

鼓楼 建造物

鼓楼の近くには警察車両。
このお陰か変な人も居ないし治安も悪くありません。

鼓楼裏のお土産屋街。
商売っ気が無い店が多く客引きも呼び込みも無し。
お買い物しやすいです。

西洋文化の流れなのか筆の隣にあるのは七宝焼き風のクリスマスオーナメント。
ちょっと可愛いかも。

金物全般のお土産屋さん。
槍の先のようなものやら壺やら。
売れるのかしら？

LEGOっぽいロゴのオモチャ。
ワンピース的なキャラクターのような。。。

毛語録も今ではお土産になっています。

壁にはアラビア文字。
西安最大のモスクに到着。

モスクなのに有料。
25元です。
チケットはこの窓口で購入。

清真大寺 寺院・教会

壁の反対側にもアラビア文字。

モスクなのに中国風・・・

清真寺です。
イスラム教のモスクだけど、中国風だからか偶像崇拝禁止のイスラムなのに龍が居たりするのが不思議。

オシャレした可愛らしい女の子がカメラマンに写真を撮ってもらってました。
モデルなのか七五三のような記念なのか。
お化粧もしてとても美人さんでした。

こちらはお姉さんなのかお母さんなのか、はたまたモデルさんなのか。
ムスリムの衣装がとても豪華です。

モスクとは到底思えないお寺のような建物。

こちらが最大のモスクです。
どう見てもお寺です。

入り口にある模様のようなアラビア文字。

この子はお父さんの礼拝についてきた子です。
モスクは女人禁制なので女性は女の子でもまた別の礼拝堂に行くようです。

お昼の礼拝の時間が始まります。

こちらが礼拝の時間の一覧です。

ランプにはアラビア文字。
でもそれ以外は普通の寺院に見えます。

礼拝が始まりました。
カンドーラをしている人はいません。
帽子だけでした。

結婚式の写真撮影をしているカップルが居ました。
こちらはとっても豪華！

お土産屋さんは中国式の壺のようでアラビア文字。

ムスリムが必ず食いつく私のアラビックネームネックレスに誰も関心を示さない理由はここにありました。
コーランは全て漢字！
アラビア文字は習わないみたいです。

モスク観光終了。
回民街の飲食店街を散策開始。
それにしても美味しそうなものが多い！

クサイと思ったらドリアン＆ジャックフルーツのお店が。

元々様々な食べ物がある中国だけど、それに増して中東の食文化も流れ込んでいるので目移りするくらい沢山の食べ物屋さん！

北院門街の外れ。
回民街の飲食店街はここまでびっしり続いています。

ビャンビャン麺を食べようとこのお店に入りました。

店内は広くて清潔。
混み合っています。

写真つきのメニューがあるので助かりました。
でも店内で店先で売ってた羊串を食べている人が居たので注文しようとメニューを見るけど見当たらない。。。

店員さんと一緒に店先に行って注文。
美味しい！柔らかい！

ビャンビャン麺が来ました。
思った以上に野菜がいっぱい！

麺はきし麺よりも太くコシがあります。
スープの出汁がしっかり出ていて野菜の優しい甘さとお肉のパンチの効いた味で最高の麺料理でした。
西安は美味しいモノだらけ！

夜は気付かなかったけど、街路樹が綺麗な通りでした。
日中でも人が多い！

こんな感じのファッションの子がアイスキャンディーを売ってました。
ただ、公安が来ると慌てて裏へ逃げてしまい、しばらくしてアイスキャンディーの箱を置いて様子を見に出てきました。
営業許可とかうるさいのかな？

こちらの人だかり、喧嘩です。
金切り声で叫んでいる女性と応戦する店員。
公安が来て仲裁する最中でも女性は叫びまくっています。

周りも面白そうに見ているけど日常茶飯事だったりして。

ナッツを木槌で叩いてます。
この音に釣られてついつい見に来てしまう・・・

こちらは飴屋さん。
最初ビャンビャン麺かな？と思ったけど飴のお店でした。
伸ばしてひっかけて伸ばしてひっかけての繰り返し。

烏梅、西安の特産品のようです。
昨夜気になってたブドウのようなブルーベリーのようなもの。
種なしで甘くてとても美味しかったです。
この粉がジュースになっているのかなぁ～
日本だとなんていう実なんだろう？
酸梅湯にも使われているみたい。

暑さにやられてホテルで一休み。
テレビをつけてみようとリモコンを出すとチャンネル一覧がずらり。
50チャンネルもあるのに全部中国の放送局です。
そしてそのうち4割くらいが抗日ドラマをやっているという・・・

抗日ドラマです。
初めての体験です。

言葉はわからないものの、中国人の若き軍人が憎っき敵国日本人兵士をやっつける・・・という内容なのですが、意外にも暴力的ではなく日本人兵士も上官に言われて仕方なく捕虜を取っているという状況のようで、そこに紳士的に交渉を続け、情に訴え身柄を解放させるという物でした。

当然解放してしまった日本人兵士は上官にこっぴどく叱られます。
中国人は半ば王子様のようなポジションで描かれていました。
この映像はその王子が日本兵の拠点に一人で乗り込んできたところです。

日本兵だけのシーンになると日本語になるのだけど、これがまた中国人の日本語だからとっても難解。
中には日本人も混ざっているようで綺麗な日本語を操る人も居たけど、彼は日本人なのかな～

悪役しか演じられないのもツライところですが、役者として頑張ってほしいです。

ホテルでの休憩を終えてホテル近くにあるスーパーへ。
何でも揃うスーパーだったけど、野菜はかなり萎れています。
市場で買うのが普通なのかな？
ここで中国に来たら絶対に買おうと思っていた「豆鼓」を買いました。

夕食はまたあの麺の店です。
この日は外にテーブルが出ていなかったので中でいただきます。

今回は2人とも汁無し麺。
いやーそれにしても美味しい。
これは何の味なんだろう？
前回はつかなかったスープが出てきました。
飲むのか掛けるのかわからないけど・・・

途中で辣醤が無くなってしまったので指差しでカラのポットを見せると足してきてくれました。
なんと、アツアツ！！！
辣醤も自家製なようです。

この麺を食べるためだけにまた行きたいな~

この文字を見て、「もしかしてマッサージかも？」と思って覗いたら「おいでおいで」と。
言葉は一切通じないけど外に出ていた「修脚30元」のコースをお願いしました。

メニューを見ても良くわからない・・・
でも「刀」の文字を見つけて指差しでお願いすると、やっぱり思った通り小刀で足に出来たタコを削ってくれるサービスでした。
お値段たったの5元！
これはやるっきゃないです。

お兄さん、丁寧にタコを削ってくれます。
どうやら爪も切ってくれるようですが、切りませんでした。

マッサージは足だけじゃなく、フットバス→肩～背中～腰、そして足裏とふくらはぎでした。
ざっと1時間。

一切英語は通じないけど、筆談と彼らのスマホの翻訳と西安に来てから撮った写真で意外と交流が出来ました。

お兄さんたちによると、私達が西安で食べたものは有名だし正解。
でも店がだめだ、とのこと（笑）
もっと良いお店紹介するよ～といくつか教えてもらったけど、残念なら翌日帰国。

それでも楽しいひと時でした。

お兄さんたちのお薦めのお店に行くために、また西安来なきゃ！