2017GWシンガポール＆ビンタン #2 羽田深夜JAL便でシンガポールへ チャンギ空港探検

2017/05/01 - 2017/05/06

2017年のGWは3泊6日のシンガポール・ビンタン個人旅行を計画。
仕事帰りの羽田発JAL深夜便で、シンガポール・チャンギ国際空港へ向かいます。

この旅行記は往路JAL便の機内の様子と、チャンギ空港で時間調整に利用したアライバルラウンジ「THE HAVEN BY JETQUAY」をまとめています。

＜2017GWシンガポール＆ビンタン 前回までの旅行記＞
#1 夜の羽田空港JALラウンジをはしご
http://4travel.jp/travelogue/11249074

エリア シンガポール(シンガポール)

• 旅行の満足度: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

日付は変わり、5/2になろうとする深夜の羽田空港。
JALラウンジめぐりで、遅い時間にたらふく食べ満腹。
普段は0時をまわったら眠りにつく生活をしているので、次第に疲れが出てきました。
早く搭乗したい。搭乗ゲートが変更になりやたら遠い所になってしまったので、急いで向かいます。

ゲートに着くとまもなく搭乗開始となりました。
エコノミーですが、後ろの方の座席なので優先搭乗させて頂きます。

搭乗列に並ぼうとしたら、背後からバックパッカー風の男女二人組がぶつかりながら押しのけるように割り込んできて、ちょっとイラっとしました。
ここまで来て一人や二人追い抜いて搭乗したところで殆ど変わらないだろうに。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

これから乗る便。パイロットの姿が見えました。これから約7時間のフライトです。
深夜便ではなかなか眠れないこりす。着いたら南国で気温差もあるし、機内で体力温存するように気をつけよう。

ところで今回の航空券、予約したときには、GWのピーク期間だったせいか、それとも安いチケットだったせいか、行きは座席がバラバラ、帰りの便に至っては指定ができなかったので心配でしたが、72時間前のWEBチェックインで無事に並び席に変更することができました。

窓から羽田空港の夜景を眺め、出発を待つ…が、なかなか出発しません。

シートは新型。例の”新間隔エコノミー”です。
このシートは足元が広いし、色々と使い勝手がいいので、エコノミーでも快適。でもリクライニング角度はちょっと苦しいかな。
背もたれのエンタメ機器の配置と仕切りが秀逸のシートポケットが便利です。特に、USBでスマホの充電ができるのが気に入っています。

深夜便ではお世話になるまくらクッション。
数年前のエコノミー座席ではカバーが不織布だったのが、ちゃんと布製になっていて好印象。

機材は767でした。

ドリンクは何にしようかな～。
連れはワイン。こりすはオレンジジュース。

しばらく滑走路を走り回って、ようやくテイクオフ！
羽田上空の夜景がきれいです。

このあと、雑誌も読まず映画も見ず、とりあえず目を閉じて体を休めていました。やっぱり熟睡はできないんだけど…うたた寝位はできました。

うとうとして目が覚めると、台湾上空を通過しているところでした。
窓から景色が見えるかな～と覗き込んでみましたが、真っ暗で何も見えず。

また浅い眠りにつきました。

こちらは、水平飛行になってすぐに配られた、夜のおやつ。
ペイストリーと書いてあったからなんだろうと思っていたら、すごく小さいヘーゼルナッツマフィンでした。ときどきパンを買いに行く「ドンク」のでした。

またウトウトして、次に目が覚めるともうベトナムの辺りまで来ていました。
平日仕事帰りの深夜便だから、思ったよりも眠れたみたいです。

目がさえてきたので、映画でもみようかな。
今から見始めると時間が足りなくて、1話見るのは難しいかもしれないけど…。

今年のアカデミー賞で話題になった、ラ・ラ・ランドがありました。

楽しみにしていた映画。なのに、JALにしてはめずらしくエンタメ機器の調子が悪く、画像と音声が飛び飛びで、ちゃんと見ることができず。

なんだかまた眠くなってきたし、まぁいいや。

日本時間で早朝6時前。到着前の機内食が配られました。
クロワッサンとオムレツ＆ソーセージ、ホウレンソウ炒めとポテト添え。

最近JALが力を入れているフードスタイリスト飯島ナントカさんのメニューではありませんでした。
個人的に飯島さんメニューは味付けが薄いので好みではありません。
で、今回の機内食は…可もなく不可もなく。味付けは普通（笑）。

