2017/07/01 - 2017/07/04
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beanbagさん
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記念すべき100本目の旅行記は2度目の大人の休日パスです。今年も娘から温泉宿泊券をプレゼントされたので、3泊4日の東北旅行を計画しました。
いつもの貧乏性が顔を出し、4日間乗り放題15,000円の休日パスを利用して合計49,510円分の新幹線・在来線を乗り継ぎ、山形・秋田・青森県を駆け足で回ってきました。学生(中学生以上)団体割引の5割引を上回る、なんと7割引の格安旅行です。
《経路》
7月1日(土) 東京ー米沢ー山寺ー蔵王温泉
7月2日(日) 蔵王温泉ー山形ー増田ー横手
7月3日(月) 横手ー角館ー秋田ー鯵ヶ沢
7月4日(火) 鯵ヶ沢ー弘前ー青森ー東京
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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最寄駅から田園都市/半蔵門線、丸ノ内線を乗り継いで旅の出発点、東京駅。
東京駅 駅
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デイバッグに小型キャリーバッグ。3泊4日の旅。
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狭くて汚い新幹線待合室。空港ラウンジに比べるべくもありません。
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山形新幹線つばさ127号が入線。
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東京駅での乗客はまだこの程度。
妻が宇都宮から乗車する頃には、ほぼ満席状態。 -
東北地方は前日までカラ梅雨でしたが、私たちが梅雨前線を引き連れて北上。旅先での天候が気になります。
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福島から先は一気に山深くなり、新幹線とは思えないノロノロ運転。
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東京駅から2時間14分で米沢到着。ウェルカムドリンクでりんごジュースのサービス。
米沢駅 駅
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コインロッカーにキャリーバッグ2台預けるのに四苦八苦していると、市街地循環バスが発車寸前。訳も分からず飛び乗ったのが、この後の悲劇の発端でした。
1人200円は良いとして、運転間隔が1時間以上あるので観光客向けではありません。
途中、旧米沢高等工業学校本館など車窓から眺めながら、とりあえず目指したのは上杉家廟所です。上杉家廟所 名所・史跡
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大河ドラマで見たような旗を抜けて中に入ると、中央正面が上杉謙信公の廟。
上杉氏は越後春日山から会津若松、さらに米沢へと移封され、墓も明治9年にこの地に移葬、墓所全体が現在のように整備されたそうです。 -
二代目以降は謙信公の廟屋を中心に入母屋造りの廟屋が順に左右に配置され十二代まで並んでいます。
二代景勝公や十代鷹山公など有名どころには花も供えられています。
それなりに立派な廟所ですが、仙台藩の華麗さに比べると見劣りします。 -
御廟所まで来たのは良いものの帰りの足がありません。雨もポツポツ降り出しました。
流しのタクシーもないので、トボトボと次の目的地上杉神社まで歩きます。こんなことなら最初からタクシーをチャーターして観光すればよかった(泣)。 -
20分歩いてようやく上杉神社に到着。
上杉神社 寺・神社・教会
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それなりに風格ある佇まい。
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米沢城跡の松が岬公園内は銅像や記念碑のオンパレード。逆に言うとそれ以外歴史を感じさせるものはありません。
上杉鷹山や直江兼続のブームも終わったし‥。 -
蓮が咲いていればまた趣が違ったかも‥。
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松が岬公園を後にします。
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お堀はきれいに整備されています。
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上杉伯爵邸を見物します。
上杉記念館(旧上杉伯爵邸) 名所・史跡
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大正14年に建築された銅板葺き、総檜の入母屋造りの建物。現在はレストランとして使用されています。
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市内唯一かもしれない近代建築の上杉博物館は時間がないのでパス。
米沢市上杉博物館 美術館・博物館
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また、トボトボと駅に向かって歩きます。
レトロな高校校舎。 -
「えっ、これが?」と拍子抜けの最上川を渡ります。芭蕉の句のような迫力はありません。
最上川 自然・景勝地
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駅前通りだと言うのに人気があまりありません。
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食べログで高評価のレストランは行列。時間がないのでここもパス。
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時間がないときは駅弁に限ります。
新杵屋 本社工場直売店 グルメ・レストラン
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上杉記念館から40分歩いて米沢駅。なんとなく昔の東京駅に似ています。
米沢駅 駅
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つばさ135号が入って来ました。
大人の休日パスの新幹線指定席予約は6回まで。山形までのこの区間のみ自由席です。 -
ほどほどに混んでいましたが、無事並び席を確保。
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人気駅弁の「牛肉どまん中」です。みそ味より定番しょうゆ味の方が美味しいかな?
