2017/03/18 - 2017/03/22
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ウェンディさん
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2017年3月に、家族でコモド国立公園を旅してきました。
インドネシアでの日程は3日間だけの非常に短い弾丸旅で、本当にあっという間でしたが、濃厚なコモド国立公園での思い出は強く心に残るモノとなりました。
旅の2日目の旅行記の序文では、現地で私が感じたことについて少しだけ書きたいと思います。
インドネシアの東の端にあるコモド国立公園。
コモド国立公園のレンジャー(公園管理人)やガイドさん達は、とてもフレドリーで親日家の方が多く、日本人とわかると色々話しかけてきてくれます。
その中で、どこへ行っても聞かれたのが「イモトを知っているか」という話題でした。
コモド国立公園では、日本人の「イモトさん」はとても有名です。
有名なのですが、その理由はクレイジーだから。
「イモトさん」とは日本人の女性芸人の「イモト アヤコ」さんのことで、日本でも不可能にチャレンジし続ける女性としてその名を知られています。
イモトさんがインドネシアのコモド国立公園でやったこと…。
それはバラエティ番組(テレビ)の撮影。
腐肉を付けた紐を腰から地面に垂らし、着物姿で走ったそうです。
その目的は、コモドドラゴンとのスピード競争。
コモドドラゴンが腐肉に気が付き、彼女をロックオンした時がレースのスタート。
一定距離を全力疾走して、コモドドラゴンが彼女の腐肉に追いつけなかったら、この勝負はイモトさんの勝ちと云うルールだったらしいです。
私も旅の前にインターネットでその時の様子を視聴しましたが、はっきり言えば信じられない光景でした。
視聴率を取るための番組企画とはいえ、無茶すぎるし、命を軽視しすぎている。日本人は(というかTV局の担当者は)此処までアホだったのか…と思いました。
コモドドラゴンは動きが鈍く早く走るのは苦手なので、このレースは敏捷な彼女に勝算があったのでしょうが、もし運悪くコモドの毒牙が彼女の皮膚に触れていたら…と考えると、かなり危険な賭けだったのだと思います。
蠍や猛毒を持つコブラやハブも生息している島の草原を、素足と草履で駆け抜けるとは…。
視聴率至上主義とは、斯くも恐ろしいモノなのでしょうか。
現地で出会ったレンジャーも、コモドに戦いを挑むイモトは信じられない奴だ、日本人はみんなクレイジーなのか…と話していました。
でも、本当にCrazyなのはTV局のディレクターでも芸人のイモトさんでもなく、そんな番組を見て何も考えずに無邪気に喜ぶTVの前の視聴者なのかもしれません。
そういう意味では日本人は総クレイジーと言っても過言ではない…気もしてきています。
【弾丸インドネシア3日間・旅程】
□3/18 羽田15:05-マニラ19:40/20:55-デンパサール00:25(+1)
■3/19 デンパサール08:00-ラブアンバジョ09:20
船でクルージング・シュノーケリング(天使の島・ピンクビーチ)
■3/20 コモド島・リンチャ島 トレッキング
□3/21 ラブアンバジョ09:35-デンパサール10:55
ウブド半日観光
□3/22 デンパサール01:25-マニラ05:15/08:55-羽田14:00
【弾丸インドネシア3日間・旅行記】
・死のハンター<コモド・ドラゴン>の棲む島へ
http://4travel.jp/travelogue/11226032
・ドラゴン、コブラ、ハブが待ち受けるジャングルへ
http://4travel.jp/travelogue/11228162
・コモドドラゴンに襲われたときの逃げ方、知ってる?