スモークサーモンにタラモサラダ、ハム、グリル野菜のマリネ、フルーツ等。奥に見えるのはヨーグルト。
そういえばハーゲンダッツアイスはなかった。朝食にはつかないのかな、残念でした。

食事を食べ終わると、もう下降体制に入りました。
まだ外は真っ暗。

窓を覗きこむと、妙に明るく長い橋が見えました。ひょっとするとマレーシア・ジョホールバルからシンガポールをつなぐ橋？
周囲が暗いのにこの橋だけ光り輝いていて、不思議と印象に残りました。

下降を続けていくと、シンガポールの港湾が見えてきました。
大きな船が沢山停泊しているのが見え、いかにも貿易港・シンガポールっぽい。
夜の港はネオンも美しく、ああ、異国に来たんだなぁと感じる一瞬です。

シンガポール・チャンギ国際空港に無事到着しました。
空港ビルへの通路、なんだか南国独特の妙な匂いがする（笑）
アジアの空港って、どこも妙な匂いがするような気がしませんか？

シンガポール チャンギ国際空港 (SIN) 空港

現地時間6時くらいかな？
日本はGW位の季節だと6時はもうだいぶ明るいですが、シンガポールは年中日の出は7時台のようで、まだ真っ暗でした。

乗継エリアにユニクロを発見！こんなに朝早くから営業していました。すごいなぁ。

あまり早く空港ビルを出てしまうと、ビンタン行きのフェリーを長時間待つことになってしまうので、今回の計画では空港の到着ラウンジでしばらく時間調整する予定です。

ラウンジの案内を探すも、見つからない。
こういう謎のキオスク端末はあるんですけどねー。使い方が分かりません。

事前調査した情報では、空港内のインフォメーションカウンターでパスポートを見せると、無料wifiの接続用IDとパスワードがもらえるとの事。

乗継エリア内でインフォメーションを見つけたので、早速用紙をもらって、接続。無事につながりました！
さらに、iCHANGIというアプリを入れておいたので、24時間フリーアクセスできます。このアプリは空港内での使い勝手はいまいち評価できないものでしたが、Wifi接続時間が延びるというのは便利です。

