2017.7 還暦記念旅行で半世紀をかけた夢、「赤毛のアン」の島でアンになる！…⑤Greenwich　ハイキング

2017/07/13 - 2017/07/22

「赤毛のアン」は私の半世紀をかけた「夢」
でも、夫には興味のない世界。^^;
出発前、一応ビデオを見せてお勉強はしてもらい多少は知識を持ってもらったけど…

で、夫にも楽しんでもらおうと調べた結果、もちろんここＰ．Ｅ．Ｉ．にもハイキングコースがある！
前編でもちらっとふれたとおり、コンフェデレーショントレイルなるものもあるし、様々なハイキングコースがあるのはさすがカナダ！
もともとカナダでは、ハイキングや山歩きを主とした旅行の我が家としてはカナダのハイキングコースの充実ぶりは先刻承知。

しかし、ハイキングコース無数にありますよ～、という割には情報が少ない少ない、ほとんどない！
ましてや個人のブログなんて、あっても「歩いてきました」というだけで詳しいことは何一つわからず。

ならば、我が家が歩いてブログにしましょう！
ということで、ドライブルート上で見つけた「Greenwich, Prince Edward Island National Park」を歩いてみよう、ということに！

所要時間も分からず難易度も分からず、行けるところまで行ってみようというつもりだったのですが…
今まで歩いたことのないようなコースに、大収穫のハイキングとなりました。＼(^o^)／

これはツアーじゃなく、個人でレンタカーで回るからこそ堪能できたＰ．Ｅ．Ｉ．の自然ですね。(^_-)-☆

本当は、これを後編にして、今夜の宿泊場所で終わりにしようと思ったけど、今夜の宿泊場所もある意味すごいところなのではしょれず、とんでもない長さになるので、このハイキングは中編ということで。（笑）

立ち寄った場所
　
・Greenwich, Prince Edward Island National Park
　

　　　　＊＊＊＊＊＊＊＊★　日　程　★＊＊＊＊＊＊＊＊

　　７／１３（木）　千歳⇒成田⇒Ｂｏｓｔｏｎ（ＪＡＬ００８便）
　 ７／１４（金）　Ｂｏｓｔｏｎ⇒Ｈａｌｉｆａｘ（ＡＣ８８９４便）
　　　　　　　　　　Ｈａｌｉｆａｘ⇒レンタカーにてシャーロットタウン
　★７／１５（土）　イーストポイント灯台等東海岸　
　　７／１６（日）　キャベンディッシュへ　
　　７／１７（月）　ノースポイント灯台等北海岸
　　７／１８（火）　ＰＥＩを離れルーネンバーグへ　
　　７／１９（水）　ルーネンバーグ⇒Ｈａｌｉｆａｘ　ペギーズコープ
　　７／２０（木）　Ｈａｌｉｆａｘ⇒ボストン（ＡＣ８８９３便）
　　　　　　　　　　Ｂｏｓｔｏｎ市内観光＆レッドソックス試合観戦
　　７／２１（金）　Ｂｏｓｔｏｎ⇒成田（ＪＡＬ００７便）
　　７／２２（土）　成田⇒千歳　

エリア プリンスエドワード島(カナダ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

★7月15日（土）★　　中編

時間に余裕があったら立ち寄る予定でいたP.E.I.国立公園のひとつGreenwichにやって来ました。

当初の予定より1時間近く順調に進んでいたと思ったら途中で30分のロス。
それでも午後3時過ぎには何とか到着。

普通ならこの時間からのハイキングなんて考えられないけど、カナダは日没がこの時期午後9時過ぎだし、まぁ行けるところまで行って引き返して来ようという感じでとにかく行ってみます。

※　4トラの地図ではスポット登録されていないので、興味のある方はGooglemap等で「プリンスエドワード島　Greenwich」で検索してみてください

ここは国立公園。
本来なら入場料がかかると聞いていましたが、カナダ建国150周年のお祝いで国立公園等の入場料が無料になっているようです。

料金徴収のゲートもありましたが無人でした。

そもそも、情報が少なすぎて、距離は？難易度は？所要時間は？という細かい情報はほとんどありません。
たまに現地に住む日本人の方がお子さんとのハイキングで行きました的なブログがあるくらいで、まぁそんなに装備もいらないだろう、と靴だけ運動靴に履き替えてとりあえず行けるところまで行ってみます。

歩いていて、すれ違う人すれ違う人、まぁ、みんな軽装なこと！（笑）
短パンTシャツ,ビーサン、手ぶら。＼(^o^)／

ありゃ、たいしたことはないのね。^^;

