【恐竜の生き残りを探す旅】は、バリ島からの日帰り旅で十分!?/コモド国立公園
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- 旅行時期:2017/03(約8年前)
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by ウェンディさん(女性)
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インドネシアのコモド国立公園に生息する恐竜の生き残り…とも云われるコモド・ドラゴン。
強靭な顎を持ち、体内に持つ毒素で相手を失血死させるその姿は見る者を魅了しますが、コモド・ドラゴンがいるのはインドネシアの有名な観光地であるジャカルタやバリからは更に飛行機を乗り継いでいかなければならない地域。
故に、インドネシアでコモド・ドラゴンを見に行くとなると、最低でもバリ島から丸1日かかるプチ・トリップとなります。
日本の旅行社の現地のツアーやインドネシア団体ツアーのOPでコモド国立公園へ行く場合は、その殆どがバリを早朝に出発し同日にバリに戻る日帰り旅の案内ですが、実は日帰りツアーで見ることのできるコモド・ドラゴンの生息地は1か所だけで、更に太陽高度が高く気温も高い時間帯に生息域へと行くことになるので、その時間帯はコモド・ドラゴンたちのお昼寝時間。
日帰り旅では、ドラゴンたちが活発に島の中を歩き回る姿や狩りをする姿はなかなか見ることのできなく、また、運が悪ければコモド・ドラゴンたちは島の中の涼しい場所に固まってしまい、トレッキング道からその姿を見ることができない…なんてことも考えられてしまいます。
わざわざ高いお金をかけてバリ島からの日帰りでコモド・ドラゴンを見に行って、その姿すら見ることが出来ないとなったら、それこそそのガッカリ度は限りなくMAXに近いものとなると思います。
だから、コモド・ドラゴンが目的でインドネシアを訪れるならば、そのツアー日数は少なくとも現地1泊2日、できれば2泊3日が欲しいところです。
現地1泊2日ツアーと2泊3日ツアーの異なるところは、コモド・ドラゴンが生息する島が1か所になるか、それとも2か所になるかが一番大きな違いです。
1泊2日ツアーの場合は、1日目に密林の島:コモド島に生息するドラゴンを見に行きます。時間はドラゴンたちが活発に活動をし始める夕方頃。そして、日中は世界でも珍しいピンクビーチの透明な海と珊瑚の中をシュノーケリングします。
2日目は空港近くのミラーストーン鍾乳洞を見に行ってお昼の便でバリへと帰ります。
2泊3日ツアーではそのアドベンチャー度が更に増して、1日目と2日目にドラゴンが生息する2か所の島;コモド島とリンチャ島を訪れます。
コモド島はジャングルの島、リンチャ島はサバンナの島で島の雰囲気が全然異なる場所です。
勿論、島へとドラゴン探しの探検に出かけるその時間帯はドラゴンの活動時間帯の朝と夕方。
日中の暑い時間帯は、天使の島ビダダリや紅色の珊瑚が形成する砂浜:ピンクビーチでシュノーケリングしてノンビリと過ごします。
夜は船の上で、満天の星の下、海風に吹かれながら寝ることになります。
3日目は時間があるならば、ミラーストーン鍾乳洞へ行ってから飛行機に搭乗となります。
本当にコモドドラゴン三昧の旅を楽しみたいならば、コモド国立公園へのお勧めツアーは断然2泊3日の旅。
心に残る大自然の旅になると思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 2日以上
クチコミ投稿日:2017/03/28
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