乗継エリアでだらだらしていましたが、我々は乗継するのではなく入国するので（笑）早いところスーツケースを引き取りにいかねば。

ようやく入国審査にやってきました。
ここで連れは指紋のデータをとられましたが、こりすは取られませんでした。何を基準にしてるんだろう？

入国審査から手荷物受取までは結構遠い。
誰もいない通路を進みます。

みんなスーツケースを受け取って、もういなくなってしまったみたい。
ほぼ最後の客でした。あやうく持ち主不明スーツケースにされてしまう所でした。

まだまだ時間に余裕があるので、ちょっとお手洗い休憩。
まるで日本のデパートのトイレの様な、ピカピカでゴミひとつないキレイなトイレでした（写真は女子トイレ）。

到着したのはターミナル1ですが、これから行こうと思っているアライバルラウンジはターミナル3なので、移動します。

途中で面白いものを発見。
水滴上の金色の物体が上からピアノ線で吊るされていて、上下運動しながらデザインが変化する。アートですね。

ターミナル間はスカイトレインで移動します。
スーツケースを持ち歩くのが重いので、カートに乗せていますが、このまま乗れるだろうか？

スカイトレインがやってきました！
ちなみに、ちょっと強引でしたがカートのまま乗車できました。
乗り場の段差がほとんどなかったので、うまくいきました。

スカイトレインに乗り込んで、入口を撮影。
この電車は無人で運行しているみたいです。ドアに挟まれたりしたら大変…。

ターミナル3に到着。こころなしかこっちの方が広くて明るい雰囲気。

不思議なアートが展示されていました。

制限エリアの外に出て、両替を済ませたら、インフォメーションカウンターへ。

3年前に来た時、ここのターミナル3到着ロビーのカウンターでは、SGというwifiのアカウントを無料で発行していました。
今回聞いてみると、ツーリスト向けの無料wifiは提供がされていない様子。
前に使えたSGの事を尋ねてみると、シンガポール国内で通信できる携帯キャリアのユーザーしか使えなくなったとの事。
現地のSIMカードとか買えば大丈夫そうでしたが、ここでは売っていません。断念しました。

さて、気を取り直して、アライバルラウンジへGO！

やってきたのは「ヘイブン」というプライオリティパスで利用できる、制限エリア外のラウンジです。
チャンギ空港のアライバルラウンジは、このターミナル３にあるヘイブンしかありません。
最大で３時間滞在できます。

ザ ヘイブン バイ ジェットキー ホテル

中に入って、カウンターで手続をすると、大きな荷物を預かるかきかれたので、スーツケースはカウンター付近で預かってもらうことに。

早く腰を下ろしてゆっくりしたかったので、まずは席を確保。
足がパンパンにむくんでいて、だいぶ疲れもたまって眠気もピークだったので、しばらくソファーにもたれて固まっていました。

このラウンジはそんなに広くありませんが、朝7時頃からここを使う人はまばらで、かなり空いていました。静かでよかったです。

奥にはドリンクコーナーや軽食ビュッフェがあります。
受付の説明では、朝食メニューは別にホットミールもあり、プライオリティパス会員であればホットミールも無料とのことでした。注文する場合は受付でメニューを見ながらオーダーする仕組みでした。

なんだか食欲がなかったので、先にシャワーを浴びることにします。

受付でシャワー利用の旨伝えると、バスタオルとカギをもらえます。
こちらがシャワールーム。木目調でさっぱりした清潔感ある空間です。

中はこんな感じ。レインシャワーとハンドシャワーの2種類があります。
ボディソープはシャンプーは壁に備え付けの物があります。

お湯の出、排水はまぁまぁ。ガラスの仕切りが小さいので、奥の方に体を寄せてシャワーを浴びないと、水が飛び散ってしまうのがやや難点。

洗面とドライヤー。ドライヤーは掃除機みたいなホースのついているタイプ。

スペースがやや小さいですが、荷物を置く場所はふんだんにあり、清潔感もあって満足できるレベル。

熱いシャワーを浴びて、深夜便の疲れが少しとれました。さっぱり。

このシャワールームの近くには仮眠用の別の区画（ナップルーム）もあり、こちらは別料金で使えるみたいでした。

シャワーを浴びて喉が渇いたので、ドリンクタイム。
ソフトドリンクは無料。アルコールは有料でした。

アルコールは各テーブルにこんな料金表が置いてありました。
タイガーの缶がS$8。結構お高いですね…。

軽食やスナック類は自由に頂けますが、この時はお腹が空いていなかったので飲み物だけにしました。

小さなカウンターなんかもあります。それにしてもガラガラで、飲み食いしている人は見かけませんでした。

3時間ラウンジにいるとフェリーの時間ギリギリになってしまうので、そろそろ外に出ます。只今朝の10時。

これからタクシーでタナメラフェリーターミナルへ向かいます。

外はもうすっかり明るくなっていました。日差しが強い。

空港の周りの道路をぐるっと周って移動中。

建設中のチャンギ・ターミナル4が見えました。2017年中にオープンするみたいです。
その近くにはこんな更地も。うず高い砂の山が気になります。

チャンギビレッジという案内標識が見えました。
この辺りで別の道路に入って、フェリーターミナルへと向かっています。

渋滞にかかる事もなく、あっという間にタナメラフェリーターミナルに到着しました。

写真が今回乗ったタクシー。なかなか快適なドライブでした。
これからフェリーに乗ってビンタン島へ向かいます。続きの旅行記へ。