http://4travel.jp/travelogue/11235054
・トランジットで愉しむ地上の楽園
http://4travel.jp/travelogue/11251293
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 航空会社
- ライオン・エア フィリピン航空
-
我が家には、18年程前から住みついている居候がいる。
居候は、初めはビービ―泣くばかりでヒト語を理解しようともしなかったのに、いつの間にかヒト語をマスターし、今では減らず口だって叩けるくらいにまでに成長した。
その居候が子供の頃から行きたがっていたのが、インドネシアのコモド国立公園。
世界で一番巨大なドラゴン;コモドドラゴンが自然の中で生息している地。
コモド国立公園は私自身も興味のあるエリアだったが、そこにいるのは人間さえも捕食してしまう巨躯のオオトカゲ。
ちょっと動物園へ…というのとはレベルが違う。
子連れで行くからには、現地で子供を守るのは私の務め。
でも相手が3mの巨体を持つ肉食爬虫類で、大きな口には鋭い牙があり、その牙の毒素で獲物を倒す…ともなると、いくら怖いもの知らずの私と云えども、コモドドラゴンに追いかけられるという事態に遭遇した時には、自分自身が逃げるのが精いっぱいで小さな子供を守りきる自信は全くなかった。
だから、大きくなったら行こうね♪と言っていたのだが、気がつけば居候は大きくなり過ぎ、コモドドラゴンから追いかけられたならば私よりも早く逃げ切ることが出来る程に…。
そんな居候と相棒と旅したインドネシア旅の2日目-スコールの中を歩いたコモド島、そして、日本に居てはなかなか想像できないアドベンチャーなクルーズ船での旅のアレコレを紹介♪ -
野性のコモドドラゴンが生息する世界自然遺産コモド国立公園へのアクセス方法にはいくつかあるのだが、休暇日数の少ない日本人にお勧めなのは、バリ島から飛行機でフローレス島へと飛び、そこから船でコモドドラゴンのいる島を巡る方法だ。
島めぐりのクルーズ船にはランク分けがある。
大きく分けると、お金を無限に持っている方向けの至れりつくせりの巨大な豪華クルージング船、ちょっと小金を持っている人向けの高速艇、そして漁船を改造したバックパッカー向けの船の3タイプ。
私たち家族が利用したのは豪華クルーズ船…の訳はなく、お手頃な漁船改良型の船。
バックパッカー向けとは云われているが、その居住性には問題は全くなく、のんびり・ゆったりのクルージングが楽しめる船だ。 -
船が出港する港はフローレス島のラブアンバジョ港。
この港はコモド国立公園のクルージング基地で、夕方ともなると港一面が帰港したクルーズ船で埋め尽くされる。
クルーズの始まりは、まずはウェルカムフルーツのバナナ。
フローレス島のバナナはインドネシアの中でも美味しいと評判なので、ここで食べなかったら、後悔するかも…。
勿論、私たちもガブリとバナナにかぶりついた。 -
船の利用は、基本は1グループ=一艘。
だから、この船も私達家族で貸切りというコトだった。
船のデッキには屋根がついていて、テーブル、椅子が置かれている。
ゲストの定位置は、テーブル脇の椅子。
潮風を頬に受けながらのクルージングは、最高のリラックスタイム♪ -
持ち込んだ荷物などは、波しぶきのかからない船の二階(操舵室の前の白い梯子を登った所)へ上げておく。
-
そして、この二階部分はゲストのベッドルームにもなる場所で、船の奥に積んであったビニル製マットレスを敷布団にして夜を過ごす。
ゲスト用のマットレスは6枚あったので、船のゲスト定員は最大6人位なのかもしれない。
服の着替え(水着の着用)を行うのもこのスペース。
カーテンなどは一切なく、船の1階部分からは基本的に丸見えの場所だ。
(服の着替えはトイレでも出来るが、全く綺麗ではないので勧めはしない)
私達は何とか工夫をして水着への着替えを行ったが、気になる方は学校水泳用のお着換え用バスタオル(巻きタオル)などを持参すると便利だろう。 -
3月のインドネシアは雨季の終わりで、平均気温が昼夜を通して28℃~30℃位と結構暑いのだが、私たちが寝るのは大海原の上に浮かぶ小舟の上。
船の中を抜ける風は心地よく、暑さなんて全く気にならなかった。
それどころか、夜中にはその風が肌寒く感じられるくらいで、毛布を準備しておいてもらって助かった。 -
コモド国立公公園のクルージングは1泊2日がその基本で、2日間をかけてコモドドラゴンがいるコモド島とリンチャ島を船で巡り、それぞれの島の中をトレッキングする船旅だ。
フローレス島(写真右端)からコモド島までが約3時間、コモド島からリンチャ島までが約2時間、リンチャ島からフローレス島までが約2時間。
トータルの乗船時間はそれほど長くはなく、8時間位かな。
この乗船時間だけを見ていると、1日でコモド島とリンチャ島の両方を廻れてしまいそうな気もするのだが…。
そうはいかないのが、コモドドラゴン旅。
コモドドラゴンは、生き物だ。
ドラゴンたちは昼間の暑い時間帯は島の中の静かな木陰で寝て過ごして、彼らの動きが活発になるのは朝夕の気温の涼しい時間帯。
だから私たちがドラゴン・ハントに行くのも、コモドドラゴンの生活サイクルに合わせた朝夕の時間帯で、船は朝夕の時間帯にドラゴンの棲む島と島を行き来する。 -
では、コモドドラゴンたちが身を潜めて寝ている気温が高い昼間、私たちは何をするの…?
ドラゴン同様、ひたすら船で昼寝をしているの!?
