2017.7 還暦記念旅行で半世紀をかけた夢、「赤毛のアン」の島でアンになる！…⑥憧れの「Dalvay by the Sea」宿泊

2017/07/13 - 2017/07/22

7月15日、実質観光1日目の今日、長い長い充実した一日でした。

ポイントプリム灯台をスタートに、ウッドアイランズ灯台、ロシニョールワイナリー、ELMIRA駅、イーストポイント灯台、Greenwich National Park ハイキング、とここまで約270キロの大移動。
距離もすごいけど、よく一日でこれだけこなしたな～、と我ながら感心。
と言っても、駆け足で、というわけでもなくそれなりに充実感で大満足の一日でした。

Greenwich National Park ハイキングを終えた後、目指すは今宵の宿「Dalvay by the Sea」
映画「アンの青春」やドラマ「アヴォンリーへの道」で「ホワイトサンズホテル」として登場したり、2011年にイギリスのウィリアム王子とキャサリン妃が新婚旅行でP.E.I.を訪れた際に宿泊されたとか、由緒あるそしてみんなが憧れるホテル。
ツアーでは、ここでランチ、というのが定番でなかなかここに泊まるということは難しいみたい。

というと、宿泊料金お高いんでしょう？となるわけですが、そんなことは全然ない！
昨年10月頃、早めに予約したのもあるけど一泊何と13,000円ちょっと！
直前になれば、3万円以上はするホテルですが、やっぱり早めの予約に限りますね。（笑）

と、まぁそんなこんなで、我が家には珍しい格式あるホテルステイだし、みんなが憧れるホテルの探検をしちゃいましょ！


　　＊＊＊＊＊＊＊＊★　日　程　★＊＊＊＊＊＊＊＊

　　７／１３（木）　千歳⇒成田⇒Ｂｏｓｔｏｎ（ＪＡＬ００８便）
　 ７／１４（金）　Ｂｏｓｔｏｎ⇒Ｈａｌｉｆａｘ（ＡＣ８８９４便）
　　　　　　　　　　Ｈａｌｉｆａｘ⇒レンタカーにてシャーロットタウン
　★７／１５（土）　イーストポイント灯台等東海岸　
　　７／１６（日）　キャベンディッシュへ　
　　７／１７（月）　ノースポイント灯台等北海岸
　　７／１８（火）　ＰＥＩを離れルーネンバーグへ　
　　７／１９（水）　ルーネンバーグ⇒Ｈａｌｉｆａｘ　ペギーズコープ
　　７／２０（木）　Ｈａｌｉｆａｘ⇒ボストン（ＡＣ８８９３便）
　　　　　　　　　　Ｂｏｓｔｏｎ市内観光＆レッドソックス試合観戦
　　７／２１（金）　Ｂｏｓｔｏｎ⇒成田（ＪＡＬ００７便）
　　７／２２（土）　成田⇒千歳　

エリア プリンスエドワード島(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

★7月15日（土）★　　後編

Greenwich National Park を後にして西へ走ること約60キロ。
午後5時半過ぎに、今宵の宿「Dalvay by the Sea」

う～ん、我が家には似つかわしくないホテルでちょっと気後れしちゃうな。＾＾；

ダルベイ バイ ザ シー ホテル ホテル

正面エントランス左手にフロントがあります。

フロントデスクだけの部屋、こじんまりしているけどかえって身が引き締まる。（笑）

ウエルカムドリンクのお水も、ちょっと高級そう？

そういえばハワイのアウラニやディズニークルーズもこんなウォーターサーバーだった。
高級なところはお水もこんなおもてなし？＾＾；←庶民なもので。＾＾；

正面は入ったところから見渡しています。
思ったより小さいのね、というのが正直な感想。＾＾；

左には、本物の暖炉があり、その前に置かれているソファーは紛れもなく特等席でしょうね。

真正面に見える階段、ソファとか取り払えば、舞踏会の会場になりそうな雰囲気。

お部屋には、その真正面の階段を上り…
登ってすぐ右手、一番手前がわがお部屋でした。

もうちょっと右手にドアらしきものが映っていますが、そこは通路になっていて両側にお部屋があるようです。←最初間違ってこの通路の方に案内されたけど、なんのことはないわが部屋は、一番端の1号室でした。（笑）

