メータマンエレファントキャンプへお客様ご家族を連れていく

2017/03/25 - 2017/03/28

　懇意にしているお客様のお子さんたちが春休みになったのでタイ旅行へやって来た。
　お客様の奥様に顔覚えの良い私はご案内を頼まれたので、お客様からアレンジを頼まれた。
「アユタヤと違って自然の中を雄大に象に乗りたい。子どもには日本ではできない体験をさせてあげたい。
できれば少数民族とも交流させてあげたい。」
　おぼっちゃま１３歳、お嬢様１１歳。ともに英語も習っているそうです。
いやあ、多分少数民族も象も英語は出来ないと思うんですが。。。
　しかも飛行機の都合でチェンマイは朝行って、夕方帰るという強行スケジュール。
ぬかりないように下調べして、スケジュールをギッチギッチに詰めてあげる。
調べてみて分かったが、「象は人を乗せるような骨格ではない。うちは象には乗せない。触れ合うだけだ。」という
ところもあり、英語とタイ語のみの表記のウェブサイトはしっかり読み込む必要があった。
　英語もタイ語もできる私は事前にトヨタのハイエースを運転手ごとチャーター。

　各して、3月26日早朝の一番早い便でチェンマイへ我々５人は降り立った。

　早朝にもかかわらず、運転手さんはちゃんと空港で待っててくれた。
エアコン付きの１１人乗りのトヨタハイエース。優秀で要領も良い子どもたちはさっさと
後ろの席を確保してエレファントキャンプまでごろ寝を決め込む。

　ほぼ１０年ぶりのチェンマイだが、結構発展してるなあ～と私だけが感動しつつ、１時間半かけて
メータマンエレファントキャンプhttp://www.maetaengelephantpark.com/へ行く。

　象のショーが始まるので、早く早く、とせかされたが、どうせゆるい芸を見せてくれるだろうと
テンション高いロシア人や中国人団体の後ろでぼんやりと見ていたが。。。。
　なかなか躍動感があり、音感もそこそこある、しかも本当に絵まで描く！
　象ってやはり賢い！と再発見した。
　また、後ろに座ってた私たちにとってラッキーだったのが、象のチップくれくれ攻撃が来なかったこと。
最前列に座ってたロシア人と中国人の団体は鼻水ネッチョリの鼻をぐいぐい突っ込まれていた。
　なるほど、これが象のカツアゲか！

　ショーが終わってから象に触れ合う時間もあったのに子どもたちは「怖い」とドン引き。
親の方がはしゃいでいる。。。

　私はもう象乗りは経験済みなので、ご家族のジャングルツアーを見送る。
　みんなが戻ってくるまでまだだいぶ時間があるだろうとオフィスのテラスで寝てたら
お客さんたちは30分で戻ってきた。
　象乗りの後は筏に乗って川下りだが、それは象乗りばよりもさらに上流で乗るそうで、
それでオフィスの方へ戻ってきたらしい。

　次は筏に乗せて、私と運転手は川下の終点場所まで先回りする。
　終点場所には民族衣装を着た少数民族がいた。
　ちょうど彼女たちは昼食中。見ると、イサーン料理と大して変わらない。
「あーもしかして、ノンカイとかルーイとかから来て、少数民族の衣装着てお土産売ってるのか～？」と
突っ込んだら「違う！私たちはれっきとしたリス族！」と反論されてしまった。
　お客様御一行が上陸したところでお土産品を売りつけに来たが、ここで一番そういうものに
興味を示しそうにないおぼっちゃま１３歳が「青とか緑とかが３つ欲しい」とリス族の
手芸品を真っ先に買い始めた。
おお～本当に英語で値段交渉までしてる。いやはや将来が楽しみですね！

エリア チェンマイ(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ドンムアン空港発ーチェンマイ空港着にはLCCの中でも比較的
設備とサービスが安定しているノックエアーを使った。

その時のノックエアの機内食。手のひらサイズの箱だけ。
パッェージは非常に可愛い。

機内食は菓子パン一個とコップ一杯分に相当する水ボトルだけ。

ショータイムは8時半、9時半、11時の1日３回。
時間はきっちりというわけもなくゆるゆると始まる。

ハーモニカは吹くし、それに合わせて踊るし、空気読みながらパオーン！とか言うし、最近の象は芸達者である。

最初はただ単に筆にペンキつけてキャンバスに塗りたくってんだろ～と思ったら、出来上がりに驚愕！

象たちが描いた絵。１０００バーツで売られてまして、即買いされたのが右側２枚。

ショーの前後に象に餌をあげる時間が設けられたが、お子様たちが喜ぶかと思いきやビビってドン引き。

怖いとかビビってるせいで、せっかく買ったミルクをあげられない。その隙にロシア人がバンバン割り込んできて、こんなところで日本人の弱さが現れる。仕方なしに奥様がミルクひったくって子象に飲ませる。

そしていよいよ象乗りへ。川を横切り山へ分け入る。

筏乗り場は象乗り場よりも上流だった。

朝は涼しいと思っていたチェンマイだが、11時にもなると日差しがきつい。下手するとバンコクよりも暑い。

タイミングが悪いと象とバッティング。こうなると筏に水が流れ込む。。。

本来なら、エレファントショー＆ジャングルの中象乗り45分＆筏下り＆牛車に揺られ、ちょっとトレッキング＆滝つぼで水泳、と丸一日コースがあるが飛行機の時間が気になっていた私たちは象乗り＆筏だけで値段交渉した。
一人1500バーツだった（私は払ってません。象も筏も乗らなかったから）

今日の団体はもう終わってあとは個人客だけだから、とお昼ご飯を食べ始めたリス族さんたち

イサーン料理と同じでもち米とラープに生野菜をかじる。リス族料理というわけではなさそう。しかし辛そうだ。

お客様ご家族は先頭にご夫婦、後ろをお子様たちだが、離れたところから見ていると両者のテンションが明らかに違った。

川を下ってきたお客様御一行。

実は他所からも筏下りがあるそうで、そちらにお土産を売りに行くのは禁止だとリス族のおじさんが教えてくれた。チェンマイの山奥も世知辛いんですね。

チェンマイ空港から車で１時間ほど。
キャンプ所在地：131 M2 Kuedchang Meatang Chiangmai50150
電話番号：053-297-060,087-726-5573
メアド：[e-mail]
私は事前に象と筏だけで申し込んで1500バーツ/人だった。