昼寝も贅沢な時間の過ごし方で悪くはないのだろうが、そんなもったいない時間の過ごし方はありえない。
フローレス島の周辺の海はインドネシアの中でも一番美しい珊瑚の海域と云われる海で、カラフルな珊瑚が形成するリーフが広がっている。
だから、私たちも珊瑚の海で熱帯魚と戯れながらシュノーケリング。
(シュノーケリングの装備はツアー代金に込)
この海域は水の透明度が高く、何メートルも下にある海底の砂の粒の輝きまでが見えてしまうほどなので、シュノーケリングを楽しむには最高のポイントだ。
今回の旅で私たちが訪れたシュノーケリングポイントは、天使の島(ビダダリ:Bidadari)と砕けた赤い珊瑚が作るピンクビーチ(現地語でパンタイ・メラ:Pantai Merah)、そしてウェディングフォトのメッカであるケロール(Kelor)島への3か所(ケロール島については最終日に、暑いので海に飛び込みたいな~とリクエストしたら、連れていってくれたスペシャル・サービス♪)。 -
海でシュノーケリングをするというコトは、体が頭の先からつま先まで海水でびっしょりと濡れてしまう事を意味する。
海から上がった後は体を真水で流したくなるのだが、ココは船の上。
船には真水を料理用には積んではいるが、そんな貴重な水で躰の塩を流すことなんて出来はしない。
しかし、奥の手はある。
船の船首には天水桶、つまり雨水を貯めている大きなバケツ(写真の黄色い大バケツ)が設置されていて、そこには雨水が貯められている。
雨水は南国の太陽熱で熱せられヒト肌以上の温かさで、海から上がって冷えた躰を温めるにはちょうどいい温度だった。
雨水で躰を流して頭の塩分を洗い流すなんて日本に居たら絶対に考えられないが、ココではそれが普通の事。
雨水の溜め水をありがたく利用させてもらった。 -
イチオシ
船旅の2日間の間の食事は、船長の奥さんがコックさんとして担当。
メニューはインドネシア料理の定番のナシゴレンやミーゴレン、チキンカレー風のカリ・アヤムなど毎食ごとに種類の異なる郷土料理が朝×1、昼×2、夜×1の全部で4回。
さらに、シュノーケリング後には冷えてしまった体が温まる様にと、バナナの天麩羅を作ってくれた(バナナは熱をかけることにより甘みとねっとり感が増し、果物というよりもお菓子みたいになる)。 -
船の船尾には小さなミニキッチンがついていて、そこでお料理を作っていた様だ。
(写真のミニキッチンは別の船の装備) -
2日間も船の中で過ごすとなると、気になるのはお手洗い…トイレ事情かもしれない。
その昔は、海水浴をしていて尿意を催した時などは「そのまま海の中で…」なんてことをした記憶のある方も少なくはないと思うのだが、さすがに良い年のオトナがそんなことをするわけはない。
船にはトイレはついていて、一応、水洗で使用後は水を流すスタイルだ。
それが、この写真…。
用を足した後は、水は大樽の中から杓子で掬って便器の中へと入れる手動水洗式。
水は溜まった雨水を運んできている。
揺れる船の上でのお手洗い。
男性は基本は立って…するよね。
だから便座が清潔かとどうかというと…ご想像通り。
女性の場合は中腰でスクワットをした体勢でのトイレ利用となることは間違いないだろう。 -
船旅のダイジェスト紹介はココまででにしておき、話を旅行記1の続きへと戻したいと思うが、その前に少しだけ…コモド国立公園への船旅へのお勧めの持ち物情報を残しておきたい。
☆コモド国立公園への1泊2日の船旅に必要な持ち物☆
・ビーチサンダル(船でトイレに行く時にあると便利)
・シートタイプの化粧落とし(主に女性)& ボディ用清浄シート
・タオル最低1枚(海から上がった時用のバスタオルは船の方で準備してあった)
・水着
・予備1日分の衣類+長袖の羽織りもの(2日間の船旅なので基本は汚れない限り同じ服でOKだが、スコール等で濡れてしまうと風邪を引きそうになるほど寒いので、予備がある方がお勧め)
・酔い止め薬(私たちは1日目は服用したが、2日目は服用せず)
・日焼け止め
・細かいお金(船の中では金銭は必要ないが、国立公園の売店でジュースなどを購入時に必要。売店では、10万ルピア等の大きい紙幣はお釣りが無いことが多い)
・船のキャプテンへのチップも忘れずに(日本人が忘れがちなチップだが、サービス業の現地の方にとっては大事な収入源)
・雨季のシーズンは雨具(傘はトレッキングの邪魔になるので、ゴアテックスなどの防水性+通気性のあるジャケット等) -
さて、ここからが旅行記1の旅の続き。
お話はマニラ乗換のカオスで心底疲れ果て、やっと到着した空港ではタクシー運転手とバトルを勃発!そして、翌日からの透き通るサンゴ礁の海のクルージング旅より、本編スタート♪ -