1080円はちょっと割高。 -
このあたりから旬のさくらんぼハウスが増えて来ます。
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山形駅到着。
山形駅 駅
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仙山線で山寺に向かいます。
ところが、仙台で起きた停電により電車は20分遅れ。 -
仙山線の車内です。
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山寺駅に到着。見晴台があります。
山寺駅 駅
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山腹に目指す山寺が見えます。
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米沢で予定外に歩いたので、妻は参拝を断念。駅前の茶店で待機することにしました。結果的にこれは正解でした。
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立石寺登山口。
我が故郷の俳人、松尾芭蕉の出世作。伊賀者とすればすっかり本家を乗っ取られた気分。宝珠山立石寺 寺・神社・教会
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奥の院まで1015段の石段が始まります。
日も差してきました。 -
根本中堂。
立石寺中堂(根本中堂) 寺・神社・教会
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芭蕉と曽良の像。
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日枝神社、念仏堂、鐘楼、山門など。ころり往生阿弥陀如来なんていい名前だなぁ。
ここから先は拝観料300円。 -
石仏が並ぶ森の石段を登ります。
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せみ塚や御手掛岩、伝安然和尚像、弥陀洞など。多くは風雨か廃仏毀釈でレリーフが残っていません。
山寺 せみ塚 名所・史跡
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仁王門。
仁王門 名所・史跡
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観明院、性相院、金乗院、中性院。まあ普通。
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ようやく奥の院が見えてきました。登り始めて20分です。
もう若くないので息はゼイゼイ、汗びっしょりです。 -
奥之院と大佛殿も取り立てて見るべきものはありません。
奥之院 大仏殿 寺・神社・教会
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多聖場。塔婆を収める場所だそうです。
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重文の三重小塔。ミニチュアではないそうですが、ガラス越しなので中はよく見えません。
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行在所。後の大正天皇が皇太子時代に行啓された時の休息所だそうです。
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五大堂と納経堂。岩場に立つ納経堂はミャンマーのチャイティーヨー(ゴールデンロック)を彷彿させます。
山寺 五大堂 名所・史跡
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開山堂。麓の景観が見事です。
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対面に修行の岩場が見えます。転落死が多かったそうで今は一般観光客は入れません。
山寺といえばやはりあそこでしょう。行ってみたい。 -
出口まで戻ってきました。登り始めてから50分です。
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帰り道は本坊を抜けていきます。
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妻の待つ茶屋でかき氷。レモンはちみつシロップで疲れが癒されます。
水と沢庵がセルフサービスで無料です。これが美味しかった。アットホームで良いお店です。焔蔵 山寺店 グルメ・レストラン
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山寺駅プラットフォームからの眺め。天気はすっかり回復。
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仙山線で山形に戻ります。ダイヤはほぼ復旧していました。
山寺駅 駅
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山形駅はまだ新しく、立派です。
山形駅 駅
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蔵王温泉までのバスチケットを買いに山交バス案内所へ。
山交バス 乗り物
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蔵王温泉往復チケットに中心街100円循環バスの1日乗車券がセットで2050円。別々に買うより250円お得です。
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バス発車まで多少時間があるので、ヴィ・ド・フランス エスパル山形店で一服します。大人の休日パスを見せると、白桃ジュースかアイスティーがサービスです。
私はコーヒー、妻はその白桃ジュース。 -
蔵王温泉行きバスが到着。
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西蔵王高原ライン、徐々に高度を上げていきます。赤い鳥居は、蔵王山神社一の大鳥居です。
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今宵の宿、パナソニックリゾート蔵王です。バス停から徒歩5分、盃湖畔にあります。
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パナソニック健康保険組合の保養所ですが、私たちのように組合員でない一般客も利用できます。
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施設は豪華さはありませんが、清潔で安全。電気機器や住設機器は当然パナソニック製。
ロビーでは無料wifiも使えます。 -
レストランはほぼ満席、人気の施設です。
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食事も豪華さはありませんが、普通に美味しい。ビール中瓶500円、出羽桜大吟醸(300ml)950円、くどき上手(300ml)650円と良心的価格。
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温泉は硫化水素強酸性泉の源泉掛け流し。
設備も充実。パナソニック製全身マッサージチェアが無料で利用できるのが嬉しい。健保施設らしくレストランから客室まで、健康に配慮した器具・用具が随所に配置されています。
文字通りエコでヘルシーな宿です。 -
極め付けはこれ、30人は入ろうかという立派なカラオケサロンがあります。DAMの通信カラオケが1080円で使い放題。パナソニックリゾートの目玉施設、他所でも利用経験があります。妻をオーディエンスに2時間、一人で歌い続けました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
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- PHOPHOCHANGさん 2017/07/06 16:20:14
- 素晴らしい奥様
- いつも楽しく拝見しております。
休日パス使った事が有りません。東日本でしか使えないのが自分にはネックです。
でも、と~ってもお得に周遊していらっしゃいましたよね(^_^)v
にしても、耐久カラオケ2時間も聞き続けられるって、奥様の愛情のいかばかりか☆ですね。
続きを楽しみにしております。
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