わんこ連れ、子供とのサイクリング、アップダウンはそんなにないということですね。

ほぼこんなフラットな道が続きます。
ビーチサンダルでも歩けるわけだ。

途中、視界が開けてきたと思ったら、景色がよさそうな場所に。

ここGreenwichがある、セントピーターズ湾は景色が素晴らしいことで有名なようです。

確かにのどかな、眺めは絶景ですね。

P.E.I.は、お花の美しい島でも有名ですが、今は時期的によく写真に載るルピナスの時期も終わり、ちょっと中途半端な時期でしょうか。

それでも、ピンクの色合いも可憐な花が咲いています。

色鮮やかな紫の花も。

マメ科の花かな。

本線からちょっと外れて、セントピーターズ湾へと向かう道を進んでみます。

一応展望台のようなところがありました。

穏やかな眺めですね～。

セントピーターズ湾を眺めながら歩くコースもあります。

が、我が家が目指しているのは別なコース。
果たしてたどり着けるかな～。

途中地図がありました。

右の濃いピンクの方が今いるところ。
で、行きたいところが、上の海岸線沿い薄いピンクのところ。
途中湖のような沼のような場所を歩く写真に魅せられて…

ものすごく暑いんだけど、時折吹く風も気持ちよく。

お花を眺めながら歩きます。

ピンク、紫、白、色合いは地味だけど、肉眼ではとっても素敵でした。

何にもない風景だけど、それがまたいい。（笑）

我が家は、歴史的建造物等より、こういう景色の方が見ていて飽きない。

4枚上の写真の地図に見える分岐点までやって来ました。

まっすぐ進めばループ状にこの場所まで戻ってくるルート。
右手に行けば、半島のもう一つの海岸線まで出るルート。

もちろん我が家は右のルートに進みます。

平坦な道が続きます。
ちょっと森の中に入るのがやっとハイキングっぽくなってきて、やっと楽しめる夫。（笑）

木道で保護されている部分も。

立ち枯れた木が原生林みたいな雰囲気。

と、下を見ると、真っ白！
苔のような植物がびっしりと生えています。

川の流れのようになっているのでもとは川だったのかな。

その近くにある木も、こんな感じで白くなっています。

説明がありますが、わかりません。＾＾；

と、いきなり目の前が開けこの景色が！

そうです、これです！これなんです！みたかったのは！

greenwichが紹介されている数少ないブログなどで必ず出てくるのがこの風景なんです。

ず～っとず～っと、続く湖？沼の上にかかる木道。

緑の草原のように見えるけど、湿地帯なんですね。

ほら、葦！

かなりしっかりとした造りなので、全然揺れもせず快適です。

ちょっと風が強いけど。^^;

でもよく見ると、水面すれすれ。

雨が降った後とか大丈夫なんだろうか。

とりあえず水位計はあるけど。

これまた何もない景色が好きなんです。

こうやって見るとちょっと怖い木道のような気もしますが。^^;

でも小さなお子さんでも安心して歩ける木道です。

何かのお花の咲いた後かな～。

もしかしてワタスゲ？
何だろう。

木道を歩き始めて約10分、何やら小高い丘を登るような感じになり…

ここにきて砂地になるようです。
どうりで木道の途中に砂がたくさん落ちていると思ったら、正体はこれだったのね。

来ました～、どうやら海岸線に到着です。

赤っぽい砂の海岸、beachです。

泳ぐほど暑くもないけど、みんなここまで来て海に入っていくのね～。

結構くつろいでいます。

ちょっとだけ海に手を入れてみたけど、冷たっ！

赤土の砂の海岸です。

とりあえず記念写真で。^^;

分岐点から約20分、そもそものスタートから45分くらいだったかな。
我が家にとっては短いハイキングだけど、なかなか面白いコースでした。

さ、それでは戻りましょうか。

上から見るとまた、なかなかいい景色ですね。

あ、手すりに鳥さん！

羽のところに赤いのが見える。

ちょっとボケボケだけど、また違う鳥さん発見！

たぶん、この鳥さんたちだと思うな～。

こんな感じで、説明の看板もありました。

風が強くて強くて。

水面もかなり波立ってきました。

スタート地点に戻ってきました。

結果、行きは45分、帰りは30分、トータル1時間15分で往復できました。
靴も特に運動靴である必要もなく、飲み水さえ持って歩けば、子供でも楽々往復できるコースでした。

簡単といっても、景色は素晴らしくおすすめのコースですよ～。

セントピーターズ湾、車を止めてもう少し景色を堪能したいところだけど、そろそろ5時。

今宵の宿は、みんなが憧れる？ちょっと由緒正しきホテルなので、ホテルステイも楽しみたいため、急ぎますよ～。

ここから約60キロ、走ります。

途中小さな橋に差し掛かった時に、工事中でもないのに車を止められ…

作業着を着たお兄さん2人が、何やら料金を徴収しているみたい。
前の車も払っているから払うのね。
よくわからないけど、2ドル？払いました。

あとから調べると「道路通行料」という意味のようですね。

ゲートとかあるわけじゃなく、道路の真ん中に立って両方から来る車から徴収しているみたい。

ま、そんなもんなのかな～？
これが詐欺でもわからないわ。^^;

午後5時半過ぎ、今宵の宿「Dalvay by the Sea」に到着しました。
このホテルは「赤毛のアン」のドラマ「アヴォンリーへの道」の中で「ホワイトサンズホテル」として登場したほか、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃が宿泊されたこともある由緒あるリゾートホテル。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
と、ホテルの紹介も長くなりそうなので（笑）、15日の旅行記後編として次にまとめます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当に「後編」に続く＼(^o^)に