天使の島ビダダリとピンクビーチのサンゴ礁でシュノーケリングを愉しんだこの日の宿は海の上。
ピンクビーチから船を1時間程走らせたところにあるコモド島の入り江の中だ。
この入り江の奥には、島の住民とコモド島のレンジャー(公園管理者)の生活エリアがある。 -
私たちの様な観光客のクルーズ船が入り江へとやってくると、どこからともなく小舟がやってくる。
彼らはコモド島の住人達。
ジュースや土産物、煙草などの品の行商人だ。
行商人が手にする冷えたジュースは美味しそうだな…とは思ったのだが、ペットボトルの外観は擦り傷が入ったようにくすみ、多分、口も開封してあり、オリジナルとは異なるジュースを詰めたであろう雰囲気。
さすがにそれは買えなかった。 -
イチオシ
行商人の中には小学生低学年くらいの小さな少年もいて、その手にはコモドドラゴンの木彫り。
完成度はそれなりに高く、コモドドラゴンの特徴をよくとらえている。
ちょっと欲しいかな…とも思ったのだが、船の上では代金を吹っかけられるのは分かっていたので、ココでは買わないとの意思表示。
でも、コレはちょっと後悔。
翌日に立ち寄ろうと思っていたコモド島の土産屋さん(露店)では、叩きつける様な豪雨に見舞われてしまい、とても呑気にお買い物をする状況ではなく、結局、コモドドラゴンの小さな木彫りを買えたのは陸に上がった後、フローレス島のホテル付属のスーベニアショップ。
こんなことならば、この少年から買えばよかった。 -
船が停泊して暫くすると、船のうしろ後方から何かを料理する香ばしく美味しそうな匂いが漂ってきた。
この日の夕食は、インドネシア風焼きそばのミーゴレンにカレー味の野菜のシチュー。
それに鶏肉のグリル。
鶏肉もブロイラーではなく、地鶏を丸ごと1羽を買ってきているのだろう。
毎食に出る鶏肉は料理の度に部位が異なっていて、ぶつ切りにしているのか、かなり大きな骨もそのまま入っているワイルドな状態。
でも、引き締まった身はプリプリで美味しかった。 -
私達3人+ガイドさんのためのお料理で、この分量。
我が家族は何処へ行っても良く食べる方だが、さすがにこんなに一杯は食べきれない。 -
夕食を食べ始めたのは午後5時半ごろ。
辺りゆっくりと暗くなり、気が付いたらどこもかしこも真っ暗で、島影すらも見えなくなっていた。
入り江の中には何艘かのクルーズ船が夜を過ごすために停泊していて、すぐ傍にいる船の中ではドイツからの旅人が祝宴中。
ワインを飲みながらのディナータイムのようだ。
(湾の中は凪いではいるが緩い波があり、揺れる船から隣の揺れる船を撮影するのは難しい) -
夜7時頃になると、漁港の灯りが水面に写っていた。
死の咢を持つコモドドラゴンの島。
そんな島にだって、危険を認識しつつも人々はすんでいる居住している。
島の人々はコモド島の観光産業に従事している方もいるが、その大半は漁師さん。
この辺りの海は珊瑚のリーフが美しいトロピカルな海であると同時に、島と島の間を海流が激しく流れる漁場で、インドネシアの中でも身の引き締まった美味しい魚や蟹の水揚げがあるそうだ。 -
夜、しんと静まり返る海。
運が良ければ満天の星空が見られるかもと期待していたのだが、雨季の終わりの夜空は月がうっすら透けて見える曇り空。
タスマニア以来のサザンクロスや偽十字を見たかったが、雲の隙間からかろうじて見えていたのはオリオン座くらいだった。
船にはソーラーパネルが積まれていて、夜は蓄電したエネルギーを用いて船の中に灯りがともされる。
私たちの寝る場所である船の2階部分にも電気が来ており、夜中にトイレに行くのにも困ることはなかった。 -
夜8時。
歯も磨かず、とりあえずミネラルウォーターで軽く口をすすいでオヤスミナサイ。
ゆっくりと揺蕩う船の上は揺りかごの様で、あっという間に夢の世界に引きずり込まれた。
気温はかなり高めなのだが海の上を抜ける風は涼しく、夜中になると手足は自然に毛布の中に…。
ダニや蚊の心配もしていたのだが、そんなものは杞憂でしかなかった。
そして、朝4時。島から聞こえてくる大音量のアザーンで起こされた。
まだ日の出前で、海も島も漆黒の闇の中。
そんな静寂の闇の中を、子守唄の様に聞こえてくるイスラムの聖句。
実際はかなりの大音量で子守唄という程可愛いものではないのだが、私は嫌いではない。
(アザーンで目を覚ましたのは私と相棒だけ。娘は大音量などものともせずに、ひたすら爆睡中) -
アザーンを聞きながら再び微睡んだ私が次に目を覚ましたのは、朝6時。
船のデッキのマットレスの上ではキャプテンとガイドのオビサンがまだ熟睡中。
でも、船の後尾の台所からはリズミカルな包丁の音と、炒めものをする油の跳ねる音。
どうやら、朝ごはんの支度が始まったようだ。 -
目が覚めたら、モーニング珈琲の時間。