で、ドアを開けたら、いきなりベッド！

次の間じゃないですよ、さっきの階段廊下のドアを開けたら、こんな感じです。
まぁ、古い建物だし、安い部屋だから仕方ないかな～と、変なところで納得。（笑）

部屋の横幅全部を写しても、これだけ。＾＾；

まぁ～、なんと狭いんでしょ。（笑）

ベッドの足元には、扇風機。

カメラやらタブレットやらいろいろな充電のために、やむなく扇風機のコードを抜き…＾＾；

天井にファンがあるので、何とかしのげましたが。

で、入口右手にデスクと、バスルームへと続く通路があります。

あ、冷蔵庫はもちろんありません。
例のごとく我が家の命の水のビールを冷やすためには、１階のレストランで氷をもらうことが出来ました。

なぜか無駄に広いバスルーム。（笑）

水圧は、問題なし。
部屋のコンセント足りなくて、私はこのバスルームのコンセントでスマホを充電しながらフェイスブックアップしたり。＾＾；

アメニティグッズの置き方が可愛い～。

さて、一段落したらちょっとホテルの中探検しましょ。

見えている階段は正面の階段、そう部屋へと向かう階段、右手一番端が我が家の部屋。
反対側に回ってきています。

元に戻って、２階から正面玄関の方を見下ろしています。

暖炉、この時間はまだ火は入っていませんが準備は万端。
夜になると火が入り、暖炉の前でくつろぐ人も。

実は、夜中大変なことがあったんです！
夜中１時ころ、当然ぐっすり寝ているときに突如火災報知器が鳴り響き、我が家はドアを開けるとすぐ下が見えるから当然ドアを開けて下を覗いたわけで…
スタッフが動き回り「よくわからない」とか何とか言いながら動き回っているようですがその後格別動きもなく…
でもね、なんとなく「きなくさい」というか何かの燃えたにおいがしているわけで…
心配で、いざというときにすぐ大事なものを持って逃げられるように充電していたものを全部しまったわけですが、朝まで何事もなく…

で、「きなくさかった」のはこの暖炉の火かなと思いあたりましたが、火災報知機が鳴った原因はとうとうわからず、何ともまぁ人騒がせな騒動がありました。
何事もなくてよかったけどね。

１階フロントの隣に、このホテルがもう一つ有名なわけ、美味しいと評判のレストラン。

ツアーでランチに立ち寄ることでもそうですが、ディナーも予約必須というくらい人気のレストランのようです。
そんなレストランに予約なしで＾＾；、ダメもとで今夜食事ができるかどうか聞いてみます。

最初予約でいっぱいと案の定断られましたが、ちょっと待ってと考え込むスタッフ。
で、ソファ席でよければということで何とか予約を取ることが出来ました。
もう、この対応だけでもここのレストランの素晴らしさがわかりますね。
ましてや、この日広いホールの方で貸し切りのパーティーがあるみたいで、忙しいはずなのに…
感謝感激です。

それでは、食事の時間までホテルの外を散策してましょうか。

ホテルの前は広い芝生になっていて、適度に椅子が配置され…

こんな景色を眺めながら…

あれ？この景色映画「アンの青春」で見たような…

景色はいいんですが、足元は要注意！
何かの動物のフン（ちょっと大きめの水鳥のよう）が散乱していて足の踏み場もありません。
寝転ぶなんて言語道断の芝生なんです。（笑）