天気は快晴とは行かないが、空には薄い雲が広がってはいるものの、どうやら雨はなさそうだ。
インドネシア式の淹れ方でコーヒーを抽出し、少し甘めのコーヒーで目を覚ます。 -
今朝の朝ごはんは、お赤飯(入っているのは小豆ではない)と、インドネシア式の出汁巻き卵。
朝から食欲旺盛な私たちは、ペロリと平らげた。 -
朝食後は、船の出航の時間。
船長さんと息子さんが2人がかりで錨を引き上げる。 -
レンジャー基地のあるコモド島の入り江までは船で30分もかからずに到着。
ドラゴンの島だけに、もっとワイルドな船着き場を想定していたのだが、近代的なコンクリートで固められた桟橋に拍子抜け。
ズボンを長ズボンに着替え、スニーカーを履き、さあ、ドラゴン探検に出発! -
と思ったその時、いきなり風が出てきて雨の匂いと共に船を揺らすような大粒の雨粒の襲来。
朝のスコールだ。
ガイドさんによるとこの時期のスコールは30分もすると止む場合が多いのだが、この日は思いのほか雲が厚く、いつ雨が止むのか分からないとのこと。
この雨の中を歩くことはない…と思っていたのだが、ガイド氏の言葉は「雨の中を突破します」。
長ズボンのままでは雨でビショビショになってしまうので、ズボンは半ズボンへと変更し、靴もスニーカーからサンダルへと履き替える。
更に雨具で躰を包んで、スコールの中をコモド島へ向けて、いざ!出陣♪ -
船はコモド島の桟橋に接岸しているわけではなく、桟橋に対して平行に(各船が並列繋ぎの様に)停泊させている。
だから、桟橋への移動は、よそ様の船へ跨いで乗り込み、そしてその次の船に乗り移って…という日本では考えられない移動方法のだが、私的にはけっこう楽しかった。 -
桟橋に着いたら、とりあえずは屋根のある島のレンジャーステーションへと走る。
レンジャーステーションに着くと、ガイドさんはレンジャーの手配をしにレンジャーの詰所へ。
私たちは、コモド国立公園に関するパネルなどを読みながら、雨宿り。 -
コモド島はその広さは336平方キロメートルと広いのだが、その中で観光客が歩くことのできるのは定められたトレイルの部分だけ。
トレイルの種類にはショート、ミディアム、ロング、アドベンチャーと4コースある。
私の希望はアドベンチャーだが、残念ながらこの日歩くのはミディアム・トレイル。
アドベンチャーとロングは歩ける季節も限られていて、更に事前のレンジャーの予約も必要らしい。 -
この日、大雨が降っているにも関わらずガイドのオビサンが私たちを出来るだけ早くコモド島へと上陸させたかった理由。
その理由を作ったのは、同じ湾内に停泊していたアメリカからの超大型のクルーズ船。
このクルーズ船の中には1000人以上のゲストが滞在していて、その半数以上が雨が上がると共に一気にコモド島へと上陸し、ドラゴンを見に歩きだす。
ガイドのオビサンは、そのゲストたちが島へと上がる前にレンジャーを確保したかったらしい。
実際、この日一緒に歩いたレンジャーのお兄さんも「来るのがあと20分遅かったら、レンジャーは出払っていて、更に大勢のノイジーな観光客のせいでドラゴンたちが逃げてしまっていたかも」と言っていたので、大雨の中を歩くという選択をしたガイドのオビさんの選択は正しかったようだ。 -
屋根の下で私たちが待つ間も、雨は降り続けてやむ気配はない。
島の中にはところどころ大きな水たまりが出来て、川の様になっていた。 -
私たちの隣のグループはレンジャーが予約できたようで、さっそくコモド島を歩く際の注意事項等のレクチャーを受けていた。
せっかくなので、私も耳を傾けることに…。
レンジャーが云うには、
・大きな声をださない。
・走らない。
・絶対にレンジャーよりは前には出ない。
を必ず守ること。
そりゃそうだろう。
噛まれたら最後の死の咢。
あんなものに噛みつかれたくはない。 -
どうやら、私たちのレンジャーも手筈が付いたようだ。
ガイドのオビサンがレンジャーと共に戻ってきた。
コモド国立公園の島を歩く時には、レンジャーの付き添いが必要。
それが、コモド国立公園のルールだ。
コモドドラゴンは島の密林を生活の場としていて、そのジャングルの中に作られたトレッキングルートを人間たちが徘徊する。
ドラゴンたちにとって人間は、自分達の生活を邪魔するものであり、腹が減ったら餌として喰える獲物。
わざわざ餌を探しに行かなくても、餌が自ら捕食者の下へと出向いている状態だ。
だから島を探検するには、ドラゴンの生態を知り尽くしたレンジャーの同行は必須。
コモド島の中を何の知識も持たず歩いたら、生きている時の最後の記憶が、だらりと涎を垂らしたデカいドラゴンの咢というコトにだってなりかねない。 -
コモド島はジャングルの島。
シダや熱帯の植物がトレイルの両脇に生い茂る。
トレイルは泥道で歩きにくいのだが、その表面はザラザラとしてまるで小石が敷き詰められたみたいだ。
実はショート・トレイルとミディアム・トレイルは、レンジャーと地元の方がトレイルの上に砂浜から拾ってきた砕けた珊瑚を滑り止め用に敷き詰めて、観光客が転んで転倒することのないようにしてくれている。 -
国立公園のレンジャーの役目は、基本はドラゴンから観光客を守ること、観光客がドラゴンに対して挑発的な行為をしない様に見張ることであり、彼らの仕事はガイドさんとは異なり、率先して島の中を案内するわけではない。
でも、コモドドラゴンの巣のある場所では立ち止まり、巣の場所を教えてくれた。
コモドドラゴンの棲家はこの写真の木の下、根っこの下に開いている横穴の中だそうだ。
ただし、ドラゴンは自分の巣穴もいくつも持っているので、この巣穴の前で見張っていたからと言って、ドラゴンが此処に帰って来るとは限らない…というコトだった。 -
コモド島を訪れた3月下旬は、ちょうど雨季の終わりのシーズン。
雨季の熱帯雨林はカラフルな森。
ところどころで樹木に着生した蘭の花が可憐な花を咲かせていた。 -
トレッキング道を30分ほど歩く。
どこかにコモドちゃんはいないかな~とキョロキョロ辺りを見回すが、私たちが歩いているのは島の中の何十分の一くらいの極狭いエリア。
幾ら2000頭のコモド・ドラゴンがいるKomodo島でもそう簡単に出会うことはできないらしい。
でも、ガイドさんから嬉しい情報。
この日は、道の先にあるプールと云われるところに、コモドドラゴンが来ているらしい。
そのプールがこの場所。
プールとはその名の通り、水たまりを意味している。 -
島の中の大きな水たまりにコモドドラゴンが集う理由。
それは、このプールがコモドたちのハンティングの場所だから。
ハンティングの対象は、コモドを見に来る観光客!?
世界各地からやって来る程よく脂肪分が乗った旅行客は、ワールドワイドな味わいなのか!?
それも無くはないとは思うが、島の中の水たまりは野生動物たちの水場でもある場所。
朝と夕方には、島に生息する鹿や水牛などの動物たちが水を飲みにこの場所へとやってくる。
どうやらこの日の狩りはまだ行われていないようだが、運が良ければ狩猟の様子を見ることもできるそうだ。 -
プールの周りにいるコモドドラゴンは、初めは1・2頭しか見えていなかったのだが、目が慣れてくるとプールの周りにはウジャウジャとドラゴンたちがいるのが見えてきた。
体長が1m程度の小さめのコモドドラゴンから3m近くありそうな巨大なドラゴンまで居るのだが、このコモドたちはファミリーという訳ではなく、基本的に親族関係のグループではなく、それぞれが個々に獲物を狙うためにプールに集まっているというコトだ。 -
ドラゴンたちは、ベタンと尻尾から頭までを地面につけて怠惰に寝ころぶ奴、後ろ脚は大股開きをしつつも上体を起こし周りの様子をうかがっている奴など様々。
-
イチオシ
けっこうな距離まで近づいて観察することができる。
-
コモドドラゴンはコモドオオトカゲとも呼ばれるが、その姿はトカゲというよりもやはり恐竜に近い。
恐竜が絶滅後の世界でも生き残ることの出来たコモドドラゴンの先祖たち。
現在のコモドドラゴンの姿は、恐竜が生きていた当時の祖先たちと大きくは変わってはいない。 -
コモドドラゴンは昔はインドネシアの他の島にも生息していたのだが、現在、野生のコモドドラゴンが確認されているのはコモド国立公園にある3つの島だけで、これらの島ではコモドドラゴンが食物連鎖の頂点に立っている。
コモド国立公園以外の地域のコモドドラゴン達は、更に強力な捕食者の存在により絶滅してしまったそうだ。
でも、何故、コモド国立公園ではコモドドラゴンたちは生き延びることが出来たのか。
それは、島を取り巻く潮流の激しさ。
この辺りの海は様々な海流が流れ込んでいるために潮目があり、その流れも非常に早い。
だから、コモドを捕食する大型の哺乳類などは海を渡ってこの島へとやって来ることはできなかった。
そして、この環境はコモドドラゴンと他の爬虫類との交雑を防ぎ、それ故に恐竜時代の名残を残すコモドドラゴンたちが現代まで生き残った。
(写真:旅人とコモドドラゴンたちの距離感はこんな感じ。5mほど離れた場所から観察する。) -
レンジャーさんが手に持つのは、木製のサスマタ。
ドラゴンたちはこのサスマタが大嫌い。
コモドが攻撃可能距離に近づいてくると、レンジャーがサスマタを前方に突き出す。
するとコモドたちは方向転換をする。
もしかして、サスマタを作った木の香りに反応しているのだろうか。 -
私たちがプールに到着した時、殆どのコモドたちはノンビリ・モードでまったりとしていた。
でも、実はこのノンビリ・モードは彼らの真の状態を表している訳ではない。