ホテル左手は、先ほどのレストラン。

やはり眺めのいい場所にありますね。

ホテル右手は、貸し切りパーティーが催されているようです。

地元の人たちなのかな、目いっぱいおしゃれをしている人もいればまるっきり普段着の人、子供も、たくさん。

右手、駐車場の一角に馬車が。

何のためにあるのかはわかりませんが、触らないで～、とあるので飾り物？

こんな説明の看板がありますが、もちろんわかりません。＾＾；

駐車場も抜けて建物の裏手に出たら、そこが我が家の部屋のあるところ。

ちょうど大きな木の陰のところです。
まぁ、安かったからね～。（笑）

専用テニスコート？

やっぱりセレブ御用達ホテル？

コテージタイプのお部屋もあるようです。

広いグラウンド。

何のスポーツ？

これは何？
ゲートボールでもないし。

ご当地スポーツを開発した夫としては、ちょっと気になるところ。

さて、そろそろ午後７時、レストランの予約の時間になりました。

レストラン入って左手が通常のレストランのようです。

が、我が家は急きょ席を作ってもらったので、通常ならウェイティングルームかと思われるリビングスペースのような場所に作られた、と言ってもちゃんとテーブル席が用意されていました。

最初言われたソファ席は、家族連れの御一行様に割り当てられたようです。

例のごとく、あちこち写真を撮っていたら、「写真お撮りします」と気配りも満点。

もうチップ弾むしかない対応です。（笑）

メニュー、さすがにここまで日本語メニューを期待するのは無理。
コース料理じゃなくて、アラカルトみたいでほっと一安心。

で、こういう時一番いいのは「今日のおすすめは何？」と聞くのが一番。
そしてその中で知っている単語を見つけて（笑）大丈夫そうかどうか判断するのが我が家流。

大体はずれはありません。
それにしても、予想よりはるかに安いかな。
このホテルの格式から言えば、もっとするのかと思ったら意外とリーズナブル。

ワインも安い！
１本ＣＡ＄３０前後。
日本のホテルのレストランでさえ６０００円前後するのに、高級レストランと言われているところでこの値段なんて！
安くておいしくていうことなし！

パン、出てきますが、食べると後のお料理が食べられなくなるので食べません。＾＾；

美味しいと手が止まらなくなりますから要注意です。（笑）

これは夫の頼んだのかな。

イカのフリッターみたいな感じで、ソースがエスニックぽかったけど、めちゃくちゃおいしかった。

私はクラムチャウダー。

このクラムチャウダーが、今まで食べたどこのクラムチャウダーより美味しかった！
程よい塩気と、濃厚でいてクリーミー、とっても優しいお味でした。
量もほどほどで、他の料理の妨げにならない配慮がされている気がしました。

これは、私が頼んだおすすめのノバスコシャサーモンのグリルかな。

スイカがスープの中に入っているのにびっくり。
これもおいしかったな～。
全体的に味付けは日本人好みかな。

ナスタチュームのお花もいいアクセント。

これは何だったか忘れたけど、たぶんお魚。（笑）

さすがジャガイモ特産のP.E.I.、マッシュポテトも優しい味でう～んまい！＼(^o^)／

全部全部とってもおいしかった。
大満足です。
トータルで１６０００円くらいでした。（もちろんチップは２０％！）
この日は豪遊すると決めていたので、いいんです。（笑）