のんびりと寛いでいるかのように見せているコモドドラゴンの戦略で、もう満腹で動けない様子を擬態している。 -
コモドドラゴンの習性として、満腹時は近くにどんなに美味しそうな獲物がいても捕食することはない。
横目で眺めているだけだ。
だから、そんな時は鹿や水牛などの捕食動物たちも安心して水場で水を飲むことができる。
コモドドラゴンは体が大きいので迅速な動きが苦手で、捕食対象が自分の射程距離に入らない限り攻撃しても失敗する。
コモドドラゴンの武器は、口の中に隠し持つ毒。
血液の凝固を妨げる毒素を牙の中に潜ませ、獲物に噛みついた時にその体内へと毒を注入し、獲物が失血で衰弱するのをゆっくりと待つ。
何も考えずにのほほんと大の字で寝ているかの様に見えるコモドドラゴンだが、実はかなりの策略家だ。 -
この日は、どのコモドちゃんも満腹でのんびりモードなのか…と思っていたら、奥で寝そべっていた一頭がいきなり大きく動き出した。
-
イチオシ
両手・両足を動かし、こちらに向かって歩いてくる。
目が、完全にこちらを見ている。 -
ヤバい…。
私、捕食対象としてロックされたかも。 -
このコモドドラゴンに触発されたのか、プールの周囲のドラゴンたちも頭を起こし、手足に力を込めている。
-
立ち上がり始めた奴らもいる。
-
イチオシ
と思えば、ジャングルの中へ帰っていこうとするドラゴンの姿も…。
こいつは、見返り美ドラゴンだ。 -
イチオシ
他のコモドドラゴンの動きに見とれていたら、先ほどのドラゴンがほんとうに目の前、3m位の近くにいた。
先が二つに割れた舌をペロペロとだし、獲物の発する熱や匂いを舌のセンサーで探っている。
コモドドラゴンの舌先には特殊な仕掛けがあり、4km離れた獲物(自分が噛みついた)の匂いを感じとれるそうだ。
コモドドラゴンにあまりにも接近し過ぎたので私もおもわず慌ててしまい、しゃがんだ姿勢から勢いよく立ち上がったら、レンジャーさんから優しい声の叱りの言葉。
「Move Slowly」
ドラゴンたちは目の前で素早く動くモノを獲物としてロックオンする。
ゆっくりとした動作で動くならば、ドラゴンたちには餌としては映らないそうだ。コモド国立公園 国立公園
-
コチラでは、ドラゴン同士のにらみ合いが勃発していた。
私的には、取っ組み合いをするコモドドラゴンの姿を見てみたかったが、そのような光景を見ることができるのは恋のシーズンだけ。
3月では、まず見ることはできない。 -
コモドドラゴンの雄と雌の見分け方は、顔の形。
オスの顔は角ばっていて、メスはほっそりとしている。
写真のコモドちゃんは女の子だ。 -
旅行記の終わりにちょっと珍しいショットを。
コモドドラゴンの後ろ姿なのだが、注目は左の前足。
手の裏側をキャッチした。
指は5本に分かれて肉球みたいな部分も見てとれる。 -
結局、コモド島でコモドドラゴンに会えたのはこのプールの場所だけだったが、それでも10頭以上の姿を見ることができた。
ミディアムコースのトレッキングの所要時間は歩いている時間だけならば30分ほどで、プールでの見学時間を含めても45分位。
コモド島のトレッキング道はアップダウンは無くほとんどがフラットな遊歩道みたいな道で、この道ならば足腰が多少弱くなっているクルーズ船の年配の方たちにも問題なく歩けるだろう。 -
個人的にはコモドドラゴンをもっとゆっくりと見たかったのだが、時間配分は全てレンジャー次第。
特にこの日は、この後にクルーズ船の乗客たちでの混雑が予想されたので、レンジャーも急いでいた様だ。 -
イチオシ
船はこの後、2時間のクルージングをしながらリンチャ(Rinca)島へと向かった。
コモド島はジャングルの島、リンチャ島はサバンナの島。
その生息環境が全く異なる島に住むコモドたち。
リンチャ島でのトレッキングは約1時間半。
山を登り、谷を下る結構ハードな歩きなのだが、その途中で道を横切るコモドドラゴンに出会ったり、水牛を食べる奴らに出会ったりと、コモド島とは異なる体験が一杯♪
そんな旅の様子は、また次の旅行記で…。
【前の旅行記】死のハンター<コモド・ドラゴン>の棲む島へ
http://4travel.jp/travelogue/11226032
【続きの旅行記】世の中、本当に恐ろしいものは…コ・ド・モ
http://4travel.jp/travelogue/11235054
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この旅行記へのコメント (4)
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- 讃岐おばさんさん 2017/04/05 11:59:17
- 凄いですね!
- 本当に冒険でしたね、素晴らしい!
イモトさんの番組は見てなかったような気がします。
登山などは素晴らしいと思いましたが。。。
で、船から島へ降りるときに他の船を通り抜けしながら、ですが、ナイル川のクルージングがまさにその通りでした。
懐かしく思い出しました。
讃岐おばさん
- ウェンディさん からの返信 2017/04/05 21:25:53
- RE: 凄いですね!
- 讃岐おばさん こんばんは。
久々の海外復帰旅はコモド国立公園となりました。
海外とはいうものの同じアジア圏で時差も1時間だけしかないので、感覚的には国内の離島へ行くのと大差ないかもしれません。
イモトさんがコモドドラゴンと対決した番組は、どうやらその番組の初回放送で特番仕様だったみたいですね。
呼び水的な役割を果たす初回故に、クレイジーと思わせる演出と実際の撮影を行ったのでしょうが、その撮影を見た現地のレンジャーさん達がどう思うかまでは日本サイドでは考えていなかった気がします。
「話題になればよい」・・・コレがその当時の番組制作のコンセプトだったのだと思います。
私はその番組は一度も見たことはありませんが、話題だけ聞いていると最高峰へとチャレンジしたりとクレイジーではない凄い事を沢山されている様なので、初回放送の考えの浅さ加減が、残念なところですね。
船の横渡り…はエジプトのクルーズ(ルクソール−アスワンですよね?)の時もそうだったのですね。
冒険チックで面白いですよね。
アスワンのクルーズは私もやってみたかったので(ホルス神殿に行きたかったです!)、エジプトはもう一度行きたい場所です。
次の旅行記は、コモド島と雰囲気が全く異なるリンチャ島が舞台です。
オトナドラゴンだけでなく、コドモコモドドラゴンも出てきます。
また、眺めにいらしてくださいね。
ウェンディ
-
- スイカさん 2017/04/01 18:13:26
- これは凄い
- こんばんは、ウエンディさん
これは凄い。最大3mもあるんですか。完全に恐竜ですね。
私がスリランカで見たのはトカゲ(?)ですね(50cm位でした)。
それに、ガラパゴスなんかにいるやつ(イグアナ?)は確か草食だと思ったけど、こいつは完全な肉食ですか。
これは大変だ。
私は蛇は見るのみ嫌だけど、こういうトカゲ系は見るのは好き。これはなぜだか自分でもわかりません。
スイカ
- ウェンディさん からの返信 2017/04/01 23:05:41
- RE: これは凄い
- スイカさん こんばんは。
コモド・ドラゴン、写真で見ても迫力あるでしょう?
実物を目の前にするともっと大迫力で、鋼の様なうろこ状の皮膚や大きく揺れる太い尻尾などは、恐竜を見ているかのようでした。
今回の旅行記ではジャングルであるコモド島に生息するドラゴンたちの紹介でしたが、次の旅行記ではリンチャ島での獲物(水牛)にかぶりつくドラゴンやまだ子供のチビ・コモド・ドラゴンの様子を紹介します。
爬虫類は私も基本は得意ではないのですが、コモド・ドラゴンは別格です。
そういえば、先日NHKのダーウィンで、タイの首都バンコクの川に棲むトカゲについて放送をしていました。
コモドの様に牙や毒はないそうですが、成体になると1mを超すとか。
アジアって地味に凄い奴らがいたりしますね。
ウェンディ
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