夕食も終わり、再びホテルの周りのお散歩へ。

午後８時半を過ぎ、ようやく日没の気配が漂っています。

せっかくなので、記念写真。

格式あるホテルのレストランということで、さすがにフォーマルまでは必要ないけど、ちょっとだけおしゃれして。（荷物増やしたくないから組み合わせ考えるの大変です）

レストランにも明かりがともり…

レストラン前の花壇にさっきのナスタチューム発見！（笑）

そうか我が家のナスタチュームもさっきのように使えばいいのね。
って、そんなお料理でないけど。（笑）

いい感じに暮れていきますね。

ホテルの前の湖の対岸も、夕日に照らされて、まるでライトアップされたみたいになっています。

ホテルも夕日に照らされています。

★７月１６日（日）★

さてさて、夜中の火災報知器騒ぎはありましたが何とかその後眠りにつくことが出来、７時半からの朝食に降りてきました。

朝食付きではありませんが、昨日のおいしかった食事に味を占め、朝食もここのレストランで取ることに。

一番乗り～。

なので当然眺めのいい席に陣取りますよ。

朝食も、なんとリーズナブルなんでしょう。

ビックリボンや～。
日本でもちょっとしたホテルなんかだとビュッフェでも２０００円くらいするのにね。

外のテラス席で食べる人もいるようですね。

夫は、玉子とベーコンを付け合わせたトーストセット。

ＣＡ＄１４

私はフレンチトースト。　ＣＡ＄１３

思わず「可愛い～」と叫んでしまった。（笑）
レストランスタッフも、笑ってた～。＾＾；
ちゃんと意味は通じたみたいね。＼(^o^)／

これだけで十分、フレンチトーストなんか４枚もあるから、２枚食べて１枚は夫が食べ、１枚と食べきれず残してしまったのが残念。

チップ込みで４０００円ちょっとでした。

お部屋に戻る前に再びホテルの周りを散策。
９時出発予定で、まだ８時半にもなっていないので時間に余裕はあります。

このベンチの配置が何とも言えなく好きなんだけど、惜しむらくは「フン」ですね。＾＾；

青空に映えますね～。

格式高いホテル、ということで構えていたけど全然そんな堅苦しさを感じさせない、心暖かいおもてなしのホテルでした。
早めに予約すれば、お安く泊まれますよ。

アンの「輝く湖水」かと思うような一瞬もありましたが、なかなかシャッターチャンスが合わず。

それでも十分朝の美しい湖水を堪能しました。

仰々しさはないけど、心安らぐお庭です。

あちこちに飾ってあるお花もかわいらしく。

私の大好きなガーベラがひときわ大きく立派です。

昨日は、貸し切りで見ることが出来なかった玄関入って右手のお部屋。

ここが、ロケに使われた部屋かな。

アンがホワイトサンズホテルで詩の暗唱をしたシーンに似ているような気がしないでもないなぁ～。

いつ建てられたかはわからないけど、かなり古い建物であることのようです。

このホテルも、夏場だけの営業で冬期間は閉鎖しているんだとか。
本当に夏場だけの避暑地、セレブのリゾートなんですね～。

このホテルの紹介では、ホテル全景とともに必ずこのエントランスが紹介されるようです。

古いけど、とても手入れの行き届いた素晴らしいホテルです。

さ、それでは名残惜しいけど、出発します。

素晴らしい滞在、ありがとう「Dalvay by the Sea」

この旅行記へのコメント （2）

• kumiさん 2017/08/04 10:36:00

  セレブ〜

  素敵なホテル、好き好き(*^-^*)
  
  セレブ感あるね、ゆんこさんご夫婦にピッタリよ〜ん
  お食事もオシャレ、よく単語だけでこれだけの料理選べたね、
  私なら選ぶのにかなり時間かかって、日が暮れてお腹ペコペコだべさ
  
  kumi

  ゆんこさん からの返信 2017/08/06 06:55:52

  RE: セレブ〜

  kumiさん
  
  >素敵なホテル、好き好き(*^-^*)
  
  久美さんの好きな品の良いホテル（笑）
  
  
  > セレブ感あるね、ゆんこさんご夫婦にピッタリよ〜ん
  
  我が家には似合いません。＾＾；
  この後世界遺産の可愛い街で泊まるところは、モーテルなんだけど、1泊同じ13,000円とはとても思えない、本当に月とスッポンだったわ。
  最初のＢ＆Ｂくらいがちょうどいいのかもしれない。
  
  > お食事もオシャレ、よく単語だけでこれだけの料理選べたね、
  
  それは、「慣れ」さ。
  肉か魚か、あと豆とか知っている単語で、焼くとかそのくらいわかっていれば何とかなるべさ、完璧にわかることなんてないんだもん。
  
  > 私なら選ぶのにかなり時間かかって、日が暮れてお腹ペコペコだべさ
  
  だからそういうときは、「お魚(お肉)でおすすめは何？」というフレーズを馬鹿の一つ覚えみたいに。(笑)
  たいていそれで大丈夫。
  いつまでもこんなんだから、英語覚えようとしないんだよね〜。＾＾；
  
  高級ホテルでちょっとためらったけど、みんなが憧れるホテルに13000円で泊まれるなら、と予約してよかったホテルだったわ。
  夜中の火災報知器も、まあ思い出ね。(笑)
  
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★ゆんこ★